米津玄師の紅白衣装はどこのブランドなのか。2018年の「Lemon」初出場から、2024年のボッテガ・ヴェネタ、2025年のサンローランまで、紅白のステージで披露された衣装は毎回大きな注目を集めている。特に2024年の真っ赤なレザーセットアップは、上下合わせて約205万円と報じられ、その高級感も話題になった。
2026年11月6日現在、米津玄師の紅白出場回数は通算3回。2026年の第77回NHK紅白歌合戦については、本人の出場も衣装ブランドも正式発表されていない。過去の着用ブランド、価格の根拠、ステージごとのファッションの変化を整理すると、単なる高級ブランドの着用にとどまらない米津玄師の表現スタイルが見えてくる。
【結論】米津玄師の紅白衣装はどこのブランド?2024年と2025年を比較

最初に、最も気になるブランドを整理しよう。
2024年の紅白で米津玄師が着用した衣装は、イタリアのラグジュアリーブランドボッテガ・ヴェネタ(BOTTEGA VENETA)。2025年はフランスのラグジュアリーブランドサンローラン(SAINT LAURENT)の2025年秋冬コレクションだった。
この2年間は、ファッションメディア「FASHIONSNAP」が紅白出演者の着用ブランドを取り上げ、具体的なコレクション情報も紹介している。
2024年:ボッテガ・ヴェネタの赤いレザーセットアップ2024年12月31日放送の第75回NHK紅白歌合戦で、米津玄師は特別企画に登場。「虎に翼」の主題歌として親しまれた「さよーならまたいつか!」を披露した。
このとき着用していたのは、ボッテガ・ヴェネタの2024年秋冬コレクション。鮮やかな赤系のナッパレザーを使用したブルゾンとワイドパンツのセットアップだった。
ゆったりとしたシルエットと存在感のあるレザー素材が特徴で、上下を同系色で統一したスタイリングが印象的だった。
FASHIONSNAPも同ブランドの2024年秋冬コレクションのアイテムであると紹介している。ブランドの特定については、過去の紅白衣装の中でも比較的明確なケースだ。
2025年:サンローランのパワースーツとレザージャケット2025年12月31日放送の第76回NHK紅白歌合戦では、映画『チェンソーマン レゼ篇』の主題歌「IRIS OUT」を披露した。
このときの衣装は、サンローランの2025年秋冬コレクション。FASHIONSNAPによると、ボクシーなパワースーツにレザージャケットとロングブーツを組み合わせたスタイルだった。
2024年の赤いレザーセットアップと比べると、2025年はよりシャープで力強いシルエットが特徴的だ。ジャケットの構築的なフォルムとロングブーツの組み合わせによって、ステージ上での存在感を強調していた。
「IRIS OUT」の持つスピード感や緊張感とも視覚的な相性がよく、楽曲と衣装を一体のステージ表現として楽しめる構成だった。
【2018年】紅白初出場「Lemon」の衣装と徳島・大塚国際美術館の舞台
米津玄師の紅白衣装を振り返るうえで、2018年の初出場は欠かせない。
2018年12月31日、第69回NHK紅白歌合戦に初出場した米津玄師は、東京のNHKホールではなく、故郷・徳島県鳴門市にある大塚国際美術館から生中継で登場した。
「Lemon」はテレビ初生出演・初歌唱の大舞台披露した楽曲は、2018年を代表するヒット曲「Lemon」。当時の米津玄師にとって、テレビでの生出演と歌唱は初めての経験だった。
