2026年11月5日時点
北海道日本ハムファイターズの2026年オフ契約更改では、フランミル・レイエスの大型契約延長に加え、玉井大翔の減俸、西川遥輝の現状維持での残留が明らかになった。来季2027年に向けたチーム編成が動き始め、主力選手の年俸交渉にも注目が集まっている。
11月5日までの報道を整理すると、契約更改が確認できる選手はレイエス、玉井、西川の3人。今季の推定年俸から最も大きく増額したのはレイエスで、来季年俸は推定8億円。対照的に玉井は1300万円減となった。一方、伊藤大海、清宮幸太郎、万波中正らは、来季の契約更改がまだ確認されていない。
- レイエス: 11月2日に2027年シーズンの契約延長を発表。来季年俸は推定8億円プラス出来高。
- 玉井大翔: 11月5日にFA権を行使せず残留。1300万円減の推定5300万円で更改。
- 西川遥輝: 11月5日にFA権を行使せず残留。推定2000万円の現状維持。
- 未更改の主力: 伊藤大海、清宮幸太郎、万波中正、加藤貴之らの交渉が今後の焦点。
- 現役ドラフト: 2026年12月9日に開催予定。対象選手の正式なリストは非公表。
【最新速報】日ハムの2026年オフ契約更改は誰が昇給・減俸した?

11月5日までに確認できる契約更改の動きを整理すると、今オフの日本ハムはレイエスの大型契約と、国内FA権を持つ玉井、西川の残留が大きなニュースとなっている。
今回の契約更改で押さえておきたいのは、レイエスの契約延長と日本人選手の年俸交渉を分けて考えることだ。
レイエスは外国人選手との契約延長であり、玉井と西川はFA権の行使を見送ったうえでの国内選手の契約更改となる。
11月5日時点の契約更改一覧| 選手 | 2026年推定年俸 | 2027年推定年俸 | 増減 |
|---|---|---|---|
| F.レイエス | 4億5000万円 | 8億円 | +3億5000万円 |
| 玉井大翔 | 6600万円 | 5300万円 | −1300万円 |
| 西川遥輝 | 2000万円 | 2000万円 | 現状維持 |
※金額は報道に基づく推定。レイエスの契約には出来高が設定されている。
11月5日までの集計では、3人のうち昇給が1人、減俸が1人、現状維持が1人。3人の増減を単純合計すると、推定3億3700万円の増額となる。
ただし、この数字の大部分はレイエスの大型契約によるものだ。日本人選手の契約更改が本格化する前の段階であり、チーム全体の年俸総額が確定したわけではない。
契約更改日と主な動き- 11月2日: 球団がレイエスとの2027年シーズンの契約延長合意を発表。
- 11月5日: 玉井大翔がFA権を行使せず残留。1300万円減で更改。
- 11月5日: 西川遥輝がFA権を行使せず残留。現状維持で更改。
日刊スポーツなどの報道によれば、玉井と西川はともに11月5日に契約更改と残留を表明した。
この時点では主力野手や先発投手の交渉結果はまだ出そろっていない。12月に向けて、チームの査定方針が見えてくることになりそうだ。
【大型契約】レイエスの契約延長は4年契約?推定年俸8億円の背景
今オフの日本ハムで最も大きな話題となったのが、フランミル・レイエスとの契約延長だ。
球団は2026年11月2日、レイエスと2027年シーズンの契約延長について合意したと公式発表した。
日刊スポーツの報道では、来季年俸は推定8億円プラス出来高払い。2026年の推定年俸4億5000万円から、3億5000万円の大幅増となる。
4年契約と最大64億円報道の違い契約年数については、球団が公式発表で詳細を明らかにしていない。
一方、日刊スポーツは代理人が4年契約を公表したと報道している。また、海外記者からは4年総額最大4000万ドル、約64億円という情報も伝えられた。
ただし、日刊スポーツは海外で報じられた総額について、実際の金額面とは異なる部分があると説明している。
したがって、情報を整理すると次のようになる。
- 球団公式発表:2027年シーズンの契約延長合意。
- 報道による契約内容:4年契約。
- 2027年推定年俸:8億円プラス出来高。
- 最大64億円という総額:海外報道による数字で、確定した公式金額ではない。
最大の理由は、2026年シーズンの圧倒的な打撃成績にある。
| 成績項目 | 2026年 |
|---|---|
| 試合数 | 128試合 |
| 打率 | .313 |
| 安打 | 149本 |
| 本塁打 | 32本 |
| 打点 | 82 |
| OPS | .946 |
レイエスは打率.313で自身初の首位打者を獲得。さらに32本塁打を記録し、前年に続いて30本塁打以上を達成した。
