ホーム 芸能ニュース・ゴシップ 【阪神日本一の回数】球団史上2度の栄冠はいつ達成された?

【阪神日本一の回数】球団史上2度の栄冠はいつ達成された?

伊部 拓海 伊部 拓海 • 更新: • 公開: • 読了約 13 分
目次

阪神タイガースが日本一になったのは、1985年と2023年です。日本野球機構(NPB)の球団別記録でも、日本シリーズ優勝はこの2シーズンに記録されています。

1985年は吉田義男監督、2023年は岡田彰布監督が指揮を執りました。どちらもセ・リーグ優勝に続いて日本シリーズを制し、球団の歴史に残るシーズンとなっています。

ここで注意したいのは、阪神には日本一以外にもリーグ優勝の実績があることです。セ・リーグ優勝は2026年までに8回。一リーグ時代の優勝4回も別に記録されています。つまり、リーグ優勝の回数と日本一の回数には大きな差があります。

日本一を決めるのは、日本シリーズです。セ・リーグのレギュラーシーズンで1位になっても、日本シリーズを制覇しなければ日本一の記録には加算されません。この違いが、阪神の優勝回数を調べる際に最も間違えやすいポイントです。

【1985年と2023年を比較】吉田義男監督と岡田彰布監督が残した歴史

阪神日本一

阪神の2度の日本一には、38年という長い時間の隔たりがあります。両シーズンを比較すると、球団の歴史における意味合いも、それぞれ異なっていることが分かります。

1985年:吉田義男監督が球団初の日本一へ導く

1985年の阪神は、吉田義男監督のもとでセ・リーグ優勝を果たしました。10月16日に21年ぶり3度目のリーグ優勝を決め、11月2日には西武ライオンズとの日本シリーズを4勝2敗で制しています。

この優勝を象徴する出来事として知られるのが、4月17日の巨人戦で生まれたバックスクリーン3連発です。ランディ・バース、掛布雅之、岡田彰布が3者連続で本塁打を放ち、阪神ファンの記憶に強く刻まれました。

バースはこの年、打率.350、54本塁打、134打点を記録し、三冠王を獲得。打線の中心選手としてチームをけん引しました。

1985年の日本一は、1950年の2リーグ制導入後、阪神にとって初めての日本シリーズ制覇でした。球団創設から50周年を迎えた年に成し遂げた快挙でもあります。

2023年:岡田彰布監督が38年ぶりの日本一を実現

2023年の阪神を率いたのは、岡田彰布監督です。岡田監督は2005年にも阪神をリーグ優勝に導いており、2023年は15年ぶりの監督復帰を経て再びチームを優勝へ導きました。

9月14日、阪神は巨人との甲子園での試合に4対3で勝利し、18年ぶり6度目のセ・リーグ優勝を決定。レギュラーシーズンは85勝53敗5分、勝率.616という成績でした。

日本シリーズでは、パ・リーグ王者のオリックス・バファローズと対戦。第6戦終了時点で3勝3敗となる接戦を経て、第7戦を7対1で勝利し、38年ぶり2度目の日本一を達成しました。

興味深いのは、1985年に選手としてバックスクリーン3連発の一角を担った岡田彰布が、2023年には監督として日本一を実現したことです。選手時代に経験した球団の黄金期と、指揮官として迎えた新たな黄金の瞬間がつながっています。

