歴代担当者の交代は、単純な番組内の人事異動だけでは説明できません。TBSの番組改編、本人のキャリア選択、退社など、複数の事情が重なっています。
2014年:安東弘樹から国山ハセンへ約16年間進行を担当した安東から国山への交代は、番組にとって大きな節目でした。
国山は若手アナウンサーとして『Nスタ』や『王様のブランチ』でも経験を積んでおり、ニュースを伝える力とスタジオでの対応力を備えていました。
その後、2019年秋には『グッとラック!』のMCを担当することになり、『アッコにおまかせ!』を卒業します。
2019年:国山ハセンから小林廣輝へ国山の卒業後、2019年10月から小林が進行を引き継ぎました。
しかし、2021年6月には小林をめぐる交際報道があり、本人が番組内で謝罪する展開となりました。
6月20日を最後に小林の進行担当が終了し、翌週からは国山が再び進行を担当しました。
ここで注目したいのは、国山が正式な後任として戻ったというよりも、後任の体制が整うまで一時的に役割を担った点です。
2021年:国山ハセンから宇内梨沙へ2021年8月には、宇内梨沙が正式な進行担当者として登場しました。
宇内はニュースだけでなく、ゲームやeスポーツなどのデジタル分野にも積極的に取り組んでいたアナウンサーです。
番組では、情報を整理して伝える進行役として活躍。男性アナウンサーが長く担ってきたポジションを女性アナウンサーが引き継ぐ、新しい時期に入りました。
2024年12月:宇内梨沙から山形純菜へこの交代は、視聴者にも分かりやすい形で行われました。
宇内は2024年12月4日にTBS退社を発表。年内で担当番組を卒業することも明らかにしました。
その後の引き継ぎは次のように進みました。
- 12月8日: 宇内が卒業と退社を報告。後任の山形を紹介。
- 12月15日: 宇内と山形が巨大パネルコーナーで進行を分担。
- 12月22日: 宇内が最後の出演を迎え、和田から花束を受け取る。
- 2025年1月: 山形が正式な進行担当者として新体制をスタート。
日刊スポーツの報道では、12月15日の放送で宇内が途中から山形に進行を引き継ぐ様子も紹介されています。
単に担当者を入れ替えるのではなく、実際の放送を通じて仕事の流れを伝える形だったことが特徴です。
【和田アキ子と峰竜太】40年以上続いた司会コンビの歴史

歴代アナウンサーを理解するには、番組の中心にいた司会者の変遷も欠かせません。
は1985年10月6日の放送開始から司会を担当。番組の顔として、芸能ニュースや社会の出来事を独自の視点で取り上げてきました。
一方、が男性司会者として加入したのは1993年10月3日です。
それ以降、和田と峰のコンビは2026年3月29日の最終回まで続きました。約32年半という長い共演期間です。
司会者と進行アナウンサーは役割が違う番組を振り返る際に混同しやすいのが、司会者と進行アナウンサーの違いです。
| 役割 | 主な担当 | 番組での仕事 |
|---|---|---|
| メイン司会 | 和田アキ子 | トーク、意見、番組全体の中心 |
| 男性司会 | 峰竜太 | 和田との掛け合い、出演者との橋渡し |
| 進行アナウンサー | 歴代TBSアナ | ニュース紹介、パネル解説、情報整理 |
進行アナウンサーは、ニュースの内容を正確に伝えながら、和田や峰、準レギュラー陣のコメントを引き出す役割を持っていました。
特に巨大パネルを使ったニュースコーナーは、担当アナウンサーの説明力が番組のテンポを左右する重要な場面でした。
この役割分担が、長寿番組としての安定感を生み出していた要素の一つです。
【アッコにおまかせ最終回】2026年3月29日に放送終了
2025年11月2日、和田アキ子本人が生放送で2026年3月をもって番組を終了すると発表しました。
発表の背景には、40周年という節目を迎えたことがありました。
和田は以前から番組に区切りをつけたいと考えており、40周年を達成できたことを終了のタイミングとして説明しています。
放送終了までの重要な日程
2025年10月
番組が放送40周年を迎える。
2025年11月2日
和田が生放送で2026年3月の番組終了を発表。
2026年3月6日
TBSが番組改編説明会で終了について説明。本人の意向を含めた話し合いによる決定と明かす。
2026年3月22日
和田が翌週の最終回について番組内で視聴者に報告。
2026年3月29日
準レギュラーや出演者が集まり、約40年半の歴史に幕を下ろす。
最終回では、長年番組を支えてきた出演者たちが集まり、和田の代表曲「あの鐘を鳴らすのはあなた」を全員で合唱する場面もありました。
TBS NEWS DIGの最終回報道によると、和田は視聴者やスポンサー、スタッフ、出演者への感謝を伝え、生放送を40年間続けられたことへの誇りを語りました。
