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【代表曲「猫」はなぜヒットした?】あいみょんとの関係とDISH//の名曲

水沢 陽菜 水沢 陽菜 • 更新: • 公開: • 読了約 15 分
目次

DISH//の名前を全国的に広めた代表曲が「猫」です。

この楽曲は、2017年8月16日に発売されたシングル「僕たちがやりました」のカップリング曲として収録されました。作詞・作曲を担当したのは、シンガーソングライターのあいみょんです。

「猫」はあいみょんが北村匠海の歌声をイメージして提供

「猫」が生まれたきっかけには、北村匠海とあいみょんの音楽的なつながりがありました。

ソニー・ミュージックレーベルズの2017年の発表によると、あいみょんがDISH//の橘柊生がパーソナリティーを務めるラジオ番組に出演したことが、コラボレーションのきっかけの一つでした。

もともとあいみょんの楽曲を聴いていた北村匠海からの強いリクエストもあり、楽曲提供が実現。DISH//のメンバーをイメージして書き下ろされたのが「猫」です。

この曲の魅力は、切ない歌詞と北村匠海の感情を込めた歌声にあります。

俳優として登場人物の感情を表現してきた北村の経験も、楽曲の世界観を伝えるうえで生きています。もちろん、これは歌唱表現の魅力を考えるうえでの見方ですが、同曲が多くのリスナーの心に届いた理由の一つと考えられます。

THE FIRST TAKEが「猫」の人気を大きく押し上げた

大きな転機となったのが、2020年3月20日に公開されたYouTubeチャンネル「THE FIRST TAKE」でのパフォーマンスです。

北村匠海が披露した「猫」は、メンバーが事前に制作したアコースティックアレンジを背景に、歌声を際立たせる構成でした。

公開から約1か月で再生回数1,000万回を突破し、2020年4月29日には「猫 ~THE FIRST TAKE Ver.~」として配信リリースされています。

加えて、2026年現在のDISH//公式プロフィールでは、オリジナル版と「THE FIRST TAKE ver.」を含む代表曲「猫」の累計再生回数が10億回を突破したことが紹介されています。

注目すべきなのは、もともとシングルのカップリング曲だった作品が、数年後にバンドを代表する楽曲へと成長したことです。

ヒットのきっかけは2020年の動画公開でしたが、その土台には2017年からメンバーが歌い続けてきた積み重ねがありました。

DISH//の代表曲一覧

「猫」以外にも、DISH//にはアニメやドラマとのタイアップで知られる楽曲があります。

楽曲名 発表時期・特徴 注目ポイント
I Can Hear 2013年 メジャーデビュー曲
Starting Over 2018年 アニメ「ゾイドワイルド」OP
猫 2017年 あいみょん作詞・作曲の代表曲
No.1 2021年 アニメ「僕のヒーローアカデミア」OP
沈丁花 2021年 ドラマ「二月の勝者」主題歌
Replay 2022年 NHK全国学校音楽コンクール課題曲
プランA 2024年 アニメ「逃げ上手の若君」OP

これらの楽曲を聴くと、DISH//の音楽性が一つのジャンルにとどまっていないことが分かります。

切ないミディアムバラードから疾走感のあるロックナンバー、幅広い世代が口ずさめるポップスまで、作品ごとに異なる表情を見せています。

初めてDISH//を聴く人には「猫」「No.1」「沈丁花」の3曲がおすすめです。北村匠海の歌声、バンドのロックサウンド、歌詞の世界観をそれぞれ感じられます。

【紅白歌合戦初出場から現在まで】DISH//が本格派バンドへ成長した理由

北村匠海バンド

DISH//にとって大きな節目となったのが、2021年12月31日に放送された「第72回NHK紅白歌合戦」への初出場です。

披露した楽曲は、もちろん「あいみょん」提供の「猫」。

結成から約10年を経て、メンバーが目標としてきた大舞台に立ちました。

紅白初出場は「猫」のヒットだけが理由ではない

紅白歌合戦への出場は、一般的な知名度を高める大きな機会となりました。

ただし、DISH//の歩みを「猫がヒットして紅白に出場した」という一つの出来事だけで捉えると、その前にあった努力が見えにくくなります。

彼らは2011年の結成から、楽器演奏の習得、ライブ経験の積み重ね、楽曲制作への参加と、段階的にバンドとしての実力を高めてきました。

2015年からは日本武道館での単独公演を重ね、2021年には初の紅白出場を実現。ライブを通じて支持を広げてきた経歴があります。

メンバー自身が楽曲を作るバンドへ

DISH//の現在を理解するうえで重要なのが、メンバーの作詞・作曲への参加です。

例えば、2023年発売の5thアルバム『TRIANGLE』には、次のような制作参加が見られます。

- 「しわくちゃな雲を抱いて」:泉大智が作曲、北村匠海が作詞。
- 「スパゲッティ」:橘柊生が作詞・作曲。
- 「マチネソワレ」:矢部昌暉が作曲、北村匠海が作詞。
- 「ブラックコーヒー」:DISH//名義で作詞・作曲。

