横浜赤レンガ倉庫のクリスマスマーケットは、冬の横浜を代表する人気イベントです。なかでも2020年の開催は、新型コロナウイルス感染症の影響を受け、全日事前予約制や滞在時間60分制など、それまでとは異なる運営方法が採用された特別な年でした。
2020年の開催期間は12月4日(金)~12月25日(金)の22日間。営業時間は11時~21時で、平日は入場無料、土日と12月23日~25日は300円でした。予約にはPeatixが利用され、無料の日も含めて事前予約が必要でした。2026年11月6日現在、イベントは11月20日から12月25日までの開催が予定されており、通常入場料金は500円からとなっています。
【2020年開催概要】赤レンガクリスマスマーケットの日程・営業時間・料金を解説

2020年の「Christmas Market in 横浜赤レンガ倉庫」は、横浜赤レンガ倉庫イベント広場と赤レンガパークを会場として開催されました。
株式会社横浜赤レンガが2020年11月26日に公表した開催資料によると、開催期間は12月4日から25日までの計22日間。例年のクリスマスマーケットの雰囲気を残しながら、感染症対策を前提とした運営に切り替えられました。
2020年の開催スケジュール- 開催期間:2020年12月4日(金)~12月25日(金)
- 営業時間:11:00~21:00
- 最終入場:20:30
- ラストオーダー:20:50
- イルミネーション:16:00~21:00
- 特別点灯:12月5日・12日はクリスマスツリーのみ24:00まで
- 会場:横浜赤レンガ倉庫イベント広場・赤レンガパーク
日没後の16時からイルミネーションが点灯するため、昼間のマーケットと夜のライトアップで異なる雰囲気を楽しめる構成でした。
入場料金は平日無料、土日とクリスマス直前は300円2020年の料金設定で注目されたのが、曜日と日付によって入場料が異なっていたことです。
- 平日:無料
- 土曜日・日曜日:300円(税込)
- 12月23日~25日:300円(税込)
- 小学生以下:無料(保護者同伴に限る)
ただし、平日無料という条件は、予約なしで自由に入場できるという意味ではありません。感染症対策として無料の日も含めて全日程が事前予約制でした。
また、入場料金とは別に飲食代・物販代が必要です。グリューワインやソーセージ、クリスマス雑貨などを購入する場合は、別途予算を考えておく必要がありました。
【Peatix予約方法】全日事前予約制と滞在時間60分の仕組み
2020年のクリスマスマーケットを訪れる際に、最も注意が必要だったのが予約制度です。
通常のイベントであれば、会場に直接向かって入場券を購入する方法も考えられます。しかし、2020年は混雑を避けるため、主催者が全日事前予約制を導入しました。
Peatixを利用した予約の流れ当時の公式案内では、横浜赤レンガ倉庫のクリスマスマーケット特設ページから予約手続きを行う仕組みが設けられていました。
実際の来場体験を掲載した地域情報メディア「はまこれ横浜」の2020年12月4日付レポートでは、予約サイトとしてPeatixが利用され、来場時には予約画面をスタッフに提示して入場したことが紹介されています。
当時の予約の基本的な流れは次のとおりです。
- 横浜赤レンガ倉庫の公式イベントページを開く。
- チケット予約ページからPeatixの予約画面へ進む。
- 希望する開催日・入場時間枠を選択する。
- 案内に従って予約手続きを完了する。
- 当日はPeatixの予約画面を提示して入場する。
平日無料の日であっても、予約手続きは必要でした。料金が無料だからといって、予約を省略できる仕組みではありません。
滞在時間60分制とは?2020年の大きな特徴が、入場後の滞在時間を60分に制限していたことです。
来場者が長時間滞在することによる混雑を抑え、会場内の人数を管理する目的で導入されました。
そのため、通常のクリスマスマーケットのように、食事をしながら何時間も過ごすという楽しみ方は難しい状況でした。
限られた時間で飲食ブースを回り、クリスマスツリーを見て、写真を撮影するというように、訪問前に行動を考えておくことが大切でした。
平日と土日では再入場の条件も異なった当時の現地レポートによると、平日は再入場が可能だった一方、土日および12月23日~25日の有料日は再入場できない運用でした。
有料日には、会場内での過ごし方をあらかじめ決めておくことが重要だったといえます。
【新型コロナウイルス感染症対策】2020年はどんな入場制限があった?
