小峠英二の「なんて日だ!」は、キングオブコントでのブレーク後、本人を象徴するフレーズとして広く知られるようになった。
ところが、テレビで小峠を見ていても、コントのときのような全力の「なんて日だ!」を披露する機会は以前より少なくなった。
その理由について、本人が率直に語ったことがある。
2021年の「アメトーーク!」で明かした本音2021年1月28日放送のテレビ朝日系「アメトーーク!」で、小峠は自身の持ちネタについて話題を振られた。
陣内智則から、キングオブコント以降、全力の「なんて日だ!」をあまり見ていないと指摘されると、小峠は次のように返した。
「いやいや、ウケないでしょ」
周囲から求められて披露しても、スタジオが静まり返ってしまうことがあるという。本人はその状況を苦笑いしながら説明していた。
さらに興味深いのが、CM撮影でのエピソードだ。
スタッフから「もっと声を張って」「もっと手の位置は高く」と演技について注文され、最終的には過去の「なんて日だ!」の映像を見せられ、それを再現するよう求められたという。
本人にとっては、すでに何度も披露してきた持ちネタである。それでも、周囲が期待する完成形を再現する必要があった。
2020年にも「ウケないんだもん」と説明実は、この話は2021年に初めて出たものではない。
2020年3月29日放送の日本テレビ系「誰だって波瀾爆笑」でも、小峠は「なんて日だ!」を以前ほど使わなくなった理由を説明していた。
報道によると、本人の言葉は「ウケないんだもん」というものだった。
カンペで披露を求められても、指示を出したディレクター自身が笑っていないこともあり、どこに向かって言えばいいのか分からないという趣旨の話をしている。
本当に封印したのか?正確には、完全に封印したわけではない。
2021年の「アメトーーク!」では、山崎弘也からジョイマンのネタと組み合わせるよう求められ、「ナナナナ・ナナナナ・ななななんて日だ!」と披露している。
この場面ではスタジオの爆笑を誘い、小峠自身も「ほとばしりました」と喜んでいた。
ここから分かるのは、小峠がフレーズそのものを嫌っているわけではないということだ。
むしろ、どの場面でも同じように叫べば面白くなるわけではないと理解しているのだろう。
「帰省」のなかで成立した笑いと、テレビから求められて披露する一発ギャグは別物。
この違いを本人がよく分かっていることが、使用頻度が減った理由の一つと考えられる。
【意味と使い方】「なんて日だ!」はどんなときに使う言葉?

「なんて日だ!」は、驚きや困惑、怒り、あきれなどを強く表現する感嘆の言葉だ。
一般的には、予想外の出来事や悪いことが重なったときに使われる。
小峠のギャグとして知られるようになったが、もともと日本語に存在する表現であり、小峠が日本語としての言葉自体を発明したわけではない。
日常会話での使い方代表的な使用例を紹介する。
| 状況 | 使用例 | 含まれる感情 |
|---|---|---|
| 不運が重なった | 財布を忘れたうえに電車も遅延。なんて日だ! | 悲しみ・怒り |
| 予想外の出来事 | まさかこんな展開になるとは。なんて日だ! | 驚き |
| 大きな失敗 | 大事な書類を家に置いてきた。なんて日だ! | 困惑・後悔 |
| 信じられない幸運 | 憧れの人に偶然会えた。なんて日だ! | 驚き・感動 |
日常生活では、特に不運や予想外のトラブルに対して使うと自然だ。
一方、幸運に対して使う場合は、驚きや感動を強調するニュアンスになる。
「なんて日だ」と「なんという日だ」の違い基本的な意味は近い。
「なんて日だ」は口語的で勢いがあり、感情をそのまま表現する言い方だ。
「なんという日だ」は少し改まった印象があり、驚きや感慨を強調できる。
小峠のフレーズが印象に残るのは、短く、発音しやすく、感情が伝わりやすいという特徴もあるからだ。
使うときに注意したいポイント日常会話で使う場合、何でもかんでも「なんて日だ!」で済ませると、相手によっては冗談めいて聞こえることがある。
深刻なトラブルや相手が傷ついている場面では、言葉の軽さが不適切になることもある。
反対に、友人との会話や自分の失敗を笑いに変えたい場面では使いやすい。
小峠のような大きな声や身振りをまねる必要はない。言葉の意味と場面に合った使い方を意識したい。
【2026年最新】小峠英二の現在は?テレビ番組や個人活動を調査
「なんて日だ!」で知られる小峠英二は、2026年もテレビ番組を中心に活動を続けている。
特に注目したいのが、アート番組と自動車番組という、異なるジャンルでのレギュラー出演だ。
「小峠英二のなんて美だ!」でアートの魅力を発信TOKYO MXを中心に放送されているアートバラエティー。小峠英二、乃木坂46の池田瑛紗、アートディレクターの中谷日出らが出演する。
番組公式サイト掲載情報
番組のコンセプトは、アート初心者にも分かりやすく芸術の面白さを伝えること。
小峠はアート初心者という立場から番組に参加し、専門家やゲストの話を聞きながら作品や文化への理解を深めていく。
