鬼邪高校(おやこうこう)は、人気エンタテインメントシリーズ『HiGH&LOW』に登場する架空の不良高校です。「漆黒の凶悪高校」と呼ばれ、全国から腕に覚えのある不良たちが集まる場所として描かれています。物語の中心となるのは、定時制の番長・村山良樹(山田裕貴)と、全日制の頂点を目指す花岡楓士雄(川村壱馬)。加えて、圧倒的な実力を持つ轟洋介(前田公輝)など、個性の強い人物が勢力争いを繰り広げます。
鬼邪高校を理解するうえで欠かせないのが、定時制と全日制の二つの勢力、校内に存在する四つの派閥、そしてSWORD地区における立ち位置です。2019年の『HiGH&LOW THE WORST』では鳳仙学園との全面対決が描かれ、2022年の『HiGH&LOW THE WORST X』では瀬ノ門工業高校を中心とした三校連合との戦いに発展しました。さらに2026年にはシリーズ最終章となる新作映画の製作が発表されています。
【基本情報】鬼邪高校とは?読み方や『HiGH&LOW』での役割を解説

鬼邪高校の読み方は「おやこうこう」です。略称は「鬼邪高(おやこう)」で、作中では登場人物たちがこちらの呼び方を使う場面も多く見られます。
作品内では全国から札付きの不良が集まる学校として知られ、「漆黒の凶悪高校」という異名を持っています。一般的な学校生活を描く作品とは異なり、校内での勢力争いや、他校との抗争、仲間同士の信頼関係が物語の中心です。
鬼邪高校の大きな特徴は、単純に一人の最強人物が学校全体を支配しているわけではないことです。定時制と全日制で異なる人間関係や勢力構造が存在し、それぞれのトップをめぐるドラマが展開されます。
SWORD地区の「O」を担う存在鬼邪高校は『HiGH&LOW』の世界において、SWORD地区を構成する五つの勢力の一つです。SWORDは、それぞれの勢力の頭文字を組み合わせた呼称になっています。
- S:山王連合会
- W:White Rascals(ホワイトラスカルズ)
- O:鬼邪高校
- R:RUDE BOYS(ルードボーイズ)
- D:達磨一家
鬼邪高校が特徴的なのは、ほかの勢力が街や縄張りを拠点とするチームであるのに対し、学校そのものがSWORDの一角を占めている点です。
また、鬼邪高校はSWORDの中でも圧倒的な個人戦力を持つ存在として描かれています。学校内の統一が難しいという弱点を抱えながらも、危機に直面した際には仲間が集結する結束力を見せます。
鬼邪高校は実在する学校なのか鬼邪高校は実在する高等学校ではありません。『HiGH&LOW』シリーズの物語を構成する架空の学校です。
実際の学校の所在地や偏差値、入学条件、卒業資格などが設定された教育機関ではありません。作中の定時制・全日制という区分も、作品独自の人物関係や勢力構造を理解するための設定として捉える必要があります。
【学校制度の違い】鬼邪高校の定時制と全日制は何が違う?
鬼邪高校を理解するうえで、最も重要な設定が定時制と全日制の区別です。同じ学校に所属していても、通う生徒の特徴や組織のルール、勢力争いの構図は大きく異なります。
定時制は村山良樹が率いる古参勢力定時制の番長を務めるのが、村山良樹(山田裕貴)です。
鬼邪高校の定時制は、留年が当たり前という異色の集団として描かれています。公式作品紹介では、何度も留年を繰り返す生徒や、その筋からスカウトを待つ者たちが集まる場所として説明されています。
定時制の象徴的な伝統が、「拳100発に耐え続ければ頭になれる」という独特のルールです。村山はこの伝統を通過し、定時制の番長として君臨するようになりました。
主な人物は次のとおりです。
- 村山良樹:定時制の番長。山田裕貴が演じる。
- 古屋英人:村山を支える定時制の主要メンバー。
- 関虎太郎:村山と行動をともにする仲間。
- 中林・中園・中茎:定時制側の人物として登場する。
定時制の特徴は、村山を中心とした強い結束です。村山自身は単に腕力で周囲を従わせるだけではなく、仲間を守ることを重視しています。
全日制は若い実力者が覇権を争う勢力一方、全日制には18歳までの若者たちが通っています。定時制とは異なり、入学してくる新たな実力者たちが次々に勢力を形成し、校内の頂点を目指します。
物語の初期に全日制の実力ナンバーワンとして君臨していたのが轟洋介(前田公輝)です。轟は単独でも非常に高い実力を持ち、芝マンと辻を仲間にして轟一派を形成しています。
