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2026年春の甲子園優勝校は大阪桐蔭!歴代優勝校と決勝結果を徹底解説

高杉 葵 高杉 葵 • 更新: • 公開: • 読了約 26 分
目次

2026年11月現在、春の甲子園(選抜高等学校野球大会)の最新優勝校は、大阪府代表の大阪桐蔭だ。2026年3月31日に行われた第98回大会の決勝で智弁学園(奈良)を7対3で破り、4年ぶり5度目の優勝を果たした。これにより、大阪桐蔭は春の選抜における歴代最多優勝校の東邦(愛知)に並んだ。

春の甲子園は1924年に始まり、戦前・戦後の中断や大会制度の変化を経ながら、全国の高校球児が憧れる舞台として発展してきた。2025年は横浜、2024年は健大高崎、2023年は山梨学院が優勝するなど、時代によって頂点に立つ学校や地域も変化している。

この記事では、2026年の最新結果から1924年の第1回大会まで、春の甲子園の歴代優勝校、決勝スコア、準優勝校を一覧で紹介する。加えて、学校別・都道府県別の優勝回数ランキング、夏の甲子園との違い、大会の歴史まで詳しく整理した。

【2026年最新】第98回春の甲子園は大阪桐蔭が智弁学園を7対3で破り優勝

甲子園優勝校春

2026年の第98回選抜高等学校野球大会は、3月19日から阪神甲子園球場で開催された。大会は13日間にわたって行われ、3月31日の決勝で大阪桐蔭と智弁学園が対戦した。

決勝の結果は大阪桐蔭7-3智弁学園。大阪桐蔭が奈良県の智弁学園を破り、4年ぶり5度目のセンバツ制覇を達成した。

日本高等学校野球連盟の大会公式発表でも、大阪桐蔭の優勝は4年ぶり5回目と記録されている。大阪桐蔭にとっては、2022年以来の春の頂点となった。

2026年センバツ決勝の結果
  • 大会:第98回選抜高等学校野球大会
  • 決勝開催日:2026年3月31日
  • 会場:阪神甲子園球場
  • 優勝校:大阪桐蔭(大阪)
  • 準優勝校:智弁学園(奈良)
  • 決勝スコア:7対3
  • 大阪桐蔭の優勝回数:5回目
大阪桐蔭はなぜ注目されるのか

大阪桐蔭は、2012年にセンバツ初優勝を果たして以降、2017年、2018年、2022年、2026年と春の全国制覇を積み重ねてきた。

特に2017年と2018年は連続優勝。さらに2022年には近江を18対1で破る圧倒的な決勝を演じている。2026年の優勝によって、春の甲子園で5回の優勝を誇る東邦と肩を並べた。

一方、準優勝の智弁学園も春の甲子園で優勝経験を持つ強豪校だ。2016年の第88回大会では高松商を2対1で破り、初優勝を達成している。2026年は惜しくも頂点には届かなかったが、決勝進出という実績を残した。

【1924年~2026年完全一覧】春の甲子園歴代優勝校と決勝結果

春の甲子園の歴代優勝校を、開催年、大会回数、優勝校、決勝スコア、準優勝校に分けて整理した。

1924年の第1回大会から2026年の第98回大会までを対象としている。2020年は新型コロナウイルス感染拡大の影響で中止となったため、優勝校は存在しない。また、1942年から1946年までは第二次世界大戦の影響で大会が中断されている。