2025年には本塁打王と打点王のタイトルを獲得しており、2年連続で長打力を証明したことになる。
特に評価したいのは、単なる本塁打量産型ではなく、打率と長打力を両立させた点だ。
打線の中軸を担い、相手投手にとって警戒すべき存在であり続けたことが、大型契約の背景にある。
また、本人が球団への愛着を示していたことも残留を後押しした。球団公式発表では、レイエスはファンと球団への感謝を述べ、来季も全力を尽くす意向を示している。
日本ハムにとって、主砲の流出を防いだだけでなく、2027年の打線の中心を早い段階で確保できた意味は大きい。
【個別検証】玉井大翔は1300万円減、西川遥輝は現状維持の理由
レイエスの大型契約とは対照的に、日本人選手の契約更改では玉井大翔と西川遥輝の動きが注目された。
2人に共通しているのは、国内FA権を行使せず日本ハムへの残留を決めたことだ。
ただし、年俸の査定には明確な違いが表れている。
玉井大翔:1300万円減の推定5300万円玉井大翔は11月5日、FA権を行使せず残留すると表明した。
来季年俸は推定5300万円。今季の推定6600万円から1300万円の減俸となった。
2026年シーズンの成績は以下のとおり。
- 登板:12試合
- 勝利:1勝
- 敗戦:0敗
- ホールド:1
- 防御率:2.79
防御率だけを見ると極端に悪い数字ではない。しかし、登板数は12試合にとどまり、リリーフ投手として十分な稼働を示せなかったことが査定上のポイントになる。
日刊スポーツの取材では、玉井自身が不調の要因として持ち球のシュートの精度低下を挙げている。
左手の使い方がうまくいかず、ボールを引っかける場面があったという。ファームではトレーナーらと相談し、投球動作の修正にも取り組んだ。
本人は今季を振り返り、次のように話している。
「今年はあんまり良くなかったので、来年は、やってやろうっていう気持ち」
来季はプロ11年目。宮西尚生が選手兼任投手コーチに就任することもあり、経験豊富な救援陣の連携にも期待がかかる。
玉井にとって2027年は、減俸からの巻き返しを示す重要なシーズンとなる。
西川遥輝:2000万円の現状維持で残留西川遥輝も11月5日、国内FA権を行使せず日本ハムに残留すると表明した。
来季年俸は推定2000万円で、今季から現状維持となる。
2026年シーズンの成績は次のとおり。
- 出場:25試合
- 打率:.194
- 本塁打:1本
- 打点:6
5シーズンぶりに古巣へ復帰したものの、期待された打撃成績には届かなかった。
打撃フォームの改造にも取り組んだが、結果につながらず、出場機会も限られた。
それでも球団は来季の契約を提示。西川はFA権を行使せず、残留を選択した。
注目したいのは、本人が来季の目標として通算1500安打と350盗塁を挙げたことだ。
11月5日時点で通算1438安打、345盗塁。1500安打までは62本、350盗塁までは5個に迫っている。
西川は球団への思いについて「骨を埋めるつもりで戻ってきた」と語っており、来季は数字だけでなく、経験を生かしたチームへの貢献も求められる。
3選手の査定を比較するとレイエスはタイトル獲得と打撃成績、玉井は登板機会と投球内容、西川は出場機会と実績、そして来季への期待がそれぞれの契約を考える材料になる。
単純に打率や防御率だけで年俸を判断できないことが、今回の3人の契約からも見えてくる。
【年俸一覧】伊藤大海・清宮幸太郎・万波中正ら未更改の主力選手
11月5日時点で、ファンが特に注目しているのが未更改の主力選手だ。
日本ハムの2026年シーズン推定年俸を基準にすると、伊藤大海、加藤貴之、山﨑福也、万波中正、清宮幸太郎らが主な注目選手となる。
ここで紹介する金額は、2026年シーズンに適用された推定年俸であり、2027年の契約金額ではない。
日本ハムの主力選手別年俸一覧| 選手名 | 2026年推定年俸 | 11月5日時点 |
|---|---|---|
| 伊藤大海 | 3億4000万円 | 未更改 |
| 加藤貴之 | 3億円 | 未更改 |
| 山﨑福也 | 2億5000万円 | 未更改 |
| 万波中正 | 1億9500万円 | 未更改 |
| 清宮幸太郎 | 1億3000万円 | 未更改 |
| 郡司裕也 | 1億1000万円 | 未更改 |
| 田中正義 | 1億円 | 未更改 |
| 北山亘基 | 9500万円 | 未更改 |
| 河野竜生 | 8600万円 | 未更改 |
| 宮西尚生 | 6500万円 | 未更改 |
| 野村佑希 | 5800万円 | 未更改 |
| 田宮裕涼 | 5000万円 | 未更改 |
| 水野達稀 | 5000万円 | 未更改 |
| 水谷瞬 | 5000万円 | 未更改 |
※金額は報道集計による推定。契約更改後の年俸ではない。