そこへ花岡楓士雄が戻ってくることで、全日制の勢力図が大きく変わります。楓士雄は仲間を大切にしながら、持ち前のパワーとスピードで全日制の頂点を目指します。
定時制と全日制を分ける重要なルール両者の関係を象徴するのが、村山が定めたルールです。それは、定時制の抗争に全日制を巻き込最初に、全日制の喧嘩にも定時制は介入しないというものです。
このルールには、村山の考え方が表れています。自分が率いる定時制の問題に、全日制の若者たちを巻き込みたくないという責任感があるのです。
ただし、両者は完全に無関係な存在ではありません。村山と轟の対立、楓士雄の復帰、そして校内外の危機を通じて、二つの勢力は少しずつ関係を変えていきます。
つまり、定時制と全日制の違いは単なる年齢や在籍時間の差ではありません。村山を中心とした既存の秩序と、楓士雄たちが築こうとする新しい秩序の違いでもあります。
【人物相関・歴史】村山良樹、花岡楓士雄、轟洋介と主要メンバー一覧
鬼邪高校の歴史を理解するには、村山・楓士雄・轟という三人の関係を押さえることが欠かせません。それぞれが異なる立場から学校の頂点を目指し、物語の転換点を作ってきました。
村山良樹(山田裕貴):定時制を統率する番長村山良樹は、鬼邪高校の定時制を代表する人物です。演じるのは俳優の山田裕貴。
『HiGH&LOW』Season1では、山王連合会との抗争を通じて、鬼邪高校の番長としての存在感を示します。しかし、山王連合会総長のコブラに敗北。この出来事が、公式サイトで紹介されている鬼邪高校の歴史の大きな出発点となっています。
Season2では轟から勝負を挑まれます。村山は仲間への卑劣な攻撃を許さず、轟との一騎打ちに臨み、勝利を収めました。
村山の魅力は、強さだけではありません。自分の立場を理解し、仲間を守るために行動する姿勢が、定時制の生徒たちからの信頼につながっています。
花岡楓士雄(川村壱馬):全日制の新しい中心人物花岡楓士雄は、鬼邪高校全日制の勢力図を変える重要人物です。演じるのはTHE RAMPAGEの川村壱馬。
楓士雄は希望ヶ丘団地出身で、高城司とは幼なじみです。かつて鬼邪高校に入学したものの、祖父のいる田舎へ移り住むことになり、学校を離れます。その後、再び鬼邪高校へ戻ることで物語が動き始めます。
彼の特徴は、個人の勝利だけを求めないことです。敵対していた相手にも向き合い、仲間として認められる器の大きさが、次第に全日制の生徒たちを動かしていきます。
『HiGH&LOW THE WORST X』では、全日制のトップとして仲間を率いる立場になっています。
轟洋介(前田公輝):孤高の実力ナンバーワン轟洋介は、全日制の実力ナンバーワンとして登場する人物です。演じるのは前田公輝。
優等生のような外見とは対照的に、鍛え抜かれた身体と高い戦闘能力を持っています。周囲に迎合せず、単独で行動することを好む性格も特徴です。
村山に敗れた経験は、轟の人物像を変えるきっかけとなります。強さだけを追い求めていた彼が、敗北を通じて自分に足りないものを考えるようになるのです。
『THE WORST X』では、鬼邪高を脅かす三校連合の動きを察知するなど、仲間を守る側としても重要な役割を担います。
鬼邪高校の主要人物・キャスト相関表主要人物と演じる俳優、所属する勢力を整理すると、次のようになります。
| キャラクター | 俳優 | 所属・立ち位置 | 人物関係・特徴 |
|---|---|---|---|
| 村山良樹 | 山田裕貴 | 定時制 | 定時制の番長。仲間を守るリーダー。 |
| 古屋英人 | 鈴木貴之 | 定時制 | 村山を支える主要メンバー。 |
| 関虎太郎 | 岩谷翔吾 | 定時制 | 村山と行動をともにする仲間。 |
| 花岡楓士雄 | 川村壱馬 | 全日制・司一派と関係の深い中心人物 | 全日制の頂点を目指す主人公。 |
| 高城司 | 吉野北人 | 司一派 | 楓士雄の幼なじみで相棒。 |
| 轟洋介 | 前田公輝 | 轟一派 | 全日制の実力ナンバーワン。 |
| 芝マン | 龍 | 轟一派 | 轟と行動をともにする人物。 |
| 辻 | 鈴木昂秀 | 轟一派 | 轟の仲間。 |
| 中越大 | 神尾楓珠 | 中・中一派 | 二年をまとめる兄貴格。 |
| 中岡昌平 | 中島健 | 中・中一派 | 一年をまとめる人物。 |
| 西川泰志 | 佐藤流司 | 泰・清一派 | スピードを得意とする実力者。 |
