- プロフィール: 1998年5月17日生まれ。2026年11月現在28歳で、長野県出身の女子プロレスラー。 - 経歴: 16歳でグラビア活動を始め、2018年6月16日に信州ガールズプロレスリングでプロレスデビュー。 - 現在: 「流血天使」の異名を持ち、D.I.EやBADBUTTSなどの活動を通じてデスマッチや他団体の試合に出場している。
【杏ちゃむのプロフィール】年齢・本名・出身地・基本情報を整理

まずは杏ちゃむの基本プロフィールを確認しておこう。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| リングネーム | 杏ちゃむ(あんちゃむ) |
| 生年月日 | 1998年5月17日 |
| 年齢 | 28歳(2026年11月6日時点) |
| 出身地 | 長野県 |
| 本名 | 公表を確認できず |
| 職業 | 女子プロレスラー、元グラビアアイドル |
| 所属 | 信州ガールズプロレスリング、D.I.E |
| プロレスデビュー | 2018年6月16日 |
| 主なニックネーム | 流血天使、関節技の天使 |
| スポーツ経験 | 空手、キックボクシング、ムエタイ、柔術など |
生年月日とデビュー日については、2018年7月の我闘雲舞(現チョコプロレスリング)の公式発表に記載がある。同発表では、杏ちゃむが1998年5月17日生まれで、同年6月16日にデビューしたことが紹介されている。
杏ちゃむの本名は?本名については、一般に確認できる公式プロフィールで公表されていない。
そのため、インターネット上で見かける別名や漢字表記を、そのまま本名として扱うのは適切ではない。
現在もリングネームの「杏ちゃむ」を中心に活動しており、選手としての認知度もこの名前によって確立されている。
年齢は28歳!2018年デビューから8年目へ1998年5月17日生まれというプロフィールに基づけば、2026年11月現在は28歳。
2019年5月のASCII.jpのインタビュー記事でも、21歳になったばかりの選手として紹介されており、生年月日との整合性も取れている。
プロレスラーとしては2018年のデビューから8年以上のキャリアを重ねたことになる。
単に若さやビジュアルで注目された選手ではなく、試合経験を積み重ねながら独自のファイトスタイルを作り上げてきた点が特徴だ。
【杏ちゃむの経歴年表】グラビアアイドルからプロレスラーへの転身
杏ちゃむの経歴を理解するうえで重要なのは、プロレスとの出会いが単なる芸能活動の延長ではなかったことだ。
本人の過去のインタビューや当時の団体発表をたどると、幼少期からの格闘技経験、プロレス観戦への熱中、長野県とのつながりが転身の背景にあったことが分かる。
16歳でグラビアアイドルとして活動開始杏ちゃむは高校生のころから芸能活動を始めた。
中学時代にニュージーランドへ留学し、その後、東京の専門学校に進学。友人と原宿に出かけた際にスカウトされたことが、グラビア活動を始めるきっかけになったという。
2026年9月4日配信の文春オンラインのインタビューでは、当時の撮影会や仕事の実情についても率直に語っている。
本人によると、16歳当時から撮影会などに出演し、収入面でも大きな成功を収めていた。
グラビア活動は、単なる知名度獲得のための副業ではなく、実際に生活を支える仕事だった。
プロレスとの出会いは熱心な観戦ファンとして杏ちゃむはもともとプロレス好きだった。
2023年のNumber Webのインタビューによると、初めて観戦した団体はドラゴンゲート。その後、大日本プロレス、ダブプロレス、FREEDOMSなど、インディー団体やデスマッチを積極的に観戦するようになった。
小学生時代には空手、高校時代にはキックボクシングも経験している。
つまり、プロレス転身前から格闘技に親しんでおり、リングに上がるための身体的な基礎も持っていた。
2018年6月16日、信州ガールズでプロレスデビュー転機となったのは、長野県に帰省していたときに母親とプロレスを観戦したことだった。
会場で出会ったのが、信州プロレスリングの代表兼レスラーであるグレート無茶だった。
「長野出身で頑張っている女性を応援したい」という趣旨の誘いを受け、信州ガールズプロレスリングに所属することになる。
