2026年11月現在、ローソンの淹れたてコーヒー「MACHI café(マチカフェ)」は、2025年7月1日の価格改定によって、ホットコーヒーSサイズが税込140円から160円に値上がりしています。Mサイズも210円から230円となり、毎日のように利用する人にとっては気になる変更です。
現在の標準価格はSサイズ160円、Mサイズ230円。Lサイズやメガサイズ、アイスコーヒーもそれぞれ価格が設定されています。一方、2026年11月4日時点で確認できるローソン公式の商品一覧には、次回の値上げ日を告知する情報は掲載されていません。セブンカフェやファミマカフェとの価格差、コーヒー豆の国際相場、物流費や容器包材費の動向も含め、今回の値上げが家計に与える影響を整理します。
【2026年11月最新】ローソンコーヒーはいつ値上げされた?次回予定も確認

ローソンのマチカフェは、2025年7月1日(火)から一部商品の価格を改定しました。
今回の変更で特に注目されたのが、日常的に購入する人の多いホットコーヒーSサイズです。
従来の140円から160円へと20円値上がりし、値上げ率は約14.3%となりました。
Mサイズも210円から230円に変更されており、単純に価格だけを見ると、S・Mともに20円の負担増です。
アイスコーヒーも対象となり、Sサイズは140円から160円、Mサイズは240円から260円になりました。
この価格改定は、特定のコーヒーだけではなく、ホットコーヒーやアイスコーヒー、カフェラテなど複数の商品に及んでいます。
食品産業新聞社の2025年7月1日付報道では、ローソンがコーヒー豆の調達価格上昇や物流費、容器包材費の高騰を背景に価格を見直したことが伝えられています。
2026年11月現在、次の値上げは発表されている?気になる次回の値上げについては、2026年11月4日時点で、ローソン公式の商品情報に新たな価格改定日の告知はありません。
公式の商品一覧では、コーヒーS160円、M230円など、2025年7月の改定後の価格が掲載されています。
ここで注意したいのは、「次回値上げが発表されていない」ということと、「今後も値上げされない」ということは別だという点です。
コーヒー豆の国際相場や輸送コストは変動するため、将来的な価格変更の可能性は残っています。
現段階では、2025年7月の改定が直近で確認できる大きな価格改定であり、2026年11月現在の購入判断は現行価格を基準に考えるのが適切です。
【現行価格一覧】ローソンのマチカフェはS・M・Lでいくら?
ローソンのコーヒーは、ホットとアイスでサイズ構成や価格が異なります。
2026年11月現在のローソン公式「コーヒー・フラッペ」商品一覧に掲載されている主要価格を整理しました。
ホットコーヒーの価格| 商品 | サイズ | 税込価格 |
|---|---|---|
| コーヒー | S | 160円 |
| コーヒー | M | 230円 |
| コーヒー | L | 260円 |
| メガホットコーヒー | メガ | 360円 |
Sサイズは160円から購入でき、Mサイズは230円です。
Lサイズは260円、メガサイズは360円となっています。
SからMに変更すると70円の差がありますが、たっぷり飲みたい人にとってはMやLも選択肢になります。
アイスコーヒーの価格| 商品 | サイズ | 税込価格 |
|---|---|---|
| アイスコーヒー | S | 160円 |
| アイスコーヒー | M | 260円 |
| メガアイスコーヒー | メガ | 360円 |
アイスコーヒーはSサイズ160円、Mサイズ260円です。
ホットコーヒーのMサイズは230円なので、同じM表記でもアイスのほうが30円高くなっています。
カフェインレスやカフェラテも展開マチカフェには通常のコーヒーだけでなく、カフェインレスシリーズもあります。
2026年5月26日には、一部店舗でカフェインレスシリーズが発売されました。
公式発表に掲載された価格は次のとおりです。
- カフェインレス・ホットコーヒーS:230円
- カフェインレス・アイスコーヒーM:280円
- カフェインレス・ホットカフェラテM:320円
- カフェインレス・アイスカフェラテM:340円
通常のコーヒーより価格は高めですが、カフェインを控えたい人にとっては選択肢が広がります。