| 横山清史 | うえきやサトシ | 泰・清一派 | パワーを得意とする実力者。 |
| ジャム男 | 福山康平 | 司一派 | 情報収集に長けた人物。 |
この相関関係で重要なのは、村山と楓士雄が同じ時期に同じ立場で競い合っているわけではないことです。村山は定時制の番長、楓士雄は全日制の新しいトップという違いがあります。
また、轟は全日制の実力ナンバーワンでしたが、必ずしも全日制のリーダーとして組織を統率していたわけではありません。実力と統率力が別の要素として描かれている点も、鬼邪高校の人物関係を理解するポイントです。
鬼邪高校の歴史と経緯を時系列で整理鬼邪高校の物語は、テレビドラマ『HiGH&LOW』の初期シリーズから始まり、2019年の『THE WORST』で大きく発展しました。
- 2015年:『HiGH&LOW』Season1が放送。村山を中心とする鬼邪高校と山王連合会の抗争が描かれる。
- 2016年:Season2で轟が登場。村山との対決を経て、鬼邪高校の勢力関係が変化する。
- 2019年7月:ドラマ『HiGH&LOW THE WORST EPISODE.O』が放送。楓士雄と司を中心に、全日制の戦国時代が描かれる。
- 2019年10月4日:映画『HiGH&LOW THE WORST』公開。鬼邪高校と鳳仙学園の対決が実現。
- 2022年9月9日:映画『HiGH&LOW THE WORST X』公開。瀬ノ門工業高校を中心とした三校連合との戦いが描かれる。
- 2026年6月24日:シリーズ最終章『HiGH&LOW THE 新世界』の製作と2027年公開が発表される。
この流れを見ると、鬼邪高校の物語は村山が率いる定時制の時代から、楓士雄を中心とした全日制の時代へと軸足を移していることが分かります。
【派閥一覧】鬼邪高校の四大勢力とそれぞれの特徴
『HiGH&LOW THE WORST』で描かれる全日制は、複数のグループが頂点を争う群雄割拠の状態でした。主な派閥は四つです。
1. 轟一派:圧倒的な個人戦力を誇る孤高の集団轟一派は轟洋介、芝マン、辻の三人を中心とするグループです。
最大の特徴は、轟の個人戦力の高さです。全日制の中でもトップクラスの実力を持ち、ほかの派閥との争いから距離を置く独特の立ち位置にいます。
轟は人の上に立つことに積極的ではありません。そのため、強さでは抜きん出ていても、組織全体をまとめる存在にはなりにくい人物です。
芝マンと辻は、轟と行動をともにする仲間であり、三人の間には強い絆があります。
2. 中・中一派:全日制最大規模のグループ中・中一派は、中越と中岡の名前から付けられたグループです。読み方は「チュンチュン一派」。
二年をまとめる中越大と、一年をまとめる中岡昌平が中心人物です。公式作品紹介では、全日制で最大人数を誇るグループとして説明されています。
中越は中学時代に楓士雄と対戦し、その器の大きさを認めた過去があります。楓士雄が復帰してからは、彼を支える側に回ります。
個人の強さだけでなく、人数と組織力を備えていることが中・中一派の特徴です。
3. 泰・清一派:コンビネーションが強みの実力派泰・清一派は、西川泰志と横山清史を中心としたグループです。二人は「ヤスキヨ」の愛称でも知られています。
泰志はスピード、清史はパワーに優れ、それぞれの個性を組み合わせた連携が特徴です。
二人はともに希望ヶ丘団地の出身ですが、楓士雄や司とは別の中学校に通っていました。中学卒業後は別々の高校を率いていましたが、さらに上を目指して鬼邪高校に転校します。
当初は楓士雄のライバルとして対立しますが、鳳仙学園との衝突などを経験し、次第に彼を認めていきます。
4. 司一派:楓士雄を支える少数精鋭グループ司一派は、高城司を中心とした少数精鋭のグループです。
司は楓士雄の幼なじみであり、同じ希望ヶ丘団地で育った相棒です。楓士雄が学校を離れたことで、司はかつての熱意を失っていましたが、再会をきっかけに自分の気持ちと向き合うようになります。
司の特徴は、冷静な判断力と全体を俯瞰する視点です。情熱的に突き進む楓士雄とは対照的な存在であり、二人の関係が全日制の勢力図に大きな影響を与えます。
ジャム男は司と楓士雄を慕う情報通です。周辺の不良高校やSWORD地区の情報にも詳しく、物語の中で重要な役割を果たします。
四大派閥は敵対関係から共闘関係へ四つの派閥は、最初から一つの組織としてまとまっていたわけではありません。それぞれが自分たちの勢力を拡大し、全日制の頂点を狙っていました。