1985年が球団にとって初めての2リーグ制下の日本一だったのに対し、2023年は長い空白期間を経て再び頂点に立った優勝でした。

2023年の日本シリーズは、阪神タイガースとオリックス・バファローズによる関西球団同士の対決でした。

シリーズは2023年10月28日に開幕。阪神が初戦を8対0で制した一方、第2戦ではオリックスが8対0で勝利するなど、両チームが激しく競り合いました。

NPBの公式試合記録に基づく全7試合の結果は次のとおりです。



SMBC日本シリーズ2023
阪神が日本一


4勝


阪神タイガース

3勝


オリックス

全7試合・2023年10月28日~11月5日

第1戦~第7戦のスコア



第1戦|10月28日


8-0


阪神勝利

阪神が村上頌樹の好投などで快勝。山本由伸を攻略し、シリーズの初戦を取った。


第2戦|10月29日


0-8


阪神敗戦

オリックスが宮城大弥の好投で反撃。シリーズは1勝1敗となった。


第3戦|10月31日


4-5


阪神敗戦

オリックスが接戦を制し、対戦成績を2勝1敗とした。


第4戦|11月1日


4-3


阪神勝利

阪神が1点差の試合をものにし、シリーズを2勝2敗に戻した。


第5戦|11月2日


6-2


阪神勝利

阪神が勝ち、対戦成績を3勝2敗として日本一に王手をかけた。


第6戦|11月4日


1-5


阪神敗戦

オリックスが勝利。シリーズは3勝3敗となり、決着は最終戦へ持ち越された。


第7戦|11月5日


7-1


日本一決定

京セラドーム大阪で阪神が勝利。伊藤将司が勝利投手となり、38年ぶりの日本一が決まった。


最終戦の舞台は、阪神の本拠地である甲子園ではなく、京セラドーム大阪でした。阪神は第6戦で敗れて後がなくなった状況から立て直し、最後の試合で6点差をつけて勝利しています。

このシリーズで注目したいのは、阪神が7試合すべてを圧倒したわけではない点です。第2戦、第3戦、第6戦を落としながらも、連敗を引きずらず、第7戦で勝ち切りました。4勝3敗という結果は、両チームの実力が拮抗していたことも示しています。

【阪神タイガース歴代優勝回数】セ・リーグ8回と一リーグ時代4回の記録

阪神の歴代優勝回数を正確に把握するには、プロ野球の制度が変わった1950年を境に分ける必要があります。

NPBの公式記録では、阪神の優勝歴は次の3区分で整理されています。

- 一リーグ時代の優勝:4回
- セ・リーグ優勝:8回
- 日本シリーズ優勝:2回

一リーグ時代の優勝は、現在のセ・リーグとは異なる制度下での記録です。そのため、セ・リーグ優勝8回に含めて数えるのは正確ではありません。

歴代優勝年と監督・日本一の関係
年度 監督・時代 優勝内容 1937年秋 一リーグ時代 リーグ優勝 1938年春 一リーグ時代 リーグ優勝 1944年 一リーグ時代 リーグ優勝 1947年 一リーグ時代 リーグ優勝 1962年 セ・リーグ リーグ優勝 1964年 セ・リーグ リーグ優勝 1985年 吉田義男 リーグ優勝・日本一 2003年 星野仙一 リーグ優勝 2005年 岡田彰布 リーグ優勝 2023年 岡田彰布 リーグ優勝・日本一 2025年 藤川球児 リーグ優勝 2026年 藤川球児 リーグ優勝・連覇

出典:NPB球団別優勝記録、阪神タイガース公式90周年史。日本シリーズ優勝は1985年・2023年の2回。

2003年・2005年の優勝も日本一とは別

2003年には星野仙一監督、2005年には岡田彰布監督のもとでセ・リーグ優勝を果たしています。しかし、いずれも日本シリーズでは敗退しました。

この2シーズンは、阪神がリーグの頂点に立った重要な歴史である一方、日本一の回数には含まれません。

また、2025年には藤川球児監督のもとで7度目のセ・リーグ優勝を達成しましたが、日本シリーズではソフトバンクに1勝4敗で敗れました。リーグ優勝と日本一が別々の記録であることを示す近年の例です。

【2026年最新】阪神はセ・リーグ連覇!それでも日本一は2回のまま

2026年10月3日 リーグ優勝決定

2026年の阪神タイガースは、藤川球児監督のもとで大きな記録を打ち立てました。

2026年10月3日、阪神は2年連続8度目のセ・リーグ優勝を達成。球団史上初めて、2リーグ制導入後のリーグ連覇を実現しました。

優勝決定時の試合では広島に4対6で敗れましたが、2位の巨人も敗戦したため、阪神の優勝が決まりました。優勝へのマジックナンバーが1となっていた状況での決着でした。

2026年のレギュラーシーズン最終成績は、143試合で79勝62敗2分、勝率.560。2位の巨人に2.5ゲーム差をつけてシーズンを終えています。

2026年はなぜ日本一にならなかったのか?