2020年の開催は、単に入場料金を変更しただけのイベントではありません。新型コロナウイルス感染症の流行が続くなか、イベントそのものの運営方法が見直された開催でした。
株式会社横浜赤レンガの公式発表では、来場者の安全を優先し、出店社数を減らすなどイベント規模を縮小したうえで開催すると説明されています。
主催者・出店者側の感染症対策- 事前予約と時間制限による入場人数の管理
- スタッフの検温と健康管理
- 飲食ブースへの飛沫感染防止ビニールシートの設置
- キャッシュレス決済の推奨
- 店舗設備の定期的な消毒
- 大皿での料理提供を避ける対応
- 共用調味料の設置を避ける対応
来場者にも感染拡大防止への協力が求められていました。
- 入場時のマスク着用
- 検温とアルコール消毒
- 連絡先情報の登録
- ソーシャルディスタンスの確保
- テーブル間隔を最低1メートル以上確保
- LINEお知らせシステムやCOCOAアプリの利用推奨
当時は飲食店や商業施設でも感染症対策が求められていた時期です。屋外イベントであるクリスマスマーケットも例外ではなく、来場者の流れや飲食スペースの使い方まで配慮した運営となりました。
特に60分制と事前予約制の組み合わせは、従来の自由な回遊型イベントから、人数と時間を管理するイベントへの転換を象徴していました。
【2020年の見どころ】ドイツグルメ・クリスマスツリー・ヨルノヨの魅力
感染症対策によって規模が縮小されたとはいえ、2020年も本場ドイツのクリスマスマーケットを感じられる装飾や飲食メニューが用意されていました。
高さ約10メートルのクリスマスツリー会場のシンボルとして設置されたのは、高さ約10メートルの本物の木を使用したクリスマスツリーです。
イルミネーションに彩られたツリーは、赤レンガ倉庫の歴史的な建物や横浜港の景観と調和し、冬の横浜らしい風景を演出しました。
海側のツリーエリアではクリスマスグッズも販売され、飲食だけではない楽しみ方が用意されていました。
ドイツ製ヒュッテとクリスマス雑貨フードエリアには、ドイツ製の木の小屋「ヒュッテ」が12店舗登場しました。
屋根にはドイツから輸入されたサンタクロースの人形などが飾られ、ヨーロッパのクリスマスマーケットを思わせる雰囲気を演出。
加えて、前年に登場した「YOKOHAMA」の文字をかたどったオブジェも設置され、写真撮影スポットとして楽しめました。
グリューワインやドイツ郷土料理寒い冬の屋外イベントで欠かせないのが、温かい飲み物と料理です。
2020年の公式発表では、ドイツの郷土料理やグリューワインを中心に、クリスマスらしいフード・ドリンクが紹介されていました。
代表的なメニューには、次のようなものがあります。
- グリューワイン:スパイスや果物の風味を楽しむドイツのホットワイン。
- ジャーマンビーフシチュー:牛肉を煮込んだ温かい料理。
- 牡蠣のアヒージョ:北海道知内産の牡蠣を使用したメニュー。
- チーズグラタン:7種類のチーズを使用したグラタン。
- ダンプフヌーデル:ドイツの蒸しパン風の菓子。
グリューワインは、クリスマスマーケットの代表的な飲み物です。寒い屋外で温かいカップを手にしながら、イルミネーションを眺める時間は、このイベントならではの楽しみでした。
ヨルノヨとの連動で横浜の夜景も楽しめた2020年は、横浜・みなとみらいエリアのイルミネーションイベント「ヨルノヨ」とも連動していました。
ヨルノヨは、光と音の演出によって横浜の街を彩るナイトイルミネーションです。赤レンガ倉庫周辺だけでなく、近隣の施設や広場も含めて光の演出を楽しめる構成でした。
クリスマスマーケットのツリーや会場装飾に加えて、周辺のイルミネーションも一緒に巡れることが、2020年の横浜の冬の魅力でした。
【歴代イベント比較】2010年から2026年まで何が変わった?