しかし、楓士雄の復帰によって状況が変わります。彼の人柄や仲間を思う姿勢が、対立していた生徒たちの気持ちを動かしていきます。
特に注目したいのは、楓士雄が自分に従わせることで勢力を拡大するのではなく、相手の個性や強さを認めながら仲間を増やしていく点です。
これが後の『THE WORST X』で、鬼邪高校が一丸となって敵に立ち向かう展開につながっています。
【強さ比較】鬼邪高校の強さランキングは?鳳仙学園との勝負も検証
鬼邪高校の強さを語る際、よく話題になるのが村山、轟、楓士雄の誰が最強なのかという問題です。また、鳳仙学園との比較もファンの関心が高いテーマです。
鬼邪高校の強さランキングは公式に発表されている?まず押さえておきたいのは、鬼邪高校の公式な総合強さランキングが発表されているわけではないということです。
作品では対戦相手や状況、人物の成長によって勝敗が変わります。定時制と全日制のトップを同じ基準で順位付けすることにも難しさがあります。
そこで、作中で確認できる実績と立ち位置を基準に、主要人物を整理すると次のようになります。
- 村山良樹:定時制の番長。轟との一騎打ちで勝利した実績を持つ。
- 花岡楓士雄:全日制の頂点に立つ人物。仲間をまとめる統率力と高い戦闘能力を持つ。
- 轟洋介:全日制の実力ナンバーワンとして登場。村山に敗れた経験を持つ。
- 西川泰志・横山清史:個々の能力に加え、二人で組んだときの連携が強み。
- 高城司:戦闘能力だけでなく、冷静な判断力と状況を見通す能力に優れる。
この整理から、村山と轟の間には作中で確認できる直接対決の勝敗があります。一方、村山と楓士雄を単純に順位付けできる公式の総合判定はありません。
したがって、村山を定時制の象徴、楓士雄を全日制の中心、轟を全日制屈指の個人戦力として比較するのが、作品の設定に沿った見方です。
鳳仙学園とは?鬼邪高校と何が違うのか鳳仙学園は、髙橋ヒロシの漫画『クローズ』『WORST』に登場する不良高校です。『HiGH&LOW THE WORST』では、鬼邪高校とのクロスオーバーによって実写映画の世界に登場しました。
鬼邪高校が『HiGH&LOW』側の勢力であるのに対し、鳳仙学園は『クローズ』『WORST』側の勢力です。両作品の世界観をつなぐ存在として、大きな注目を集めました。
鳳仙学園の特徴は、組織としての統率力です。幹部以外は丸刈りという伝統を持ち、頭を中心にまとまった集団として描かれています。
鬼邪高校VS鳳仙学園の強さ比較両校の特徴を整理すると、次のようになります。
- 鬼邪高校:個々の生徒の能力が高く、多様な実力者が集まる。一方で、派閥同士の対立が弱点となる。
- 鳳仙学園:頭を中心に組織が統一され、集団としての結束力が高い。
鬼邪高校は、個人の強さと多様性が魅力です。村山や轟、楓士雄のように、それぞれ異なるタイプの実力者が存在します。
一方、鳳仙学園は組織としてのまとまりが強く、上田佐智雄(志尊淳)を中心に四天王が支えています。
『THE WORST』で登場する鳳仙四天王は、小田島有剣(塩野瑛久)、沢村正次(葵揚)、仁川英明(小柳心)、志田健三(荒井敦史)の四人です。加えて、幹部のサバカン(坂口涼太郎)も登場します。
この対比こそが、両校の戦いを面白くしている要素です。単純な個人戦の強さだけでなく、チームとしてどれだけまとまれるかが勝負の焦点になっています。
『HiGH&LOW THE WORST』で両校が激突した理由映画では、鳳仙の生徒が鬼邪高校を名乗る人物たちに襲われ、同時期に鬼邪高の生徒も鳳仙を名乗る者たちから襲撃されます。
この出来事によって、両校は互いに敵対心を強めていきます。仲間が傷つけられたことをきっかけに、両校のトップと主要メンバーが対決へ向かう展開です。
なお、作品の公式紹介は両校の特徴を対比しているものの、すべての条件を統一した公式の学校別強さ順位を示しているわけではありません。どちらが常に上なのかを断定するよりも、異なる強さの性質を楽しむのが適切です。
【SWORDと2026年最新情報】鬼邪高校の立ち位置と『THE WORST X』以降の展開
SWORDの中で鬼邪高校が果たす役割鬼邪高校はSWORD地区の五勢力の一角を担います。単なる学校内の不良グループではなく、地区全体の勢力バランスに影響する存在です。
初期シリーズでは、村山がSWORDの各勢力との抗争や協力関係に関わっていきます。