2020年代の春の甲子園優勝校
年・大会 優勝校(都道府県) 決勝スコア 準優勝校
2026年・第98回大阪桐蔭(大阪)7-3智弁学園
2025年・第97回横浜(神奈川)11-4智弁和歌山
2024年・第96回健大高崎(群馬)3-2報徳学園
2023年・第95回山梨学院(山梨)7-3報徳学園
2022年・第94回大阪桐蔭(大阪)18-1近江
2021年・第93回東海大相模(神奈川)3-2明豊
2020年・第92回大会中止決勝なしなし
2010年代の春の甲子園優勝校
年・大会 優勝校(都道府県) 決勝スコア 準優勝校
2019年・第91回東邦(愛知)6-0習志野
2018年・第90回大阪桐蔭(大阪)5-2智弁和歌山
2017年・第89回大阪桐蔭(大阪)8-3履正社
2016年・第88回智弁学園(奈良)2-1高松商
2015年・第87回敦賀気比(福井)3-1東海大四
2014年・第86回龍谷大平安(京都)6-2履正社
2013年・第85回浦和学院(埼玉)17-1済美
2012年・第84回大阪桐蔭(大阪)7-3光星学院
2011年・第83回東海大相模(神奈川)6-1九州国際大付
2010年・第82回興南(沖縄)10-5日大三
2000年代の春の甲子園優勝校
年・大会 優勝校(都道府県) 決勝スコア 準優勝校
2009年・第81回清峰(長崎)1-0花巻東
2008年・第80回沖縄尚学(沖縄)9-0聖望学園
2007年・第79回常葉学園菊川(静岡)6-5大垣日大
2006年・第78回横浜(神奈川)21-0清峰
2005年・第77回愛工大名電(愛知)9-2神村学園
2004年・第76回済美(愛媛)6-5愛工大名電
2003年・第75回広陵(広島)15-3横浜
2002年・第74回報徳学園(兵庫)8-2鳴門工
2001年・第73回常総学院(茨城)7-6仙台育英
2000年・第72回東海大相模(神奈川)4-2智弁和歌山
1990年代の春の甲子園優勝校
年・大会 優勝校(都道府県) 決勝スコア 準優勝校
1999年・第71回沖縄尚学(沖縄)7-2水戸商
1998年・第70回横浜(神奈川)3-0関大一
1997年・第69回天理(奈良)4-1中京大中京
1996年・第68回鹿児島実(鹿児島)6-3智弁和歌山
1995年・第67回観音寺中央(香川)4-0銚子商
1994年・第66回智弁和歌山(和歌山)7-5常総学院
1993年・第65回上宮(大阪)3-0大宮東
1992年・第64回帝京(東京)3-2東海大相模
1991年・第63回広陵(広島)6-5松商学園
1990年・第62回近大付(大阪)5-2新田
1980年代の春の甲子園優勝校
年・大会 優勝校(都道府県) 決勝スコア 準優勝校
1989年・第61回東邦(愛知)3-2上宮
1988年・第60回宇和島東(愛媛)6-0東邦
1987年・第59回PL学園(大阪)7-1関東一
1986年・第58回池田(徳島)7-1宇都宮南
1985年・第57回伊野商(高知)4-0帝京
1984年・第56回岩倉(東京)1-0PL学園
1983年・第55回池田(徳島)3-0横浜商
1982年・第54回PL学園(大阪)15-2二松学舎大付
1981年・第53回PL学園(大阪)2-1印旛
1980年・第52回高知商(高知)1-0帝京
1970年代の春の甲子園優勝校
年・大会 優勝校(都道府県) 決勝スコア 準優勝校
1979年・第51回箕島(和歌山)8-7浪商
1978年・第50回浜松商(静岡)2-0福井商
1977年・第49回箕島(和歌山)3-0中村
1976年・第48回崇徳(広島)5-0小山
1975年・第47回高知(高知)10-5東海大相模
1974年・第46回報徳学園(兵庫)3-1池田
1973年・第45回横浜(神奈川)3-1広島商
1972年・第44回日大桜丘(東京)5-0日大三
1971年・第43回日大三(東京)2-0大鉄
1970年・第42回箕島(和歌山)5-4北陽
1960年代の春の甲子園優勝校
年・大会 優勝校(都道府県) 決勝スコア 準優勝校
1969年・第41回三重(三重)12-0堀越
1968年・第40回大宮工(埼玉)3-2尾道商
1967年・第39回津久見(大分)2-1高知
1966年・第38回中京商(愛知)1-0土佐
1965年・第37回岡山東商(岡山)2-1市和歌山商
1964年・第36回徳島海南(徳島)3-2尾道商
1963年・第35回下関商(山口)10-0北海
1962年・第34回作新学院(栃木)1-0日大三
1961年・第33回法政二(神奈川)4-0高松商
1960年・第32回高松商(香川)2-1米子東
1950年代の春の甲子園優勝校
年・大会 優勝校(都道府県) 決勝スコア 準優勝校
1959年・第31回中京商(愛知)3-2県岐阜商
1958年・第30回済々黌(熊本)7-1中京商
1957年・第29回早実(東京)5-3高知商
1956年・第28回中京商(愛知)4-0県岐阜商
1955年・第27回浪華商(大阪)4-3桐生
1954年・第26回飯田長姫(長野)1-0小倉
1953年・第25回洲本(兵庫)4-0浪華商
1952年・第24回静岡商(静岡)2-0鳴門
1951年・第23回鳴門(徳島)3-2鳴尾
1950年・第22回韮山(静岡)4-1高知商
1940年代の春の甲子園優勝校
年・大会 優勝校(都道府県) 決勝スコア 準優勝校
1949年・第21回北野(大阪)6-4芦屋
1948年・第20回京都一商(京都)1-0京都二商
1947年・第19回徳島商(徳島)3-1小倉中
1942~1946年第二次世界大戦のため中止決勝なしなし
1941年・第18回東邦商(愛知)5-2一宮中
1940年・第17回岐阜商(岐阜)2-0京都商
1930年代の春の甲子園優勝校
年・大会 優勝校(都道府県) 決勝スコア 準優勝校
1939年・第16回東邦商(愛知)7-2岐阜商
1938年・第15回中京商(愛知)1-0東邦商
1937年・第14回浪華商(大阪)2-0中京商
1936年・第13回愛知商(愛知)2-1桐生中
1935年・第12回岐阜商(岐阜)1-0広陵中
1934年・第11回東邦商(愛知)1-0浪華商
1933年・第10回岐阜商(岐阜)1-0明石中
1932年・第9回松山商(愛媛)1-0明石中
1931年・第8回広島商(広島)2-0中京商
1930年・第7回第一神港商(兵庫)6-1松山商
1920年代の春の甲子園優勝校
年・大会 優勝校(都道府県) 決勝スコア 準優勝校
1929年・第6回第一神港商(兵庫)3-1広陵中
1928年・第5回関学中(兵庫)2-1和歌山中
1927年・第4回和歌山中(和歌山)8-3広陵中
1926年・第3回広陵中(広島)7-0松本商
1925年・第2回松山商(愛媛)3-2高松商
1924年・第1回高松商(香川)2-0早実

