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排卵期に食欲が増える・なくなるのはなぜ?ホルモン変化と研究データを徹底解説

伊部 拓海 伊部 拓海 • 更新: • 公開: • 読了約 22 分
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排卵期になると、普段よりお腹が空いて食べる量が増える人がいる一方、反対に食欲が落ちたり、食べ物を受け付けにくくなったりする人もいます。同じ月経周期の中で、なぜ食欲にこれほど違いが生まれるのでしょうか。その背景には、エストロゲン(卵胞ホルモン)やプロゲステロン(黄体ホルモン)の変動、脳の食欲調節、エネルギー消費などが関係しています。

2026年現在、月経周期と食事量の関係については、複数の研究を統合したメタ分析も公表されています。2025年3月刊行の学術誌『Nutrition Reviews』に掲載された研究では、黄体期のエネルギー摂取量が卵胞期より平均的に多いという結果が報告されました。一方、排卵前後には食事量が低下する傾向を示した研究もあります。排卵期の食欲が増える場合と減る場合の違い、研究で確認された摂取カロリーの差、体重増加との関係、無理なく実践できる対策を詳しく解説します。

【まず結論】排卵期に食欲が増える人・なくなる人がいる理由

排卵期食欲

排卵期の食欲には個人差があり、食欲が増えることも、減ることもあります。月経周期に伴うホルモン変動が関係しているものの、すべての人に同じ変化が起こるわけではありません。

研究で比較的よく報告されているのは、排卵直前から排卵日にかけて食事量が少なくなり、その後の黄体期に増えるというパターンです。ただし、これは平均的な傾向であり、個人の食欲を予測できる絶対的な法則ではありません。

排卵前は食欲が落ちる傾向がある

排卵前の卵胞期後半には、卵巣から分泌されるエストロゲンが上昇します。エストロゲンは生殖機能だけでなく、脳の食欲調節やエネルギー代謝にも関係するホルモンです。

動物実験やヒトを対象とした観察研究では、エストロゲンの増加と食事量の減少が関連することが報告されています。そのため、排卵前になると自然に空腹を感じにくくなったり、普段より少ない食事量で満足したりする人がいます。

ただし、排卵前の食欲低下が全員に起こるわけではありません。食事量に変化がない場合も、排卵期に空腹感が強くなる場合もあります。

排卵後は食欲が増えることがある

排卵が終わると、卵胞は黄体へと変化し、プロゲステロンの分泌が増加します。この時期が黄体期です。

プロゲステロンは妊娠に備えて子宮内膜の状態を整える役割を持ちます。同時に、エネルギー摂取や食欲に関係するホルモンでもあります。排卵後から生理前にかけて、食欲が増したり、甘いものや炭水化物が欲しくなったりする人がいるのは、この時期の生理的変化と関連している可能性があります。

特に生理前の食欲増加は、月経前症候群(PMS)の症状の一つとしても知られています。食欲の変化に加えて、眠気、むくみ、乳房の張り、イライラなどが現れる人もいます。

排卵日と黄体期を同じものとして考えない

見落としやすいのが、排卵期と排卵後の黄体期は別の時期だという点です。

一般的な28日周期を例にすると、排卵はおおむね14日目前後ですが、実際の排卵日は周期の長さや個人の体調によって変わります。排卵後の黄体期は通常12〜14日程度で、排卵前の卵胞期より長さが比較的安定しています。

そのため、「排卵期に食欲が増えた」と感じていても、実際には排卵が終わった後の黄体期に食欲が変化している可能性があります。生理開始日だけで排卵日を決めつけず、基礎体温や排卵検査薬なども参考にすると、自分の周期を把握しやすくなります。

【ホルモンバランスを検証】エストロゲンとプロゲステロンが食欲を左右する仕組み

月経周期と食欲の関係を理解するには、エストロゲンとプロゲステロンの働きを知ることが欠かせません。どちらも卵巣から分泌される女性ホルモンですが、分泌量が増える時期や身体への作用は異なります。

