「莉犬女」という検索ワードが生まれる背景には、すとぷりの赤色担当・莉犬さんが2017年に公表した性自認と、出生時に割り当てられた性別に関する情報がある。結論からいえば、莉犬さんは男性として生きていることを本人が公表しており、2017年9月2日に性同一性障害(FTM)について説明している。
さらに2022年12月16日には、同年10月にタイで性別適合手術を受けたことを自身の動画で報告した。手術を決断するまでには、男性ホルモン治療による声の変化や、歌い手として活動を続けることへの葛藤もあった。
2026年現在、莉犬さんはすとぷりのメンバーとして活動を継続。10周年記念アリーナツアーやソロ活動、初の自著『生きづらいぼくたちへ』の刊行など、活動の幅を広げている。
この記事では、本人の過去の発信、2022年の報告、STPR公式プロフィール、2026年の活動情報をもとに、性別に関する疑問と誤解されやすい情報を整理する。
【結論】莉犬は女性ではなく男性?「莉犬女」と検索される理由

「莉犬は女性なの?」「莉犬の性別は結局どっち?」という疑問に対する答えは、本人が公表している情報から整理できる。
莉犬さんは、出生時の身体的な性別と自身の性自認が一致しないことを明かし、自分は男性であると説明してきた。
ここで押さえておきたいのは、出生時に割り当てられた性別と、本人が認識している性自認は別の概念だということだ。
莉犬さんの場合、本人が過去に説明した内容は次のとおり。
- 出生時に割り当てられた性別:女性
- 性自認:男性
- 2017年の本人による公表:性同一性障害(FTM)
- 2022年の本人による報告:性別適合手術を受けたこと
つまり、「出生時の性別が女性だった」という情報だけを取り上げて、現在の莉犬さんを女性と説明するのは正確ではない。
なぜ「莉犬女」という検索ワードが使われるのか検索される主な理由は3つある。
1. 2017年の性別公表に関する情報が残っている
莉犬さんは、活動初期には性別を非公開にしていた時期がある。その後、2017年に自身の性別について説明したことで、出生時の性別に関する情報も広く知られるようになった。
この経緯を知らない人が過去の情報を見つけ、「莉犬は女性なのか」と疑問を持つことがある。
2. 声やビジュアルから性別を推測する人がいる
莉犬さんは歌い手として活動し、声を使った表現を大切にしている。
そのため、声の印象やイラストのキャラクターデザインなどから性別を推測する検索者もいると考えられる。
ただし、声の高さや外見は性自認を判断する根拠にはならない。
3. 手術やホルモン治療に関する過去の報道がある
2022年の性別適合手術の報告は大きな話題になった。
手術を受けた経緯や、男性ホルモン治療をどう考えていたのかについても本人が説明したため、性別に関する検索が続く背景になっている。
「莉犬女」という検索ワードは、こうした複数の情報が混ざって生まれた疑問と考えられる。本人の性自認を表す言葉として使用するのは適切ではない。
【2017年の真相】莉犬が性同一性障害・FTMを公表した理由
莉犬さんが自身の性別について公表したのは、2017年9月2日。
当時のX(旧Twitter)に投稿した本人の報告は、性別に関する情報を理解するうえで重要な一次資料となっている。
2017年9月2日の公表内容本人は、自分の身体と心の性別について説明し、いわゆるFTMの性同一性障害であることを明らかにした。
FTMとは、Female to Maleの略称で、出生時に女性と割り当てられた人が男性としての性自認を持つことを表す言葉だ。
当時の本人の説明には、次のような背景が含まれていた。
- 幼少期から自身の性別について違和感を抱いていたこと
- 学生時代に性別に関することでつらい経験をしたこと
- 周囲に合わせて自分を隠していた時期があったこと
- 歌ってみたの活動に出会い、自分らしく表現できる場所を見つけたこと
- 性別を非公開にして活動することにも葛藤があったこと
特に重要なのは、性別を隠していた理由についての説明だ。
莉犬さんは、単に注目を集めるために性別を非公開にしていたわけではない。自分がどう見られるか、ファンにどう受け止められるかという問題と向き合っていた。
なぜ2017年まで性別を公表しなかったのか歌い手として活動するなかで、自分の声や表現を評価してもらえることは大きな意味を持っていた。
一方で、性別が知られることで、これまで築いてきた活動やファンとの関係が変わってしまうのではないかという不安もあった。
また、本人の過去の説明からは、性別について中途半端な情報だけが広まることへの抵抗も読み取れる。