以上が春の甲子園の歴代優勝校と決勝結果だ。旧制中学校時代の校名や、その後の校名変更が含まれているため、現在の学校名と異なる表記もある。

なお、2020年の中止は新型コロナウイルスの感染拡大によるもので、出場校の選考が行われた後に大会そのものが中止された。1942~1946年の戦時中断とは事情が異なる点も押さえておきたい。

【春のセンバツ優勝回数ランキング】大阪桐蔭は東邦と並ぶ歴代1位

春の甲子園では、複数回の優勝を経験した伝統校と、平成以降に全国的な強さを確立した学校が上位を占めている。

2026年の大会結果を反映した学校別ランキングでは、大阪桐蔭と東邦が5回でトップタイ。横浜と中京大中京が4回で追いかける構図となった。

学校別・春の甲子園優勝回数トップ9
  • 1位タイ:大阪桐蔭(大阪)5回
  • 1位タイ:東邦(愛知)5回
  • 3位タイ:中京大中京(愛知)4回
  • 3位タイ:横浜(神奈川)4回
  • 5位タイ:県岐阜商(岐阜)3回
  • 5位タイ:広陵(広島)3回
  • 5位タイ:東海大相模(神奈川)3回
  • 5位タイ:PL学園(大阪)3回
  • 5位タイ:箕島(和歌山)3回

このランキングで特に注目したいのは、東邦と大阪桐蔭の歴史的な並びだ。

大阪桐蔭の春の優勝5回はいつ?

大阪桐蔭がセンバツで優勝した年は次の5大会だ。

  • 2012年:第84回大会
  • 2017年:第89回大会
  • 2018年:第90回大会
  • 2022年:第94回大会
  • 2026年:第98回大会

2017年、2018年の連続優勝に加え、2022年と2026年にも頂点に立っている。特定の一時期だけ強いのではなく、複数の世代にわたって優勝を重ねている点が特徴だ。

東邦はなぜ春の甲子園に強いのか

東邦は愛知県を代表する高校野球の名門で、センバツでは2019年の優勝によって5回目の全国制覇を達成した。

優勝した年は1934年、1939年、1941年、1989年、2019年。戦前から平成まで、長い期間にわたって優勝実績を残している。

2019年の優勝から2026年の大阪桐蔭の5回目まで、東邦は春の最多優勝記録を維持してきた。大阪桐蔭が2026年に並んだことで、今後は両校の記録がセンバツの歴史を語る重要な指標となる。