エストロゲンは食欲を抑える方向に働く

エストロゲンは卵胞ホルモンとも呼ばれ、卵胞の発育や子宮内膜の増殖に関係しています。

食欲との関係では、脳の視床下部などにある食欲調節の仕組みに作用することが研究されています。特にエストラジオールというエストロゲンの一種は、食欲を抑制する方向に働く可能性が示されています。

食欲の調節には、満腹感に関係するレプチンや、空腹感に関係するグレリンなども関与します。エストロゲンはこうした食欲関連シグナルと相互に関係するため、単純にホルモンの分泌量だけで食事量が決まるわけではありません。

排卵前にエストロゲンが高くなる時期に食欲が落ちる人がいるのは、こうした作用と整合する現象です。

プロゲステロンは排卵後に増加する

プロゲステロンは黄体ホルモンとも呼ばれ、排卵後に形成される黄体から多く分泌されます。妊娠が成立しなければ、黄体の働きが低下し、プロゲステロンの分泌量も減少して月経が始まります。

食欲との関係では、プロゲステロンの増加とエネルギー摂取量の増加が関連する研究があります。エストロゲンが高い時期と比較して、黄体期に空腹感や食事量が増える人がいることも、その一例です。

ただし、「プロゲステロンが増えれば必ず食欲が増す」という単純な関係ではありません。ヒトを対象とした研究では結果に違いがあり、プロゲステロン単独の作用だけで食欲の変化を説明することはできません。

排卵前後のホルモン変動はどのように進むのか

排卵期には、エストロゲンの上昇をきっかけとして黄体形成ホルモン(LH)が急増するLHサージが起こります。これが排卵を引き起こす重要な変化です。

排卵後はプロゲステロンの分泌が増え、黄体期へ移行します。エストロゲンも黄体期に再び上昇するため、実際のホルモンバランスは一方向に変化するわけではありません。

つまり、排卵期の食欲変化は、単に女性ホルモンの量が増えたり減ったりするだけでなく、複数のホルモンが変化するタイミングと、それに対する身体の反応によって生じると考えられています。

【研究データで比較】排卵前・排卵後・黄体期の食欲と摂取カロリー

月経周期と食欲の関係については、個人の体験談だけでなく、実際の食事量を測定した研究もあります。特に注目したいのが、2025年3月刊行の『Nutrition Reviews』に掲載されたシステマティックレビュー・メタ分析です。

330人を対象としたメタ分析で黄体期の摂取量が多い結果に

Jessica A. L. Tucker氏らによる研究では、月経周期の卵胞期と黄体期におけるエネルギー摂取量を比較した15のデータセットが分析されました。

対象となったのは、18〜45歳で、平均BMIが標準範囲にある女性330人です。分析の結果、黄体期のエネルギー摂取量は卵胞期より統計的に有意に多いことが示されました。

具体的には、両時期の平均摂取量の単純な差として、黄体期は卵胞期より約168kcal/日多いという結果が報告されています。統合された効果量は標準化平均差0.69、P値は0.039でした。

ただし、この168kcalは個々の女性に共通する増加量ではありません。各研究の結果を単純平均した差であり、実際のメタ分析では研究ごとの重み付けが行われています。

研究結果にはばらつきも存在する

この研究では、15のデータセットのうち8つが月経周期による摂取量の有意な差を報告し、7つは明確な差を確認できませんでした。

加えて、研究間の異質性を示すI²は83%と高く、食事量の測定方法や月経周期の判定方法にも違いがありました。つまり、黄体期に食事量が増えるという傾向には一定の科学的裏付けがあるものの、研究結果がすべて一致しているわけではありません。

排卵前後については、2023年の食事摂取に関するナラティブレビューでも、排卵直前から排卵日にかけて摂取量が減り、その後の黄体期に増える傾向が紹介されています。ただし、食事量を自己申告で調べた研究も含まれるため、正確なカロリー差を断定することはできません。