こうした制作体制は、4人それぞれの個性が音楽に反映される仕組みを生み出しています。

特に、俳優として物語や人物の感情を表現する北村匠海、音楽制作を担う橘柊生や泉大智、ギターとコーラスを担当する矢部昌暉という異なる役割が、DISH//の表現の幅につながっています。

DISH//の強みは、北村匠海という知名度の高いフロントマンだけに依存していないことです。

メンバーそれぞれが制作や演奏に関わることで、グループとしての音楽的な方向性を築いてきました。

【2026年最新活動】6thアルバム『aRange』と全国ホールツアー

2026年のDISH//は、結成15周年を目前に控え、リリースとライブの両面で活動を続けています。

大きなトピックは、約3年ぶりとなる6thフルアルバム『aRange』の発売です。

6thフルアルバム『aRange』は2026年4月1日発売

DISH//の6thフルアルバム『aRange』は、2026年4月1日発売。

前作の5thアルバム『TRIANGLE』から約3年ぶりのフルアルバムとなりました。

ソニーミュージックの作品紹介によると、本作はメンバーそれぞれが制作した100曲以上のデモから、今届けたい楽曲を厳選して制作された作品です。

タイトルの『aRange』には、楽曲に新たなアレンジを加える「Arrange」と、幅広い音楽性を表す「A Range」という二つの意味が込められています。

収録曲は全11曲です。

曲順 収録曲
1 ヒーロー
2 いつだってHIGH!
3 ごはん
4 泣くもんさ
5 死んじゃいないよ
6 ファンタジーラブコール
7 プランA
8 躍りゃんせ
9 朝、月面も笑っている
10 diorama
11 エール

特に注目したいのは、既発曲と新録曲を組み合わせている点です。

「プランA」はアニメ『逃げ上手の若君』のオープニングテーマ、「朝、月面も笑っている」はフジテレビ系『めざましテレビ』の2024年テーマソングとして知られています。

「いつだってHIGH!」も日本テレビ系『DayDay.』のLOVEダン課題曲に採用されました。

DISH// HALL TOUR 2026「aRange」を全国で開催

アルバム発売と連動して開催されたのが、全国ホールツアー「DISH// HALL TOUR 2026 “aRange”」です。

公式発表によると、2026年4月23日のさいたま市文化センター大ホール公演を皮切りに、全国各地で公演を実施。7月16日のLINE CUBE SHIBUYA公演まで展開されました。

主な開催地は以下のとおりです。

- 埼玉:さいたま市文化センター
- 愛知:Niterra日本特殊陶業市民会館
- 福岡:福岡サンパレス
- 広島:上野学園ホール
- 宮城:仙台サンプラザホール
- 大阪:大阪国際会議場
- 東京:Kanadevia Hall、LINE CUBE SHIBUYA
- 北海道:カナモトホール

今回のツアーは、アルバムの楽曲をライブで届ける重要な機会となりました。

また、8月発売のシングルには、このツアーで披露された楽曲のライブ音源も収録されています。アルバムとライブを一体として楽しめる展開になっています。

新曲「アイコトバ」は北村匠海・橘柊生・泉大智が制作に参加

2026年のもう一つの注目作が、新曲「アイコトバ」です。

リリースは以下のとおりです。

項目 内容
配信開始 2026年7月3日
CD発売 2026年8月26日
作詞 北村匠海
作曲 橘柊生・泉大智
編曲 花井諒
タイアップ アニメ『うちの弟どもがすみません』オープニング主題歌