デビュー戦は2018年6月16日、長野県上田市のサントミューゼで開催された大会。
杏ちゃむ&グレート無茶組として、さくらえみ&里歩組と対戦した。
驚くべきことに、本人はデビュー戦が決まったことをポスターで知ったという。試合まで約2週間しかなく、1日8時間ほど練習したとNumber Webのインタビューで振り返っている。
年代別キャリアと転換点| 時期 | 出来事 | 意味・特徴 |
|---|---|---|
| 幼少期 | 空手を経験 | 格闘技の基礎を身につける |
| 16歳ごろ | グラビア活動開始 | 芸能活動のキャリアを築く |
| 高校時代 | キックボクシング、ムエタイなどを経験 | 格闘技への関心を深める |
| 2018年6月16日 | プロレスデビュー | 信州ガールズ所属選手として出発 |
| 2018年以降 | 他団体への参戦 | 多様な試合形式を経験 |
| 2023年 | Number Webで特集 | 関節技とグラビアの個性が紹介される |
| 2024年 | YappyとのBAD BUTTS結成 | タッグチームとしての活動を展開 |
| 2026年 | D.I.E所属選手として活動 | デスマッチ路線をさらに強化 |
| 2026年9月 | 文春オンラインで連続インタビュー | 生い立ちや転身の背景を語る |
| 2026年10月 | FMWEなど複数団体に参戦 | 現役選手として活動を継続 |
杏ちゃむの転身には、大きく分けて2つの背景がある。
1つは、長野県出身の女性として地元を盛り上げたいという思い。もう1つは、観戦する側から自分自身が試合をする側になりたいというプロレスへの情熱だ。
デビュー当初は、グラビアアイドルという肩書きが先行し、実力面で厳しい評価を受けることもあった。
しかし、そこでプロレスを辞めるのではなく、練習を重ねて自分の武器を作る方向へ進んだ。
特に大きかったのが、関節技の指導者として知られる石川雄規との出会いだった。
【流血天使の正体】杏ちゃむがデスマッチに挑戦する理由
杏ちゃむを語るうえで外せないのが「流血天使」という異名だ。
かわいらしい外見と、激しい流血を伴うデスマッチでの姿。その大きなギャップが、彼女の存在を際立たせている。
「関節技の天使」と呼ばれる理由杏ちゃむの初期の大きな特徴は関節技だった。
指導者の石川雄規から、グラウンド技術や関節技を学び、腕ひしぎ十字固めや脇固めなどを試合に取り入れた。
Number Webは2023年の記事で、彼女の関節技を独自のトレードマークとして紹介している。
グラビア時代の華やかな衣装と、渋い関節技の組み合わせは、従来の女子プロレスラーとは異なる個性になった。
「グラドルに何ができる」という偏見に対し、技術で応えるスタイルだったといえる。
デスマッチに魅了された理由杏ちゃむは10代のころからデスマッチに強い関心を持っていた。
特に大日本プロレスの蛍光灯デスマッチを観戦した経験が、価値観を大きく変えたという。
2026年9月4日の文春オンラインのインタビューでは、初めて見た激しい流血試合について、次のように語っている。
「美しいと思いました。」
本人にとってデスマッチは、単に危険なことをする試合ではなかった。
選手同士がリスクを理解したうえで、観客に強烈な印象を残す試合を作り上げる。その表現としての側面に魅力を感じたという。
また、本人は学生時代のつらい経験と流血への感覚との関係についてもインタビューで触れている。
こうした背景は、彼女のデスマッチへの姿勢を理解するうえで重要だ。ただし、過去の経験と現在の競技活動を単純に結びつけることはできない。本人が語っているのは、自身の感覚や経験についてである。
「流血天使」は単なるキャッチコピーではないデスマッチのリングでは、蛍光灯や有刺鉄線などを使用する試合形式もある。
2026年10月25日のFMWE大会では、杏ちゃむは櫻井匠と組み、久令愛&JADE組と凶器使用が認められたミックスドタッグマッチで対戦した。
試合中には有刺鉄線を巻いた棒による攻撃を受けて流血。それでも反撃を続け、最終的にはパートナーの櫻井が勝利を決めた。
この試合は、彼女が現在もデスマッチを含むハードな試合形式に積極的に出場していることを示す事例だ。
【D.I.E・BADBUTTSとは?】杏ちゃむを取り巻く団体と関係者