月経周期ごとの食欲とホルモン変化の比較
時期 主なホルモン変化 食欲・摂取量の傾向
月経期 エストロゲンとプロゲステロンが低下 食欲の変化には個人差があり、一定の傾向はない
卵胞期前半 エストロゲンが徐々に上昇 食欲が落ち着く人もいる
排卵前 エストロゲンが高まり、LHサージが起こる 食事量が低下する傾向を示す研究がある
排卵直後 エストロゲンが低下し、プロゲステロンが上昇し始める 食欲が変化する移行期。個人差が大きい
黄体期前半〜中盤 プロゲステロンが増加し、エストロゲンも再上昇 卵胞期よりエネルギー摂取量が多い傾向
生理直前 妊娠が成立しなければ両ホルモンが低下 食欲増加や食べ物への欲求が現れる人がいる

この比較から分かるのは、排卵日だけを切り取って食欲を判断することには限界があるということです。食欲の変化を把握するには、排卵前後から生理開始までの流れを継続して見る必要があります。

【個人差を徹底分析】排卵期に食欲が増える人・食欲不振になる人の違い

同じように月経周期を繰り返していても、食欲の変化は人によって異なります。排卵期に食欲が旺盛になる人もいれば、食欲不振になって食事量が減る人もいます。

排卵期に食欲が増える人の特徴

排卵期に食欲が増える場合、排卵後のプロゲステロンの増加や、月経周期に伴うエネルギー摂取量の変化が関係している可能性があります。

また、睡眠不足や仕事のストレス、運動量の増加、食事制限なども空腹感に影響します。ホルモン変動と生活習慣が重なることで、普段より食べたい気持ちが強くなる場合もあります。

特に生理前になると甘いものや炭水化物を欲する人は、排卵期そのものよりも、黄体期後半の変化に注目すると自分のパターンを理解しやすくなります。

排卵期に食欲がなくなる・食欲不振になる理由

反対に、排卵期になると食欲がなくなる人もいます。エストロゲンの変動と食欲抑制の関係は、その一つの説明として考えられています。

ただし、食欲不振がすべてホルモンによるものとは限りません。排卵期に伴う腹部の違和感、吐き気、消化器症状、ストレスなどが食事量を減らしている可能性もあります。

一時的に食欲が落ちても、水分が取れていて、通常の食事に戻るのであれば、周期的な変化として経過を観察できる場合があります。一方、数日以上食べられない状態が続く、体重が意図せず減る、強い腹痛や吐き気を伴うといった場合には、婦人科や内科で相談してください。

ホルモン以外にも食欲を左右する要因がある

食欲は女性ホルモンだけで決まるものではありません。次のような要因も月経周期に伴う食欲変化を大きく左右します。

  • 睡眠:睡眠不足は空腹感や食べ物への欲求に影響する。
  • ストレス:精神的な負担によって食べる量が増えたり減ったりする。
  • 食事制限:普段から摂取量を抑えていると、周期による食欲の変化を強く感じる場合がある。
  • 運動量:活動量や運動強度の変化によって必要なエネルギー量が変わる。
  • ホルモン剤の使用:低用量ピルなどの使用状況によって、自然な月経周期とはホルモン環境が異なる。
  • 体調や基礎疾患:消化器系の不調や内分泌系の問題などが食欲に影響することもある。

特に重要なのは、食欲の変化が毎月同じ時期に起こるかどうかです。周期的な変化なのか、生活環境や体調による一時的なものなのかを区別すると、適切な対応につながります。

【食欲と体重増加への対策】排卵期から生理前までの食事管理

排卵期や黄体期に食欲が増しても、無理に我慢する必要はありません。食欲の変化を否定するのではなく、空腹感に合わせて食事の内容やタイミングを調整することが現実的な対策です。

1. 食事を抜かず、必要な栄養を確保する

食欲が増えたからといって、翌日の食事を極端に減らす方法はおすすめできません。食事を抜くと空腹感が強まり、次の食事で食べすぎることにつながる可能性があります。

主食、主菜、副菜を基本に、たんぱく質、食物繊維、適量の脂質を組み合わせると、満足感を得やすくなります。食事の量だけでなく、栄養バランスにも目を向けましょう。

2. 間食は量と内容を工夫する

生理前に甘いものやスナック菓子が食べたくなった場合、完全に禁止する必要はありません。食べる量をあらかじめ決めたり、食事の一部として取り入れたりする方法があります。

