「大鵬の孫」と呼ばれる力士は誰なのか。答えは、大嶽部屋に所属する幕内力士の王鵬(おうほう)だ。本名は納谷幸之介(なや・こうのすけ)。第48代横綱・大鵬を母方の祖父に持ち、父親は元関脇の貴闘力という相撲一家に生まれた三男である。
2026年11月現在、王鵬は西前頭十枚目。最高位は関脇で、192センチ、185キロの体格を生かした突き・押しを得意とする。加えて、兄の納谷幸男はプロレスラー、弟の納谷幸林と夢道鵬も大嶽部屋の力士として土俵に立っている。大鵬の血を受け継ぐ4兄弟の家系図から、王鵬の経歴、2026年の最新成績まで整理する。
【結論】大鵬の孫は誰?王鵬と第48代横綱・大鵬の血縁関係

「大鵬の孫」という検索で中心となる人物は、現役幕内力士の王鵬だ。
王鵬は、昭和の大横綱として知られる第48代横綱・大鵬の母方の孫にあたる。大鵬の娘と元関脇・貴闘力との間に生まれた4人兄弟の三男である。
祖父・大鵬は幕内優勝32回の大横綱祖父の大鵬は、本名を納谷幸喜(なや・こうき)といい、日本相撲協会の歴代横綱では第48代に位置する。
日本相撲協会の公式記録によると、大鵬の主な実績は次のとおり。
- 横綱在位:1961年11月~1971年5月
- 幕内優勝:32回
- 生涯戦歴:872勝182敗136休
- 幕内戦歴:746勝144敗136休
幕内優勝32回という記録は、昭和の大相撲を代表する実績の一つだ。
大鵬は圧倒的な強さだけでなく、安定した取り口や土俵上での品格でも知られた存在だった。その名を受け継ぐ孫が、現代の大相撲で関脇まで昇進したことは、相撲ファンにとっても大きな関心事となっている。
王鵬の父親は元関脇・貴闘力王鵬の父親は、元関脇の貴闘力(たかとうりき)だ。
貴闘力の本名は納谷忠茂。日本相撲協会の元力士プロフィールでも、最高位は関脇と記録されている。
貴闘力は突き・押しを得意とした力士で、現役時代には幕内優勝も経験した実力者だ。
つまり王鵬は、母方の祖父が横綱、父親が関脇という、相撲界でも際立った経歴を持つ家系に生まれている。
ただし、王鵬自身の評価は血縁だけで決まるものではない。本人も大嶽部屋で稽古を積み、序ノ口から番付を上げて関脇に到達した現役力士である。
【家系図】大鵬の娘・母親と貴闘力、納谷4兄弟の関係
大鵬の孫を理解するうえで、重要なのが母親と4兄弟の関係だ。
王鵬の母親は、大鵬の三女である美絵子さん。父親の貴闘力との間に4人の息子がいる。
文藝春秋PLUSの相撲関連記事でも、母親の美絵子さんと4兄弟の関係が紹介されている。
王鵬の家系図家族関係を整理すると、次のようになる。
第48代横綱・大鵬(納谷幸喜)
↓
三女・美絵子さん(王鵬の母親)
+
貴闘力(父親・元関脇)
↓
- 長男:納谷幸男(プロレスラー)
- 次男:納谷幸林(大嶽部屋・力士)
- 三男:王鵬幸之介(大嶽部屋・力士)
- 四男:夢道鵬幸成(大嶽部屋・力士)
このように、王鵬は大鵬の直系の孫であり、貴闘力の息子でもある。
母親の美絵子さんは大鵬の三女王鵬の母親は美絵子さん。大鵬の三女として知られ、納谷4兄弟を育ててきた。
2025年3月の文藝春秋PLUSの記事では、美絵子さんと王鵬、夢道鵬、納谷の姿が紹介されている。
家族の関係で特に注目されるのは、4人の息子全員が大鵬の孫にあたることだ。
ただし、4人全員が大相撲の力士というわけではない。長男はプロレスの道に進み、次男・三男・四男が大嶽部屋で相撲を取っている。
この違いを理解すると、「大鵬の孫」と「大鵬の孫の力士」という検索キーワードの意味も整理しやすい。
【兄弟一覧】納谷幸男・納谷幸林・王鵬・夢道鵬の現在
納谷4兄弟は、それぞれ異なる競技人生を歩んでいる。
