2026年11月5日時点の契約更改状況を整理すると、ヤクルトは支配下登録選手58人のうち、契約更改が発表された選手は0人(0/58人)となっている。
この人数は、契約更改情報を集計するDEPTH//CHARTの11月5日までの報道反映データによるものだ。年俸についても、すべて報道に基づく推定額として掲載されている。
ここで注意したいのが、2026年の年俸と2027年の年俸は別物だという点である。
- 2026年の年俸:2025年オフの契約更改などで決まった金額
- 2027年の年俸:2026年オフの契約更改によって決まる金額
- 2027年年俸一覧:11月5日時点では未確定
つまり、山田哲人の5億円や中村悠平の1億5,000万円は、現時点で把握できる2026年シーズンの推定年俸であり、2027年の新しい契約金額を意味するわけではない。
球団の公式発表では、10月26日に来季の契約を結ばない選手、10月29日に自由契約とする選手が公表されている。一方、11月5日時点で契約更改の開始を知らせる発表は確認できない。
2027年に向けた契約交渉で注目されること今オフの焦点は、単純な年俸の増減だけではない。
特に注目したいのは次の3点だ。
1. 山田哲人ら高額年俸選手の契約条件とチーム内での役割
2. 石山泰稚ら救援投手の実績に対する評価
3. 小川泰弘、清水昇ら実績ある投手の巻き返しと評価の変化
2026年シーズンの実績が、2027年の契約にどう反映されるかが最大の見どころになる。
【主力選手の年俸一覧】山田哲人・中村悠平ら5人の2026年推定額

最初に、検索需要の高い主力5選手について、2026年シーズンの推定年俸と直近の増減を整理する。
金額は万円単位。2026年シーズンの年俸であり、2027年の契約額ではない。
出典:2025年オフの契約更改報道、2026年推定年俸ランキング。金額は推定。
山田哲人の年俸2026は5億円5億円
背番号1・内野手
山田哲人は2026年も推定年俸5億円を維持している。
山田の年俸は、若手時代の実績を積み重ねる中で急上昇した。2011年の720万円から、2015年には8,000万円、2016年には2億2,000万円、2017年には3億5,000万円に到達。2020年以降は5億円が続いている。
2025年オフの報道では、山田は7年契約の5年目を終え、2026年が6年目に当たるとされた。
この長期契約は、2027年の年俸を考えるうえでも重要な材料になる。単年契約の選手とは異なり、契約期間中の条件と契約満了後の交渉を分けて見る必要がある。
中村悠平の年俸2026は1億5,000万円1億5,000万円
背番号27・捕手
中村悠平の2026年推定年俸は1億5,000万円。前年からの現状維持となっている。
2025年12月の契約更改報道では、前年からの複数年契約を継続していることも伝えられた。捕手は打撃成績だけでなく、投手陣との連携や守備面での貢献も評価の対象になるポジションだ。
そのため、2027年に向けては出場試合数だけでなく、若手捕手との競争や投手陣を支える役割も注目点になる。
石山泰稚の年俸2026は1億2,000万円1億2,000万円
背番号12・投手
今回取り上げる5人の中で、直近の契約更改で最も大きな増額を受けたのが石山だ。
2025年オフには、前年の9,000万円から3,000万円増となる1億2,000万円で契約更改した。
2025年シーズンは42試合に登板し、3勝3敗14セーブ、防御率2.21を記録。プロ通算100セーブも達成しており、救援陣での存在感を数字で示した。
2027年に向けては、年齢を重ねる中での登板数やコンディション維持、勝ちパターンでの役割が評価のポイントになりそうだ。
小川泰弘の年俸2026は8,900万円8,900万円
背番号29・投手
小川泰弘は2025年オフに2,100万円減の8,900万円で契約更改した。
2025年シーズンの成績は4勝5敗、防御率3.68。登板機会が伸び悩んだこともあり、年俸は減額となった。