間食には、次のような食品も選択肢になります。

  • 無糖ヨーグルトやチーズ
  • ナッツ類
  • 果物
  • ゆで卵
  • 全粒穀物を使った食品

空腹感が強いときは、少量の間食で無理に済ませず、必要に応じて食事そのものを調整しましょう。

3. 食欲がないときは食べやすいものを選ぶ

排卵期に食欲不振が起こる場合は、無理に一度にたくさん食べようとせず、消化しやすく食べやすいものを少量ずつ取り入れる方法があります。

おかゆ、スープ、うどん、豆腐、卵料理などは食事量が少ないときにも取り入れやすい食品です。水分補給も忘れずに行いましょう。

食べられない状態が続く場合は、食事の工夫だけで解決しようとせず、医療機関で原因を確認することが大切です。

4. 食欲と体重を2〜3周期記録する

食欲の変化を把握するうえで役立つのが、月経周期と食事の記録です。

毎日の食事内容を細かく記録する必要はありません。生理開始日、食欲の強さ、空腹感、間食の有無、睡眠時間、体重などを簡単に記録するだけでも、自分の傾向が見えてきます。

例えば、毎回排卵後5〜7日頃に食欲が増えるのであれば、黄体期の変化と関連している可能性があります。反対に、毎月異なるタイミングで食欲不振が起こるなら、睡眠やストレスなど別の要因も考えられます。

5. 排卵期・生理前の体重増加を脂肪と決めつけない

排卵後から生理前に体重が増えると、食べすぎて太ったのではないかと不安になる人もいます。しかし、短期間の体重変動は脂肪の増加だけで説明できません。

月経前には水分が体内にとどまりやすくなり、むくみや腹部膨満感が生じることがあります。便通や食事量の変化も体重計の数字に影響します。

大塚製薬のPMSラボでも、月経前の体重増加について、むくみと食欲増進が関係する可能性が紹介されています。月経が始まると体重が戻るケースもあるため、1日ごとの数字だけで判断しないことが大切です。

体重管理をする場合は、毎日同じ条件で測定し、月経周期を通じた長期的な傾向を確認しましょう。

【受診の目安】排卵期の食欲不振や食欲増加は病気のサイン?

排卵期や生理前の食欲変化は、月経周期に伴う自然な反応として起こる場合があります。ただし、日常生活に支障が出るほど症状が強い場合は、単なる体質として片付けないことも大切です。

PMSによる食欲変化の可能性

月経前症候群(PMS)は、生理開始前の黄体期に精神的・身体的な症状が現れ、生理が始まると軽快または消失する状態です。

日本産科婦人科学会の2025年3月31日発行の「月経前症候群・月経前不快気分障害に対する診断・治療指針」では、PMSの背景に排卵周期に伴う性ホルモンの変動や、セロトニン、GABAなどの脳内伝達物質が関与すると説明されています。

食欲の変化だけでなく、イライラ、気分の落ち込み、眠気、疲労感、むくみなどが毎月繰り返される場合は、PMSの可能性も考えられます。

食欲の変化が強い場合はPMDDにも注意

PMDD(月経前不快気分障害)は、PMSのうち精神症状が特に強く、仕事や学校、人間関係など日常生活に大きな支障が出る状態です。

食欲の著しい変化に加えて、強い抑うつ、不安、怒り、感情の不安定さなどが周期的に現れる場合には、婦人科や精神科、心療内科への相談が選択肢になります。

医療機関に相談したい症状
  • 食欲不振が長く続き、食事や水分を十分に取れない。
  • 原因が分からない体重減少や急激な体重変化がある。
  • 強い腹痛や吐き気、嘔吐を伴う。
  • 食欲増加や過食によって日常生活に支障が出ている。
  • 生理前の気分の落ち込みや不安が強い。
  • 月経周期が大きく乱れたり、月経が長期間止まったりしている。

