2026年のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)は、関西でもラジオで侍ジャパンの試合を聴くことができました。テレビでの本戦中継がなく、Netflixによる国内独占配信となった一方、ニッポン放送が制作するラジオ実況中継には全国のラジオ局が参加。関西ではABCラジオ、MBSラジオ、ラジオ関西、KBS京都、和歌山放送の5局がネットワーク参加局として公表されました。
特に注目したいのは、テレビの映像配信とラジオの実況中継が別々の形で展開されたことです。2026年3月6日から始まった侍ジャパンの1次ラウンド4試合に加え、3月15日の準々決勝もラジオ中継の対象となりました。この記事では、関西の参加局、試合別の日程、ニッポン放送との関係、radikoでの聴取方法を整理します。
【結論】2026年WBCのラジオ放送は関西でも聴けた!

結論からいえば、2026年WBCの侍ジャパン戦は関西でもラジオ中継が実施されました。
ニッポン放送が2026年2月1日に発表した情報によると、同局制作の「2026 ワールドベースボールクラシック実況中継」は、全国のラジオ局とネットワークを組んで放送する体制でした。
この参加局一覧には、関西の主要ラジオ局が含まれています。
- 朝日放送ラジオ(ABCラジオ)
- MBSラジオ
- ラジオ関西
- 京都放送(KBS京都)
- 和歌山放送
つまり、大阪、兵庫、京都、和歌山を中心とした関西地域でも、地元のラジオ局を通じてWBCの実況を楽しめる環境が整えられていました。
ただし、ここで注意したいのが、参加局として発表されたことと、すべての局がすべての試合を同じ編成で放送したことは同義ではないという点です。
ニッポン放送は、試合日程や各局の編成によってネットワーク局数が変わると説明しています。実際、各試合の中継局数は17~25局とされていました。
そのため、関西の放送局を探す際は、局名だけでなく対象試合の番組表も確認することが大切です。
【参加局一覧】ABC・MBS・ラジオ関西・KBS京都・和歌山放送を比較
関西のWBCラジオ中継を理解するうえで重要なのが、各局と制作局の関係です。
今回の中継は、関西の各局がそれぞれ独自に実況を制作する形式ではなく、ニッポン放送をキーステーションとするネットワーク方式が基本でした。
関西のWBC中継参加5局| 放送局 | 主な地域・拠点 | WBC中継での位置づけ |
|---|---|---|
| ABCラジオ(朝日放送ラジオ) | 大阪・近畿地域 | ニッポン放送のネットワーク参加局 |
| MBSラジオ | 大阪・近畿地域 | ニッポン放送のネットワーク参加局 |
| ラジオ関西 | 兵庫・神戸地域 | ニッポン放送のネットワーク参加局 |
| KBS京都(京都放送) | 京都地域 | ニッポン放送のネットワーク参加局 |
| 和歌山放送 | 和歌山地域 | ニッポン放送のネットワーク参加局 |
ABCラジオは、公式の参加局一覧に「朝日放送ラジオ」として掲載されました。
大阪を中心とした関西のリスナーにとって、普段から親しんでいるラジオ局でWBCの実況を聴ける可能性があったことは大きなポイントです。
MBSラジオのWBC放送MBSラジオも、ニッポン放送制作の中継ネットワークに参加しました。
MBSは阪神タイガースをはじめとする野球中継で知られる放送局です。WBC期間中も通常番組の編成に変更が生じるケースがあり、スポーツ中継がラジオ番組の放送時間に影響することがありました。
