2026年11月6日現在、『機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ キルケーの魔女』の興行収入について、公式発表で確認できる最新の累計実績は、公開48日間(2026年1月30日~3月18日)で25億264万8,920円、観客動員数148万9,165人となっている。興行通信社調べの数字であり、2021年公開の第1章『閃光のハサウェイ』が記録した最終興行収入22.3億円をすでに上回った。
ただし、この25億円は公開48日間の累計成績であり、最終興行収入として確定した数字とは区別する必要がある。2026年10月には12月の期間限定再上映も発表された。初週末の驚異的なスタートから前作超え、25億円突破までの推移、ガンダムシリーズ内での位置づけ、そして第3章の制作状況まで、最新情報を整理する。
【2026年最新】キルケーの魔女の興行収入は25億円を突破!正確な数字を解説

『機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ キルケーの魔女』は、2026年1月30日に全国公開されたガンダムシリーズの劇場作品だ。
バンダイナムコフィルムワークスが2026年3月19日に公式サイトで発表した内容によると、公開48日間の興行成績は次のとおりである。
- 興行収入:2,502,648,920円
- 観客動員数:1,489,165人
- 集計期間:2026年1月30日~3月18日
- 集計:興行通信社調べ
日本円の単位で表記すると、興行収入は25億264万8,920円となる。25億円を突破したことは間違いないが、「25億2648万8920円」という表記は元の円単位の数字と一致しない。公式発表の2,502,648,920円を基準にすることが大切だ。
25億円突破はいつ発表された?公式発表が行われたのは2026年3月19日。公開48日間で25億円と観客動員148万人を突破したことが明らかになった。
この発表で注目されたのは、単に25億円という節目を達成したことだけではない。2021年公開の第1章『機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ』の最終興行収入22.3億円を超えたうえで、さらに数字を伸ばしていた点だ。
なお、2026年11月6日時点で確認できる公式サイトの興行成績発表では、3月18日までの48日間の数字が最新の具体的な累計値となっている。したがって、25億264万8,920円を「最終興行収入」と断定するのは正確ではない。
【興行収入の推移】公開3日間から48日間までの成績を時系列で比較
本作の興行収入を振り返ると、公開直後から非常に強い動きを見せていたことが分かる。
特に注目すべきは、公開3日間で8.4億円を記録した初動だ。これは第1章との比較で162%に相当する成績だった。さらに公開5日間で10億円を突破し、わずか11日間で15億円に到達している。
公式サイトや興行通信社調べの発表をもとに、主要な節目をまとめた。
| 集計期間・時点 | 興行収入 | 観客動員数 | 主な出来事・前作との関係 |
|---|---|---|---|
| 2021年・第1章最終 | 約22.3億円 | - | 比較対象となる前作の最終成績 |
| 公開3日間 2月1日まで |
約8.4億円 | 約51万人 | 第1章比162%の好スタート |
| 公開5日間 2月3日まで |
10億72万8,340円 | 60万2,787人 | 公開直後に10億円突破 |
| 公開11日間 2月9日まで |
15億3,228万4,040円 | 91万4,106人 | 15億円突破 |
| 公開29日間 2月27日まで |
22億4,074万7,860円 | 134万3,651人 | 第1章の最終興収22.3億円を更新 |
| 公開48日間 3月18日まで |
25億264万8,920円 | 148万9,165人 | 25億円突破の公式発表 |
この推移から読み取れるのは、公開初週の勢いだけでなく、公開から約1カ月が経過した段階でも前作の最終成績を上回る観客を集めていたことだ。
公開3日間で8.4億円という異例のスタート2026年2月2日の公式発表では、公開初週末の3日間で興行収入8.4億円、観客動員数51万人を突破した。
第1章との初週末比較では162%。前作のファンが続編を待ち望んでいたことに加え、IMAXを含む合計431スクリーンで公開されたことも、初動を支える重要な条件だった。
公開11日間で15億円、29日間で前作超え2月10日に発表された公開11日間の成績は、興行収入15億3,228万4,040円、観客動員91万4,106人だった。
その後、2月28日の公式発表では公開29日間で22億4,074万7,860円を記録。第1章の最終興行収入22.3億円を上回った。
つまり、本作は公開から約1カ月で、前作が最終的に積み上げた興行成績を更新したことになる。
48日間で25億円に到達した意味公開29日間から48日間にかけても、興行収入は約2億6,190万円増加した。観客動員数も約14万5,500人増えている。
初動ほどの急激な伸びではないものの、公開から時間が経過しても一定の観客を集めていたことが分かる。3月13日からはMX4D、4DX上映も始まり、通常上映とは異なる鑑賞体験を提供する展開が続いていた。
【前作との興行収入比較】22.3億円を超えたキルケーの魔女はシリーズ何番目?