一方、同シーズンには4月3日の広島戦で100球未満の完封、いわゆるマダックスを達成している。経験豊富な先発投手として、ローテーションを支える役割への期待は引き続き大きい。
2027年の契約では、先発登板数や投球回数、安定して試合をつくれるかが重要な評価材料となる。
清水昇の年俸2026は7,500万円7,500万円
背番号17・投手
清水昇は2025年オフに1,500万円減の7,500万円で契約を更改した。
2025年は35試合に登板したものの、防御率4.74、5ホールドという結果だった。2021年には50ホールドを記録した実績を持つ投手だけに、救援陣の中で再び存在感を高められるかが注目される。
2027年の年俸を考える際には、過去の実績だけでなく、現在の起用法と登板内容を切り分けて評価する必要がある。
【2026年10月の戦力外・自由契約】ヤクルトで発表された11選手
2026年オフのヤクルトでは、10月下旬に選手の契約に関する発表が相次いだ。
ここでは、球団公式発表の内容を日付順に整理する。
10月26日:来季の契約を結ばない3選手球団は2026年10月26日、以下の3選手に来季の契約を行わない旨を通告した。
投手・背番号45
内野手・背番号8
選手・背番号50
球団公式発表で使用された表現は「来季の契約を行わない旨を通告」。一般的には戦力外通告として扱われるニュースだ。
10月29日:8選手に自由契約を通告続く10月29日には、以下の8選手を自由契約とすることが発表された。
| 選手名 | 背番号 | ポジション |
|---|---|---|
| 坂本拓己 | 56 | 投手 |
| 竹山日向 | 013 | 投手 |
| 西濱勇星 | 016 | 投手 |
| 翔聖 | 017 | 投手 |
| 佐藤琢磨 | 019 | 投手 |
| 中川拓真 | 027 | 選手 |
| 遠藤成 | 021 | 選手 |
| 髙野颯太 | 026 | 選手 |
この8選手について、球団は「自由契約とする旨を通告」と発表している。
戦力外通告と自由契約は同じ意味なのか?ここは混同されやすいポイントだ。
- 来季の契約を結ばない旨の通告:球団が翌シーズンの契約を結ばないと選手に伝えること。
- 自由契約:球団との保有関係を離れ、他球団などと契約交渉できる状態になること。
- 引退:選手本人が現役生活を終える意思を示すこと。
自由契約になったからといって、必ず引退するわけではない。他球団への移籍や、条件によっては育成契約など、今後の進路は個別に異なる。
過去にもヤクルトでは、2025年11月17日に西舘昂汰、竹山日向、佐藤琢磨、中川拓真、澤野聖悠らの育成再契約が発表されている。自由契約と選手生活の終了を同一視しないことが大切だ。
今回の11選手についても、今後の契約や移籍に関する発表があれば、それぞれの進路を分けて確認する必要がある。
【ヤクルトの契約更改はいつ?】2024年・2025年の開始日から比較
ヤクルトの契約更改がいつ始まるのかは、ファンにとって大きな関心事だ。
過去の公式発表を見ると、2024年は11月6日、2025年は11月5日に契約更改の発表が行われている。
つまり、少なくとも直近2年間は11月上旬から契約更改が動き始めていた。
過去の契約更改スケジュール- 2024年11月6日:山下輝、石原勇輝、金久保優斗、坂本拓己ら15選手の契約更改を発表。
- 2025年11月5日:石原勇輝、坂本拓己、鈴木叶、橋本星哉、西村瑠伊斗、田中陽翔、モイセエフ・ニキータ、西濱勇星、翔聖の契約更改を発表。
2026年11月5日時点では、前年と同じ時期になっても契約更改の発表は確認されていない。
ただし、契約更改の開始日や発表順は毎年同じとは限らない。主力選手から交渉するのか、若手選手から進めるのかについても、公式発表が出るまでは確定できない。
契約更改のニュースを確認するときのポイント最新速報を追う場合、次の3つを区別すると情報を整理しやすい。
1. 球団が発表した契約更改の実施日