ラジオ関西のWBC中継ラジオ関西については、実際の番組編成からも中継の存在を確認できます。
2026年2月27日付の公式番組告知では、3月6日の「青春ラジメニア」がWBC中継のため23時から24時までの短縮放送になると案内されていました。
加えて、3月13日付の番組情報では、3月15日午前10時開始の侍ジャパン対ベネズエラ戦について、ラジオ関西でも実況中継を放送すると告知されています。
単なるネットワーク参加にとどまらず、実際の編成にもWBC中継が組み込まれていたことが分かります。
KBS京都のWBC放送KBS京都は、ニッポン放送の公式ネットワーク参加局一覧に「京都放送」として掲載されました。
京都を中心にラジオを利用する人にとって、地域の放送局を通じて侍ジャパンの試合を聴ける選択肢が用意されていたことになります。
和歌山放送のWBC中継和歌山放送も参加局として発表されています。
和歌山県内では、AM・FMの放送設備を通じて地域向けのラジオ放送を行っています。WBC中継を聴く場合も、通常の放送エリアとradikoの配信条件を区別して考える必要があります。
【試合日程】ニッポン放送制作の侍ジャパン全試合ラジオ中継
2026年WBCのラジオ中継は、ニッポン放送が中心となって制作しました。
ニッポン放送は過去5大会のWBCを中継してきた実績があり、今回も井端弘和監督率いる侍ジャパンの試合を実況生中継する計画を発表していました。
1次ラウンドの日本戦1次ラウンドは東京ドームで開催され、日本代表はPOOL Cに入りました。
| 日程 | 対戦カード | ラジオ放送開始 |
|---|---|---|
| 3月6日(金) | 日本対チャイニーズ・タイペイ | 18時30分 |
| 3月7日(土) | 日本対韓国 | 18時00分 |
| 3月8日(日) | 日本対オーストラリア | 19時00分 |
| 3月10日(火) | 日本対チェコ | 18時30分 |
いずれも日本時間です。試合開始は原則19時でした。
試合ごとに実況・解説者も異なり、ニッポン放送の公式中継情報では次のように発表されていました。
- 3月6日:解説・里崎智也、AKI猪瀬/実況・大泉健斗
- 3月7日:解説・内川聖一、AKI猪瀬/実況・清水久嗣
- 3月8日:解説・谷繁元信、AKI猪瀬/実況・洗川雄司
- 3月10日:解説・小笠原道大、AKI猪瀬/実況・煙山光紀
侍ジャパンは1次ラウンドを4戦全勝で突破しました。
準々決勝は3月15日、ベネズエラ戦続いて、3月15日(日)午前10時から日本対ベネズエラの準々決勝が行われました。
ニッポン放送は、この試合も実況生中継しました。
解説は里崎智也とAKI猪瀬、実況は師岡正雄でした。
ラジオ関西も同試合の中継を事前に告知しており、関西で聴ける試合として具体的に確認できる重要な放送です。
試合結果は日本が5対8でベネズエラに敗れ、準々決勝で大会を終えました。
準決勝・決勝のラジオ放送はどうなった?大会前のニッポン放送の発表では、日本代表が勝ち進んだ場合、準決勝や決勝も中継する予定でした。
しかし、実際には3月15日の準々決勝で敗退したため、侍ジャパンの試合としての準決勝・決勝中継はありませんでした。
この点は、事前に発表された放送予定と大会終了後の実績を区別するうえで重要です。
【放送局の仕組み】ニッポン放送と関西5局の関係とは?
