松方弘樹さんと目黒祐樹さんの兄弟関係には、少し意外な歴史があります。
2人は幼少期には一緒に遊んでいましたが、成人後には長期間、交流が途絶えていた時期がありました。
幼少期は兄にかなわなかった弟目黒さんは、幼い頃の兄について、チャンバラごっこや相撲遊びをしても勝てなかったと振り返っています。
特に相撲では、20歳を過ぎてからようやく兄に勝つことができたというエピソードがあります。
テレビ朝日「徹子の部屋」への出演に関連した2022年の紹介記事では、幼い頃の兄弟の遊びや、初めて相撲で勝ったときの思い出が取り上げられました。
また、2019年の対談では、目黒さんが兄を子供時代のガキ大将のような存在として語っています。自分が学校でいじめられていないか、兄が様子を見に来てくれたという思い出も紹介されました。
約30年間、交流が途絶えていた時期も意外なのは、大人になってからの兄弟関係です。
2017年1月25日付のデイリースポーツの記事では、事務所関係者の話として、松方さんと目黒さんは約30年間にわたって没交渉状態だったと報じられています。
その後、2014年ごろに再会し、会話を交わしたことをきっかけに交流が戻りました。
ただし、再会後も頻繁に直接会っていたわけではなく、連絡を取り合う関係だったとされています。
松方さんが入院してからは、目黒さんがお見舞いに訪れたことも報じられました。
ここで大切なのは、長期間の交流の空白があったことと、兄弟仲が悪かったと断定することは別だという点です。
当時の報道では、約30年間の没交渉状態になった具体的な理由までは明らかにされていません。
兄の死後も残る弟の思い2017年1月21日、松方弘樹さんは脳リンパ腫のため74歳で亡くなりました。
目黒さんは同年6月の追悼イベントで兄について語り、俳優として自分よりはるか先を走っていた存在だったと振り返っています。
また、テレビ朝日の2022年の番組紹介では、兄が亡くなって5年が経過した後も、目黒さんの思いが紹介されました。
「電話をかければ出そうな気がする」
この言葉には、長く俳優として活動してきた兄を失った弟の寂しさが表れています。
【兄弟共演の真相】NHK「ファミリーヒストリー」で何があった?

松方弘樹さんと目黒祐樹さんの兄弟関係を語るうえで、特に注目されるのがNHKの「ファミリーヒストリー」です。
2017年に放送されたこの番組は、2人の父母や先祖の歴史をたどる内容でした。
兄弟そろって出演する計画があったNHKから兄弟に番組出演の打診があったのは2016年初めごろです。
当初、松方さんと目黒さんは兄弟そろって出演することに同意していました。
スポニチの報道によれば、目黒さんは兄も番組を見ていたことに触れ、2人で出演に前向きな返事をしたと説明しています。
しかし、番組の準備が進むなかで松方さんが体調を崩し、出演が難しくなりました。
兄の回復を待って収録する予定でしたが、病状のため実現しませんでした。
2016年12月23日の収録には目黒祐樹だけが参加実際の収録は2016年12月23日に行われ、参加したのは目黒さんだけでした。
NHKは当初、松方さんの回復を待ってから放送する予定でしたが、2017年1月21日に松方さんが亡くなったため、追悼番組として放送することになりました。
番組タイトルは次のとおりです。
ファミリーヒストリー
松方弘樹・目黒祐樹~芸能一家の歳月~
放送時間:午後7時30分~8時15分
主な内容
- 父・近衛十四郎の人生
- 母・水川八重子の歩み
- 松方兄弟の家族のルーツ
- 父方の先祖と新潟県長岡市とのつながり
- 松方弘樹さんにゆかりのある人々からのメッセージ
番組では、父方のルーツである新潟県長岡市などで調査が行われました。また、戦時中に近衛十四郎さんに助けられた人物についても取り上げられたと報じられています。
1973年以来となる兄弟共演も幻に実は、松方さんと目黒さんは、兄弟での共演が非常に少ない俳優同士でした。
スポニチによれば、今回のNHK番組で共演が実現していれば、1973年のテレビ時代劇「いただき勘兵衛 旅を行く」以来となる予定でした。
同作品には目黒さんが出演し、松方さんも第12話にゲスト出演しています。
つまり、2人は同じ芸能一家に育ち、同じ俳優という仕事を続けながらも、頻繁に共演する関係ではなかったのです。
この幻の兄弟共演は、松方さんの生前の出演を楽しみにしていた視聴者にとっても、印象深い出来事となりました。
【目黒祐樹の現在】2026年の年齢と俳優活動は?