舞台となったのは、大塚国際美術館のシスティーナ・ホール。ミケランジェロの「最後の審判」を再現した陶板壁画がある壮大な空間で、無数のキャンドルに囲まれながら歌唱した。
加えて、ダンサーの菅原小春がパフォーマンスに参加。静謐な美術館の空間と身体表現が融合した演出は、通常の音楽番組とは異なる特別な印象を残した。
当時の日刊スポーツなどの報道によれば、米津玄師は「Lemon」の制作中に祖父を亡くしており、祖父が暮らした故郷で歌うことに大きな意味を感じていた。NHKからの提案を受け、徳島からの出演を決めた経緯も伝えられている。
2018年の衣装ブランドは特定されている?気になる衣装ブランドについては、2024年のボッテガ・ヴェネタや2025年のサンローランのように、信頼できるファッション媒体がブランド名とコレクションを明確に紹介した情報は確認できない。
そのため、2018年の衣装を特定の海外ブランドの商品と断定することはできない。
当時の紅白は、衣装の価格やブランド以上に、米津玄師が初めてテレビで生歌唱したこと、徳島という故郷を舞台に選んだこと、そして「Lemon」に込められた個人的な背景に注目が集まっていた。
つまり、2018年は衣装ブランドの知名度で印象づけるステージというより、歌と場所、演出が一体となった象徴的な出演だったといえる。
【歴代比較】2018年・2024年・2025年の紅白衣装を一覧で整理
ここでは、米津玄師の紅白出演3回を、衣装ブランド、楽曲、演出の関係から比較する。
| 出演年 | 披露曲 | 衣装ブランド・特徴 | ステージ・演出 |
|---|---|---|---|
| 2018年 | Lemon | ブランド特定情報なし。ダークトーンの落ち着いた装い | 徳島県・大塚国際美術館から生中継。菅原小春が参加 |
| 2024年 | さよーならまたいつか! | ボッテガ・ヴェネタ。赤いナッパレザーのブルゾンとパンツ | 「虎に翼」の特別企画ステージ |
| 2025年 | IRIS OUT | サンローラン。2025年秋冬のパワースーツ、レザージャケット、ロングブーツ | 『チェンソーマン レゼ篇』主題歌のパフォーマンス |
| 2026年 | 未発表 | 出場・衣装ともに未発表 | 11月6日時点で正式発表前 |
1つ目は、衣装よりも楽曲と場所が主役だった2018年。
2018年は美術館という特別な空間と「Lemon」の背景が強く結びついていた。衣装はパフォーマンスの世界観を支える要素の一つであり、ブランドの話題が中心ではなかった。
2つ目は、ハイブランドの存在感が前面に出た2024年。
真っ赤なレザーセットアップは、ステージ上でも視覚的なインパクトが強かった。ボッテガ・ヴェネタの素材感と色彩が、楽曲の晴れやかさやドラマとのコラボレーションに華を添えた。
3つ目は、シルエットと世界観の融合を感じさせた2025年。
サンローランのパワースーツとロングブーツは、2024年とは異なるシャープな印象を作り出した。「IRIS OUT」の映像的な世界観を想起させるスタイリングで、アーティストとしての表現の幅も感じさせた。
ただし、衣装の変更が米津玄師本人の意図によるものなのか、スタイリストや番組演出側の具体的な判断によるものなのかは公表されていない。ブランドの変化だけから制作意図を断定することはできない。
【価格検証】ボッテガ・ヴェネタの衣装は約205万円?サンローランの値段は?