なお、これらは一部店舗限定の商品です。全国すべてのローソンで購入できるわけではありません。
通常のマチカフェの価格や商品構成については、店舗や地域によって取り扱いが異なる場合もあります。
【価格改定の経緯】ローソンコーヒーの歴代価格とセブン・ファミマ比較
コーヒーSは100円から160円へローソンのコーヒーSサイズは、以前から100円で手軽に購入できる商品として親しまれてきました。
しかし、原材料や輸送コストの上昇を受け、段階的に価格が変化しています。
特に2022年以降は、100円という価格を維持することが難しくなり、複数回にわたって価格が上昇しました。
価格の記録を時系列で整理すると、次のようになります。
| 時期・対象 | コーヒーSの税込価格 | 確認できる経緯 |
|---|---|---|
| 2022年8月1日まで | 100円 | 改定前価格 |
| 2022年8月2日 | 110円 | 100円から10円値上げ |
| 2023年10月 | 120円 | コーヒーのリニューアル時に確認 |
| 2024年12月10日時点 | 130円 | 公式キャンペーン掲載価格 |
| 2025年5月20日時点 | 140円 | 公式キャンペーン掲載価格 |
| 2025年7月1日 | 160円 | 140円から20円値上げ |
| 2026年11月現在 | 160円 | 現行の公式掲載価格 |
※2023年以降の一部の価格は、公式商品情報やキャンペーンで確認できる時点の価格です。120円から140円への変更については、正確な実施日を特定できる公表記録が確認できないため、特定の日付の値上げとして扱っていません。
2022年の100円と比較すると、2026年の160円は60円高くなっています。
つまり、約4年間で60%の上昇です。
かつての100円コーヒーという印象を持っている人ほど、現在の価格に変化を感じやすいでしょう。
セブンカフェ・ファミマカフェとの価格比較ローソンだけでなく、セブン‐イレブンとファミリーマートでもコーヒーの価格改定が続いています。
2026年11月現在の各社公式商品情報を比較すると、次のようになります。
| コンビニ・ブランド | 小さいサイズ | 中間サイズ | 特徴 |
|---|---|---|---|
| ローソン・マチカフェ | S160円 | M230円 | 濃さを選べる |
| セブン・セブンカフェ | R140.40円 | L220.32円 | 比較的低価格 |
| ファミマ・ファミマカフェ | S158円 | M230円 | サイズ展開が豊富 |
※すべて税込価格。セブンカフェは公式表示価格です。実際の会計では1円未満の処理が行われます。サイズの名称や容量は各社で異なるため、単純な同容量比較ではありません。
最も小さいサイズの価格だけで比較すると、セブンカフェが約140円、ファミマカフェが158円、マチカフェが160円です。
ローソンはセブンより20円高く、ファミマより2円高い位置にあります。
一方、Mサイズで見ると、ローソンとファミマはどちらも230円です。
セブンカフェはRとLの2サイズが基本であり、ローソンやファミマとはサイズ体系が異なります。
そのため、価格だけで優劣を決めるのではなく、飲む量や味わい、購入する頻度も含めて考える必要があります。
3社の価格改定には共通点がある2025年はコンビニコーヒーの価格が相次いで見直された年でもあります。
セブン‐イレブンは2025年7月7日からセブンカフェの一部商品の価格を改定し、ホットコーヒーRを税込120.96円から140.40円に変更しました。
ファミリーマートも2025年5月27日からファミマカフェの一部商品を値上げしています。
加えて、ファミリーマートは2026年にも価格を見直しており、現在のブレンドSは158円です。
つまり、ローソンだけが独自に値上げを進めているわけではありません。
コーヒー豆の調達や店舗への配送、商品提供に必要な資材など、コンビニ各社が共通して抱えるコスト問題が価格に反映されています。
【値上げ理由を解説】アラビカ種の高騰・物流費・容器包材費が影響
ローソンのコーヒーが値上がりした背景には、単純な企業側の価格戦略だけでは説明できない、コーヒー産業全体の構造的な問題があります。
主な要因は3つです。
