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【2025年・2026年比較】歴代受賞結果から見る音楽シーンの変化

滑原 圭介 滑原 圭介 • 更新: • 公開: • 読了約 9 分
目次

MUSIC AWARDS JAPANは2025年に始まった音楽賞であり、2026年は第2回の開催となる。2年間の主要6部門を比較すると、同じアーティストが連続受賞する一方、楽曲賞や国際部門では異なる作品が選ばれている。

主要6部門の受賞結果を比較

2025年

- 最優秀楽曲賞:Creepy Nuts「Bling-Bang-Bang-Born」
- 最優秀アーティスト賞:Mrs. GREEN APPLE
- 最優秀ニュー・アーティスト賞:tuki.
- 最優秀アルバム賞:藤井 風『LOVE ALL SERVE ALL』
- Top Global Hit from Japan:YOASOBI「アイドル」
- 最優秀アジア楽曲賞:aespa「Supernova」

2026年

- 最優秀楽曲賞:サカナクション「怪獣」
- 最優秀アーティスト賞:Mrs. GREEN APPLE
- 最優秀ニュー・アーティスト賞:HANA
- 最優秀アルバム賞:Fujii Kaze『Prema』
- Best Global Hit from Japan:XG「HYPNOTIZE」
- 最優秀アジア楽曲賞:HUNTR/X「Golden」

2年間で変わったポイント

1.Mrs. GREEN APPLEが2年連続で最優秀アーティスト賞

2025年と2026年で唯一、主要6部門の同じ賞を連続受賞したアーティストがMrs. GREEN APPLEだ。単年度のヒットだけでなく、継続的な活動が評価されている点が注目される。

2.楽曲賞はCreepy Nutsからサカナクションへ

2025年は「Bling-Bang-Bang-Born」、2026年は「怪獣」が最優秀楽曲賞を獲得した。いずれも音楽シーンで強い存在感を示した作品だが、異なるアーティストと楽曲が選ばれており、年度ごとの評価の違いが表れている。

3.新人賞はtuki.からHANAへ

2025年はtuki.、2026年はHANAが受賞した。新人賞は、その年に新たな存在感を示したアーティストに注目する部門であり、2年間の受賞者を並べると音楽シーンの世代交代も見えてくる。

4.国際部門で評価される音楽の幅が広がった

2025年のTop Global Hit from JapanはYOASOBIの「アイドル」、2026年のBest Global Hit from JapanはXGの「HYPNOTIZE」だった。また、最優秀アジア楽曲賞もaespaからHUNTR/Xへと変わった。

日本の楽曲を海外へ届けるという方向性を維持しながら、国際的な音楽交流をより幅広く扱っている。

受賞部門数も62から78へ拡大




2025年

62

musicawardsjapan2026

全部門数




2026年

78


全部門数


2026年は前年より16部門増加し、約26%の拡大となった。主要6部門という中心軸を維持しながら、ジャンル別の評価、海外地域別の評価、ライブスタッフ、クリエイター、リスナーズチョイスなど、多様な領域をカバーしている。

受賞結果を単なるランキングとして見るのではなく、音楽産業のどの領域が評価されているかという視点で比較すると、MAJの変化がより分かりやすい。

【プロの結論】MUSIC AWARDS JAPAN 2026の受賞結果から読み取れる3つの価値

2026年の結果を編集・音楽産業の視点から分析すると、注目すべきなのは受賞者の知名度だけではない。賞の設計そのものに、従来の音楽賞とは異なる特徴がある。

1.ヒット曲の人気と音楽的評価を分けて考える

再生回数、売上、SNSでの話題性は、音楽作品を評価する重要な指標だ。しかし、それだけでは楽曲の創造性や芸術性を十分に捉えられない。

MAJは客観的なチャートデータをエントリー選定に活用しながら、最終的な受賞者選びには音楽関係者の投票を取り入れている。人気と専門的な評価を組み合わせる仕組みが、賞の個性になっている。

2.国内での成功と海外での成功を別の軸で評価する

XGの「HYPNOTIZE」がBest Global Hit from Japanを獲得し、HUNTR/Xの「Golden」が最優秀アジア楽曲賞に選ばれたことは、2026年の大きな特徴だ。

