2026年の函館記念は、6月28日(日)に函館競馬場で開催された第62回農林水産省賞典函館記念(GⅢ)。芝2000mのハンデキャップ重賞には15頭が出走し、10番人気のファウストラーゼンが優勝した。勝ち時計は1分57秒7。小林美駒騎手にとってはJRA重賞初制覇となる勝利だった。
レース前の調教では、函館芝コースで抜群の動きを披露したファウストラーゼンが高評価を獲得。一方、ケイアイセナは函館ウッドで軽快な反応を見せ、エコロディノスは喉の手術明けながら順調な仕上がりをアピールした。イガッチも1週前から好時計を連発し、調教評価を高めていた。
実際の結果を見ると、追い切りで高評価を受けた馬が好走したケースもあれば、調教評価と着順が一致しなかったケースもある。今回は1週前追い切り、最終追い切りの時計、函館の洋芝適性、JRA公式調教動画、そして6月28日の実際のレース結果を照らし合わせ、全15頭の仕上がりを検証する。
【結果速報】函館記念2026はファウストラーゼンが10番人気から復活V!

2026年6月28日15時20分、函館競馬場で行われた第62回函館記念は、晴天・芝良のコンディションで実施された。
JRA公式のレース成績によると、優勝したのはファウストラーゼン。小林美駒騎手とのコンビで、2番枠から最後の直線で力強く伸び、1分57秒7でゴールした。
単勝10番人気という評価を覆した勝利であり、調教段階で高く評価されていた動きが本番でも結果につながった形だ。
函館記念2026の上位入線馬主な着順は以下のとおり。
- 1着:ファウストラーゼン(10番人気・1分57秒7)
- 2着:ケリフレッドアスク(7番人気・1分57秒8)
- 3着:ピースワンデュック(9番人気・1分57秒8)
- 4着:ケイアイセナ(6番人気・1分57秒8)
- 5着:マジックサンズ(4番人気・1分58秒1)
- 6着:イガッチ(1番人気・1分58秒2)
- 9着:エコロディノス(3番人気・1分58秒3)
注目したいのは、1着から4着までのタイム差がわずか0.1秒だったこと。上位勢は非常に接近した争いを演じており、調教評価のわずかな違いだけで着順を予測する難しさも示した。
特に1番人気に支持されたイガッチが6着、3番人気のエコロディノスが9着に終わった点は、レース前の期待と実際のパフォーマンスを比較するうえで重要だ。
【全頭調教診断】函館記念2026の1週前・最終追い切りタイム一覧
2026年の函館記念では、6月17日から18日にかけて1週前追い切りが行われ、最終追い切りは主に6月24日(水)に集中した。一部の馬は6月25日(木)にも調整を行っている。
今回の調教診断では、全体時計だけでなく、ラスト1ハロンの反応、併せ馬での手応え、馬場状態、調教の負荷を総合的に見る必要がある。
函館記念2026・全15頭の追い切り評価以下は、うましるの全頭調教診断で公表された評価を基準に、1週前・最終追い切りと実際の着順を整理したもの。評価は同サイト独自のもので、JRAによる公式評価ではない。
| 馬名 | 1週前追い切り | 最終追い切り | 評価 | 結果 |
|---|---|---|---|---|
| アラタ | 美浦W 6F82.9秒・終い11.3秒 | 函館W 5F67.0秒・12.6秒 | B | 10着 |
| イガッチ | 函館W 5F65.2秒・12.7秒 | 函館W 5F66.5秒・12.8秒 | A | 6着 |
| エコロディノス | 函館W 5F65.1秒・12.7秒 | 函館W 5F67.0秒・12.5秒 | B | 9着 |
| オニャンコポン | 強い時計なし | 角馬場で軽めの調整 | E | 12着 |
| ケイアイセナ | 函館W 5F75.9秒・14.1秒 | 函館W 5F67.9秒・12.3秒 | B | 4着 |
| ケリフレッドアスク | 栗東坂路4F56.8秒・12.1秒 | 函館芝 5F67.0秒・12.4秒 | B | 2着 |
| サンストックトン | 美浦坂路4F56.1秒・12.1秒 | 函館芝 5F71.3秒・12.5秒 | B | 8着 |
| ジュタ | 栗東坂路4F51.9秒・12.2秒 | 函館芝 5F67.5秒・11.5秒 | C | 14着 |
| チャックネイト | 美浦W 6F82.9秒・11.2秒 | 函館W 4F57.7秒・13.3秒 | A | 7着 |