この楽曲で興味深いのは、北村匠海が作詞を担当し、橘柊生と泉大智が作曲を担当している点です。

メンバーがそれぞれの専門性を持ち寄り、作品を作り上げる現在のDISH//の制作スタイルがよく表れています。

また、CDには『HALL TOUR 2026 “aRange”』のライブ音源も収録。スタジオ音源だけでなく、実際のステージでの演奏を楽しめる内容になっています。

2026年11月以降の活動予定と15周年イベント

2026年11月5日時点で、公式サイトには年末に向けた複数のイベントが掲載されています。



開催予定
2026年11月22日

ANI-ROCK FES.2026「僕のヒーローアカデミア PLUS ULTRA LIVE」


15周年記念
2026年12月25日

15th Anniversary Special Event「超特急×DISH//」

国立代々木競技場 第一体育館で開催予定。トークとライブを含む記念イベント。


年末フェス
2026年12月30日

COUNTDOWN JAPAN 26/27

幕張メッセで開催される年末大型音楽フェスへの出演が決定。

出典:DISH//公式サイトのライブ・イベント情報。

特に注目したいのは12月25日の15周年記念イベントです。

DISH//は2011年12月25日に結成されたため、2026年12月25日が結成15周年に当たります。

同じEBiDANを背景に活動してきた超特急との合同イベントは、グループの歩みを振り返る機会にもなりそうです。

また、2026年11月2日には公式サイトでイベントグッズの事前通販も発表されました。周年企画が具体的に進行していることが分かります。

【プロの結論】北村匠海だけではない、DISH//の本当の魅力

DISH//の歩みを振り返ると、結成当初と現在では、バンドとしての姿が大きく変わっていることが分かります。

初期は楽器未経験のメンバーによるダンス中心のパフォーマンスから始まりました。しかし、そこから演奏技術を身につけ、楽曲制作にも参加するようになり、現在は全国規模のツアーや大型音楽フェスで活動するバンドへと成長しています。

その変化を理解するための判断基準は、次の3点です。

1. 北村匠海の歌声だけでなく、4人の演奏に注目する。

「猫」では北村のボーカルが印象的ですが、ライブでは矢部のギター、橘のキーボードやDJ、泉のドラムも含めたバンド全体の表現が楽しめます。

2. 「猫」以外の楽曲も聴く。

「No.1」「沈丁花」「Replay」「プランA」などを聴けば、DISH//が一曲のヒットに依存せず、音楽性を広げてきたことが見えてきます。

3. 2026年の作品から現在のDISH//を知る。

『aRange』や「アイコトバ」は、メンバーが楽曲制作に関わる現在の姿を知るうえで重要な作品です。

北村匠海の俳優としての活動をきっかけにDISH//を知った人にも、バンドとしての歴史を知ってから聴くことで、違った魅力が見えてくるはずです。

【北村匠海のバンド】に関するよくある質問(FAQ)

Q1:北村匠海が所属するバンドの名前は何ですか?

A1:DISH//(ディッシュ)です。北村匠海がボーカル&ギターを担当する4人組ダンスロックバンドで、矢部昌暉、橘柊生、泉大智と活動しています。

Q2:DISH//のメンバーの名前と担当楽器は?

A2:北村匠海(ボーカル・ギター)、矢部昌暉(コーラス・ギター)、橘柊生(DJ・キーボード)、泉大智(ドラム)の4人です。

Q3:DISH//の結成はいつですか?

A3:2011年12月25日です。当初は楽器未経験のメンバーによるダンスロックバンドとしてスタートし、練習を重ねて現在の演奏スタイルを確立しました。

Q4:DISH//の「猫」は誰が作った曲ですか?

A4:シンガーソングライターのあいみょんが作詞・作曲した楽曲です。2017年に発表され、2020年の「THE FIRST TAKE」でのパフォーマンスを機に大ヒットしました。

Q5:DISH//は紅白歌合戦に出場したことがありますか?

A5:あります。2021年12月31日の第72回NHK紅白歌合戦に初出場し、「猫」を披露しました。

Q6:DISH//の2026年最新アルバムは何ですか?

A6:2026年4月1日発売の6thフルアルバム『aRange』です。全11曲を収録し、同年4月から7月にかけて全国ホールツアーも開催されました。

北村匠海が所属するバンドは、4人組ダンスロックバンドのDISH//です。

2011年12月25日の結成から、エアバンド時代、楽器演奏の習得、代表曲「猫」のヒット、2021年の紅白歌合戦初出場と、着実に活動の幅を広げてきました。

2026年には6thアルバム『aRange』の発売、全国ホールツアー、新曲「アイコトバ」のリリースを実現。さらに12月25日には結成15周年の記念イベントが予定されています。

俳優・北村匠海の知名度だけで語るには惜しい、4人それぞれの個性と音楽的な成長がDISH//の魅力です。

これからDISH//を聴くなら、まずは「猫」から入り、『aRange』や「アイコトバ」へと聴き進めてみてください。結成当初から現在までの変化を感じることで、このバンドが歩んできた15年間の意味も、より深く理解できるでしょう。

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水沢 陽菜

美容・健康カテゴリを担当。引用元の研究・公的機関の資料を確認したうえで、誰にでも読める形に整えます。

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