最終的に、自分を応援してくれる人たちに対して正直でありたいという思いから公表に至った。
2017年の発表は、単なるプロフィールの変更ではなく、活動者としての自分と個人としての自分をどう両立させるかという決断だった。
性同一性障害と性自認はどう理解すべきか当時、莉犬さん本人は「性同一性障害」という表現を使って説明した。
FTMという言葉も、本人の当時の説明を理解するために重要な用語である。
ただし、性自認は手術を受けたかどうかによって決まるものではない。
莉犬さんは2017年の段階ですでに男性としての自認を公表している。2022年の手術は、その後に本人が選択した身体に関する決断であり、手術を受けたことで初めて男性になったという意味ではない。
莉犬さんの性別に関する情報は、2017年の公表と2022年の手術報告という2つの大きな節目に分けられる。
さらに2026年には、自身の半生を綴った書籍も刊行された。
莉犬の性別・活動に関する年表| 時期 | 出来事 | 内容・確認できる情報 |
|---|---|---|
| 2017年9月2日 | 性別を公表 | Xで性同一性障害(FTM)について説明 |
| 2017年以降 | すとぷりで活動 | 赤色担当として歌や配信などで活躍 |
| 2022年10月 | 性別適合手術 | タイで手術を受けたと後日報告 |
| 2022年12月16日 | 手術を公表 | YouTube動画「いつも応援してくれる君へ。」を公開 |
| 2022年12月 | 今後の活動について説明 | 自身の気持ちと活動の両立について語る |
| 2026年6〜8月 | すとぷり10周年ツアー | 4都市でアリーナツアーを開催 |
| 2026年7月 | 初の自著を刊行 | 『生きづらいぼくたちへ』を発売 |
| 2026年10月 | a-nation出演・ラジオ活動 | すとぷりとして出演し、個人ラジオも継続 |
この年表から分かるのは、性別公表と性別適合手術は別々の出来事だということだ。
2017年に本人の性自認が明らかになり、2022年には身体に関する選択について報告した。
2026年には、本人の人生や価値観を伝える著書も刊行されている。
2022年の手術報告で語られたこと2022年12月16日、莉犬さんは自身のYouTubeチャンネルに「いつも応援してくれる君へ。」という動画を公開した。
この動画で、同年10月にタイで性別適合手術を受けていたことを報告した。
当時の報道によると、本人は手術を決断するまでの葛藤や、医師との相談についても語っている。
手術を受けることは簡単な決断ではなかった。
本人は、事前に複数の医師と相談し、身体面だけでなく精神面への影響についても考えたうえで、後悔しない選択をしようと決断したと説明している。
また、2022年の報告では、これまで27歳を迎えたら活動を辞めようと考えていたことにも触れた。
しかし、すとぷりのメンバーやファンとの関係、自分自身がこれからも活動を続けたいという気持ちを考えるなかで、将来への考え方が変化していった。
この報告は、身体に関する決断だけでなく、莉犬として活動し続ける意思を伝えるものでもあった。
【ホルモン治療と声】莉犬が男性ホルモン治療を慎重に考えた理由
莉犬さんの性別に関する話題で、特に注目されるのがホルモン治療と声の関係だ。
2022年の本人の動画について報じたAll Aboutニュースなどによると、莉犬さんは男性ホルモン治療についても考えていたものの、声が変わることを懸念していた。
男性ホルモン治療で声が変化することへの葛藤2022年の報告では、男性ホルモン注射によって声が変化する可能性について説明している。
本人の言葉として報道されたのが、次の一節だ。
「男性ホルモン注射を打つと声が変わります」
莉犬さんにとって声は、歌い手としての活動を支える大切な表現手段だった。
ファンが好きになってくれた声を失うことへの不安もあったという。
本人は、男性ホルモン治療によって声が低くなる可能性を考え、ファンとの関係や自分の活動について悩んでいた。
ここで重要なのは、治療を選ぶかどうかが、単純に性別への違和感の強さだけで決まるものではないということだ。
仕事、表現、身体、生活、そして本人の価値観が複雑に関係している。
2026年現在、ホルモン治療を受けているのか2022年の本人の説明では、男性ホルモン治療について声の変化を懸念し、当時は慎重に考えていたことが確認できる。
一方、2026年現在のホルモン治療の開始状況や継続状況については、本人による新たな具体的な公表を確認できる情報が限られている。
そのため、現在も治療を受けていない、あるいはすでに治療を始めていると断定することはできない。