横浜も4回の優勝を誇る名門

横浜は2025年の第97回大会で智弁和歌山を11対4で破り、19年ぶり4度目のセンバツ優勝を達成した。

過去には1973年、1998年、2006年にも優勝している。2006年の決勝では清峰を21対0で破っており、これは歴代の決勝における大きな得点差として知られる。

2025年の優勝で中京大中京と並ぶ4回となり、大阪桐蔭や東邦を追う存在になった。

【都道府県別】春の甲子園優勝回数ランキングと地域の勢力図

春の甲子園の優勝回数を都道府県別に見ると、大阪、愛知、神奈川の3府県が上位を占める。

朝日新聞・日刊スポーツの高校野球ランキングに掲載された春の都道府県別優勝回数では、大阪が13回で全国1位。愛知が11回、神奈川が8回で続いている。

都道府県別・春の優勝回数トップ10
  • 1位:大阪府 13回
  • 2位:愛知県 11回
  • 3位:神奈川県 8回
  • 4位:兵庫県 6回
  • 5位タイ:東京都 5回
  • 5位タイ:和歌山県 5回
  • 5位タイ:広島県 5回
  • 5位タイ:徳島県 5回
  • 9位タイ:愛媛県 4回
  • 9位タイ:静岡県 4回

この数字から分かるのは、優勝実績が特定の地域に集中していることだ。特に大阪と愛知は、歴史の長い伝統校と近年の強豪校がともに全国制覇を経験している。

大阪府が13回でトップに立つ理由

大阪府は大阪桐蔭だけでなく、PL学園、大体大浪商、近大付、上宮、北野など複数の優勝校を輩出している。

大阪桐蔭の5回、PL学園の3回、大体大浪商の2回に加え、近大付、上宮、北野がそれぞれ優勝を経験している。

つまり、大阪の強さは一つの学校だけに依存していない。異なる時代に異なる学校が全国の頂点に立ってきたことが、府全体の優勝回数を押し上げている。

愛知県は東邦と中京大中京が牽引

愛知県は11回で全国2位。東邦と中京大中京という全国的な知名度を持つ強豪校が、春の優勝実績を積み重ねてきた。

東邦は春だけで5回、中京大中京は4回の優勝を誇る。両校の存在は、愛知県が長年にわたって高校野球の強豪地域であり続けていることを示している。

神奈川県は横浜と東海大相模が中心

神奈川県は8回で3位。横浜が4回、東海大相模が3回の春の優勝を記録している。

2021年には東海大相模が明豊を3対2で破り、2025年には横浜が優勝した。近年も両校が全国大会で結果を残している。

【選抜高校野球の歴史】1924年の第1回大会から2026年までの変遷

春の甲子園の正式名称は「選抜高等学校野球大会」。一般的にはセンバツ、春の選抜、春の甲子園などと呼ばれている。

主催は日本高等学校野球連盟と毎日新聞社。全国から選ばれた高校が春に集まり、優勝旗を目指して戦う大会だ。

1924年:第1回大会は名古屋の山本球場で開催

第1回大会は1924年4月1日に開幕した。開催地は現在の阪神甲子園球場ではなく、名古屋市郊外の八事にあった山本球場だった。

出場したのは8校。最初の優勝校となったのは香川県の高松商で、決勝では早実を2対0で破った。

翌1925年の第2回大会から、前年夏に完成した阪神甲子園球場が会場となった。同時に選考委員会制度も確立し、現在につながる選抜大会の基本的な仕組みが整えられていった。