特に興味深いのは、3人が大嶽部屋に所属する現役力士であり、長男はプロレスラーとして活動している点だ。
4兄弟のプロフィール比較| 続柄 | 名前 | 活動・所属 | 2026年の状況 |
|---|---|---|---|
| 長男 | 納谷幸男 | DDTプロレスリング | プロレスラー |
| 次男 | 納谷幸林 | 大嶽部屋 | 東三段目筆頭 |
| 三男 | 王鵬幸之介 | 大嶽部屋 | 西前頭十枚目 |
| 四男 | 夢道鵬幸成 | 大嶽部屋 | 西幕下四枚目 |
※番付は2026年11月場所のもの。
長男・納谷幸男はプロレスラー長男の納谷幸男(なや・ゆきお)は、相撲ではなくプロレスの世界で活動している。
1994年8月17日生まれで、DDTプロレスリングに所属する選手だ。
DDTプロレスリングの公式プロフィールによると、2017年9月にプロレスデビュー。長身を生かしたファイトスタイルを特徴とし、2023年にはD王 GRAND PRIXで優勝している。
2025年には飯野雄貴とのタッグチーム「The Apex」を始動させ、KO-Dタッグ王座も獲得した。
大鵬の孫であり、貴闘力の長男という血縁を持ちながら、相撲とは異なるリングでキャリアを築いている。
次男・納谷幸林は大嶽部屋の力士次男の納谷幸林(なや・たかもり)は、1998年1月10日生まれ。
中央大学相撲部を経て、2020年3月場所に初土俵を踏んだ。
日本相撲協会の2026年11月場所のプロフィールでは、東三段目筆頭に位置している。
- 本名:納谷幸林
- 所属:大嶽部屋
- 生年月日:1998年1月10日
- 身長:186センチ
- 体重:155キロ
- 最高位:幕下四十枚目
兄弟の中では大学相撲を経て角界入りした経歴が特徴的だ。
三男・王鵬は4兄弟の中で最高位の関脇三男の王鵬は、兄弟の中で最も高い番付まで上がった力士だ。
2025年3月場所に新関脇へ昇進。祖父の大鵬、父の貴闘力に続き、自身も関脇の地位に到達した。
2025年1月場所には12勝3敗を記録し、技能賞を受賞している。
2026年11月場所では西前頭十枚目となっているが、最高位は関脇であり、今後の三役復帰も注目される。
四男・夢道鵬は幕下で上位を目指す四男の夢道鵬幸成(むどうほう・こうせい)は、2001年9月18日生まれ。
2019年11月場所に初土俵を踏み、2025年5月場所には新十両へ昇進した。
さらに2025年1月場所には幕下優勝を果たしている。
日本相撲協会の2026年11月場所のプロフィールでは、西幕下四枚目。最高位は十両十四枚目だ。
2025年3月のデイリースポーツの取材記事では、夢道鵬が最終的な目標として横綱を掲げたことも紹介されている。
兄の王鵬が幕内で実績を積む一方、夢道鵬は再び関取の座を目指す立場にある。
王鵬の本名は納谷幸之介。2000年2月14日生まれで、2026年11月現在26歳だ。
日本相撲協会の公式プロフィールに掲載されている基本情報は次のとおり。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 四股名 | 王鵬 幸之介 |
| 読み方 | おうほう こうのすけ |
| 本名 | 納谷幸之介 |
| 生年月日 | 2000年2月14日 |
| 年齢 | 26歳 |
| 出身地 | 東京都江東区 |
| 身長 | 192.0センチ |
| 体重 | 185.0キロ |
| 所属部屋 | 大嶽部屋 |
| 得意技 | 突き・押し |
| 初土俵 | 2018年1月場所 |
| 新十両 | 2021年1月場所 |
| 新入幕 | 2022年1月場所 |
| 新三役 | 2025年3月場所 |