| デビットバローズ | 栗東CW 6F81.2秒・11.2秒 | 函館芝 5F71.6秒・12.9秒 | B | 11着 |
| バルナバ | 栗東CW 6F85.5秒・11.9秒 | 函館W 5F68.9秒・13.3秒 | B | 15着 |
| ピースワンデュック | 美浦W 6F81.2秒・11.3秒 | 函館芝 5F67.5秒・11.6秒 | C | 3着 |
| ファウストラーゼン | 函館W 5F69.3秒・13.0秒 | 函館芝 5F65.0秒・11.4秒 | S | 1着 |
| フィーリウス | 美浦W 6F82.7秒・11.2秒 | 函館芝 5F67.2秒・11.7秒 | B | 13着 |
| マジックサンズ | 函館W 5F70.0秒・13.0秒 | 函館芝 5F65.6秒・11.4秒 | B | 5着 |
※Wはウッドチップコース、CWは栗東のウッドチップコースを指す。坂路の時計は4ハロン、ウッド・芝コースの時計は主に5~6ハロンで記載。馬場状態や調教負荷が異なるため、単純な時計比較には注意したい。
追い切りランキングで最上位だったのはファウストラーゼンうましるの評価ランキングでは、ファウストラーゼンが唯一のS評価を獲得。A評価にはイガッチとチャックネイトが並んだ。
B評価にはアラタ、エコロディノス、ケイアイセナ、ケリフレッドアスク、サンストックトン、デビットバローズ、バルナバ、フィーリウス、マジックサンズが入っている。
C評価はジュタとピースワンデュック、オニャンコポンは調教時計による評価が難しいE判定だった。
一方、競馬チャンネルの全頭診断ではA評価が5頭となり、ケイアイセナやエコロディノスも高評価を獲得していた。評価媒体によって判定が異なる点は、調教診断を読む際に押さえておきたいポイントだ。
【注目4頭を徹底分析】ファウストラーゼン・ケイアイセナ・エコロディノス・イガッチ
ファウストラーゼン:最終追い切り5F65.0秒、終い11.4秒の圧巻の動き今回の調教で最も注目すべきだったのがファウストラーゼンだ。
6月24日の最終追い切りは函館芝コース。小林美駒騎手を背に、マジックサンズを3馬身追走する形で併せ馬を実施した。
記録した時計は5F65.0秒-4F49.7秒-3F36.6秒-1F11.4秒。馬なりで追われながら、最後まで安定したフォームを維持していた。
特に評価できるのは、相手のマジックサンズが強めに追われていたのに対し、ファウストラーゼンは余力を残した状態で併入した点だ。数字だけでなく、追い切り映像でも四肢の動きと集中力が目立っていた。
1週前は函館ウッドで5F69.3秒-13.0秒。マジックサンズを追走して同入しており、最終追い切りに向けて着実に状態を上げていた。
また、今回が初コンビとなった小林美駒騎手も、1週前より雰囲気が良くなったと感じていたことが調教後のコメントから伝わっている。
実戦では後方から運び、3コーナー付近で外から一気に進出。直線ではケイアイセナやピースワンデュックとの争いを制し、見事に優勝した。
追い切り評価Sと実際の1着が一致した、2026年函館記念の最も分かりやすい成功例だった。
ケイアイセナ:終い12.3秒の反応は本番でも好走につながったケイアイセナは函館記念の舞台適性という観点から注目されていた馬だ。
1週前追い切りは函館ウッドで5F75.9秒-14.1秒。時計だけを見ると目立たないが、これは馬なりで行われた軽めの調整だった。
対して最終追い切りは5F67.9秒-4F52.9秒-3F38.9秒-1F12.3秒。稍重のウッドコースで強めに追われ、直線に入ってからの反応も良好だった。
佐々木助手は、馬場が悪い中でも動きが良く、息の入りにも問題がなかったと説明していた。陣営は函館の洋芝と小回りの中距離戦を得意条件として捉えていた。
実際のレースでは武豊騎手を背に逃げる形を取り、最後の直線まで先頭争いに加わった。結果は4着。勝ち馬とはわずかな差で、1分57秒8の好タイムを記録した。
7歳馬ながら状態の良さを維持し、得意の函館で能力を発揮した点は高く評価できる。追い切り評価Bという判定以上に、本番での競争力を示した一頭だった。
エコロディノス:好時計と好気配の一方、喉の状態が課題にエコロディノスは、今回の函館記念で仕上がりと体調面の両方が注目された馬だ。