日本産科婦人科学会の指針では、PMSやPMDDの診断にあたり、症状が現れる時期や周期性を確認することが重視されています。特に2周期にわたる症状日誌の記録が推奨されています。

症状が毎月繰り返される場合は、自己判断で我慢せず、記録を持参して婦人科で相談するとよいでしょう。

【排卵期の食欲】に関するよくある質問(FAQ)

Q1:排卵期は食欲が増えるのが普通ですか?
A1:排卵期の食欲には個人差があります。排卵前後に食事量が減る傾向を示す研究がある一方、食欲が増える人や変化しない人もいます。排卵後の黄体期には摂取量が増える傾向が報告されています。

Q2:排卵期に食欲がなくなるのはなぜですか?
A2:排卵前に増加するエストロゲンが食欲調節に関係している可能性があります。また、排卵に伴う腹部の違和感や吐き気、ストレスなども影響します。食欲不振が長く続く場合は医療機関に相談してください。

Q3:排卵後は何日目から食欲が増えますか?
A3:決まった日数はありません。排卵直後から食欲が変化する人もいれば、黄体期の中盤や生理直前に強くなる人もいます。プロゲステロンは一般的に排卵後に増加し、黄体期中盤に高くなります。

Q4:排卵期から生理前にかけて何kcal多く食べるのでしょうか?
A4:2025年のメタ分析では、黄体期の摂取エネルギー量が卵胞期より単純平均で約168kcal/日多いという結果でした。ただし、これは研究参加者全体の平均的な差であり、すべての人に当てはまる数字ではありません。

Q5:排卵期や生理前に食欲が増えると太りますか?
A5:食事量が増える状態が長く続けば体重に影響する可能性はありますが、月経前の体重増加にはむくみや水分貯留、便通の変化も関係します。一時的な体重増加をそのまま脂肪の増加と判断する必要はありません。

Q6:排卵期に食欲がないときは無理に食べた方がよいですか?
A6:無理に大量に食べる必要はありませんが、食事を完全に抜くことも避けたいところです。スープやおかゆ、豆腐、卵料理など食べやすい食品を少量ずつ取り入れ、水分も確保しましょう。症状が続く場合は受診してください。

排卵期に食欲が増える人もいれば、食欲がなくなる人もいます。その違いには、エストロゲンやプロゲステロンの変動をはじめ、脳の食欲調節、睡眠、ストレス、生活習慣など複数の要因が関係しています。

2025年のメタ分析では、黄体期のエネルギー摂取量が卵胞期より約168kcal/日多いという結果が示されました。一方、研究間のばらつきも大きく、すべての女性に同じ変化が起こるわけではありません。

排卵前に食欲が落ち、排卵後から生理前にかけて食欲が増すというパターンは、月経周期に伴う一つの傾向です。しかし、排卵期に食欲不振になる場合も、食欲が旺盛になる場合も、それだけで異常とは判断できません。

大切なのは、食欲の変化を無理に抑え込最初に、自分の月経周期と身体の反応を把握することです。食欲、体重、体調を2〜3周期ほど記録すれば、自分に合った食事管理や生活習慣を見つけやすくなります。

食欲の変化が強く、日常生活に影響している場合には、婦人科で相談することも検討してください。ホルモンの変動を正しく理解し、身体のサインに合わせた対応を続けることが、無理のない健康管理につながります。

主な参考資料

  • Jessica A. L. Tucker et al.「The Effect of the Menstrual Cycle on Energy Intake: A Systematic Review and Meta-analysis」Nutrition Reviews, 2025年3月号。
  • 「Dietary energy intake across the menstrual cycle: a narrative review」2023年。
  • 日本産科婦人科学会「月経前症候群・月経前不快気分障害に対する診断・治療指針」2025年3月31日発行。
  • 日本産婦人科医会「月経前症候群に関する解説」。
  • 「Ovarian Hormones and Binge Eating in Adulthood」Current Directions in Psychological Science, 2023年。

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コンテンツディレクター 伊部 拓海
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映画・ドラマ担当。公開資料と一次報道を照合し、ネタバレの扱いには線引きルールを設けています。

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