2026年度のホッカイドウ競馬は、4月15日(水)に開幕しました。開催最終日は11月12日(木)で、年間85日間にわたってレースが行われます。
開催曜日は基本的に火曜・水曜・木曜。4月から6月上旬にかけては水曜・木曜を中心とする日程です。
2026年11月の開催スケジュール| 日程 | 主な開催内容 |
|---|---|
| 11月3日(火・祝) | JBC2歳優駿・北海道2歳スプリント |
| 11月4日(水) | 道営スプリント |
| 11月5日(木) | 道営記念 |
| 11月10日(火) | 門別競馬開催 |
| 11月11日(水) | 門別競馬開催 |
| 11月12日(木) | 2026年シーズン最終日 |
2026年11月3日にはJBC2歳優駿が開催され、11月5日には道営記念が行われました。残る開催は11月10日から12日までの3日間です。北海道の公式発表によると、シーズン最終日の11月12日には騎手交流会も予定されています。
2026年の最終開催で注目したいイベント11月10日から12日までは、競馬以外にも地域の魅力を楽しめる企画が用意されています。
- 開門時間:13時45分
- 入場料:無料
- フードカーニバル:13時45分~19時
- 出店団体:むかわ町観光協会、びらとり観光協会、日高町観光まちづくり協会
地元の食材や地域グルメを楽しめるフードカーニバルは、シーズン最後の来場を盛り上げるイベントです。
ただし、施設整備に伴い、とねっこ広場は一部閉鎖されています。普段の施設利用を予定している場合は、通常営業と同じ感覚で訪れず、当日の案内を確認してください。
【夜空に浮かぶ競馬場】グランシャリオナイターの魅力

門別競馬場を象徴するのが、ナイター競馬「グランシャリオナイター」です。
グランシャリオとは、北斗七星を意味する名称。馬産地・日高の夜空と競馬場の照明を組み合わせた、門別ならではの演出が特徴です。
地方競馬情報サイトの競馬場ガイドでも、ホッカイドウ競馬は全日程ナイター開催と紹介されています。昼間の競馬場とは異なり、照明に照らされた広大なダートコースを馬が駆け抜ける姿を楽しめます。
ナイター観戦で注目したい3つのポイント1. 照明に浮かび上がる広いダートコース
門別競馬場は地方競馬場の中でも大きなコース規格を持っています。夜間は広い走路と馬の動きが照明によって際立ち、レース全体を見渡しやすいのが魅力です。
2. パドックで出走馬を間近に観察
レース前のパドックでは、馬の歩様や馬体、騎手の様子を観察できます。馬券を購入しない人でも、競走馬の迫力を身近に感じられる場所です。
3. 直線での追い比べ
門別の外回りコースは直線が長く、最後まで競り合いが続く展開も見どころです。先行馬が押し切るのか、後方から差し切る馬が現れるのか、ゴール前の攻防に注目してください。
初心者におすすめの観戦場所
ポラリススタンド
直線走路に面した半屋外の観戦スペースと、300インチの大型スクリーン「ポラリスビジョン」が特徴。レース全体を見渡したい人におすすめです。
Aスタンド
ゴール前に位置するガラス張りのスタンド。屋内から観戦できるため、天候や寒さが気になる日に便利です。
パドック
出走馬の状態や騎手の表情を近くで確認できます。競馬場ならではの臨場感を味わいたい人に向いています。
【外回り・内回りを比較】門別競馬場のコース特徴と攻略のポイント
門別競馬場の競走を理解するうえで欠かせないのが、外回りと内回りの違いです。
どちらも右回りのダートコースですが、1周の距離と直線の長さが異なります。
外回りと内回りのコースデータ地方競馬情報サイトが公表しているコースデータは次のとおりです。
- 回り方:右回り
- コース幅員:25m
- 高低差:1.54m
- フルゲート:16頭
外回りコース
- 1周距離:1,600m
- 直線距離:400m
- ゴールまでの直線:330m
内回りコース
- 1周距離:1,376m
- 直線距離:288m
- ゴールまでの直線:218m
門別競馬場の外回りは、カーブが緩やかで直線が長いことが特徴です。
地方競馬情報サイトのコース解説でも、追い込み馬が届くコース形態として紹介されています。
短い直線で先行馬がそのまま押し切るような競馬場とは異なり、最後の直線で順位が入れ替わる可能性があります。
ただし、追い込み馬が常に有利という意味ではありません。距離、スタート位置、展開、当日の馬場状態を合わせて考える必要があります。
内回りコースは位置取りが重要内回りは外回りより1周の距離が短く、最後の直線も短くなっています。
そのため、外回りと同じ感覚で後方から追い上げると、ゴールまでに差を詰め切れないケースも考えられます。