紅白衣装の話題で特に検索されるのが、実際の価格だ。
2024年のボッテガ・ヴェネタについては、ITmedia系のニュースメディア「ねとらぼ」が2025年1月4日に価格を紹介している。
2024年の衣装は上下合計約205万5,900円同記事では、米津玄師が着用していたとされる商品について、次の価格が紹介された。
- レザー オーバーサイズ ブルゾン:119万1,300円
- レザー ワイドレッグパンツ:86万4,600円
2点を合計すると、205万5,900円となる。
ただし、ここで注意したいのは価格の確定範囲だ。ねとらぼの記事では、SNS上で着用アイテムと商品名が一致するのではないかと指摘されたことを紹介している。FASHIONSNAPはブランドとコレクションを紹介しているが、上下の商品番号や実際の衣装購入価格まで公表しているわけではない。
したがって、約205万円という数字は、着用したとされる商品の参考価格として理解するのが適切だ。
2025年サンローランの衣装価格は公表されている?2025年のサンローランについては、2025年秋冬コレクションの衣装であることや、スタイリングの特徴はファッションメディアで紹介されている。
一方、米津玄師が紅白で着用した衣装一式について、確定した商品名と公式販売価格をまとめた情報は確認できない。
ネット上には300万円以上などの価格を掲げる記事もあるが、具体的な商品構成や価格の根拠が示されていない場合、確定情報として扱うことはできない。
2025年の衣装については、ブランドとコレクションは特定されているものの、正確な総額は不明という整理が妥当だ。
衣装価格を見るときに知っておきたいことブランドの公式販売価格と、テレビ出演時に着用した衣装の実際の費用は必ずしも同じではない。
アーティストの衣装は、スタイリストによるリースや貸与、特別な調整、複数アイテムの組み合わせなど、さまざまな形で用意されることがある。
そのため、商品価格を合計した金額が、そのまま本人の購入金額や番組制作側の支出を表しているとは限らない。
【ブランド特定のポイント】米津玄師のサンローラン・ボッテガ・ヴェネタはなぜ話題になる?
米津玄師の衣装が注目される理由は、単に高級ブランドを着用しているからではない。楽曲のイメージとファッションの印象が重なり、パフォーマンス全体の記憶に残るからだ。
ボッテガ・ヴェネタは素材と色彩の存在感2024年の赤いレザーセットアップは、素材そのものの質感が視覚的な印象を左右する衣装だった。
ボッテガ・ヴェネタは、レザーをはじめとした素材へのこだわりで知られるブランド。今回の衣装では、ナッパレザーの柔らかさとボリュームのあるシルエットが組み合わさっていた。
赤という色も、通常の黒やネイビーのスーツとは異なる存在感を生み出していた。
サンローランはシャープなシルエットが特徴2025年のサンローランは、ボクシーなパワースーツにレザージャケットとロングブーツを組み合わせたスタイル。
肩や身頃の構築的なラインが強調され、全身のシルエットに緊張感が生まれていた。2024年のレザーセットアップとは異なる、よりエッジの効いた印象だった。
ステージ衣装は照明や動きとの相性も重要衣装の評価では、ブランドや価格だけでなく、照明の当たり方、カメラの映り方、身体の動きとの相性も考慮したい。
米津玄師らのアーティストのスタイリングを手掛けてきたスタイリストのRemi Takenouchi氏は、WWDJAPANのインタビューで、ステージ照明による色の見え方や、ダンサーの動き、本人の個性に合う衣装の重要性を語っている。
この考え方は、紅白の衣装を理解するうえでも参考になる。衣装は単に高価な服を身にまとうものではなく、映像や照明、音楽とともに完成する表現の一部なのだ。
なお、特定のスタイリストが2018年・2024年・2025年の紅白衣装をすべて担当したとする公式発表はない。個々の出演回の担当者については、別途確認が必要となる。
【2026年最新】米津玄師の紅白出場状況と出演回数は?
2026年11月6日時点で、米津玄師の第77回NHK紅白歌合戦への出場は正式発表されていない。
2026年の紅白は12月31日に開催される予定だが、出場歌手の正式な一覧が発表されるまでは、米津玄師の出演を確定情報として扱うことはできない。
米津玄師の紅白出演回数は通算3回これまでの出演歴は以下の3回だ。
- 2018年・第69回:初出場。「Lemon」を披露。
- 2024年・第75回:6年ぶりの出演。「さよーならまたいつか!」を披露。
- 2025年・第76回:3回目の出演。「IRIS OUT」を披露。
2025年の出演は、米津玄師の公式サイト「REISSUE RECORDS」でも2025年12月23日付で告知された。本人もコメントの中で、紅白出演が今回で3回目になることに触れている。
2025年は12月の追加発表だった点にも注目2025年の米津玄師の紅白出場は、12月23日に正式発表された。
この事実は2026年の出演状況を考えるうえでも重要だ。紅白では、最初の出場歌手発表後に追加出演者が発表される場合がある。
したがって、2026年の最初の出場歌手一覧に名前がない場合でも、その時点で出演の可能性が完全になくなったとはいえない。
ただし、2026年の出場については、現段階で本人やNHKから確定情報は出ていない。4回目の出演になるかどうかは今後の正式発表次第だ。
2026年に出場した場合の衣装はどうなる?2026年の衣装についても、ブランドや商品は一切発表されていない。
過去3回の流れを見ると、2018年の「Lemon」は場所と物語性、2024年はボッテガ・ヴェネタのレザー、2025年はサンローランの構築的なシルエットと、それぞれ違った特徴がある。
仮に2026年に出演する場合も、過去のブランドをそのまま継続するとは限らない。楽曲、ステージの演出、映像表現に応じて衣装が選ばれる可能性があるが、現時点では予想の域を出ない。
【米津玄師の紅白衣装】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:米津玄師の2025年紅白衣装はどこのブランドですか?