杏ちゃむの現在の活動を理解するには、所属団体とタッグチームを区別しておく必要がある。
信州ガールズプロレスリング信州ガールズプロレスリングは、杏ちゃむがプロレスラーとしての出発点を築いた団体だ。
長野県を拠点とする信州プロレスリングの女子部門として活動しており、彼女は長野県出身という自身の背景とも結びついた選手である。
現在も所属先として名前が挙がっており、単なるデビュー時の経歴ではない。
D.I.Eとは何かD.I.Eは、過激な試合形式やデスマッチを扱うプロレス団体だ。
2026年1月1日付のD.I.E公式選手紹介では、杏ちゃむが所属選手として掲載されている。信州ガールズプロレスリングとの2団体所属という形で紹介されている点も重要だ。
デスマッチへの挑戦を一時的な企画ではなく、継続的なキャリアとして取り組んでいることが分かる。
BADBUTTSとは何かBADBUTTS(バッド・バッツ)は、杏ちゃむがタッグ戦線で展開しているユニット名だ。
2024年のアイスリボン公式試合記録では、杏ちゃむとYappyがタッグチーム「BAD BUTTS」を結成したことが紹介されている。
その後は久令愛との組み合わせも同ユニットとして紹介されるようになり、2025年のPURE-J大会でも活動が取り上げられた。時期によってタッグの組み合わせが異なる点には注意したい。
杏ちゃむ自身のXプロフィールでも、BADBUTTSの「女王蜂」という肩書きを使用している。
関係団体・人物の整理| 名称 | 杏ちゃむとの関係 | 主な役割 |
|---|---|---|
| 信州ガールズプロレスリング | 所属団体 | デビューの原点 |
| D.I.E | 所属団体 | デスマッチを含む過激な試合 |
| グレート無茶 | デビューのきっかけを作った人物 | 地元プロレスとの接点 |
| さくらえみ | デビュー戦の対戦相手・指導上の関係者 | プロレスの基礎形成に関わる |
| 石川雄規 | 関節技の指導者 | グラウンド技術の強化 |
| Yappy | BADBUTTSの初期パートナー | タッグ活動 |
| 久令愛 | BADBUTTSとして共闘した選手 | タッグ戦線での活動 |
この関係図から見えてくるのは、杏ちゃむが特定のリングだけに活動を限定していないことだ。
所属団体を持ちながら、複数の団体に参戦し、シングルマッチ、タッグマッチ、デスマッチと幅広い形式に対応している。
【2026年最新】杏ちゃむの現在と試合結果を検証
2026年の杏ちゃむは、デスマッチだけでなく通常の女子プロレスや他団体のタッグ戦にも出場している。
9月4日には文春オンラインで連続インタビューが公開され、競技生活の背景やグラビア時代についても改めて注目が集まった。
2026年10月の主な試合結果2026年10月の試合記録から、代表的な結果を整理した。
| 日付 | 大会・対戦カード | 結果 |
|---|---|---|
| 10月11日 | FREEDOMS・佐久田俊行とタッグ | Vixsin&植木嵩行組に敗北 |
| 10月17日 | しのせ愛梨紗とタッグ | 松下楓歩&虎牙のん組に勝利 |
| 10月23日 | D.I.E 25・植木嵩行とタッグ | Yappy&高橋匡哉組に勝利 |
| 10月24日 | アイスリボン1522・松下楓歩とタッグ | 藤本つかさ&若菜きらり組に敗北 |
| 10月25日 | FMWE・櫻井匠とタッグ | 久令愛&JADE組に勝利 |
特に注目したいのは、10月23日のD.I.E 25だ。
杏ちゃむは植木嵩行と組み、Yappy&高橋匡哉組と対戦。15分04秒で勝利している。デスマッチ系の試合形式であるD.I.Eルールのタッグマッチで結果を残した。
翌24日のアイスリボン1522では松下楓歩と組んだものの、藤本つかさ&若菜きらり組に敗北。こちらは特殊ルールのタッグマッチで、若菜きらりのラ・マヒストラルによって決着した。
そして25日のFMWE大会では櫻井匠とのタッグで勝利。
対戦相手は久令愛&JADE。激しい攻撃を受けて流血しながらも試合を続け、最後は櫻井がライオンサルトで3カウントを奪った。
この3日間だけを見ても、杏ちゃむの活動範囲が通常の女子プロレスから過激な試合形式まで広がっていることが分かる。