1. コーヒー豆の国際価格が大幅に上昇最も大きな要因の一つが、コーヒー豆の価格高騰です。
コーヒーの生豆には大きく分けてアラビカ種とロブスタ種があります。
アラビカ種は、香りや酸味、風味の複雑さが特徴で、カフェなどで提供されるレギュラーコーヒーにも広く使用されています。
一方、ロブスタ種は比較的強い苦味や独特の風味があり、インスタントコーヒーやブレンドなどにも利用されています。
ローソンはマチカフェの品質を維持するため、ブラジル、グアテマラ、タンザニア、コロンビアの4カ国にある指定農園・生産地域からアラビカ種の生豆を調達しています。
食品産業新聞社が2025年7月に報じた価格改定の背景によると、アラビカ種のニューヨーク市場における先物価格は、2025年5月の平均で1ポンド当たり3.70ドルでした。
これは前年同月と比較して約1.8倍に相当します。
世界的な需要の増加に加え、主要生産国での異常気象によって供給量が減少したことも価格上昇につながりました。
コーヒー豆は農産物であるため、天候や収穫量の影響を直接受けます。
生産国で不作が発生すると、調達価格だけでなく、世界全体の供給バランスにも影響が及びます。
品質を維持するために一定の産地や農園から豆を調達する場合、安価な原料へ簡単に切り替えられないことも価格面の課題です。
2. 物流費の上昇で店舗まで届けるコストが増加コーヒー豆を購入する費用だけが、商品の原価ではありません。
海外から輸入した生豆を加工し、焙煎し、商品として店舗へ届けるまでには複数の物流工程があります。
輸送に必要な燃料費や人件費、配送体制の維持費なども商品価格に影響します。
特に日本の物流業界では、トラックドライバーの労働時間規制などを背景とした人手不足や輸送能力の問題が課題になっています。
いわゆる2024年問題も、物流コストを考えるうえで無視できない要素です。
ローソンの2025年2月14日付の公式発表でも、原材料や容器・包材の価格高騰に加え、輸送コストの上昇が続いていることが説明されています。
この問題はコーヒーだけに限定されず、食品や飲料など幅広い商品の価格形成に関わっています。
3. カップやフタなど容器・包材費も上昇コンビニコーヒーは、豆を用意すれば完成する商品ではありません。
テイクアウト用のカップ、フタ、ストローなど、提供に必要な資材が欠かせません。
これらの資材にも原材料費や製造費、輸送費がかかります。
プラスチックや紙などの資材価格が上昇すれば、容器を使用する商品の原価にも影響します。
1杯当たりの資材費の増加は小さく見える可能性がありますが、全国の店舗で大量に販売する商品では、積み重なるコストは無視できません。
今回のマチカフェの値上げも、コーヒー豆だけではなく、こうした複数の費用上昇が重なった結果です。
【コスパと評判を検証】マチカフェは160円でも選ぶ価値がある?
160円という価格を見て、以前の100円コーヒーと比較すると割高に感じる人もいるでしょう。
しかし、コストパフォーマンスは価格の安さだけで決まるものではありません。
味の好み、量、購入のしやすさなども含めて評価する必要があります。
マチカフェの特徴はコーヒーの濃さを選べることローソンのマチカフェには、他社との違いにつながるサービスがあります。
それがコーヒーやカフェラテの濃さを選べる仕組みです。
ITmediaビジネスオンラインの2024年5月の報道によると、ローソンは同年5月14日から、マチカフェを展開する店舗でコーヒーやカフェラテの濃さを「濃いめ」「ふつう」「軽め」の3段階から選べるサービスを導入しました。
当時、対象となった店舗は1万3,695店でした。
同じ商品でも、苦味やコクをしっかり感じたい人と、軽やかな口当たりを好む人では、求める味わいが異なります。
その違いに対応できる点は、マチカフェの特徴です。
単純な価格比較では見えにくい付加価値といえます。
毎日1杯飲むと年間の出費はいくら変わる?値上げの影響を実感しやすいのが、毎日購入する場合の年間コストです。
Sサイズが140円から160円になったことで、1杯当たりの負担は20円増加しました。
毎日1杯購入する場合、次のようになります。
| 購入頻度 | 値上げ前140円 | 値上げ後160円 | 年間の差額 |
|---|---|---|---|
| 1日1杯 | 51,100円 | 58,400円 | 7,300円 |