横浜赤レンガ倉庫のクリスマスマーケットは、2020年だけの特別なイベントではありません。
公式発表によると、初開催は2010年。横浜赤レンガ倉庫とドイツのつながりを背景に、本場のクリスマスマーケットを再現する催しとして始まりました。
2020年は11回目、2026年は17回目の開催に当たります。開催を重ねるなかで、イベントの規模や楽しみ方は大きく変化しています。
歴代開催の主な変化| 年 | 開催内容・特徴 | 注目ポイント |
|---|---|---|
| 2010年 | 初開催 | ドイツのクリスマスマーケットを再現 |
| 2020年 | 第11回 | 全日予約制・60分制・規模縮小 |
| 2023年 | 第14回 | 延べ64店舗が出店する過去最大規模 |
| 2025年 | 第16回 | 来場者約121万人と発表 |
| 2026年 | 第17回 | 約60店舗、体験型企画や複数の無料エリアを展開 |
2023年は、飲食ブースや物販、キッチンカーを含めて延べ64店舗が出店。エリアも拡大し、当時の過去最大規模で開催されました。
2026年の主催者発表では、前年の来場者数は約121万人とされています。この数字は横浜赤レンガ倉庫1・2号館の来館者数から算出したものです。
2020年の縮小開催と比べると、イベントが再び大規模化し、食事や買い物だけでなく体験型コンテンツにも力を入れるようになったことが分かります。
2026年のクリスマスマーケットはどう変わった?2026年の開催期間は11月20日(金)~12月25日(金)の36日間です。
2020年の22日間と比較すると、開催期間は14日間長くなっています。
主催者の2026年10月21日付発表では、約60店舗の飲食・物販ブースが集結するほか、ドイツでトレンドとなっているホワイトグリューワインも登場するとされています。
また、オーナメントづくりやクリスマスブーケづくりなどの週替わり体験型コンテンツ、ライブキッチン型店舗も新たな見どころです。
メインツリーは高さ約11メートルのアカエゾマツ。約2万球のLEDを使用し、15分ごとに光の演出が行われます。
2020年が感染症対策を優先した時間管理型の開催だったのに対し、2026年は飲食・買い物・体験・イルミネーションを組み合わせた、滞在そのものを楽しむイベントへと発展しています。
【2026年最新情報】開催日程・入場料金・営業時間・ヨルノヨとの違い
2026年11月6日現在、横浜赤レンガ倉庫の公式特設サイトでは、今年の開催概要とチケット情報が公開されています。
2026年の開催日程と営業時間- 開催期間:2026年11月20日(金)~12月25日(金)
- 11月20日:17:00~21:00
- 11月21日~12月4日:11:00~21:00
- 12月5日~12月25日:11:00~22:00
- ライトアップ:16:00~営業終了まで
- クリスマスツリー:16:00~23:00
- 会場:横浜赤レンガ倉庫イベント広場・赤レンガパーク
2026年は日程によって通常入場チケットの料金が異なります。
- 通常日:500円
- 特定日:1,000円
- 優先入場チケット:2,000円~2,500円
- 優先入場チケット・プレミアムマグカップ付き:4,500円~5,000円
通常チケットの500円適用日は11月20日~12月4日、12月7日~11日、12月14日~17日、12月21日~23日です。
1,000円の特定日料金は12月5日・6日、12月12日・13日、12月18日~20日、12月24日・25日に適用されます。
小学生以下は保護者同伴で無料。また、12月4日までは中学生以下も無料となる特例があります。一部無料エリアも設けられています。
2026年の予約方法はPeatixではなくアソビュー!が中心2020年のPeatixによる事前予約制と異なり、2026年はチケットの購入方法が変更されています。
公式案内によると、通常入場チケットは次の方法で購入できます。
- 現金:会場のメインエントランスで購入。
- 現金以外:チケット販売サイト「アソビュー!」で購入。
なお、アソビュー!で通常チケットを購入しても、優先入場レーンではなく通常入場口に並ぶ必要があります。
優先入場チケットは、日時指定・数量限定の事前販売です。待ち時間を短縮したい場合は、通常チケットとの違いを確認しておきましょう。
各種チケットの販売開始日は11月6日(金)12時と案内されています。開催日が近づくと希望日のチケット状況も変わるため、購入前に公式サイトの最新情報を確認することが大切です。
2026年もヨルノヨとクリスマスゲートが連動2026年は、横浜赤レンガ倉庫の玄関口に当たる新港中央広場で「ヨルノヨ × Christmas Gate 2026」が展開されます。
こちらは2026年11月20日~12月25日の開催で、入場無料です。
加えて、横浜市が発表した「ヨルノヨ2026」は12月4日~30日の開催予定。横浜港大さん橋国際客船ターミナルや山下公園など、横浜都心臨海部を舞台にした光と音楽の演出が行われます。
クリスマスマーケットとヨルノヨは、12月4日~25日に開催期間が重なります。赤レンガ倉庫だけでなく、周辺のイルミネーションも組み合わせることで、横浜の冬の夜をより広く楽しめます。
【評判と口コミ】2020年のクリスマスマーケットは実際どうだった?