また、番組終了を自身の活動すべての終わりとはせず、今後も歌や新たな番組を通じて視聴者と会いたいという思いを示しています。
40年174日の記録も達成番組終了に伴い、和田が持つ「生放送バラエティ番組同一司会者最長放送」のギネス世界記録は、40年と174日に更新されました。
長期間にわたって司会者が交代せず、生放送を続けたこと自体が大きな実績です。
2026年3月29日は単なる最終放送日ではなく、TBSの番組史に残る節目となりました。
【プロの結論】歴代アナウンサーの交代から見えるテレビ番組の変化
『アッコにおまかせ!』の歴代進行アナウンサーを振り返ると、単なる担当者の交代以上の変化が見えてきます。
1. 長寿番組を支えるのは司会者と進行役の連携安東弘樹が約16年間担当できた背景には、番組の進行スタイルと本人の役割が長く定着していたことがあります。
一方、後任の国山、小林、宇内、山形は、それぞれ異なる時代のTBSで経験を積んできました。
番組の基本的な構造は維持しながらも、担当者の個性や得意分野を生かしていく仕組みが、長期的な運営を支えていたと考えられます。
2. アナウンサーの仕事はテレビ局の外にも広がっている国山ハセンは映像制作の分野へ、宇内梨沙はゲームやデジタルコンテンツの分野へと活動を広げました。
安東弘樹もTBS退社後、フリーアナウンサーとして活動しています。
かつてはテレビ局の番組を担当し続けることがキャリアの中心でしたが、現在は映像制作、デジタル配信、専門分野の発信など、アナウンサーの経験を生かせる領域が広がっています。
この変化は、歴代担当者のキャリアにも表れています。
3. 番組の歴史を調べる際は「司会」と「進行」を分けるネット上では「歴代アナウンサー」という言葉で、司会者、ニュース進行担当、コーナー担当者、代役アナウンサーなどが一括りにされることがあります。
しかし、正確な歴史を把握するには、次の3点を区別するのがおすすめです。
- 司会者を調べる場合: 和田アキ子と峰竜太を中心に、初期の男性司会者も確認する。
- 進行アナウンサーを調べる場合: 安東弘樹から山形純菜までの主要担当者を確認する。
- 一時的な出演者を調べる場合: 代役、コーナー担当、引き継ぎ期間の出演を別に確認する。
こうした整理をすれば、担当期間の重複や交代時期に関する誤解を避けられます。
【よくある質問】アッコにおまかせのアナウンサーに関するFAQ
Q1:アッコにおまかせの最後のアナウンサーは誰ですか?
A1:最後の進行担当者はTBSアナウンサーの山形純菜です。2025年1月から2026年3月29日の最終回まで担当しました。
Q2:歴代で最も長く担当したアナウンサーは誰ですか?
A2:安東弘樹です。1998年10月から2014年9月まで、約16年間にわたって進行を担当しました。
Q3:宇内梨沙アナから山形純菜アナに交代したのはいつですか?
A3:2024年12月に引き継ぎが始まり、宇内は12月22日に卒業しました。山形は2025年1月から正式に進行を担当しました。
Q4:国山ハセンアナウンサーはなぜ2回担当しているのですか?
A4:2019年9月に『グッとラック!』のMC就任に伴って卒業しましたが、2021年6月に小林廣輝の担当終了を受けて一時的に復帰しました。同年8月に『news23』のキャスターへ移っています。
Q5:アッコにおまかせはいつ最終回を迎えましたか?
A5:2026年3月29日です。1985年10月6日の放送開始から約40年半の歴史に幕を下ろしました。
Q6:和田アキ子と峰竜太はいつから一緒に司会をしていましたか?
A6:峰竜太が男性司会者として加入したのは1993年10月です。和田とのコンビで最終回まで約32年半にわたって番組を支えました。
『アッコにおまかせ!』の歴代進行アナウンサーを振り返ると、安東弘樹、国山ハセン、小林廣輝、宇内梨沙、山形純菜という5人の主要担当者が、それぞれの時代を支えてきたことが分かります。
特に要点は次のとおりです。
- 最長期間の進行担当者は安東弘樹。
- 国山ハセンは一度卒業した後、2021年に一時復帰。
- 小林廣輝の担当終了後、宇内梨沙が正式に進行を引き継いだ。
- 宇内梨沙の後任は山形純菜。
- 最後の進行アナウンサーは山形純菜。
- 番組は2026年3月29日に放送終了。
40年以上続いた番組の歴史を振り返ると、和田アキ子と峰竜太という司会者の存在だけでなく、ニュースを伝え、出演者をつなぎ、毎週の生放送を成立させてきた進行アナウンサーの役割も見逃せません。
山形純菜は、その長い歴史を最後に引き継いだアナウンサーです。歴代担当者の交代をたどることは、TBSの番組制作やテレビアナウンサーの働き方がどのように変わってきたかを知る手掛かりにもなります。
主な参照資料:TBSテレビ公式番組・アナウンサープロフィール、TBS NEWS DIG、日刊スポーツ、スポニチアネックス、オリコンニュース、株式会社キューブ公式プロフィール。