1942~1946年:第二次世界大戦で大会が中断

春の甲子園は戦争の影響も大きく受けている。1941年の第18回大会を最後に、第二次世界大戦によって5年間の中断を余儀なくされた。

戦後の1947年に大会が再開され、優勝したのは徳島商だった。翌1948年には学制改革に伴い「選抜高校野球大会」という名称に変更された。

こうした歴史的な中断があるため、2024年の創設100周年大会は第100回大会ではなく、第96回大会として開催された。

2001年:21世紀枠が新設

センバツの特徴の一つが、一般的な秋季大会の成績だけでなく、学校の取り組みや地域性なども考慮する選考制度だ。

2001年の第73回大会からは21世紀枠が新設された。困難の克服や模範的な活動などを評価し、通常の選考とは異なる視点から出場校を選ぶ仕組みである。

この制度によって、全国的な強豪校だけでなく、地域に根差した活動を続ける高校にも甲子園出場の機会が広がった。

2020年:新型コロナウイルスで史上初の中止

2020年の第92回大会は、新型コロナウイルス感染拡大の影響で中止となった。出場校が決まっていたにもかかわらず、甲子園での試合は実施されなかった。

翌2021年には大会が再開され、東海大相模が優勝。以後、2022年の大阪桐蔭、2023年の山梨学院、2024年の健大高崎、2025年の横浜、2026年の大阪桐蔭へと優勝校が移り変わっている。

2024年:創設100周年と低反発バットの導入

2024年の第96回大会は、選抜大会の創設100周年という節目に開催された。

この大会では、選手の安全対策として低反発バットが本格導入された。日本高野連の大会小史によると、導入後の大会本塁打はランニングホームラン1本を含む3本だった。

優勝した健大高崎は、群馬県勢として初めてセンバツを制覇。報徳学園との決勝を3対2で制し、歴史に残る優勝を飾った。

【春と夏の甲子園を比較】優勝校ランキングと大会制度の違い

甲子園の優勝校を調べる際に混同しやすいのが、春の選抜大会と夏の全国高等学校野球選手権大会だ。

どちらも阪神甲子園球場を舞台とする全国大会だが、出場校の決め方や開催時期、優勝回数のランキングは異なる。

春の選抜と夏の選手権の違い
  • 春:秋季大会の成績や試合内容などを踏まえ、選考委員会が出場校を選ぶ。
  • 夏:各都道府県の地方大会を勝ち抜いた代表校が全国大会に進出する。
  • 春の開催時期:主に3月。
  • 夏の開催時期:主に8月。
  • 春の象徴:紫紺の大優勝旗。
  • 夏の象徴:深紅の大優勝旗。

春は選抜方式であるため、秋から春にかけてのチーム力や大会実績が重視される。一方、夏は各都道府県の地方大会を勝ち抜く必要があり、短期間での連戦を乗り越える力も問われる。

そのため、春に優勝した高校が夏も必ず優勝するわけではない。両大会は同じ甲子園を舞台にしていても、異なる条件のもとで頂点を争う大会だ。

春夏通算では中京大中京が最多

春と夏を合わせた甲子園の優勝回数では、中京大中京(愛知)が11回でトップに立っている。

2026年の大会結果を反映した春夏通算の上位校は次のとおりだ。

  • 1位:中京大中京 11回
  • 2位:大阪桐蔭 10回
  • 3位タイ:PL学園 7回
  • 3位タイ:広島商 7回
  • 3位タイ:松山商 7回
  • 6位:横浜 6回

春の優勝回数だけなら大阪桐蔭と東邦が5回でトップタイだが、春夏通算では中京大中京が一歩リードする。大会の種類によってランキングが変わる点は、甲子園の記録を見るうえで重要だ。

2026年は春と夏で異なる智弁勢が注目を集めた

2026年は春に大阪桐蔭が智弁学園を破り、夏には智弁和歌山が健大高崎を4対3で破って5年ぶり4度目の全国制覇を達成した。

ここで注意したいのが、智弁学園と智弁和歌山は別の高校だという点だ。

智弁学園は奈良県、智弁和歌山は和歌山県に所在する。両校は同じ「智弁」の名称を持つが、別々の学校として大会記録が集計される。

春の決勝で準優勝した智弁学園と、夏の大会で優勝した智弁和歌山を混同しないようにしたい。

歴代の優勝校と決勝結果を時系列で追うと、センバツの歴史には大きく3つの特徴が見えてくる。

1. 優勝回数だけでなく優勝した年代を見る

大阪桐蔭のように2010年代から2020年代にかけて優勝を重ねる学校もあれば、東邦のように戦前から長い期間にわたって優勝実績を積み重ねた学校もある。

単純な優勝回数だけでは、各校がどの時代に強さを発揮したかまでは分からない。歴代優勝校を調べる際は、優勝した年と大会間隔も合わせて確認すると、学校ごとの特徴が見えてくる。

2. 春の優勝は秋からのチーム作りの成果でもある

センバツは夏の選手権と異なり、秋季大会の実績などを踏まえて出場校を選ぶ大会だ。日本高野連の第98回大会要項でも、都道府県高野連による推薦と選考委員会による審査が定められている。