この一覧で特に注目したいのが、伊藤大海、清宮幸太郎、万波中正の3人だ。
それぞれチームの中心選手として重要な役割を担っており、2026年シーズンの成績がどのように査定へ反映されるかが焦点となる。
伊藤大海:3億4000万円からの増減は?伊藤大海の2026年シーズンは、26試合に先発して10勝10敗、防御率3.18。投球回は172回2/3、奪三振159だった。
前年の2025年は14勝8敗、防御率2.52、196回2/3を記録している。
比較すると、2026年は勝利数、防御率、投球回のいずれも前年を下回った。
一方で、年間26試合に先発し、172回2/3を投げたことは先発の柱としての安定感を示している。
2025年オフに1億2000万円増で3億4000万円となった高額年俸を踏まえると、今回の交渉で大幅な増額を実現するには、さらなる評価材料が必要になりそうだ。
現状維持を軸に、球団の査定次第では調整が入る可能性もある。
清宮幸太郎:23本塁打のキャリアハイをどう評価するか清宮幸太郎は2026年、135試合に出場して打率.237、23本塁打、65打点を記録した。
2026年の推定年俸は1億3000万円。
注目すべきは本塁打数だ。前年の12本から23本へ増加し、長打力を大きく伸ばした。
一方、打率は前年の.272から.237に下がっている。
球団の査定では、試合出場数や打点、長打力の向上がプラス材料になる一方、打率や安定感の改善も課題として見られるはずだ。
今季の23本塁打を評価して増額するのか、打率の低下を踏まえて現状維持に近づけるのか。交渉のポイントになる。
万波中正:21本塁打と打率上昇が評価材料万波中正は2026年、119試合に出場して打率.257、21本塁打、55打点を記録した。
推定年俸は1億9500万円。
2026年は打率が.257まで上昇し、21本塁打を記録。引き続き長打力を発揮した。
一方で、前年より出場試合数が少なく、打点も55にとどまった。
すでに1億円台後半の年俸となっているため、単純な本塁打数だけでなく、出場機会、打撃の安定性、守備面での貢献なども査定の対象になると考えられる。
現状維持から小幅増を中心に、交渉結果が注目される選手だ。
【2027年の展望】日ハムの昇給・減俸予想と現役ドラフト候補
2026年オフの契約更改はまだ序盤だが、来季のチーム編成を考えるうえで、今後の年俸交渉にはいくつかの注目ポイントがある。
ここでは確定した契約情報と、今季の成績を踏まえた予想を分けて整理する。
2027年の昇給・減俸予想| 選手 | 2026年年俸 | 2026年の主な実績 | 予想の方向性 |
|---|---|---|---|
| 伊藤大海 | 3億4000万円 | 10勝、防御率3.18 | 現状維持中心 |
| 清宮幸太郎 | 1億3000万円 | 23本塁打 | 増額の可能性 |
| 万波中正 | 1億9500万円 | 21本塁打、打率.257 | 現状維持〜小幅増 |
| 北山亘基 | 9500万円 | 主力投手としての貢献 | 増額期待 |
| 郡司裕也 | 1億1000万円 | 主力捕手・野手としての貢献 | 成績と起用法次第 |
※上記は2026年シーズンの実績と現在の推定年俸に基づく編集上の見通し。球団の査定結果や契約条件を示すものではない。
伊藤は高額年俸に見合う安定感を維持できるかが焦点。清宮は23本塁打という成長が評価材料になる。万波は打率と長打力の両立が続けば、好条件を引き出す余地がある。
また、北山や郡司など、チームの中心を担う選手の契約も注目される。
今オフの日本ハムはレイエスの契約延長によって打線の中心を確保した。次に注目されるのは、日本人主力の年俸バランスをどう整えるかだ。
現役ドラフト対象選手は誰になる?2026年の現役ドラフトは、NPBの発表によって12月9日に開催される予定だ。
現役ドラフトは、出場機会に恵まれない選手の移籍を促進する制度。球団は対象選手を選び、他球団との選手移動を進める。
2026年は対象外選手の基準にも一部変更が加えられた。
主な対象外条件は以下のとおり。
- 外国人選手
- 複数年契約を結んでいる選手
- 来季年俸5000万円以上の選手(例外枠あり)
- FA権を行使したことがある選手
- FA資格を持つ選手
- 育成選手
- 前年の現役ドラフトで獲得した選手
- シーズン終了後の一定期間にトレードで獲得した選手
- シーズン終了後の一定期間に育成から支配下へ移行した選手
特に重要なのは年俸条件だ。
来季年俸5000万円以上の選手は原則対象外だが、5000万円以上1億円未満の選手は1人に限り対象に含められる。
ただし、各球団が提出する実際の候補者リストは非公開である。