| 1日2杯 | 102,200円 | 116,800円 | 14,600円 |
| 週5杯 | 36,400円 | 41,600円 | 5,200円 |
※365日または52週で計算した単純試算です。
1杯20円の違いでも、毎日購入する人にとっては年間7,300円の負担増になります。
コーヒーを飲む習慣そのものを変える必要はありませんが、購入頻度を見直すだけでも年間支出を抑えられます。
マチカフェが向いている人・価格重視なら他社も候補マチカフェを選ぶメリットは、濃さを選べることや、ホット・アイスのサイズ展開、店舗で淹れたてを購入できる利便性です。
特に、コーヒーの味わいにこだわりたい人や、いつものローソンで購入する習慣がある人には使いやすい商品です。
一方、最安値を最優先する人は、セブンカフェも比較対象になります。
S相当の小さいサイズでは、セブンカフェのRが約140円で、マチカフェのSより約20円安くなります。
ファミマカフェのSは158円なので、価格差は2円です。
ただし、サイズ名が同じでも実際の容量が同じとは限りません。
本当にコスパを重視するなら、価格だけでなく、容量、味わい、飲み切れる量まで比較することが大切です。
【ローソンコーヒーの値上げ】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:ローソンのコーヒーはいつから値上げされましたか?
A1:2025年7月1日からです。ホットコーヒーSは140円から160円、Mは210円から230円に変更されました。
Q2:2026年現在、ローソンコーヒーのSサイズはいくらですか?
A2:通常のホットコーヒーSは税込160円です。アイスコーヒーSも160円です。
Q3:ローソンコーヒーのMサイズはいくらですか?
A3:ホットコーヒーMは230円、アイスコーヒーMは260円です。
Q4:ローソンコーヒーが値上げされた理由は何ですか?
A4:主な理由は、コーヒー豆の国際価格高騰、容器・包材費の上昇、物流費の増加です。特に2025年5月のアラビカ種の先物価格は、前年同月比で約1.8倍になっていました。
Q5:2026年にローソンコーヒーの再値上げはありますか?
A5:2026年11月4日時点で、ローソンから次回の価格改定日は公表されていません。現行の公式掲載価格はS160円、M230円などです。
Q6:ローソンとセブン、ファミマではどこが安いですか?
A6:小さいサイズの公式税込価格では、セブンカフェのRが約140円、ファミマカフェのSが158円、ローソンのSが160円です。ただし、各社で容量やサイズ体系が異なるため、価格だけでなく量も比較しましょう。
2026年11月現在、ローソンのマチカフェは2025年7月1日の価格改定後の価格で販売されています。
通常のホットコーヒーはS160円、M230円、L260円、メガ360円です。
Sサイズは以前の140円から20円値上がりしましたが、その背景にはアラビカ種の国際価格高騰、物流費、容器包材費の上昇という複数の要因がありました。
セブンカフェやファミマカフェも価格改定を実施しており、コンビニコーヒー全体がコスト上昇の影響を受けています。
次回の値上げについては、2026年11月4日時点でローソンから具体的な発表はありません。
今後マチカフェを選ぶ際には、次の3点を意識するとよいでしょう。
- 価格を優先するなら: セブンカフェやファミマカフェも含めて比較する。
- 味わいを重視するなら: マチカフェの濃さを選べるサービスを活用する。
- 毎日購入するなら: 月間・年間の支出を計算し、購入頻度を調整する。
かつて100円で購入できたコンビニコーヒーは、現在では160円という価格帯になりました。
それでも、淹れたてのコーヒーを身近な店舗で手軽に購入できる利便性は変わりません。
今後の国際的なコーヒー豆相場や物流費の動向によって、コンビニコーヒーの価格競争や商品戦略にも変化が生じる可能性があります。
価格の安さだけではなく、味、量、購入のしやすさを含めて、自分に合った一杯を選ぶことが、これからのコンビニコーヒーとの上手な付き合い方です。
主な情報源: ローソン公式商品一覧・2025年2月の価格見直し発表、食品産業新聞社、ITmediaビジネスオンライン、セブン‐イレブン公式商品情報、ファミリーマート公式商品情報。