2. 報道各社が伝えた推定年俸と増減額
3. 選手本人が契約交渉後に明らかにしたコメントや来季の目標
特に、球団の公式発表に年俸が記載されない場合もある。金額を知りたいときは、スポーツ紙などの契約更改報道を併せて確認したい。
【ヤクルト歴代の年俸推移】増額・減額から見える球団の評価
ヤクルトの年俸推移を理解するには、単年の金額だけでは不十分だ。
選手がどのような実績を積み、どのタイミングで年俸の大幅増額を勝ち取ったのかを振り返ると、球団の評価の変化が見えてくる。
山田哲人:若手時代から5億円まで上昇山田哲人の年俸は、2011年の720万円からスタートした。
その後、2015年に8,000万円、2016年に2億2,000万円、2017年に3億5,000万円と急上昇。2020年には5億円に到達した。
2020年から2026年まで推定5億円を維持していることは、長期契約を含めた球団内での位置づけを考えるうえで重要な材料だ。
中村悠平:正捕手として積み重ねた評価中村悠平は、2009年の480万円からプロ生活をスタートした。
2015年には4,000万円、2019年には9,000万円、2022年には1億7,000万円に到達している。
2025年と2026年は1億5,000万円。捕手として長年チームを支えてきた実績に加え、複数年契約という契約形態も現在の年俸を理解するうえで欠かせない。
投手陣は登板内容によって評価が変化投手陣では、石山泰稚、小川泰弘、清水昇の推移に特徴がある。
| 選手 | 2024年 | 2025年 | 2026年 |
|---|---|---|---|
| 石山泰稚 | 1億5,000万円 | 9,000万円 | 1億2,000万円 |
| 小川泰弘 | 1億6,000万円 | 1億1,000万円 | 8,900万円 |
| 清水昇 | 1億3,000万円 | 9,000万円 | 7,500万円 |
各年の推定年俸。単位は万円。
石山は2025年の救援実績を背景に2026年に増額した一方、小川と清水は減額となった。
この比較から分かるのは、過去の実績が大きい選手でも、直近の登板状況や役割によって年俸が変わるということだ。
ただし、投手の場合は防御率や勝敗だけで評価が決まるわけではない。登板数、投球回数、セーブ、ホールド、故障による離脱など、複数の要素が絡む。
【2027年ヤクルト年俸一覧の注目点】ランキングと増減予想をどう見るか
2027年の年俸一覧を調べる読者が知っておきたいのは、現時点では正式な一覧が完成していないことだ。
2026年の選手年俸ランキングを基準にすれば、誰が高額年俸選手なのか、どの選手の契約更改が注目されるのかを把握できる。
2026年の推定年俸ランキング上位2026年の推定年俸ランキングでは、山田哲人が日本人選手のトップに位置する。
主な上位選手は次のとおりだ。
- 1位:山田哲人 5億円
- 2位:田口麗斗 1億7,500万円
- 3位:中村悠平 1億5,000万円
- 4位:石山泰稚 1億2,000万円
この順位は日本人選手を中心にした推定額の比較であり、外国人選手を含めるかどうかでランキングの見え方は変わる。
また、外国人選手の推定年俸は、掲載媒体によって金額に差がある。為替や出来高の扱い、契約内容の公表範囲などが異なるため、ランキングの数字をすべて確定額として扱うことはできない。
2027年に増額が期待される選手の評価基準2027年の年俸で注目したいのは、主力選手だけではない。
特に若手や中堅選手は、2026年シーズンの成績次第で年俸が大きく変動する可能性がある。
評価の判断材料としては、以下の項目が挙げられる。
- 一軍出場試合数と出場機会
- 打率、本塁打、打点、出塁率
- 投手の登板数、投球回数、防御率
- 勝利数、セーブ、ホールド
- 故障による離脱期間
- チームへの貢献度と今後の役割
特に投手陣では、先発と救援で評価基準が異なる。先発なら投球回数や試合をつくる能力、救援なら重要な場面での登板実績が注目される。