日本の音楽が海外で支持されることと、海外の音楽作品が日本の音楽賞で評価されることは、別々の意味を持つ。MAJは両方を取り扱うことで、日本の音楽市場を国際的な交流の場として位置付けている。

3.音楽を作る人だけでなく、支える人にも光を当てる

サカナクション「怪獣」の受賞結果を見ると、楽曲賞、ロック楽曲賞、アニメ楽曲賞に加え、ミュージックビデオやアートワーク、ライブ照明、ライブ音響などにも評価が広がっている。

これは、音楽作品がアーティストだけで完成するものではないことを示している。映像、デザイン、音響、舞台制作など、複数の専門領域が組み合わさって初めて作品の価値が生まれる。

受賞結果を判断するときのチェックポイント

- その年の代表的なアーティストを知りたい人: 最優秀アーティスト賞と最優秀楽曲賞を確認する。
- 新しい音楽を発掘したい人: ニュー・アーティスト賞とジャンル別楽曲賞を見る。
- 海外で評価される日本の音楽を知りたい人: Best Global Hit from Japanと地域別の日本楽曲賞を確認する。
- 音楽制作の裏側に関心がある人: クリエイターカテゴリーとライブスタッフカテゴリーを見る。
- 一般リスナーの人気を知りたい人: リスナーズチョイスやファンダム特別賞を参考にする。

一方、主要6部門だけを見て全78部門の結果を判断するのはおすすめできない。音楽ジャンルや制作分野によって評価の基準が異なるため、知りたいテーマに合わせて部門を選ぶことが大切だ。

【FAQ】MUSIC AWARDS JAPAN 2026に関するよくある質問

Q1:MUSIC AWARDS JAPAN 2026の最優秀楽曲賞は誰が受賞した?
A1:サカナクションの「怪獣」が受賞した。同曲は最優秀ロック楽曲賞や最優秀アニメ楽曲賞などでも選ばれている。

Q2:MUSIC AWARDS JAPAN 2026の全78部門に一般人も投票できる?
A2:全78部門に一般人が自由に投票できるわけではない。主要賞は原則として国内外の選定された音楽関係者が投票する。Best Global Hit from Japanの一次投票にはSpotifyの海外一般リスナーが参加するほか、リスナーズチョイスなど一般リスナーの支持を反映する部門もある。

Q3:MUSIC AWARDS JAPAN 2026はいつ、どこで開催された?
A3:2026年6月13日(土)に開催された。主要部門のGrand Ceremonyは東京都江東区のTOYOTA ARENA TOKYOで行われた。

Q4:MUSIC AWARDS JAPAN 2026はNHKで放送された?
A4:はい。主要部門の授賞式はNHKとNHK BSP4Kで生放送された。YouTubeでも一部地域を除いて世界配信された。

Q5:Mrs. GREEN APPLEは2年連続で受賞した?
A5:はい。2025年と2026年の2年連続で最優秀アーティスト賞を受賞した。2026年は最優秀J-POPアーティスト賞とファンダム特別賞も獲得している。

Q6:2025年と2026年ではどちらが受賞部門数が多い?
A6:2026年の78部門だ。2025年は62部門で、2026年は16部門増加した。

MUSIC AWARDS JAPAN 2026では、サカナクションの「怪獣」が最優秀楽曲賞、Mrs. GREEN APPLEが最優秀アーティスト賞、HANAが最優秀ニュー・アーティスト賞を受賞した。Fujii Kazeの『Prema』、XGの「HYPNOTIZE」、HUNTR/Xの「Golden」も主要6部門で評価されている。

選考にはCEIPAを中心とした5,000人以上の音楽関係者が参加し、創造性や芸術性を基準とする投票制度を採用。2026年は全78部門に拡大し、アーティストだけでなく、映像、ライブ制作、クリエイター、ファンの支持まで幅広く評価した。

2025年から2026年への変化を見ると、MAJは国内の年間音楽賞という枠を超え、日本とアジアの音楽を世界につなぐ国際的な評価の場として発展している。今後の開催でも、国内のヒット曲だけでなく、海外で評価される日本の作品や、音楽を支える制作現場の活躍が注目される。

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コンテンツディレクター 滑原 圭介
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旅行・観光を担当。現地の公式観光資料と営業情報を確認してから記事にします。

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