今回の中継は、ニッポン放送が制作の中心を担う全国ネットワーク型でした。
発表されたネットワーク参加局は、ニッポン放送を含めて計30局です。
参加局は次のとおりです。
- 北海道・東北:STVラジオ、青森放送、IBC岩手放送、東北放送、秋田放送、ラジオ福島
- 関東周辺・中部:山梨放送、北日本放送、福井放送、静岡放送、東海ラジオ、岐阜放送
- 関西:京都放送、朝日放送ラジオ、MBSラジオ、ラジオ関西、和歌山放送
- 中国・四国:山陰放送、RSK山陽放送、中国放送、山口放送、四国放送、西日本放送、南海放送
- 九州・沖縄:九州朝日放送、長崎放送、熊本放送、南日本放送、ラジオ沖縄
この29局にキーステーションのニッポン放送を加えた構成です。
ただし、これは参加局の全体一覧であり、各試合の実際のネット局数は異なります。
関西で聴く場合に知っておきたいこと関西でWBCを聴く場合、最初に確認したいのは普段利用しているラジオ局が対象試合を編成しているかどうかです。
例えば、大阪であればABCラジオやMBSラジオ、神戸周辺であればラジオ関西、京都であればKBS京都、和歌山であれば和歌山放送が候補になります。
ただし、放送エリアは単純に都道府県の境界だけで決まるものではありません。
AM・FMの電波状況、受信環境、地域によって聴取できる局が異なります。
また、radikoを利用する場合は、地上波の受信エリアとは別に配信上のエリア制限が関係します。
【Netflix独占配信】テレビ中継がなくてもラジオで聴けた理由
2026年WBCで大きな話題になったのが、日本国内におけるNetflixの独占配信です。
2025年8月26日、MLBとNetflixは2026年大会の日本国内における独占的なメディアパートナーシップを発表しました。
これにより、WBC本戦の映像はNetflixが国内独占配信する形になりました。
日本テレビはNetflix向けの中継映像制作を一部受託し、地上波では開幕特番などの関連番組を放送する役割を担いました。
ここで押さえたいのは、Netflixの映像独占配信とラジオの音声実況は別の仕組みであるという点です。
Netflixが映像配信を独占したからといって、ラジオ実況までなくなったわけではありません。
実際にニッポン放送はWBCの実況中継を制作し、全国のネットワーク局へ届けました。
そのため、映像を見ずに音声だけで試合を楽しみたい人にも選択肢が残されていました。
ラジオ中継には、映像がなくても実況者の言葉から試合展開を把握できる利点があります。
仕事中や移動中、家事をしながらでも試合の流れを追えることは、テレビや動画配信とは異なるラジオならではの魅力です。
【radikoの聴取方法】関西以外からWBCラジオ中継を聴くには?
radikoは、スマートフォンやパソコンでラジオ番組を聴けるサービスです。
2026年WBCでも、対象となるラジオ局の番組をインターネット経由で聴く方法として利用できました。
radikoでWBC中継を聴く基本手順1. スマートフォンにradikoアプリをインストールする。
2. アプリを開き、聴取する地域の放送局を確認する。
3. 番組表や検索機能からWBC関連の番組を探す。
4. ABCラジオ、MBSラジオ、ラジオ関西など、対象の放送局を選択する。
5. 放送時間に再生して実況を聴く。
パソコンの場合も、radikoの公式サービスから放送局や番組を選択することで利用できます。
関西以外でも聴ける?エリアフリーの仕組みここで重要になるのが、radikoのエリアフリー機能です。
通常のradikoは、現在地に対応する放送エリアのラジオ局を無料で聴けます。
一方、現在地のエリア外にある放送局を聴きたい場合は、有料のradikoプレミアムのエリアフリー機能が必要です。
例えば、東京に住んでいる人が関西のABCラジオやMBSラジオを聴きたい場合、エリアフリーの対象になります。
逆に、関西にいる人が関西地域の対象局を聴く場合は、通常の無料利用で対応できます。
なお、ネット番組の場合は、番組画面の放送局ロゴから同じ番組を放送している別の局を確認する方法もradiko公式ヘルプで案内されています。
ただし、番組の配信条件や放送終了後のタイムフリー対応は番組・放送局ごとに異なります。過去のWBC中継を現在も聴けるとは限りません。