2027年の契約更改で確認したい3つの論点1. 山田哲人の長期契約
2026年は7年契約の6年目に当たると報じられている。契約期間中の条件と、その後の契約交渉を分けて見る必要がある。
2. ベテラン選手の契約条件
中村悠平のように複数年契約が報じられている選手は、単年契約の選手とは交渉の前提が異なる。契約期間や条件を確認することが大切だ。
3. 投手陣の年俸バランス
石山、小川、清水ら実績のある投手に加え、若手投手がどれだけ一軍で結果を残すか。チーム全体の投手陣の構成が、年俸配分にも影響する。
【プロの結論】年俸ランキングより契約の中身を見るべき理由契約更改を読み解く際に、年俸の順位だけを追うと見落としが生まれる。
同じ1億円の選手でも、複数年契約の途中なのか、単年契約なのかによって交渉の意味は変わる。
また、増額した選手が必ずしも翌年の中心選手になるとは限らず、減額された選手がチームに不要という意味でもない。
ヤクルトの2027年を考えるうえでは、次の3つを合わせて見ることが重要だ。
- 年俸の金額と前年比
- 契約期間と選手の役割
- チーム編成における必要性
2026年の契約更改では、単純な高額年俸ランキングよりも、戦力整理と世代交代がどのように進むかに注目したい。
【契約更改ヤクルト】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:ヤクルトの2026年オフの契約更改はいつ始まりますか?
2026年11月5日時点では、支配下58選手の契約更改は未発表です。過去には2024年11月6日、2025年11月5日に最初の契約更改が発表されています。
Q2:山田哲人の2026年の年俸はいくらですか?
推定5億円です。2025年オフの報道では7年契約の5年目を終え、2026年は6年目とされています。
Q3:中村悠平の2026年の年俸はいくらですか?
推定1億5,000万円です。2025年オフの報道では現状維持で、複数年契約を継続していると伝えられています。
Q4:石山泰稚、小川泰弘、清水昇の2026年の年俸はいくらですか?
石山は1億2,000万円、小川は8,900万円、清水は7,500万円です。いずれも報道に基づく推定額です。
Q5:ヤクルトの2027年の年俸一覧は発表されていますか?
11月5日時点では、2027年の契約更改が発表されていないため、確定した年俸一覧はありません。現在確認できる2026年の推定年俸を、翌年の金額と混同しないよう注意してください。
Q6:2026年に戦力外・自由契約となったヤクルトの選手は誰ですか?
10月26日に小澤怜史、茂木栄五郎、北村恵吾の3選手に来季の契約を結ばない旨が通告されました。10月29日には坂本拓己、竹山日向、西濱勇星、翔聖、佐藤琢磨、中川拓真、遠藤成、髙野颯太の8選手に自由契約が通告されています。
2026年11月5日時点の東京ヤクルトスワローズは、支配下58選手の契約更改が未発表という状況にある。
一方、10月26日の3選手への契約終了通告、10月29日の8選手への自由契約通告によって、来季に向けた戦力整理はすでに始まっている。
主力選手の2026年推定年俸を見ると、山田哲人が5億円、中村悠平が1億5,000万円、石山泰稚が1億2,000万円、小川泰弘が8,900万円、清水昇が7,500万円となっている。
今後の注目点は、次のとおりだ。
- 山田哲人ら高額年俸選手の契約状況
- 石山泰稚ら投手陣の増額・減額
- 若手選手の一軍定着と年俸アップ
- 戦力外・自由契約選手の今後の進路
- 2027年に向けた球団の世代交代と戦力構想
2027年のヤクルトを占う材料は、契約更改の金額だけではない。誰を残し、誰に新しい役割を与え、どのポジションに投資するのか。 これらを一つずつ追うことで、池山体制のチームづくりと来季のスワローズの姿がより明確になっていく。
今後は球団公式発表と各スポーツ紙の契約更改報道を照合しながら、2027年の推定年俸一覧がどのように変化するかを見守りたい。