そのため、春の優勝校を分析するときには、決勝のスコアだけでなく、秋からのチーム作りや選考制度も視野に入れる必要がある。

3. 都道府県の優勝回数は学校数と歴史の両面で考える

大阪が13回でトップだからといって、毎年大阪の高校が優勝するわけではない。実際には大阪桐蔭、PL学園、大体大浪商など、異なる学校が異なる年代に優勝している。

地域別のランキングは、高校野球の歴史的な強さを知る指標になる。一方で、個々の学校の優勝実績とは分けて考えることが大切だ。

春の甲子園をより深く楽しむなら、歴代優勝校、決勝スコア、都道府県別実績、選考制度の4点を組み合わせて見るのがおすすめだ。

春の甲子園の歴代優勝校に関するよくある質問(FAQ)

Q1:2026年の春の甲子園で優勝した高校はどこ?
A1:大阪桐蔭(大阪)だ。2026年3月31日の第98回大会決勝で智弁学園を7対3で破り、4年ぶり5度目の優勝を果たした。

Q2:春の甲子園で最も優勝回数が多い高校は?
A2:2026年大会終了時点では、大阪桐蔭と東邦がともに5回で歴代1位タイ。中京大中京と横浜が4回で続いている。

Q3:2025年の春の甲子園優勝校は?
A3:横浜(神奈川)だ。第97回大会の決勝で智弁和歌山を11対4で破り、19年ぶり4度目の優勝を達成した。

Q4:2024年の春の甲子園優勝校は?
A4:健大高崎(群馬)だ。第96回大会の決勝で報徳学園を3対2で破り、群馬県勢として初のセンバツ優勝を果たした。

Q5:2023年の春の甲子園優勝校は?
A5:山梨学院(山梨)だ。第95回大会の決勝で報徳学園を7対3で破り、春夏を通じて山梨県勢初の全国制覇を達成した。

Q6:2022年の春の甲子園優勝校は?
A6:大阪桐蔭(大阪)だ。第94回大会の決勝で近江を18対1で破り、4度目のセンバツ優勝を達成した。

Q7:春の甲子園で優勝回数が最も多い都道府県は?
A7:大阪府で、2026年大会終了時点の優勝回数は13回。愛知県が11回、神奈川県が8回で続いている。

Q8:春の甲子園はいつから始まった?
A8:1924年に第1回大会が開催された。当初の会場は名古屋市郊外の山本球場で、1925年の第2回大会から阪神甲子園球場が会場となった。

Q9:2020年の春の甲子園に優勝校はある?
A9:ない。新型コロナウイルス感染拡大の影響で第92回大会は中止となったため、公式な優勝校と決勝結果は存在しない。

Q10:春の甲子園と夏の甲子園は何が違う?
A10:春は秋季大会の成績や試合内容などを基準に選考委員会が出場校を選ぶ選抜方式。夏は各都道府県の地方大会を勝ち抜いた代表校が出場する選手権方式だ。

2026年の第98回選抜高等学校野球大会は、大阪桐蔭が智弁学園を7対3で破り、4年ぶり5度目の優勝を飾った。この結果、大阪桐蔭は東邦と並んで春の甲子園の歴代最多優勝校となった。

直近の優勝校を振り返ると、2025年は横浜、2024年は健大高崎、2023年は山梨学院、2022年は大阪桐蔭。異なる地域の強豪校が全国の頂点を争い、センバツの歴史を積み重ねている。

1924年の第1回大会から続く春の甲子園は、戦争や感染症による中断、選考制度の改革、用具の安全対策などを経て現在に至った。優勝校の名前を並べるだけでも、日本の高校野球がどのように変化してきたかが分かる。

今後の注目要点は、大阪桐蔭が単独最多となる6回目の優勝を達成するのか、東邦が再び単独トップに立つのか、そして横浜や中京大中京などの伝統校が追いつくのかという点だ。

春の甲子園を楽しむ際は、最新の優勝校だけでなく、決勝スコア、学校別優勝回数、都道府県別の実績にも注目したい。歴代記録を知ることで、次のセンバツで繰り広げられる戦いが、より興味深いものになるはずだ。

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高杉 葵

アイドル・グラビア担当。所属事務所の公式発表を一次情報とし、憶測は書きません。

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