2020年の評判を考えるうえで参考になるのが、開催初日に現地を訪れた「はまこれ横浜」の体験レポートです。
同メディアは、全日予約制と時間制限の導入によって例年より混雑が抑えられ、通路にもゆとりがあり、落ち着いて会場を回れたと報告しています。
また、ヒュッテの装飾やクリスマスツリー、グリューワインなど、規模が縮小されてもドイツらしい雰囲気を楽しめたことが紹介されていました。
2020年開催の良かった点- 予約制によって入場者数が管理され、混雑を避けやすかった。
- 会場内の通路にゆとりがあり、写真撮影もしやすかった。
- 本場ドイツ風のヒュッテや装飾が維持されていた。
- 平日は入場無料で楽しめた。
- クリスマスツリーと横浜港の景色を一緒に楽しめた。
- 60分制のため、ゆっくり長時間過ごすことは難しかった。
- 事前予約が必要で、思い立ってすぐに訪れるスタイルには向かなかった。
- 出店数が減らされ、通常年より規模が小さかった。
- 飲食エリアにはテーブルが設けられておらず、食事の場所に工夫が必要だった。
- 土日・特定日は再入場できなかった。
ここで注意したいのは、現地レポートは実際の来場者による体験記であり、すべての来場者の感想を代表する統計ではないという点です。
ただし、公式発表に記載された感染症対策と現地レポートを照らし合わせると、2020年は混雑を抑えることと、イベントの雰囲気を残すことの両立を目指した開催だったことがうかがえます。
クリスマスマーケットが向いている人・注意したい人2020年の開催を振り返ると、予約制や時間制限にはメリットとデメリットの両方がありました。
混雑が苦手で、決められた時間内に写真撮影や飲食を楽しみたい人にとっては、人数管理によるゆとりが魅力だったと考えられます。
一方、食事をしながら何時間も滞在したい人や、当日の気分で自由に会場を巡りたい人には、60分制や事前予約が制約になったはずです。
2026年に訪れる場合も、料金だけでなく、優先入場の必要性、無料エリアの位置、飲食やイルミネーションの営業時間を確認しておくと、満足度の高い訪問につながります。
【赤レンガクリスマスマーケット2020】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:赤レンガクリスマスマーケット2020はいつ開催されましたか?
A1:2020年12月4日(金)から12月25日(金)まで、計22日間開催されました。会場は横浜赤レンガ倉庫イベント広場と赤レンガパークです。
Q2:2020年の入場料金はいくらでしたか?
A2:平日は無料、土曜日・日曜日と12月23日~25日は300円(税込)でした。小学生以下は保護者同伴で無料でした。ただし、無料の日も事前予約が必要でした。
Q3:2020年は予約なしでも入場できましたか?
A3:できませんでした。新型コロナウイルス感染症対策として全日事前予約制が採用され、Peatixの予約画面を提示して入場する方式でした。
Q4:滞在時間60分制は本当ですか?
A4:本当です。2020年は感染症対策の一環として60分制が導入されていました。通常年のように長時間滞在する形式とは異なっていました。
Q5:2020年のクリスマスツリーは何メートルでしたか?
A5:高さ約10メートルの本物の木を使用したツリーでした。16時から21時までライトアップされ、12月5日と12日はツリーのみ24時まで点灯しました。
Q6:2026年もPeatixで予約する必要がありますか?
A6:2026年の公式案内では、通常チケットは会場での現金購入またはアソビュー!での購入となっています。2020年のような全日Peatix事前予約制とは異なります。
Q7:2026年の入場料金はいくらですか?
A7:通常入場チケットは500円または1,000円です。日程によって料金が異なり、優先入場チケットは2,000円~2,500円となっています。一部無料エリアもあります。
2020年の横浜赤レンガ倉庫クリスマスマーケットは、12月4日~25日の22日間開催され、平日無料・土日および12月23日~25日は300円という料金設定でした。
一方、全日事前予約制、滞在60分制、入場制限など、新型コロナウイルス感染症への対応が必要だった点が大きな特徴です。
そのなかでも、高さ約10メートルのクリスマスツリー、ドイツ製ヒュッテ、グリューワイン、ドイツ郷土料理、ヨルノヨとの連動など、イベントの核となる魅力は維持されていました。
2010年に始まったイベントは、2026年に17回目を迎えます。約60店舗の飲食・物販ブース、体験型企画、高さ約11メートルのツリーなど、楽しみ方も広がっています。
【プロの結論】
2020年と2026年を比較する際に重要なのは、単純な入場料金の違いではありません。2020年は安全確保と入場人数の管理を最優先した運営であり、2026年は多様な飲食・物販・体験コンテンツを組み合わせた大型イベントへと発展しています。
2020年の情報を調べる人は、平日無料という条件だけでなく、全日予約制と60分制だったことをセットで理解しておく必要があります。また、2026年に訪問する人は、通常日と特定日の料金差、チケット購入方法、無料エリアの範囲を確認することが大切です。
横浜赤レンガ倉庫のクリスマスマーケットは、ドイツの伝統的なクリスマス文化と横浜港の景観が融合したイベントです。2020年の特別な開催を経て、2026年も新しい演出を加えながら冬の横浜を彩ります。
主な確認資料:株式会社横浜赤レンガの2020年11月26日付公式開催発表、横浜市観光情報サイト、はまこれ横浜の2020年現地レポート、2026年公式特設サイト、横浜市のヨルノヨ2026開催発表。