競馬予想では、出走馬の脚質だけでなく、どのコースを使用するレースなのかを確認することが大切です。
コースの違いから見る観戦ポイント| 比較項目 | 外回り | 内回り |
|---|---|---|
| 1周距離 | 1,600m | 1,376m |
| 直線距離 | 400m | 288m |
| ゴールまでの直線 | 330m | 218m |
| 見どころ | 長い直線での追い比べ | コーナーからの位置取り |
| 注目点 | 差し・追い込みの末脚 | 先行力と仕掛けのタイミング |
外回りと内回りの両方を備えていることは、門別競馬場の競走を面白くしている要素の一つです。
【2026年の重賞レース】JBC2歳優駿からエーデルワイス賞まで徹底整理
ホッカイドウ競馬の大きな魅力は、北海道の馬産地としての強みを生かした2歳馬の競走と、全国から有力馬が集まるダートグレード競走です。
2026年度は重賞競走が全33競走予定され、新たに2歳短距離重賞「北海道2歳スプリント」が加わりました。
2026年の主要ダートグレード競走一覧| 開催日 | レース名 | 格付け・条件 | 距離 |
|---|---|---|---|
| 8月13日 | 北海道スプリントカップ | JpnIII・3歳 | 1,200m |
| 8月27日 | ブリーダーズゴールドカップ | JpnIII・3歳以上牝馬 | 2,000m |
| 10月29日 | エーデルワイス賞 | JpnIII・2歳牝馬 | 1,200m |
| 11月3日 | JBC2歳優駿 | JpnIII・2歳 | 1,800m |
2026年は8月13日に第30回北海道スプリントカップが開催されました。
距離は1,200m、格付けはJpnIIIです。
重要なのは、現在の北海道スプリントカップが3歳限定競走であることです。
以前は3歳以上を対象としていましたが、2024年から3歳限定に変更されています。短距離適性を持つ3歳馬が、全国のライバルと実力を競う舞台になりました。
2026年の優勝馬はベストグリーンです。
ブリーダーズゴールドカップ:牝馬ダート路線の重要競走2026年8月27日に開催されたブリーダーズゴールドカップは、3歳以上の牝馬を対象としたJpnIII競走です。
距離は外回り2,000m。1着賞金は3,100万円でした。
1989年に創設された歴史ある交流重賞で、2009年から門別競馬場の2,000mで実施されています。
2024年からは古馬秋シーズンの競走体系に組み込まれ、秋の牝馬ダート路線を占うレースとしても注目されています。
エーデルワイス賞:北海道の2歳牝馬が全国に挑戦エーデルワイス賞は、2歳牝馬限定のJpnIII競走です。
2026年は10月29日に開催され、距離は外回り1,200m。1着賞金は2,000万円でした。
1998年に創設された競走で、国内の2歳牝馬によるダートグレード競走として独自の位置づけを持っています。
北海道所属馬の活躍も目立ち、過去10回では7勝を挙げています。地元の育成環境で鍛えられた2歳牝馬が、中央所属馬などを相手にどのような走りを見せるのかが見どころです。
JBC2歳優駿:門別競馬場を代表する大舞台2026年11月3日には、第7回JBC2歳優駿が開催されました。
- 格付け:JpnIII
- 対象:2歳馬
- 距離:外回り1,800m
- 1着賞金:3,500万円
- 2026年優勝馬:オーリエイト
JBC2歳優駿は、2020年にJBCの2歳カテゴリーとして誕生した競走です。前身は北海道2歳優駿で、長い歴史を持つ北海道の2歳馬競走を発展させたものです。
過去の勝ち馬には、その後のダート路線で大きく飛躍した馬もいます。2023年の優勝馬フォーエバーヤングは、その後、世界的な舞台でも活躍しました。
誤解しやすいJBCの開催地に注意JBCは複数のカテゴリーからなる地方競馬の大きなイベントですが、2026年は門別と金沢での共同開催です。
門別競馬場で実施されたのはJBC2歳優駿。JBCクラシック、JBCスプリント、JBCレディスクラシックは金沢競馬場で開催されました。
つまり、JBCの全競走が門別で行われたわけではありません。
また、2026年11月3日の門別競馬場は施設改修に伴う安全確保のため、事前応募・抽選による入場制限が設けられました。通常の開催日と同じように当日自由入場できるとは限らないことも、覚えておきたいポイントです。
【札幌・新千歳空港から】門別競馬場のアクセス方法・無料送迎バス・駐車場
門別競馬場は北海道沙流郡日高町富川駒丘76番地1にあります。
札幌市内からは距離があるため、初めて訪れる場合は自動車か予約制の無料送迎バスを利用する方法が便利です。
