漫才協会への入会を考える芸人にとって、気になるのが加入条件です。テレビで活躍する芸人であれば誰でも入れるというわけではなく、所属事務所との関係や協会内部の承認が関係します。
公式資料で確認できる入会条件文化庁関連事業に提出された令和8年度の協会資料には、加入条件として理事会における過半数以上の賛成による決議が記載されています。
つまり、芸人本人が希望すれば自動的に加入できる制度ではなく、協会側の承認が必要です。具体的な審査の流れや応募資格の全項目については、公開資料に記載された範囲を超えて一律の条件として扱うことはできません。
吉本興業所属の芸人は加入できない?2025年5月27日、塙はニッポン放送の「高田文夫のラジオビバリー昼ズ」に出演し、漫才協会の入会条件について説明しました。
番組では、東京ダイナマイトのハチミツ二郎と松田大輔を協会に誘おうとしたものの、2人が吉本興業所属だったため加入できなかったという話題が出ました。
塙は、吉本興業の芸人は漫才協会に入れないと説明し、その背景について、闇営業問題以降、吉本興業側から加入を認めない趣旨の方針が伝えられていると話しています。
これは協会会長個人の好き嫌いによる判断ではなく、芸能事務所と団体の関係に関わる問題です。漫才協会への加入を検討する際には、本人の芸歴や実力だけでなく、所属事務所との関係も確認する必要があります。
【次期会長は誰になる?2027年の会長選と塙宣之の3選】

2026年現在、漫才協会の次期会長をめぐって注目されているのが、塙宣之の続投とナイツの相方・土屋伸之への交代の可能性です。
2026年5月30日、日刊スポーツは、塙がTBSラジオ「土曜ワイドラジオTOKYO ナイツのちゃきちゃき大放送」で、次期会長について語った内容を報道しました。
塙宣之は3選する可能性がある?塙は2025年の再選によって2期目に入っており、2027年に次の会長選が予定されています。
番組では、アシスタントの出水麻衣アナウンサーから3選の可能性を尋ねられ、塙は続投の可能性を認める一方、相方の土屋伸之が会長になる可能性にも言及しました。
ただし、これは次期会長が正式に決まったという発表ではありません。土屋の名前も、塙が話題の中で挙げた候補の一つです。
次期会長候補として土屋伸之が浮上する理由土屋伸之は、ナイツのツッコミ担当であり、漫才協会の常務理事を務めています。会長職に必要となる組織運営や協会内の人間関係を理解している立場です。
塙が会長、土屋が常務理事という現在の体制を考えると、土屋が将来的に会長を引き継ぐ可能性を話題にすること自体は不自然ではありません。
一方、会長職は人気や知名度だけで決まるものではありません。ベテラン芸人と若手芸人の意見調整、公演の運営、協会の将来像など、幅広い課題に対応する必要があります。
2027年の会長選で注目したい3つのポイント
塙宣之の続投
2025年に再選された現会長が、3期目を目指すかどうか。
土屋伸之への世代交代
常務理事としての経験を踏まえ、会長職を引き継ぐ展開があるか。
協会運営の改革
東洋館の集客、若手の育成、会員間の意見調整など、現体制の課題にどう対応するか。
特に重要なのは、2026年に表面化した東洋館の興行改革です。会長の判断が実際の観客数や所属芸人の活動に影響することが明らかになったため、次期会長には現場を理解した運営能力が大切です。
2027年の選挙日程や正式な候補者については、今後の協会発表が焦点です。現段階では、塙の3選も土屋への交代も確定していません。
【漫才協会会長に関するよくある質問(FAQ)】
Q1:2026年現在の漫才協会会長は誰ですか?
A1:お笑いコンビ「ナイツ」の塙宣之です。2023年6月19日に7代目会長へ就任し、2025年に再選されて現在2期目を務めています。
Q2:漫才協会の前会長・青空球児は現在何をしていますか?
A2:青空球児は2023年6月に会長を退任し、名誉会長に就任しました。2007年から約16年間、6代目会長を務めた人物です。
Q3:漫才協会の次期会長は誰で、いつ決まりますか?
A3:次回の会長選は2027年に予定されています。塙宣之の3選や土屋伸之への交代が話題になっていますが、正式な後任は決まっていません。会長選は2年に一度で、一般的な立候補制とは異なる仕組みです。
2026年11月現在、漫才協会の会長はナイツの塙宣之です。2023年6月に7代目会長へ就任し、2025年の再選を経て2期目を務めています。
前会長の青空球児は2007年から約16年間、協会を率いた後、名誉会長に就任しました。塙は約8年間の副会長経験を経て、その後任を引き継いでいます。
漫才協会は、単に人気芸人が集まる団体ではありません。2026年度の資料では251人、129組の芸人が所属し、浅草東洋館での定期公演、若手育成、演芸文化の継承などを担っています。
今回の調査から見えてくる、漫才協会の会長を理解するための重要な判断基準は次の3点です。
- 歴代会長の継承性: 青空球児、内海桂子、コロムビア・トップなど、演芸界を代表する人物が歴史を築いてきた。
- 現場を理解した運営能力: 舞台の集客、芸人の育成、世代間の調整が会長の重要な役割になっている。
- 次期会長選の行方: 2027年は塙の3選か、土屋伸之への交代かが注目される。
塙宣之の会長就任によって、漫才協会はベテラン中心の伝統を守りながら、現役世代による新しい運営にも取り組んできました。2026年の東洋館改革とその修正は、その難しさを示す出来事です。
2027年の会長選で誰が選ばれるかは、漫才協会の今後を考える大きな節目になります。次期会長の人事だけでなく、浅草の寄席文化をどのように次世代へつないでいくのかにも注目が集まります。
主な参照資料:漫才協会公式発表、文化庁関連事業提出資料、浅草東洋館公式スケジュール、TBS NEWS DIG、日刊スポーツ、マイナビニュース、ニッポン放送関連報道。