また、現在の声だけからホルモン治療の有無を判断することもできない。
声の印象と医療的な治療歴は、分けて考える必要がある。
声を守ることと自分らしく生きること莉犬さんの2022年の発言から見えてくるのは、歌い手という仕事と、自分自身の身体についての希望との間で悩んでいた姿だ。
ファンが好きになってくれた声を大切にしたいという思いと、自分自身の人生を納得できる形で歩みたいという思い。
どちらか一方を簡単に選べる問題ではなかった。
この葛藤を知ると、莉犬さんの歌声が単なる音楽的な特徴ではなく、本人の活動やファンとの関係にも深く結びついていることが分かる。
【2026年最新】莉犬の現在は?すとぷり赤色担当としての活動
2026年11月現在、莉犬さんはすとぷりのメンバーとして活動を続けている。
STPR公式プロフィールでも、莉犬さんは「すとぷりの赤色担当」と紹介されている。
歌ってみたを中心に、アニメ制作や声優などにも活動の幅を広げている。
すとぷり10周年アリーナツアーに参加2026年は、すとぷりにとって結成10周年の節目にあたる。
公式発表によると、記念ライブ「すとろべりーめもりー Vol.10th anniversary ~すとぷり ARENA TOUR~」は、4都市13公演の規模で開催された。
会場は次のとおり。
- 愛知:IGアリーナ
- 大阪:大阪城ホール
- 福岡:マリンメッセ福岡A館
- 東京:国立代々木競技場 第一体育館
開催期間は2026年6月20日から8月20日まで。
グループとして10年間活動を続けてきたことを象徴する大規模なツアーとなった。
2026年も個人ラジオやイベントで活躍莉犬さんはグループ活動だけでなく、個人での発信も続けている。
2026年10月の公式スケジュールには、文化放送の『莉犬のSTPRadio!』が毎週水曜日21時30分から掲載されていた。
また、10月3日には、すとぷりとして「a-nation 2026」に出演。
9月20日には「莉犬のSTPRadio! Presents STPR文化祭」も開催され、10月30日には公式ファンクラブで舞台裏動画が公開された。
こうした活動からも、2026年現在の莉犬さんが、歌や配信だけにとどまらない幅広い活動を展開していることが分かる。
初の自著『生きづらいぼくたちへ』を刊行2026年の大きなトピックとして挙げられるのが、初の自著『生きづらいぼくたちへ』の刊行だ。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 書名 | 生きづらいぼくたちへ |
| 著者 | 莉犬 |
| 出版社 | 水鈴社 |
| 刊行 | 2026年7月 |
| 定価 | 1,760円(税込) |
| ページ数 | 256ページ |
| ジャンル | 自伝的エッセイ |
出版社の紹介によると、本書では莉犬さんが自身の人生を振り返り、家族との葛藤、夢、友人との別れ、性別への違和感、そして活動者として生きてきた日々について綴っている。
特に注目したいのは、性別に関する問題だけを切り取った本ではないという点だ。
自分が何者なのかを探しながら、活動の場を見つけ、仲間やファンと関係を築いてきた人生全体がテーマになっている。
2017年の公表や2022年の手術報告を知った読者にとっても、本人がどのような人生を歩んできたのかを知る手がかりになる一冊だ。
【誤解を解消】莉犬の性別に関する噂と事実を徹底比較
莉犬さんの性別については、過去の情報と現在の情報が混在しているため、誤解が生まれやすい。
特に注意したいのが、出生時の性別、性自認、手術、ホルモン治療をすべて同じ意味で扱ってしまうことだ。
ネットで見かける疑問と確認できる事実| よくある疑問・情報 | 確認できる事実 |
|---|---|
| 莉犬は女性なの? | 男性という性自認を本人が公表している |
| 生まれたときの性別は? | 本人は出生時の身体について女性と説明している |
| 2017年に性別を公表した? | 2017年9月2日に性同一性障害について公表 |
| 莉犬はFTMなの? | 本人が2017年の説明でFTMに該当することを明かしている |
| 2022年に手術を受けた? | 2022年10月にタイで性別適合手術を受けたと報告 |
| 男性ホルモン治療を受けた? | 2022年時点では声の変化を懸念して慎重に考えていた |
| 手術後に活動を辞めた? | 2026年現在もすとぷりのメンバーとして活動 |
| 現在も赤色担当? | STPR公式プロフィールで赤色担当と紹介されている |
この点は誤解されやすい。
性別適合手術は、身体的な特徴を本人の希望する方向に整えるための医療的な選択肢の一つだ。