1週前は函館ウッドで5F65.1秒-51.0秒-38.0秒-12.7秒を記録。池添謙一騎手が騎乗し、ゴール前で仕掛ける内容だった。
最終追い切りは同じく函館ウッドで5F67.0秒-52.4秒-38.8秒-12.5秒。馬なりのまま、前進気勢を保った動きを見せた。
陣営が特に注意していたのは喉の状態だった。過去に喉の症状がレースでの失速につながった経緯があり、手術後の復帰戦線では慎重な調整が続いていた。
大久保調教師は追い切りの動きを評価し、洋芝への適性にも期待を寄せていた。池添騎手も調教時の脚取りや行きっぷりを好意的に捉えていた。
しかし、本番は9着。馬体重は490kgで前走から12kg増えており、57kgの斤量を背負っての競馬となった。
追い切りの動きが良かったことと、2000mの実戦で最後まで能力を発揮できることは別問題だ。今回の結果は、調教映像だけでは把握しきれない体調面やレース中の負荷も考慮する必要性を示している。
イガッチ:1週前から好時計を連発したが、結果は6着イガッチは今回の出走馬の中でも、調教内容に勢いが感じられた一頭だった。
1週前は函館ウッドで5F65.2秒-51.6秒-38.2秒-12.7秒。強めに追われ、しっかりと負荷をかける調整を行った。
最終追い切りは5F66.5秒-52.0秒-38.9秒-12.8秒。ゴール前で仕掛けられ、最後まで前向きな走りを見せていた。
笹田陣営は、昨秋からの成長や小回りへの適性を評価。先行力があり、函館の洋芝でも結果を出している点を強みとしていた。
実際のレースでもイガッチは先行集団につけ、4コーナーまで上位争いに参加。しかし直線で上位馬に交わされ、6着でゴールした。
単勝1番人気だったことを考えると物足りない結果ではあるが、調教そのものが悪かったわけではない。重賞での相手関係や、前半から流れたレースへの対応力が課題として残った。
【函館ウッド・芝コースを解説】洋芝適性と追い切り動画の見方
函館記念の調教を読み解くうえで欠かせないのが、函館競馬場特有のコース環境だ。
JRAのコース紹介によると、函館競馬場の芝コースはオール洋芝。芝Aコースの1周距離は1626.6m、最後の直線は262.1m、高低差は3.5mとなっている。
直線が短いだけでなく、コース全体に起伏があるため、単純な瞬発力だけで勝負が決まるわけではない。
函館ウッドチップコースで見るべきポイント函館ウッドチップコースでの調教は、全体時計と終いの反応を組み合わせて判断することが基本になる。
今回のイガッチは1週前に5F65.2秒、エコロディノスは65.1秒を記録した。どちらも負荷をかけながら、一定のスピードを維持できていた点が評価材料となった。
一方、ケイアイセナのように1週前は軽めにとどめ、最終追い切りで負荷を強める調整もある。全体時計が遅いからといって、直ちに仕上がり不足と判断することはできない。
函館芝コース追い切りは終いの伸びが重要ファウストラーゼンとマジックサンズは、最終追い切りで函館芝コースを使用した。
ファウストラーゼンは5F65.0秒-1F11.4秒、マジックサンズは5F65.6秒-1F11.4秒。ともに終いの時計は優秀だったが、追い切り時の手応えには違いがあった。
ファウストラーゼンは馬なりで余裕を残していた一方、マジックサンズは強めに追われていた。単純なタイム差よりも、同じ併せ馬の中でどれだけ余力を残せたかが評価を分けたポイントだ。
函館記念2026の調教動画はJRA公式でも公開2026年の函館記念では、JRA公式チャンネルが6月26日17時時点の調教動画を公開している。
映像では各馬の走行フォーム、手前の替え方、併せ馬での位置関係、直線での反応などを確認できる。
調教動画を見るときは、次の4点を意識したい。
- フォーム:前脚と後脚が自然に連動し、安定して走れているか。
- 手応え:騎手や助手が強く促さなくてもスピードを維持できるか。
- 併せ馬:相手に先着したかだけでなく、追走距離や脚色の違いも確認する。
- 直線の反応:手前を替えてからスムーズに加速できるか。
特に今回のファウストラーゼンは、併せたマジックサンズとの脚色の違いが分かりやすかった。時計と映像を併用することで、数字だけでは見えない余力まで判断しやすくなる。
【追い切りとレース結果を比較】高評価馬はなぜ明暗が分かれたのか?