2026年11月の活動にも注目11月1日のGammaとなにわ女子プロレスの合同興行に向けては、杏ちゃむと勇気みなみのタッグが、フライング・ペンギン&咲村良子組の保持するなにわ女子タッグ王座に挑戦するカードが告知されていた。
タイトル戦線への挑戦という点でも、2026年後半の活動は見逃せない。なお、挑戦カードの告知と実際の王座獲得は別の事実であり、戴冠したと断定することはできない。
現在もグラビア活動を続けている?ここは過去と現在を分けて考える必要がある。
杏ちゃむはかつて「戦うグラビアアイドル」として、グラビアとプロレスを両立していた。
しかし2026年9月の文春オンラインのインタビューでは、グラビアアイドルを辞めたことを本人が明かしている。
その理由として挙げたのは、練習と両立できる仕事が限られていたこと、そして本当にやりたい道を極めたいという思いだった。
「本当にやりたい道だけを極めよう」
この選択は、単にグラビアからプロレスへ職業を変えたという話ではない。
かつてはビジュアルと話題性が注目されていた選手が、競技者としてのキャリアを優先するようになったという大きな転換点だ。
【プロの結論】杏ちゃむの本当の強みは異色の経歴だけではない
杏ちゃむのキャリアを振り返ると、3つの特徴が浮かび上がる。
1つ目は、プロレスファンとしての経験だ。
選手になる前からインディー団体やデスマッチを観戦しており、競技への理解が深い。観客としてリングを見てきた経験が、試合へのこだわりにもつながっている。
2つ目は、関節技という技術的な武器だ。
グラビアアイドル出身という話題性だけでは、長期的にプロレス界で活動することは難しい。石川雄規から学んだ関節技を個性に変えたことは、選手としての差別化に大きく貢献した。
3つ目は、デスマッチへの継続的な挑戦だ。
流血天使という異名は強烈だが、それだけでは彼女の全体像は見えてこない。通常の女子プロレスにも出場し、他団体の選手と組み、タッグ戦線にも参加している。
つまり杏ちゃむの魅力は、デスマッチだけに依存しない幅広い活動にある。
今後のキャリアを評価するなら、次の3点が判断材料になる。
- シングルマッチでどのような勝利を積み重ねるか。
- デスマッチでどのような独自性を発揮するか。
- タッグチームや複数団体での活動を通じて、どれだけ存在感を高めるか。
単に流血の激しさだけを追うのではなく、試合内容や技術、対戦相手との関係性まで見ることで、杏ちゃむのレスラーとしての実力がより理解できる。
【杏ちゃむに関するよくある質問(FAQ)】
Q1:杏ちゃむの年齢は何歳ですか?
A1:1998年5月17日生まれで、2026年11月6日時点では28歳です。
Q2:杏ちゃむの本名は公表されていますか?
A2:本名は公表を確認できず、リングネームの「杏ちゃむ」で活動しています。
Q3:杏ちゃむはなぜグラビアアイドルからプロレスラーに転身したのですか?
A3:もともとプロレス好きで、長野県を盛り上げたいという思いもあり、2018年6月16日にデビューしました。その後、競技に専念するためグラビア活動を辞めたことを2026年のインタビューで明かしています。
杏ちゃむは、元グラビアアイドルという異色の経歴を持ちながら、2018年のデビュー以降、プロレスラーとして着実にキャリアを築いてきた人物だ。
現在28歳。信州ガールズプロレスリングとD.I.Eに所属し、「流血天使」の異名でデスマッチにも挑戦している。
2026年は文春オンラインでの連続インタビュー、D.I.Eでの試合、アイスリボンやFMWEへの参戦など、活動の幅広さが改めて明らかになった。
今後の注目要点は、デスマッチでのさらなる活躍だけではない。関節技を生かした通常の試合、BADBUTTSとしてのタッグ戦線、そしてシングルタイトルへの挑戦も重要なテーマになる。
杏ちゃむは「元グラビアアイドルがプロレスをしている選手」から、「独自のスタイルを確立した女子プロレスラー」へと歩みを進めている。
その変化こそが、2026年現在の杏ちゃむを知るうえで最も要点だ。
主な参考資料:文春オンライン(2026年9月4日・杏ちゃむ連続インタビュー)、Number Web(2023年6月30日)、チョコプロレスリング公式発表(2018年7月18日)、D.I.E公式選手紹介、アイスリボン公式試合結果、FMWE大会報道。