ただし、性自認そのものが手術によって決まるわけではない。
莉犬さんは2017年の時点ですでに男性という性自認を公表している。
2022年の手術は、本人が自分の人生を考えたうえで決断した身体に関する選択だった。
また、報道で使われている「性別適合手術」という言葉だけから、具体的な術式や手術範囲まで推測することはできない。
2022年の手術後、現在の身体について何が分かっている?本人が公表したのは、2022年10月にタイで性別適合手術を受けたという事実と、その決断に至った経緯だ。
一方、個別の手術内容や術後の医療的な経過について、詳細がすべて公開されているわけではない。
身体に関する情報は非常に個人的な領域でもある。
本人が公表した内容と、それ以外の推測は区別する必要がある。
【プロの結論】莉犬の性別を理解するために押さえたい3つの判断基準莉犬さんについて情報を調べる際には、次の3点を基準にすると混乱しにくい。
1. 性自認と出生時の性別を混同しない
出生時の性別が女性だったことと、本人が男性として生きていることは矛盾しない。
どちらか一方だけを取り上げると、本人が伝えてきた情報の意味が変わってしまう。
2. 手術の有無を性別の判断基準にしない
男性ホルモン治療や性別適合手術を受けるかどうかは、本人の身体や生活、価値観によって異なる。
手術を受けたから男性になったという説明も、手術を受けなければ男性ではないという説明も正確ではない。
3. 過去の本人発信と現在の公式情報を区別する
2017年の性別公表や2022年の手術報告は、当時の本人の説明を知るための重要な資料だ。
一方、2026年現在の活動状況は、STPR公式プロフィールや公式スケジュールなど、日付の新しい情報で確認するのが適切だ。
莉犬さんの活動を理解するうえで、性別に関する話題だけを本人のすべてと捉える必要はない。歌い手、声優、クリエイター、そしてすとぷりのメンバーとして積み重ねてきた実績も同じように重要だ。
【莉犬女に関するよくある質問(FAQ)】
Q1:莉犬の性別は女性ですか、男性ですか?
A1:莉犬さんは男性という性自認を本人が公表している。出生時に割り当てられた性別は女性と説明しているが、現在の性自認については男性である。
Q2:莉犬が性同一性障害を公表したのはいつですか?
A2:2017年9月2日。自身のXで性別について説明し、性同一性障害(FTM)であることを公表した。
Q3:莉犬は2022年に性別適合手術を受けたのですか?
A3:はい。2022年10月にタイで手術を受けたことを、同年12月16日に公開したYouTube動画「いつも応援してくれる君へ。」で報告している。
Q4:莉犬は男性ホルモン治療を受けていますか?
A4:2022年の本人の説明では、男性ホルモン治療を検討していたものの、声が変化することを懸念して慎重に考えていた。2026年現在の治療状況については、具体的な最新情報は公表されていない。
Q5:莉犬は2026年現在もすとぷりで活動していますか?
A5:はい。STPR公式プロフィールでもすとぷりの赤色担当として紹介されている。2026年には10周年アリーナツアーやa-nationへの出演、個人ラジオなどの活動を続けている。
Q6:莉犬の性別適合手術の詳しい内容は公開されていますか?
A6:2022年10月にタイで手術を受けたことは本人が報告している。ただし、具体的な術式や医療的な詳細については、本人の公表内容を超えて断定できない。
「莉犬女」という検索ワードの背景には、出生時の性別と本人の性自認についての情報がある。
改めて重要な事実を整理すると、次のとおりだ。
- 莉犬さんは男性という性自認を公表している。
- 2017年9月2日に性同一性障害(FTM)について説明した。
- 2022年10月にタイで性別適合手術を受け、12月16日に動画で報告した。
- 男性ホルモン治療については、声の変化を懸念して慎重に考えていた。
- 2026年現在も、すとぷりの赤色担当として活動している。
- 2026年には初の自著『生きづらいぼくたちへ』も刊行した。
莉犬さんの歩みを振り返ると、2017年の公表も2022年の手術も、自分自身と向き合いながら選択してきた人生の節目だったことが分かる。
そして2026年現在、その活動は歌やライブだけでなく、ラジオ、声優、創作、書籍へと広がっている。
性別という一つの情報だけで莉犬さんを理解しようとするのではなく、本人が発信してきた言葉と、長年積み重ねてきた活動の両方を見ることが大切だ。
本人が自分らしく活動を続けていることこそ、現在の莉犬さんを知るうえで押さえておきたいポイントである。