今回の函館記念で興味深いのは、調教評価の高かった馬がすべて上位に入ったわけではないことだ。
ファウストラーゼンはS評価から1着となり、追い切りの評価が実戦でも裏付けられた。一方、A評価のイガッチは6着、チャックネイトは7着だった。
ファウストラーゼンは追い切りの良さを実戦につなげたファウストラーゼンの勝因を考えるうえで重要なのは、最終追い切りの時計だけではない。
レースでは1コーナーから2コーナーにかけて後方に位置し、向正面から3コーナーにかけて進出。直線に入る前に前との差を詰め、最後の追い比べで先頭に立った。
最終追い切りで確認できた機敏な四肢の動きと、ゴール後までスピードを持続できる余力は、実戦での早めの進出を支える要素になったと考えられる。
ケイアイセナは逃げて4着、展開への対応力も示したケイアイセナは1週前の時計こそ控えめだったが、最終追い切りでは終い12.3秒を記録。実戦でも先手を取り、4着に粘った。
函館の短い直線を考えれば、先行して粘り込む競馬は理にかなっていた。実際、最後まで勝ち負けに加わっていたことからも、函館適性の高さは十分に示された。
勝ち切れなかったものの、追い切りから読み取れた仕上がりと本番の内容には一貫性があった。
エコロディノスとイガッチは調教評価だけでは届かなかったエコロディノスは調教で好時計を記録し、陣営も状態の良さを評価していた。しかし本番は9着。喉の手術明けという背景もあり、実戦での負荷に対する対応が注目される一戦だった。
イガッチは1週前と最終追い切りの両方で好時計を記録したものの、6着に終わった。先行力を生かして運んだが、最後の直線で上位勢に及ばなかった。
この2頭の結果から分かるのは、追い切りの良さが必ずしも着順を保証するわけではないということだ。調教は当日のコンディションを推測する材料であり、展開、斤量、相手関係、レース中の消耗も結果を左右する。
勝負を分けたのは1000m通過58.5秒の流れ今回のレースは1000m通過が58.5秒。前半から一定のスピードが求められる流れとなった。
netkeibaのレース回顧によると、ファウストラーゼンは3コーナーで外から一気に進出。直線ではケイアイセナとピースワンデュックの間に割って入るような形で追い比べに加わった。
この展開では、単に速い上がりを使えるだけでなく、早い段階から動いても最後まで脚を維持できる持続力が重要だった。
ファウストラーゼンの最終追い切りで見られた余力のある動きは、このような競馬に対応できる状態を示していた可能性がある。
【プロの結論】函館記念の追い切りで重視すべき判断基準
2026年の函館記念を振り返ると、追い切り評価を馬券検討に活用するうえで、押さえておきたいポイントが3つある。
1. 時計だけでなく馬場状態と調教負荷を比較する6月24日の函館は芝・ウッドともに稍重だった。最終追い切りの時計を、1週前の良馬場での時計と単純に比較するのは適切ではない。
同じ5F65秒台でも、馬なりなのか強めなのかによって意味が変わる。ファウストラーゼンが高評価を得た理由も、時計の速さだけではなく、馬なりで65.0秒を記録した余裕にあった。
2. 洋芝適性と小回り適性を分けて考える函館芝2000mはオール洋芝で、直線が262.1mと短い。さらに高低差3.5mの起伏があるため、パワーと持続力の両方が求められる。
洋芝適性がある馬でも、小回りでの立ち回りが苦手なら能力を十分に発揮できない可能性がある。反対に、先行力やコーナリング性能に優れた馬は、短い直線を味方につけられる。
ケイアイセナが4着に入ったことや、ファウストラーゼンが早めに動いて差し切ったことは、函館コースへの対応力を考えるうえで参考になる。