A1:サンローラン(SAINT LAURENT)です。2025年秋冬コレクションのアイテムで、ボクシーなパワースーツ、レザージャケット、ロングブーツを組み合わせたスタイルでした。
Q2:2024年のボッテガ・ヴェネタの衣装はいくらですか?
A2:着用したとされるブルゾンが119万1,300円、パンツが86万4,600円で、合計205万5,900円です。ただし、商品との同一性を含め、当時の報道に基づく参考価格です。
Q3:2018年の「Lemon」の紅白衣装はどこのブランドですか?
A3:ブランドを確定できる公表情報は確認されていません。徳島県鳴門市の大塚国際美術館から生中継されたことや、菅原小春との共演が当時の大きな話題でした。
Q4:米津玄師は紅白に何回出場していますか?
A4:2025年までに通算3回です。2018年、2024年、2025年に出演しています。
Q5:米津玄師は2026年の紅白に出場しますか?
A5:2026年11月6日時点では正式発表されていません。出場する場合は通算4回目となります。
Q6:2025年のサンローランの衣装はいくらですか?
A6:衣装一式の確定した公式価格は公表されていません。ブランドと2025年秋冬コレクションであることはファッションメディアで紹介されていますが、具体的な価格を断定することはできません。
米津玄師の紅白衣装を歴代で比較すると、出演するたびに異なるブランドやスタイリングが採用されていることが分かる。
2018年の初出場は、徳島県の大塚国際美術館から「Lemon」を届けた特別なステージ。衣装ブランドは特定されていないが、楽曲の背景と故郷の空間が強く印象に残った。
2024年はボッテガ・ヴェネタの赤いレザーセットアップで、参考価格は上下合計約205万5,900円。2025年はサンローランの2025年秋冬コレクションを着用し、「IRIS OUT」の世界観に合う力強いスタイリングを披露した。
価格情報については、2024年の参考価格と2025年の未公表価格を混同しないことが大切だ。また、2018年のブランド特定情報がないことも、歴代比較で押さえておきたいポイントとなる。
2026年11月6日現在、米津玄師の紅白出演回数は3回で、今年の出場は未発表。今後のNHKの正式発表によって、4回目の出演や新たな衣装ブランドが明らかになる可能性がある。
米津玄師の紅白衣装を楽しむなら、ブランド名や値段だけでなく、披露曲、ステージ演出、衣装のシルエットがどのように結びついているかにも注目したい。そこに、毎回異なる紅白ステージの魅力がある。
主な参照資料
- 米津玄師公式サイト「REISSUE RECORDS」2018年初出場告知・2025年出演告知
- FASHIONSNAP「紅白歌合戦」2024年・2025年着用衣装特集
- ITmedia系「ねとらぼ」2025年1月4日付の2024年衣装価格報道
- 日刊スポーツの2018年紅白初出演報道
- WWD JAPANのスタイリストRemi Takenouchi氏インタビュー
- 2026年11月3日時点の紅白出場歌手発表状況に関する報道