車でアクセスする場合北海道庁の公式案内による所要時間の目安は次のとおりです。
| 出発地点 | 所要時間の目安 |
|---|---|
| 札幌市内 | 約1時間30分 |
| 千歳・新千歳空港周辺 | 約50分 |
札幌からは道央自動車道と日高自動車道を経由し、鵡川ICまたは日高富川ICを利用するルートが案内されています。
新千歳空港からも車で約50分とされており、道外から北海道旅行に訪れる人が競馬観戦を組み込む場合にも利用しやすい距離です。
なお、道路状況や天候によって所要時間は変わります。特に北海道の秋は気温や路面状況にも注意してください。
無料送迎バスは予約制!札幌駅から直行できる車を利用しない人にとって便利なのが、JR札幌駅北口発着の無料送迎バスです。
2026年度の運行案内では、開催日に予約制で運行されています。
2026年の無料送迎バス運行目安
往路12:30
JR札幌駅北口発
到着予定14:00
門別競馬場着
復路
最終レース終了約30分後
札幌駅到着予定22:30頃
実際の出発・到着時刻は開催日や最終レースの発走時刻によって変わります。
利用時に気をつけたいのは、無料だからといって予約なしで乗れるわけではないことです。
利用希望日を決めたら、公式案内から予約手続きを確認してください。運行事業者は北海道オプショナルツアーズ(ほっとバス)です。
帰りのバスは最終レース終了後に出発するため、レース観戦後に札幌へ戻りたい人は、最終レースと帰りの便の時間をセットで考える必要があります。
道南バス・JRを使う方法無料送迎バス以外にも、公共交通機関を利用する方法があります。
道南バス
札幌駅前から高速ペガサス号を利用し、門別競馬場前へ向かうルートです。所要時間は約1時間50分で、予約制となっています。
JRとハイヤー
JR札幌駅から苫小牧経由で鵡川駅まで移動し、そこからハイヤーを利用します。
北海道庁の案内では、札幌駅から鵡川駅まで約2時間、鵡川駅から競馬場までハイヤーで約15分とされています。
門別競馬場の駐車場は約1,000台・無料
駐車場情報
- 収容台数:約1,000台
- 料金:無料
- 車での来場に対応
門別競馬場は無料駐車場を備えているため、家族や友人とのドライブ観戦にも向いています。
ただし、JBCなどの大規模イベントでは通常開催と異なる入場・駐車場の運用になる可能性があります。特別な開催日は個別の案内を優先してください。
【初観戦でも楽しめる】とねっこ広場・バケツジンギスカン・場内施設
門別競馬場の魅力は、レースだけではありません。
入場門を抜けた先に広がる「とねっこ広場」には、芝生スペースや飲食施設があり、競馬に詳しくない人でも過ごしやすい空間が整っています。
とねっこ広場とは?「とねっこ」は、生まれたばかりの子馬を意味する言葉です。
牧場を駆け回る当歳馬の姿をイメージして名付けられた広場で、入場門を通ってすぐの場所にあります。
芝生の上でくつろいだり、場内グルメを味わったりできるため、家族連れにも親しみやすい施設です。
馬産地・日高という地域性を感じながら競馬を楽しめるのも、この場所ならではの特徴です。
名物はバケツジンギスカン!普通の競馬場グルメとは違う楽しみ門別競馬場を訪れるなら、一度は体験したいのが名物の「とねっこジンギスカン」です。
一般的なジンギスカンとは異なり、バケツに乗せた鍋を使って焼いて楽しむ、門別競馬場オリジナルのスタイルです。
競馬観戦と北海道らしい食文化を一緒に楽しめることから、観光目的で訪れる人にも魅力的なメニューとなっています。
ジンギスカンの予約方法公式グルメ案内によると、とねっこジンギスカンは事前予約制です。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| メニュー名 | とねっこジンギスカン |
| 予約 | 事前予約制 |
| 予約先 | 高柳商店 |
| 電話番号 | 01456-2-0073 |
| 利用場所 | とねっこ広場・グリルハウスなど |
利用できる場所には、とねっこ広場内のテーブル席のほか、グリルハウス、サマーハウス、とねっこデッキがあります。
天候を気にせずグループや団体で楽しめる施設も用意されています。
ただし、メニューや料金は変更される可能性があるため、予約時に営業状況と料金を確認してください。
競馬場内の飲食店も充実
いずみ食堂
ポラリススタンドにある地元日高の人気そば店。極太ちぢれ麺とだしの効いたつゆが特徴です。
ルンビニフードカフェ
本格カレーやアジアン料理を楽しめる飲食店。競馬場限定メニューも用意されています。
勝ち馬屋
Aスタンドにある飲食店。ラーメンやカレーなどの食事から、おつまみまで幅広く取り扱っています。