リーグ連覇を達成した阪神ですが、日本一には届きませんでした。その理由は、クライマックスシリーズ(CS)のファイナルステージで横浜DeNAベイスターズに敗れたためです。

セ・リーグ優勝チームにはCSファイナルステージで1勝のアドバンテージが与えられます。しかし、阪神はDeNAとの4試合に連敗しました。

阪神のCSファイナルステージの結果は次のとおりです。

- 10月14日:阪神 0-2 DeNA
- 10月15日:阪神 0-1 DeNA
- 10月16日:阪神 0-4 DeNA
- 10月17日:阪神 5-8 DeNA

アドバンテージの1勝を含めても阪神は1勝4敗となり、日本シリーズ進出を逃しました。

2026年の日本シリーズはDeNAと福岡ソフトバンクホークスの対戦となり、ソフトバンクが4連勝で日本一に輝いています。

したがって、2026年11月6日時点の阪神の日本一は1985年・2023年の2回のままです。2026年のリーグ連覇は球団にとって大きな成果ですが、3度目の日本一とは別の記録です。

【阪神日本一に関するよくある質問(FAQ)】

Q1:阪神タイガースが日本一になったのは何回ですか?
A1:球団史上2回です。1985年に吉田義男監督、2023年に岡田彰布監督のもとで日本シリーズを制覇しました。

Q2:阪神のセ・リーグ優勝は歴代何回ですか?
A2:2026年までに通算8回です。1962年、1964年、1985年、2003年、2005年、2023年、2025年、2026年に優勝しています。一リーグ時代にも別に4回の優勝記録があります。

Q3:2023年の阪神は何年ぶりに日本一になりましたか?
A3:1985年以来、38年ぶりです。オリックスとの日本シリーズを4勝3敗で制しました。

Q4:2026年も阪神は日本一になりましたか?
A4:いいえ。2026年はセ・リーグ連覇を達成しましたが、CSファイナルステージでDeNAに敗れ、日本シリーズに進出できませんでした。日本一はソフトバンクです。

Q5:リーグ優勝と日本一は何が違うのですか?
A5:リーグ優勝はレギュラーシーズンの順位によって決まり、日本一はセ・パ両リーグの代表が戦う日本シリーズの優勝チームに与えられます。リーグ優勝しても日本一になれるとは限りません。

阪神タイガースの日本一は、1985年と2023年の合計2回です。

1985年は吉田義男監督が西武を破り、球団初の2リーグ制下の日本一を達成。2023年は岡田彰布監督がオリックスとの日本シリーズを4勝3敗で制し、38年ぶりに日本一を取り戻しました。

一方、2026年は藤川球児監督が球団史上初の2リーグ制下でのリーグ連覇を実現し、セ・リーグ優勝は通算8回となりました。しかし、CSで敗退したため、日本一の回数は増えていません。

【プロの結論】阪神の優勝記録を見るときに押さえたい3つの基準

阪神の優勝歴を正しく理解するには、次の3点を分けて確認することが大切です。

1. セ・リーグ優勝: レギュラーシーズンでリーグ1位になった回数。2026年までに8回。
2. 一リーグ時代の優勝: 1950年以前の異なる制度下で記録した4回。
3. 日本一: 日本シリーズを制した回数。2026年11月6日時点で2回。

特に2026年のリーグ連覇とCS敗退は、リーグ優勝と日本一の違いを理解するうえで象徴的な出来事です。

1985年から2023年までの38年間を経て、2025年、2026年にはリーグ連覇を実現した阪神。次に目指すのは、藤川監督のもとで日本シリーズを勝ち抜き、球団史上3度目の日本一を手にすることです。

同じカテゴリの記事

伊部 拓海
コンテンツディレクター 伊部 拓海
プロフィールを見る →

映画・ドラマ担当。公開資料と一次報道を照合し、ネタバレの扱いには線引きルールを設けています。

おすすめの関連記事