特に重要なのがSWORD協定です。コブラが提案したこの協定は、SWORD内の争いを抑え、九龍グループとの戦いに備えることを目的としていました。
各勢力が提案に反発する中、村山は賛同する側に立ちます。これは、鬼邪高校が単に校内の頂点を目指す集団ではなく、地区全体の秩序にも関わる存在であることを示しています。
また、九龍グループとの抗争では、村山たちがほかのSWORD勢力と協力して戦います。黒いダンプカーで現場に乗り込む鬼邪高校の姿は、シリーズを象徴する場面の一つです。
『HiGH&LOW THE WORST X』で鬼邪高校はどう変わった?2022年公開の『HiGH&LOW THE WORST X』では、花岡楓士雄が全日制のトップとして登場します。
物語の舞台は、鬼邪高校だけではありません。楓士雄は伝説的な強さを持つラオウを訪ねて鈴蘭男子高校へ向かいます。その一方で、鬼邪高校を狙う瀬ノ門工業高校が勢力を拡大していました。
瀬ノ門工業高校の頭・天下井公平(三山凌輝)は、最強の男として知られる須嵜亮(中本悠太)を味方につけます。さらに鎌坂高校と江罵羅商業高校を傘下に収め、三校連合を結成します。
この三校連合による鬼邪高狩りが始まり、鬼邪高校は大きな危機に直面します。
楓士雄は圧倒的に不利な状況でも、仲間を守るために立ち向かいます。ここで描かれるのは、単なるトップ争いではなく、学校全体の仲間を守るリーダーとしての成長です。
2026年最新:シリーズ最終章『HiGH&LOW THE 新世界』が2027年公開へ2026年11月時点で最も注目すべきニュースが、シリーズ最終章となる映画『HiGH&LOW THE 新世界』の製作決定です。
LDHは2026年6月24日、同作を2027年に公開すると発表しました。
発表された出演者には、鬼邪高校全日制の頂点に立った花岡楓士雄を演じる川村壱馬と、幼なじみで相棒の高城司を演じる吉野北人が含まれています。
そのほか、AKIRA、NAOTO、白濱亜嵐の出演も発表されました。監督は久保茂昭と平沼紀久です。
ただし、2026年11月時点で公表されている情報では、鬼邪高校の勢力図や村山良樹の登場、楓士雄と司の具体的な役割など、詳細なストーリーは明らかになっていません。
そのため、『THE 新世界』を鬼邪高校だけの続編と捉えるのではなく、シリーズ全体の最終章として見る必要があります。
それでも、楓士雄と司という鬼邪高校の物語を代表する二人が出演することは、過去作を追ってきたファンにとって大きな注目ポイントです。
【プロの結論】鬼邪高校の魅力は強さだけではない
鬼邪高校を深く理解するためには、戦闘能力や番長の序列だけに注目しないことが大切です。作品の本質は、異なる価値観を持つ人物たちが、対立と共闘を繰り返しながら仲間との関係を築いていくところにあります。
村山と楓士雄ではリーダーシップの方向性が違う村山良樹は、既存の秩序を守るリーダーです。定時制の番長として仲間を守り、定時制と全日制の間にルールを設けました。
対する花岡楓士雄は、新しい仲間を受け入れながら組織をまとめるリーダーです。対立していた相手の個性を認め、全日制全体の結束を強めていきます。
この二人の違いが、鬼邪高校の世代交代を象徴しています。
轟は強さとリーダーシップの違いを示す存在轟洋介は、鬼邪高校の人物関係を理解するうえで重要な存在です。個人の戦闘能力ではトップクラスでありながら、周囲をまとめることには積極的ではありません。
楓士雄のように仲間の信頼を集めるタイプとは違うため、轟がどのように仲間と関わっていくかも見どころになります。
初めて作品を見るならどの順番がおすすめ?鬼邪高校の歴史を理解したい人には、次の順番がおすすめです。
- 『HiGH&LOW』Season1:村山と鬼邪高校の基本設定を知る。
- 『HiGH&LOW』Season2:轟と村山の対決を確認する。
- 『HiGH&LOW THE WORST EPISODE.O』:楓士雄と司、全日制の派閥争いを理解する。
- 『HiGH&LOW THE WORST』:鳳仙学園との対決を見る。
- 『HiGH&LOW THE WORST X』:楓士雄が全日制を率いる姿と三校連合との戦いを確認する。
この順番なら、村山の時代から楓士雄の時代へと変化する鬼邪高校の歴史を自然に追えます。
【鬼邪高校に関するよくある質問(FAQ)】
Q1:鬼邪高校の読み方は何ですか?