第1章『機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ』は2021年6月11日に公開され、最終興行収入約22.3億円を記録した。
一方、第2章『キルケーの魔女』は2026年2月27日までの公開29日間で22億4,074万7,860円に到達。前作の最終成績を上回った。
前作の22.3億円を基準にすると、48日間時点の25億264万8,920円は約2.7億円、割合にして約12%上回る水準となる。
前作を超えたことが示すもの今回の記録更新は、続編の興行成績が前作を上回ったというだけではない。第1章から約5年という時間が空いたにもかかわらず、作品への関心が維持され、さらに広がったことを示している。
前作では、宇宙世紀0105年を舞台に、ブライト・ノアの息子ハサウェイ・ノアが反地球連邦政府運動「マフティー」のリーダーとして活動する姿が描かれた。
第2章では、ハサウェイとギギ・アンダルシア、地球連邦軍のケネス・スレッグらの関係がさらに複雑に展開する。モビルスーツ戦だけでなく、登場人物の心理や政治的な対立を描く作品として、前作から続く物語への期待が集まった。
ガンダムシリーズ歴代興行収入との比較ガンダムシリーズの劇場作品には、20億円を超えるヒット作が複数存在する。
代表的な作品を比較すると、『機動戦士ガンダムSEED FREEDOM』が53.8億円、『機動戦士Gundam GQuuuuuuX -Beginning-』が33億円を記録している。さらに1982年公開の『機動戦士ガンダムIII めぐりあい宇宙編』も約23億円の実績を持つ。
これらと比較すると、キルケーの魔女の48日間時点の25億円超えは、シリーズの劇場作品の中でも上位に位置する成績だ。
ただし、キルケーの魔女については48日間の累計であり、最終興行収入が確定した数字ではない。歴代順位を最終確定ランキングとして扱う場合には、集計時点をそろえる必要がある。
【25億円突破の理由】キルケーの魔女が多くの観客を集めた背景
興行収入25億円突破の背景には、複数の要素が重なっている。数字から特に注目できるのは、初動の強さ、劇場上映形式の充実、シリーズファンへの訴求力だ。
1. 第1章から続くファンの期待と作品のブランド力本作は、富野由悠季と矢立肇を原作に、村瀬修功が監督を務める全3章構成の映画シリーズの第2章だ。
第1章で描かれた重厚な世界観や緊張感のある戦闘演出、人物同士の繊細な心理描写は、本シリーズの特徴として受け入れられてきた。
続編では、ハサウェイ、ギギ、ケネスという主要人物の関係がさらに深く描かれる。単独のアニメ映画としてだけでなく、前作から続く物語の一部として鑑賞するファンが多いことは、シリーズ作品ならではの強みだ。
2. IMAX・Dolby Cinema・4DXなど多様な上映形式本作は公開当初からIMAXを含む431スクリーンで上映された。
その後も通常上映だけでなく、Dolby Cinema、MX4D、4DXといったラージフォーマットでの上映が展開された。
特に3月13日から開始されたMX4D・4DX上映は、モビルスーツ戦の振動や音響を体感できる点が特徴だ。公式の興行収入25億円突破発表でも、これらの上映形式が好評であることが紹介されている。
同じ作品を異なる上映環境で鑑賞できることは、リピーターにとっても劇場へ足を運ぶ動機になる。大画面での映像表現や音響を重視する作品との相性も良い。
3. 入場者プレゼントと継続的な劇場施策公開期間中には、複数回にわたって入場者プレゼントが用意された。
2週目にはキャラクターデザインを担当するpablo uchidaによる設定原案資料集、3週目にはガンダム関連ゲームのプロモーションカードパック、5週目にはミニ複製原画3枚セットとゲームのプロモーションコードが配布された。
こうした施策は、既存ファンにとって作品の世界をさらに楽しめる機会となる。特典の切り替えに合わせて再び劇場へ足を運ぶ観客が生まれる可能性もある。
もちろん、これらの施策だけで25億円突破を説明することはできない。作品そのものへの期待、上映環境、継続的なプロモーションが組み合わさった結果として捉えるのが自然だ。
【評判・観客評価と第3章】25億円突破の先にあるガンダムシリーズの展開
興行成績と並んで注目したいのが、実際に鑑賞した観客の評価だ。
映像・音響・心理描写への評価Filmarksの掲載データでは、本作の平均評価は5点満点中4.0点、レビュー投稿数は約1万8,870件となっている。また、KINENOTEでも平均76点台の評価が確認できる。
いずれも利用者による投稿・評価を集計したもので、全国の観客を対象にした世論調査ではない。それでも、鑑賞者の間で作品への関心が高く、一定の好意的評価が集まっていることを示す参考資料になる。
評価の中心となる要素は、緻密な映像表現、モビルスーツ戦の迫力、音楽と音響、人物の心理描写だ。
