有安杏果の卒業は、2018年1月15日に本人の公式ブログとグループ公式サイトを通じて発表された。
最終ステージは2018年1月21日の幕張メッセでのライブ。翌22日以降、ももいろクローバーZは4人体制で活動を続けることになった。
本人が公表した卒業理由は「普通の女の子の生活」有安が発表文で説明したのは、子役時代から22年間続けてきた芸能活動から一度距離を置き、一般的な日常生活を送りたいという思いだった。
本人のコメントでは、次の言葉が卒業理由を端的に表している。
「普通の女の子の生活を送りたいという想いが強くなり」
当時22歳だった有安にとって、幼い頃から続けてきた芸能活動をいったん離れ、自分の時間を持つことは大きな人生の選択だった。
卒業発表時には、その後の具体的な進路は決まっていないとも説明。まずは規則正しい生活を送り、これまでできなかった普通のことを少しずつ経験したいという希望を明かしていた。
この発表で重要なのは、本人が公表した理由が、特定のメンバーとの対立やグループへの不満ではなく、長年の芸能活動から距離を置きたいという個人的な希望だったことだ。
有安杏果は卒業前からソロアーティストとして活動していた有安は、ももクロ在籍中から音楽や写真への関心を深めていた。
2016年7月には横浜アリーナで初のソロコンサート「ココロノセンリツ ~feel a heartbeat~ Vol.0」を開催。
2017年には日本大学芸術学部写真学科を卒業し、芸術学部長特別表彰と写真学科奨励賞を受賞した。同年10月にはソロアルバム「ココロノオト」を発売し、日本武道館でソロコンサートも行っている。
つまり、グループ卒業前から、音楽と写真という個人の表現活動を積み重ねていた。
2019年にアーティスト活動を再開卒業後は、本人が希望していた休息と日常生活を経て、2019年にアーティスト活動を再開した。
2020年には「サクラトーン」「虹む涙」「Runaway」「ナツオモイ」などを配信リリース。
2021年以降は、ギターやピアノによる弾き語りライブにも積極的に取り組んできた。
加えて、2024年にはジャズライブ「有安杏果 Jazz Note 2024」、2025年にはソロピアノライブ「有安杏果 Piano Note 2025」やバンドライブ「有安杏果 サクライブ2025」を開催している。
卒業時には具体的な進路を決めていなかった有安だが、現在は自分の音楽性を中心にした活動を継続している。
【ももクロ元メンバーの現在】早見あかり・有安杏果の2026年最新活動

2026年11月現在、早見あかりと有安杏果は、それぞれ異なるジャンルで活動している。
単に「元アイドル」という共通点だけで見ると、2人の現在の仕事や表現者としての方向性を見落としてしまう。
早見あかり:俳優としてドラマ・映画・テレビで活動早見の2026年の活動で注目されるのが、テレビ東京のドラマ「一緒にごはんをたべるだけ」だ。
所属事務所のスターダストプロモーションの公式プロフィールでは、澤田タキ役としてW主演を務めたことが紹介されている。
また、2026年9月には「デカ盛りハンター」などのテレビ出演情報も掲載された。
同月15日放送の「伊集院光&佐久間宣行の勝手にテレ東批評」では、ももクロ脱退の理由を改めて語っている。
この出演が注目されたのは、単なる懐かしいアイドル時代の振り返りではなく、当時の決断に至った本人の考え方を、現在の視点から聞けたためだ。
有安杏果:2026年4月にアルバム「雫ノ音」をリリース2026年の有安杏果を語るうえで欠かせないのが、4月15日に発売されたニューアルバム「雫ノ音(しずくのね)」だ。
このアルバムには全11曲を収録。大きな特徴は、収録曲すべての作詞・作曲を有安本人が担当していることである。
公式の作品紹介によると、これまで共に活動してきたバンドメンバーとアレンジやレコーディングを進め、バンドサウンドだけでなく、ストリングスやブラスにも生演奏を取り入れた。
収録曲には次の作品がある。
- 「夢の途中」
- 「靴ひも」
- 「Runaway」
- 「サクラトーン」
- 「虹む涙」
- 「Do you know」
- 「LAST SCENE」
- 「ナツオモイ」
- 「ペダル(shizuku ver.)」
- 「ハムスター(shizuku ver.)」
- 「ビー玉」
また、2枚組CDの2枚目には、過去のライブ音源を収録している。
有安本人はアルバム発売に際し、音楽と真剣に向き合って再スタートしてから初めてのアルバムであると説明した。過去の楽曲やライブで受け取った思いを作品に込めたというコメントも発表している。
2026年12月には「雫ノ音」のバンドライブを予定アルバム発売だけでなく、ライブ活動も続いている。
2026年7月には「A Little Harmony Live 2026〜雫ノ音〜」を開催。公式サイトでは、複数都市での公演情報が発表された。
加えて、2026年12月22日には東京・Zepp DiverCity(TOKYO)で「有安杏果 LIVE 2026 "雫ノ音"」を開催する予定だ。
有安杏果 LIVE 2026 "雫ノ音"
12月22日
2026年・火曜日
会場
Zepp DiverCity(TOKYO)
開場・開演
18:00開場/19:00開演
チケット料金
8,800円(税込・ドリンク代別途)
公式サイト掲載の公演情報。チケット受付状況は変更される場合がある。