A1:鬼邪高校は「おやこうこう」と読みます。略称は「鬼邪高(おやこう)」です。『HiGH&LOW』に登場する架空の不良高校です。
Q2:鬼邪高校の歴代番長は誰ですか?
A2:代表的な人物は、定時制の番長・村山良樹(山田裕貴)と、全日制のトップに立つ花岡楓士雄(川村壱馬)です。両者は所属する課程と時代、立場が異なります。轟洋介(前田公輝)は全日制の実力ナンバーワンとして登場しますが、村山と同じ意味での番長とは区別する必要があります。
Q3:鬼邪高校の定時制と全日制の違いは何ですか?
A3:定時制は村山が率いる古参勢力で、留年を繰り返す生徒たちが集まる設定です。全日制は18歳までの若者が通い、轟や楓士雄などの実力者が頂点を争います。
Q4:鬼邪高校の派閥は何種類ありますか?
A4:『HiGH&LOW THE WORST』で中心的に描かれる全日制の派閥は、轟一派、中・中一派、泰・清一派、司一派の四つです。
Q5:鬼邪高校で一番強いのは誰ですか?
A5:公式の総合強さランキングはありません。村山は轟との直接対決に勝利した実績があり、轟は全日制の実力ナンバーワンとして登場します。楓士雄は全日制のトップとして成長していく人物です。
Q6:鬼邪高校と鳳仙学園はどちらが強いですか?
A6:鬼邪高校は個々の実力者の強さ、鳳仙学園は統率された組織力が特徴です。公式設定では両校の性質が対照的に描かれています。単純な総合順位は設定されていません。
Q7:鬼邪高校はSWORDの何を意味していますか?
A7:SWORDの「O」を意味します。山王連合会のS、White RascalsのW、鬼邪高校のO、RUDE BOYSのR、達磨一家のDという五勢力で構成されています。
Q8:2026年以降、鬼邪高校の新作はありますか?
A8:2026年6月24日に、シリーズ最終章となる映画『HiGH&LOW THE 新世界』の2027年公開が発表されました。川村壱馬と吉野北人の出演も決定しています。ただし、鬼邪高校の新たな勢力図や村山の出演など、詳しい内容は今後の公式発表が待たれます。
鬼邪高校は『HiGH&LOW』の世界において、SWORDの「O」を担う重要な勢力です。読み方は「おやこうこう」。定時制と全日制という二つの組織があり、村山良樹、花岡楓士雄、轟洋介を中心に物語が展開してきました。
定時制では村山が仲間を守るリーダーとして君臨し、全日制では轟を中心とする派閥争いに楓士雄が加わることで、新たな秩序が生まれます。四大派閥の対立と共闘、鳳仙学園との激突、瀬ノ門工業高校を中心とする三校連合との戦いは、鬼邪高校の歴史を語るうえで欠かせません。
そして2026年6月には、2027年公開予定のシリーズ最終章『HiGH&LOW THE 新世界』が発表され、楓士雄役の川村壱馬と司役の吉野北人の出演が決まりました。
鬼邪高校の物語を楽しむ際は、単純な強さの順位だけでなく、村山から楓士雄へと受け継がれていくリーダーシップ、そして敵対していた仲間たちが一つになっていく過程にも注目したいところです。シリーズ最終章で彼らがどのような役割を担うのか、今後の公式発表にも期待が集まります。
主な確認資料: LDH公式発表、HiGH&LOW公式作品・キャラクター紹介、松竹公式作品データベース。