日本ハムについても、11月5日時点で特定の選手が現役ドラフト対象に決まったという公式発表はない。
そのため、年俸が低い選手や出場機会が限られた選手の名前が予想に挙がったとしても、正式な対象選手と混同しないことが大切だ。
11月5日以降に注目したい3つのポイント1. 主力投手の契約更改
伊藤大海、加藤貴之、山﨑福也の先発陣は、チームの来季構想を左右する存在。高額年俸選手の交渉がどうまとまるかが注目される。
2. 若手・中堅野手の評価
清宮、万波、郡司、野村佑希らは、2026年シーズンの成績と起用状況が査定に反映される。主力としての役割が広がる選手ほど、増額幅にも関心が集まる。
3. 現役ドラフトとチーム編成
年俸だけでなく、ポジションの競争、出場機会、来季のチーム構想も重要になる。選手の移籍や役割変更があれば、契約更改の見通しも変わってくる。
【公表額と推定額】日ハム契約更改で間違えやすい3つのポイント
契約更改の記事を読む際に注意したいのが、球団の公式発表と報道各社の推定年俸の違いだ。
1. 球団発表と推定年俸は同じではない日本ハムの公式発表は、契約延長や残留の合意を伝えるものだ。
一方、年俸については報道各社が関係者への取材などを基に推定額を掲載するケースが多い。
今回のレイエスについても、球団公式発表は2027年シーズンの契約延長合意が中心で、推定8億円という金額は報道によるものだ。
玉井や西川の5300万円、2000万円も同様に推定額として扱う必要がある。
2. 複数年契約と単年契約を混同しないレイエスは複数年契約と報道されている。
この場合、毎年の契約更改で年俸をゼロから交渉する単年契約とは事情が異なる。
契約期間中の年俸や出来高の条件は契約内容によって決まるため、推定年俸だけを見て契約全体の価値を判断することはできない。
3. 未更改は退団や自由契約を意味しない契約更改がまだ発表されていない選手についても、退団が決まったわけではない。
交渉日程や球団の編成上の事情によって、発表時期は選手ごとに異なる。
特に主力選手は、シーズン終了後の調整やFA関連の動向を経て交渉が進む場合もある。
未更改という表示だけで、移籍や現役ドラフトの対象になると判断するのは早計だ。
【よくある質問】日ハム契約更改2026に関するFAQ
Q1:日ハムで2026年オフに最も年俸が上がった選手は誰?
A1:11月5日時点ではフランミル・レイエス。2026年の推定4億5000万円から、2027年は推定8億円プラス出来高となり、3億5000万円の増額と報じられている。
Q2:玉井大翔の2027年の年俸はいくら?
A2:推定5300万円。2026年の6600万円から1300万円減で、11月5日に契約更改した。国内FA権は行使せず残留している。
Q3:西川遥輝は日本ハムに残留する?
A3:残留する。11月5日に国内FA権を行使しないことを表明し、推定2000万円の現状維持で契約更改した。
Q4:伊藤大海、清宮幸太郎、万波中正の契約更改は決まった?
A4:11月5日時点では、2027年の契約更改は確認されていない。2026年の推定年俸は伊藤が3億4000万円、清宮が1億3000万円、万波が1億9500万円。
Q5:レイエスは4年契約で年俸8億円なの?
A5:報道では4年契約とされ、2027年の推定年俸は8億円プラス出来高。球団は契約年数や詳細な契約金額を公式には公表していない。
Q6:2026年の現役ドラフトはいつ開催される?
A6:12月9日開催予定。対象選手の正式なリストは非公開であり、11月5日時点では日本ハムの具体的な対象者も公表されていない。
2026年11月5日時点の日本ハムの契約更改では、レイエスの推定8億円という大型契約、玉井大翔の1300万円減、西川遥輝の現状維持での残留が大きなニュースとなった。
特にレイエスの残留は、2027年の打線を考えるうえで大きなプラス材料だ。首位打者と2年連続30本塁打以上の実績を持つ主砲を確保したことで、チームは攻撃の中心を維持できる。
一方、玉井は減俸からの巻き返し、西川は通算1500安打と350盗塁への挑戦が来季のテーマになる。
そして、伊藤大海、清宮幸太郎、万波中正をはじめとする主力選手の契約更改は、まだ大きな注目材料として残っている。
今後のチェック要点は、主力選手の昇給幅、投手陣の査定、若手の年俸上昇、そして12月9日の現役ドラフトだ。
契約更改は単なる金額の発表ではない。球団がどの選手を中心に2027年を戦うのか、その編成方針を読み解く重要な機会でもある。今後の発表によって、日本ハムの来季構想がさらに明確になっていくだろう。
主な情報確認資料: 北海道日本ハムファイターズ公式発表、日刊スポーツ、NPB関連発表、2026年契約更改推定年俸集計、選手別シーズン成績。