この動きから分かるのは、有安が単に過去のアイドル活動を懐かしむのではなく、作詞・作曲、アルバム制作、ライブという音楽活動の各段階を自ら担っていることだ。
2人の現在を比較すると?| 比較項目 | 早見あかり | 有安杏果 |
|---|---|---|
| 卒業・脱退 | 2011年4月10日 | 2018年1月21日 |
| 卒業後の主な分野 | 俳優 | 歌手・写真家 |
| 活動再開・転身 | 俳優業へ移行 | 2019年にアーティスト活動再開 |
| 2026年の注目活動 | ドラマ「一緒にごはんをたべるだけ」 | アルバム「雫ノ音」 |
| 今後の注目点 | 俳優としての出演作 | 12月22日のバンドライブ |
2人の違いは、アイドルを辞めた後のキャリアだけではない。
早見は、アイドルとしての自分に違和感を覚え、演技という別の表現方法を選んだ。有安は芸能活動から一度離れる時間を経て、音楽という自分の表現に戻ってきた。
どちらも、グループでの経験をその後のキャリアにつなげている点が興味深い。
【誤解を整理】ももクロ元メンバーの脱退・卒業をめぐる3つの疑問
ももクロの歴史を調べると、卒業理由やメンバー同士の関係について、事実と異なる理解が広まることもある。
ここでは、本人の発言や公式発表をもとに、特に混同されやすい点を整理する。
1. 早見あかりはももクロが売れなかったから辞めた?これは正確ではない。
2011年の脱退時期は、ももクロがメジャーデビューを経て人気を伸ばし始めた時期だった。
2026年9月のテレビ出演でも、早見自身がテレビ出演が増え始めたことで、活動を続ければ辞められなくなると感じたと説明している。
人気がなかったから辞めたのではなく、自分の適性や将来を考えた決断だった。
2. 早見あかりの脱退はメンバーとの不仲が原因?2019年のテレビ出演で、早見はメンバーとは本当に仲が良く、現在も関係が続いていると説明している。
また、ももクロの活躍を比較されることについても、苦痛ではなく、自分が頑張る活力になったという趣旨の発言をしている。
そのため、メンバーとの不仲を脱退の確定的な原因として扱うことはできない。
3. 有安杏果は卒業後、芸能界を完全に引退した?これも現在の状況とは異なる。
2018年の卒業発表では、芸能活動から距離を置く意向を示していた。しかし、2019年にはアーティスト活動を再開している。
2026年には新アルバム「雫ノ音」を発売し、複数のライブも開催。12月22日にはZepp DiverCityでの公演を予定している。
卒業後の休息期間と、その後のアーティスト活動再開を分けて理解する必要がある。
【ももクロ元メンバー】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:ももクロの元メンバーは誰ですか?
早見あかりと有安杏果が、現在のももいろクローバーZにつながる6人体制を知るうえで代表的な元メンバーです。早見は2011年、有安は2018年にグループを離れています。なお、結成初期にはほかにもメンバーの入れ替わりがありました。
Q2:早見あかりのももクロ脱退理由は何ですか?
アイドル活動への適性や、自分の表現したい方向性との違いです。2026年9月のテレビ出演では、アイドルとして輝くほかのメンバーを見て、自分が同じように活動することに違和感を覚えていたと改めて語っています。
Q3:有安杏果のももクロ卒業理由は何ですか?
本人が2018年1月の発表で説明したのは、子役時代から22年間続けた芸能活動から一度離れ、普通の女の子としての日常生活を送りたいという希望です。
Q4:有安杏果は2026年現在、何をしていますか?
歌手・写真家として活動しています。2026年4月15日には、全11曲の作詞・作曲を自身が担当したアルバム「雫ノ音」をリリース。12月22日には東京・Zepp DiverCityでライブを開催する予定です。
Q5:早見あかりは2026年現在も女優ですか?
はい。俳優として活動を続けています。2026年にはテレビ東京のドラマ「一緒にごはんをたべるだけ」にW主演し、テレビ番組にも出演しています。
Q6:現在のももクロは何人ですか?
2026年現在は4人です。百田夏菜子、玉井詩織、佐々木彩夏、高城れにの4人で活動しています。
ももクロ元メンバーとして知られる早見あかりと有安杏果は、同じグループで活動しながらも、異なる理由でそれぞれの道を選んだ。
早見は2011年4月10日に脱退。アイドルとして活動する自分への違和感を抱き、俳優という新たな表現の道へ進んだ。2026年9月には、テレビ番組で当時の決断について改めて語っている。
有安は2018年1月21日に卒業。長年続けた芸能活動から距離を置く時間を経て、2019年にアーティスト活動を再開した。2026年はアルバム「雫ノ音」の発売やライブ開催など、音楽活動が充実している。
一方、ももいろクローバーZも百田夏菜子、玉井詩織、佐々木彩夏、高城れにの4人体制で活動を継続している。
押さえておきたいのは、2011年の早見の脱退と2018年の有安の卒業は、どちらもグループの歴史における転換点でありながら、その理由は同じではないということだ。
元メンバーの現在を知るには、過去の卒業報道だけでなく、本人の最新発言、所属事務所のプロフィール、公式の作品・ライブ情報を併せて見ることが大切になる。
2026年は、早見の脱退理由に関する新たな発言と、有安の新作アルバムという2つの話題が重なった年でもある。今後も、それぞれの活動と4人で歩み続けるももクロの展開に注目したい。