2026年11月現在、目黒祐樹さんは79歳です。
1947年8月15日生まれで、2027年8月には80歳を迎えます。
現在も俳優としての出演歴が確認でき、映画やテレビドラマなど幅広いジャンルで活動してきました。
近年の主な出演作品| 年 | 作品 | 活動内容 |
|---|---|---|
| 2018年 | 『家族の旅路』 | テレビドラマ |
| 2019年 | 『武蔵-むさし-』 | 映画・沢村大学役 |
| 2021~2022年 | 『カムカムエヴリバディ』 | NHK連続テレビ小説 |
| 2022年 | 『呪い返し師-塩子誕生』 | 映画 |
| 2023年 | 『仮想儀礼』 | NHKドラマ |
| 2026年1月 | 『最後のミッション』 | 映画・村上周平役 |
| 2026年10月 | 『影を売る女』 | 映画出演 |
2026年公開作品については、所属先の青年座映画放送の出演情報にも『影を売る女』への出演が掲載されています。また、映画『最後のミッション』の公式作品情報にも名前が確認できます。
兄・松方弘樹とは違う俳優としての個性松方さんは任侠映画や時代劇で圧倒的な存在感を示し、テレビでは「名奉行 遠山の金さん」などでも人気を集めました。
一方、目黒さんは子役からの経験に加え、海外で演劇を学んだ背景を持っています。
1981年のエミー賞ノミネートという国際的な実績もあり、活動の幅は国内の時代劇だけにとどまりません。
兄の知名度が非常に高かったため、目黒さんは「松方弘樹の弟」として紹介される機会も少なくありません。しかし、本人にも長年にわたる俳優としての実績があります。
2026年の出演情報は、目黒さん自身の俳優活動が兄の存在だけでは語れないことを示しています。
【誤解を整理】松方弘樹の弟に関する噂と事実
検索エンジンでは、兄弟の年齢や家族構成、共演歴などについて、断片的な情報が表示されることがあります。
ここでは、混同しやすいポイントを整理します。
1. 松方弘樹の弟は近衛十四郎なのか?
違います。近衛十四郎さんは松方弘樹さんと目黒祐樹さんの父親です。弟が目黒祐樹さんです。
2. 目黒祐樹は松方弘樹と異母兄弟なのか?
そのような関係ではありません。人物事典には、同じ父親・近衛十四郎さんと母親・水川八重子さんの長男と次男として記録されています。
3. 兄弟の年齢差は10歳なのか?
違います。1942年7月生まれの松方さんと1947年8月生まれの目黒さんの年齢差は5年と23日です。
4. 兄弟は頻繁に共演していたのか?
いいえ。共演は少なく、1973年の「いただき勘兵衛 旅を行く」が確認できる共演作品の一つです。
5. ファミリーヒストリーに松方弘樹も出演したのか?
兄弟そろって出演する計画はありましたが、松方さんの病気により実現しませんでした。2016年12月23日の収録には目黒さんだけが参加しています。
【松方弘樹の弟】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:松方弘樹の弟は誰ですか?
A1:俳優の目黒祐樹さんです。2人の父親は時代劇俳優の近衛十四郎さん、母親は女優の水川八重子さんです。
Q2:松方弘樹と目黒祐樹は何歳差ですか?
A2:5歳差です。松方さんは1942年7月23日生まれ、目黒さんは1947年8月15日生まれです。
Q3:目黒祐樹は2026年現在何歳ですか?
A3:2026年11月現在79歳です。1947年8月15日生まれで、2027年に80歳を迎えます。
Q4:松方弘樹と目黒祐樹の父親と母親は誰ですか?
A4:父親は時代劇スターの近衛十四郎さん、母親は元女優の水川八重子さんです。両親ともに芸能界で活躍していました。
Q5:松方弘樹と目黒祐樹は共演したことがありますか?
A5:あります。1973年のテレビ時代劇「いただき勘兵衛 旅を行く」では、目黒さんの出演作品に松方さんもゲスト出演しました。ただし、兄弟共演の機会は多くありませんでした。
Q6:NHKのファミリーヒストリーで兄弟そろって出演しましたか?
A6:いいえ。2人で出演する計画はありましたが、松方さんが病気になり、2016年12月23日の収録には目黒さんだけが参加しました。番組は2017年2月2日に追悼番組として放送されました。
Q7:目黒祐樹は現在も俳優を続けていますか?
A7:はい。2026年公開の映画『最後のミッション』『影を売る女』への出演情報が確認できます。
松方弘樹さんの弟は、俳優の目黒祐樹さんです。
2人は5歳差で、父親は時代劇スターの近衛十四郎さん、母親は女優の水川八重子さんという芸能一家に生まれました。
兄弟関係を振り返ると、次の3つが大きなポイントになります。
1. 同じ芸能一家に生まれた兄弟: 父と母の影響を受け、2人とも俳優の道を選びました。
2. 長い交流の空白と再会: 約30年間の没交渉状態を経て、2014年ごろに交流を取り戻しました。
3. 実現しなかった兄弟共演: NHK「ファミリーヒストリー」では共演を予定していましたが、松方さんの病気と逝去によって実現しませんでした。
注目したいのは、兄弟が同じ俳優という職業を選びながら、それぞれ異なるキャリアを築いたことです。
松方さんは東映映画や任侠映画、時代劇で昭和を代表するスターとなり、目黒さんは子役から海外作品まで経験を重ね、独自の俳優人生を歩んできました。
兄の知名度だけで弟の人生を捉えないこと。これが松方兄弟の歴史を理解するうえで大切な視点です。
NHK「ファミリーヒストリー」に残された家族の記録や、目黒さんが語った兄との思い出は、2人が単なる有名俳優同士ではなく、長い時間を共有した家族だったことを伝えています。