3. 最終追い切りは前走からの変化を確認する追い切り評価では、その日の時計だけでなく、前走時と比べて動きがどう変化したかを見ることが大切だ。
例えば、エコロディノスは喉の手術後という事情があり、調教の負荷や呼吸状態が重要な確認材料だった。ケイアイセナは軽めの1週前から最終追い切りで時計を詰め、状態を整えていた。
ファウストラーゼンについても、1週前から最終追い切りにかけて動きの質が上向いていた点が見逃せない。
こうした変化を確認すれば、調教時計のランキングだけでは見えてこない馬の状態を判断しやすくなる。
【函館記念2026の追い切り】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:函館記念2026で最も高い追い切り評価を受けた馬は?
A1:うましるの全頭調教診断では、ファウストラーゼンが唯一のS評価を獲得した。最終追い切りは函館芝コースで5F65.0秒、ラスト1F11.4秒を記録し、実際のレースでも優勝した。
Q2:ファウストラーゼンの最終追い切りタイムは?
A2:6月24日の函館芝コースで5F65.0秒-4F49.7秒-3F36.6秒-1F11.4秒。マジックサンズとの併せ馬で馬なりのまま同入し、余力のある動きを見せた。
Q3:ケイアイセナの追い切り評価と結果は?
A3:うましるの診断ではB評価。最終追い切りは函館ウッドで5F67.9秒、ラスト1F12.3秒だった。実戦では武豊騎手を背に逃げて4着に入った。
Q4:イガッチの追い切りは良かった?
A4:良好だった。1週前は函館ウッドで5F65.2秒、最終追い切りは66.5秒を記録。調教診断ではA評価を受けたが、本番は1番人気で6着だった。
Q5:エコロディノスの追い切り評価は?
A5:うましるではB評価だった。1週前は5F65.1秒、最終追い切りは5F67.0秒。喉の手術明けとしては良好な動きを見せたが、レースは9着だった。
Q6:函館記念2026の調教動画はどこで確認できる?
A6:JRA公式チャンネルで公開された「調教動画 2026年 函館記念」で確認できる。動画は6月26日17時時点の内容で、出走各馬の追い切りの様子を確認できる。
Q7:追い切り評価と実際のレース結果は一致した?
A7:一部は一致した。S評価のファウストラーゼンは1着となった一方、A評価のイガッチは6着、チャックネイトは7着。B評価のケイアイセナは4着、C評価のピースワンデュックは3着だった。調教評価と着順には一定の関連が見られたものの、完全には一致しなかった。
2026年の函館記念は、追い切りで最高評価を受けたファウストラーゼンが10番人気から優勝する結果となった。
最終追い切りの函館芝5F65.0秒、ラスト1F11.4秒という時計に加え、馬なりで併せ馬をこなした余力が本番でも生きた。小林美駒騎手との新コンビで重賞2勝目を挙げたことも、今回の大きなトピックだ。
ケイアイセナは4着と健闘し、イガッチは6着、エコロディノスは9着。各馬の調教評価とレース結果を比較すると、時計だけでは読み切れない実戦適性や展開への対応力が浮かび上がる。
函館記念のような洋芝の小回り重賞では、最終追い切りの時計、1週前からの上昇度、馬なりでの余力、洋芝適性、コーナーでの機動力を総合的に判断することが大切だ。
今回のファウストラーゼンの勝利は、調教映像と時計を丁寧に読み解くことの価値を改めて示した一戦だった。
主な情報照合先:JRA公式レース成績・コース紹介、JRA公式調教動画、競馬の魅力、うましる、競馬チャンネル、日刊スポーツ、netkeiba。