リッキーハウスは、木材をふんだんに使用した温かみのあるキャッシュレス投票専用ラウンジです。
最大85名が利用でき、2階には有料席も設けられています。
また、ポラリスデッキではパドックを眺めながら場内グルメを楽しめます。
レースを見る場所だけでなく、食事や休憩をする場所も含めて選ぶと、長時間の観戦が快適になります。
【プロの結論】門別競馬場はどんな人におすすめ?初観戦で失敗しない方法
門別競馬場は、単純に馬券を購入するだけの場所ではありません。
馬産地・日高の特色、2歳馬の競走、広いダートコース、ナイターの景観、北海道グルメが一体になった競馬場です。
初めて訪れる人は、次の基準で観戦計画を立てるとよいでしょう。
門別競馬場がおすすめの人- ナイター競馬の雰囲気を体験したい人
- 2歳馬の成長や北海道所属馬の活躍を見たい人
- 広いコースで繰り広げられるレースを観戦したい人
- バケツジンギスカンなど北海道ならではの食事を楽しみたい人
- 札幌や新千歳空港から日帰りで競馬場を訪れたい人
一方、札幌中心部から徒歩や短時間の電車移動で気軽に訪れたい人には、少しハードルがあります。
競馬場は都市部の駅前にある施設ではなく、車での移動や送迎バスの予約が必要になるためです。
また、名物ジンギスカンも事前予約制です。現地で食べようと思ってから手配するのではなく、観戦日が決まった段階で予約しておくと安心です。
初観戦のおすすめプラン
開催日と重賞を確認する
公式開催カレンダーで日付と発走予定時刻をチェックします。
交通手段を決める
札幌からなら無料送迎バスの予約、道外からなら新千歳空港からのレンタカーなどを検討します。
ジンギスカンを予約する
食事も楽しみたい場合は高柳商店へ事前に連絡します。
パドックから観戦を始める
レース前に出走馬を観察し、ポラリススタンドやAスタンドでレースを楽しみます。
帰りの交通手段を再確認する
最終レースの終了時刻と送迎バスの出発時刻を確認しておきます。
特に2026年11月10日から12日の最終開催では、とねっこ広場の一部閉鎖が告知されています。施設を利用する目的がある場合は、通常時の施設案内だけで判断しないことが大切です。
門別競馬場に関するよくある質問(FAQ)
Q1:門別競馬場の2026年の開催期間はいつまでですか?
2026年度は4月15日から11月12日まで、85日間開催されます。11月6日現在、今季の残りの開催日は11月10日、11日、12日です。
Q2:門別競馬場の入場料と駐車場料金はいくらですか?
2026年11月10日~12日の公式イベント案内では入場無料です。駐車場も約1,000台分が無料で利用できます。特別開催では入場制限が行われる場合があります。
Q3:門別競馬場の無料送迎バスは予約が必要ですか?
はい。JR札幌駅北口発着の無料送迎バスは予約制です。開催日の運行時間や予約方法を事前に確認してください。
Q4:新千歳空港から門別競馬場までどのくらいかかりますか?
車で約50分が目安です。道路状況や天候によって所要時間は変わります。
Q5:バケツジンギスカンは予約なしでも食べられますか?
とねっこジンギスカンは事前予約制です。高柳商店(01456-2-0073)に問い合わせて予約してください。
Q6:JBCの全レースが門別競馬場で開催されますか?
いいえ。2026年は門別・金沢の共同開催で、門別ではJBC2歳優駿を実施しました。JBCクラシック、JBCスプリント、JBCレディスクラシックは金沢競馬場で開催されています。
門別競馬場は、ホッカイドウ競馬の拠点として、北海道の馬産地文化と全国レベルの競走を楽しめる競馬場です。
2026年度は4月15日から11月12日までの85日間開催。北海道スプリントカップ、ブリーダーズゴールドカップ、エーデルワイス賞、JBC2歳優駿など、年間を通じて注目レースが行われました。
外回り1,600mの長い直線、内回り1,376mの異なるコース形態、夜空に輝くグランシャリオナイターも大きな魅力です。
初観戦なら、アクセス方法と無料送迎バスの予約、駐車場の利用条件を確認し、とねっこ広場のジンギスカンも事前に手配しておくと、より充実した時間を過ごせます。
2026年11月12日が今季の最終日です。 シーズン最後の競馬を楽しみたい人は、開催情報と施設の最新案内を確認してから足を運んでください。
門別競馬場は、レースの迫力だけでなく、馬産地・日高ならではの食や景色まで楽しめる、北海道らしさの詰まった競馬場です。
主な情報源:北海道庁農政部競馬事業室、ホッカイドウ競馬公式情報、地方競馬情報サイト、ダートグレード競走特設サイト、JBC2026公式情報。