一方、本作は政治的な背景や登場人物の複雑な関係を描く作品でもある。単純な勧善懲悪のストーリーやテンポの速い娯楽作品を期待する観客にとっては、情報量の多さや重厚なドラマが好みを分ける部分になり得る。
村瀬修功監督が舞台挨拶などで作品の情報量について言及していることからも、前作の人物関係や宇宙世紀の背景を把握しておくと、より深く楽しめる作品といえる。
第3章の制作はどうなる?監督が語った最新状況『閃光のハサウェイ』のアニメ映画は全3章構成として制作されている。今回の『キルケーの魔女』は、その第2章に当たる。
2026年3月12日に開催されたDolby Cinema版公開記念舞台挨拶では、村瀬修功監督が第3章について次のように語った。
「そろそろ3本目の制作に入ります」
これは第3章の制作に向けた前進を示す発言だ。公式イベントレポートでは、第3章に向けたロケハンも計画中であることが紹介されている。
ただし、制作開始に関する発言と劇場公開日の決定は別の話だ。2026年11月6日時点で、第3章の具体的な公開日は公式発表されていない。
2026年12月に期間限定再上映が決定2026年10月15日には、公式サイトからBlu-ray発売を記念した全国再上映が発表された。
- 再上映期間:2026年12月11日~12月24日
- 上映期間:全国の劇場で2週間限定
- 映像:配信およびBlu-ray収録版の本編映像を劇場用形式で上映
- 関連イベント:12月12日に再上映記念舞台挨拶を予定
- Blu-ray・DVD発売日:2027年1月27日
再上映は、本作を劇場で見直したいファンにとって貴重な機会になる。また、再上映による興行収入が新たに加算される可能性があるため、2026年3月発表の25億円超えという数字が、そのまま最終興収になるとは限らない。
【閃光のハサウェイキルケーの魔女の興行収入】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:キルケーの魔女の興行収入は最終的に何億円ですか?
A1:公式に確認できる最新の具体的な累計成績は、公開48日間で25億264万8,920円です。ただし、これは48日間時点の数字であり、最終興行収入として確定した金額ではありません。
Q2:観客動員数148万9165人は本当ですか?
A2:はい。2026年3月19日の公式発表に記載された数字です。2026年1月30日から3月18日までの48日間で、観客動員1,489,165人を記録しています。
Q3:前作『閃光のハサウェイ』の興行収入を超えましたか?
A3:超えています。前作の最終興行収入は約22.3億円で、第2章は公開29日間で22億4,074万7,860円に到達しました。
Q4:キルケーの魔女はガンダム映画の歴代1位ですか?
A4:48日間時点では歴代1位ではありません。『機動戦士ガンダムSEED FREEDOM』の53.8億円や『機動戦士Gundam GQuuuuuuX -Beginning-』の33億円など、さらに高い興行収入を記録した作品があります。
Q5:閃光のハサウェイ第3章の公開日は決まっていますか?
A5:2026年11月6日時点で具体的な公開日は発表されていません。村瀬修功監督は2026年3月の舞台挨拶で第3章の制作開始に言及しています。
『機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ キルケーの魔女』は、2026年1月30日の公開から好調なスタートを切り、公開29日間で前作の最終興行収入22.3億円を更新した。
さらに公開48日間では、興行収入25億264万8,920円、観客動員148万9,165人を記録。初週末の前作比162%という勢いを維持しながら、ガンダムシリーズの劇場作品としても存在感を示した。
2026年11月時点で押さえておきたい要点は、次の3つだ。
- 25億264万8,920円は、3月18日までの48日間における公式累計成績である。
- 前作超えは公開29日間で達成しており、続編として大きな興行的成果を残した。
- 12月11日から24日までの再上映と、第3章の制作進展が今後の注目材料となる。
興行収入を比較するときは、公開期間をそろえた累計成績と、最終興行収入を混同しないことが大切だ。また、興行収入は映画館での売上規模を示す数字であり、制作会社の利益や作品単体の採算を直接示すものではない。
第2章が前作を超えた今、次に注目されるのは第3章でどのような物語の結末が描かれるのかという点だ。12月の再上映を経て、シリーズの熱量がどこまで広がるのかにも期待が集まる。
主な確認資料: ガンダム公式サイト、サンライズワールド、興行通信社発表を引用したORICON NEWS・MANTANWEB、日本映画製作者連盟、Filmarks、KINENOTE。