番組公式サイトには、2026年11月3日放送の第262回「カレー(後編)」まで掲載されている。放送時間はTOKYO MXで毎週火曜日24時から24時30分だ。
BSフジ「小峠英二の試乗最高!」にも出演BSフジの自動車・トーク番組。ゲストが過去に憧れた車と、これから乗りたい車に試乗する。
2026年4月6日初回放送
この番組では、ゲストと小峠が実際に車を運転しながら、思い出や人生について語り合う。
単に自動車の性能を紹介するのではなく、ゲストの青春時代や人生観を車を通じて掘り下げる構成が特徴だ。
2026年11月5日には、千葉県四街道市が番組の撮影情報を公式サイトで公開した。
ゲストは同市のPR大使を務める東京03の飯塚悟志。飯塚の故郷である四街道市千代田周辺を小峠と巡る内容で、2026年11月9日午後10時放送予定と発表されている。放送後はTVerでも視聴できると案内された。
2026年の小峠英二の活動を整理| 時期 | 活動・出来事 | 内容 |
|---|---|---|
| 2012年 | KOC優勝 | バイきんぐとして全国的にブレーク |
| 2017年 | 誕生秘話を告白 | BLANKEY JET CITYの影響を紹介 |
| 2019年 | 音楽インタビュー | 言葉へのこだわりを詳しく説明 |
| 2021年 | アメトーーク!出演 | 「なんて日だ!」を使わない理由を説明 |
| 2026年11月3日 | なんて美だ! | 第262回を放送 |
| 2026年11月9日 | 試乗最高! | 飯塚悟志をゲストに迎えた回を放送予定 |
2026年の活動から見えてくるのは、小峠が単なる決めぜりふの芸人にとどまっていないことだ。
バラエティーでのツッコミだけでなく、知識を伝える番組やゲストの人生を引き出すトーク番組でも存在感を発揮している。
「なんて日だ!」という強烈なイメージを持ちながら、出演する番組のジャンルを広げている点も、現在の小峠の魅力だ。
【よくある質問】小峠英二の「なんて日だ!」に関するFAQ
Q1:小峠英二の「なんて日だ!」の元ネタは何ですか?
A1:バイきんぐのコント「帰省」です。2012年9月22日のキングオブコント決勝2ndステージで披露され、小峠が父親役として発した言葉が広く知られるようになりました。
Q2:「なんて日だ!」はBLANKEY JET CITYの歌詞が元ネタですか?
A2:特定の歌詞をそのまま引用したものではありません。小峠はBLANKEY JET CITYの歌詞の独創性から影響を受け、ほかの人が使わない言葉を選ぶ姿勢を身につけたと語っています。
Q3:小峠英二が「なんて日だ!」を使わなくなった理由は?
A3:本人は2021年の「アメトーーク!」で「ウケないでしょ」と説明しています。コント以外の場面で求められて披露しても、笑いにつながらないことが理由でした。完全に封印したわけではありません。
Q4:西村瑞樹も「なんて日だ!」と言っていたのですか?
A4:このフレーズで知られるのは小峠英二です。西村瑞樹は「帰省」で相手役を演じ、予想外の展開を生み出すことで小峠のツッコミを引き立てました。
Q5:「なんて日だ!」は普段の会話でも使えますか?
A5:使えます。予想外のトラブルや不運が重なったときに、驚きや困惑を表す言葉です。友人との会話など、くだけた場面で使うと自然です。
Q6:2026年現在、小峠英二は何をしていますか?
A6:2026年11月現在もテレビ出演を続けています。「小峠英二のなんて美だ!」やBSフジの「小峠英二の試乗最高!」など、複数の番組で活躍しています。
小峠英二の「なんて日だ!」は、キングオブコント2012で披露したバイきんぐのコント「帰省」から広く知られるようになった。
その背景には、BLANKEY JET CITYから学んだ独創的な言葉選びがあった。
今回のポイントを整理すると、次のとおりだ。
- 元ネタは「帰省」: キングオブコント2012の2ndステージで披露されたコント。
- 誕生の背景は音楽: BLANKEY JET CITYの歌詞から言葉の独創性を学んだ。
- 西村瑞樹との掛け合い: 西村の予想外の行動と小峠のツッコミが笑いを生んだ。
- 使わなくなった理由: 本人いわく、コント以外では「ウケない」ことが大きかった。
- 2026年現在: アート番組や自動車番組などで活動を継続している。
プロの視点で特に注目したいのは、「なんて日だ!」が単なる言葉の面白さではなく、状況・演技・言葉選びの3つがそろって成立した表現だという点だ。
流行したフレーズを何度も繰り返すだけなら、いずれ新鮮さは失われる。しかし、小峠はその言葉が最も面白く響く状況を理解しているからこそ、安易に連発しない。
BLANKEY JET CITYから受けた影響、長い下積み時代の試行錯誤、キングオブコントでの優勝。その積み重ねが、一つの短い言葉に凝縮されている。
2026年も小峠英二の活躍は続く。「なんて日だ!」というフレーズが再びコントの中で炸裂する瞬間にも期待したい。