2026年11月時点では大会自体が終了しているため、当時の実況を探す場合は、番組アーカイブの公開状況を個別に確認する必要があります。
【プロの結論】WBCのラジオ放送を探すときに間違えない3つのポイント
2026年WBCのラジオ放送を振り返ると、関西のリスナーにとって重要だったのは、参加局の存在だけではなく、放送の仕組みを正しく理解することでした。
特に次の3点は、今後の国際野球大会でも役立つ判断基準です。
1. 参加局一覧と試合別の放送予定を区別するABCラジオ、MBSラジオ、ラジオ関西、KBS京都、和歌山放送は、今回の参加局として発表されました。
しかし、参加局一覧だけでは、特定の試合がどの局で放送されたかまでは判断できません。
各試合の番組表や放送局の公式発表を確認することが確実です。
2. テレビの独占配信とラジオの中継を混同しない2026年大会ではNetflixが映像配信を独占しましたが、ラジオ実況は別に実施されました。
「Netflix独占だからラジオでも聴けない」という理解は正しくありません。
映像が必要ならNetflix、音声実況を楽しみたいなら対象ラジオ局というように、目的に応じて使い分けることができます。
3. radikoの無料エリアとエリアフリーを理解する関西の対象局を関西の放送エリア内で聴くなら、通常のradikoが便利です。
一方、出張や旅行などで関西以外にいる場合は、有料のエリアフリー機能が必要になる場合があります。
放送局の参加状況とradikoの利用条件を分けて確認することが、聴き逃しを防ぐポイントです。
【wbc ラジオ放送関西】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:2026年WBCは関西でもラジオ中継されましたか?
A1:はい。ニッポン放送制作の実況中継に、ABCラジオ、MBSラジオ、ラジオ関西、KBS京都、和歌山放送がネットワーク参加局として名を連ねていました。
Q2:ABCラジオやMBSラジオでは侍ジャパンの試合を聴けましたか?
A2:両局とも公式のネットワーク参加局一覧に掲載されていました。ただし、各試合のネット局数や編成は異なるため、対象試合ごとの番組情報を確認する必要があります。
Q3:ニッポン放送のWBC実況はradikoで聴けましたか?
A3:対象局がradikoで配信している番組であれば聴取できます。関西の対象局を通常の放送エリア内で聴く場合は無料利用が可能で、エリア外から聴く場合は有料のエリアフリー機能が必要です。
Q4:WBCの決勝も関西のラジオ局で放送されましたか?
A4:ニッポン放送は大会前、日本代表が決勝に進出した場合の中継を予定していました。しかし、侍ジャパンは3月15日の準々決勝でベネズエラに敗れたため、日本代表の決勝進出は実現しませんでした。
Q5:2026年WBCの試合映像はラジオ以外ではどこで見られましたか?
A5:日本国内ではNetflixが本戦全47試合の独占ライブ配信を行いました。テレビの地上波・BS・CSでの本戦中継とは異なる視聴方式でした。
2026年WBCでは、テレビの本戦映像がNetflixの国内独占配信となる一方、ラジオではニッポン放送制作の実況中継が実施されました。
関西では、ABCラジオ、MBSラジオ、ラジオ関西、KBS京都、和歌山放送の5局がネットワーク参加局として公表され、侍ジャパンの試合を音声で楽しめる環境が整えられていました。
特に、ラジオ関西は3月6日の番組短縮や3月15日の準々決勝中継を公式に告知しており、関西での放送を裏付ける具体的な情報も確認できます。
今回の大会から分かるのは、映像配信の独占化が進んでも、ラジオには独自の実況メディアとしての役割が残っているということです。
次回のWBCや国際大会でも、放送局の参加一覧、試合別の番組表、radikoのエリア制限という3つのポイントを確認すれば、自分の地域でどのように試合を楽しめるか判断しやすくなります。
主な確認資料
- ニッポン放送「2026 ワールドベースボールクラシック実況中継」公式発表・放送局一覧。
- 侍ジャパン公式大会日程・試合結果。
- ラジオ関西公式番組告知・放送情報。
- MLB・Netflixの2026年WBC国内独占配信発表。
- radiko公式ヘルプ「エリアフリー」「放送エリア外の聴取方法」。