| 最高位 | 関脇 |
王鵬は入門当初、本名と同じ「納谷」の四股名で土俵に上がっていた。
その後、2021年1月場所から現在の「王鵬」に改名している。
「王鵬」という四股名には、祖父・大鵬を連想させる文字が含まれている。大鵬の孫としての注目度も高く、名前そのものが家系とのつながりを感じさせる。
埼玉栄高校から大嶽部屋へ王鵬は幼少期から相撲に親しみ、6歳で相撲を始めた。
埼玉栄高校に進学し、相撲部で経験を積んだ。高校時代には学生横綱にも輝いている。
2018年1月場所に大嶽部屋から初土俵を踏み、2021年1月場所に新十両、2022年1月場所には新入幕を果たした。
注目すべきなのは、単に有名な力士の孫という立場にとどまらず、学生相撲で実績を残し、プロ入り後も着実に番付を上げてきたことだ。
王鵬の相撲スタイルと強み王鵬の得意技は突き・押し。
192センチ、185キロという恵まれた体格を生かし、相手を土俵際まで押し込む相撲が持ち味だ。
日本相撲協会の決まり手傾向でも、押し出しが最も多い勝ち方として記録されている。
一方で、幕内上位や三役では、相手の立ち合いの鋭さや組み止める技術への対応も求められる。
体格だけで押し切れない相手に対して、どのように攻めの形を作るかが、今後の成績を左右するポイントになる。
【2026年最新】王鵬の現在の番付と戦歴・成績
2026年11月5日現在、王鵬は西前頭十枚目に位置している。
日本相撲協会が発表した令和8年11月場所の番付によるもので、今場所は11月8日に初日を迎える。
2026年11月場所の番付- 場所:令和8年11月場所(九州場所)
- 番付:西前頭十枚目
- 所属:大嶽部屋
- 最高位:関脇
- 11月場所の成績:0勝0敗(場所前)
2026年11月場所は11月8日から11月22日まで、福岡国際センターで開催される。
11月5日時点ではまだ初日前のため、今場所の勝敗は確定していない。
2026年の場所別成績王鵬の2026年の番付と成績を整理すると、次のようになる。
| 場所 | 番付 | 成績 |
|---|---|---|
| 1月場所 | 東小結 | 4勝11敗 |
| 3月場所 | 西前頭三枚目 | 7勝8敗 |
| 5月場所 | 西前頭三枚目 | 9勝6敗 |
| 7月場所 | 西小結 | 2勝13敗 |
| 9月場所 | 東前頭十枚目 | 7勝8敗 |
| 11月場所 | 西前頭十枚目 | 開催前 |
2026年は1月と7月に小結を務めた一方、7月場所では2勝13敗と大きく負け越した。
その後、9月場所は7勝8敗。11月場所では西前頭十枚目となり、再び勝ち越しを目指すことになる。
最高位は関脇、2025年1月には技能賞王鵬のキャリアで大きな転換点となったのが、2025年1月場所だ。
西前頭三枚目で12勝3敗という好成績を残し、優勝決定戦にも進出した。
優勝決定戦では豊昇龍に敗れ、初優勝には届かなかったものの、技能賞を初受賞。その後の2025年3月場所には新関脇へ昇進した。
日本相撲協会の公式プロフィールでは、2026年11月場所時点の主な記録は以下のとおり。
- 生涯戦歴:334勝295敗
- 幕内戦歴:204勝216敗
- 技能賞:1回
- 金星:3個
- 最高位:関脇
幕内優勝はまだないが、金星3個や三役昇進など、上位力士と戦ってきた実績を持つ。
今後の課題は、三役に戻るだけでなく、三役の地位を安定して維持できるだけの勝ち星を積み重ねることだ。
【大鵬の孫の力士一覧】大嶽部屋で続く納谷家の相撲
大鵬の孫という呼び方は王鵬だけを指すものではない。
納谷家の4兄弟のうち、長男の納谷幸男を除く3人が大相撲の力士として活動している。
2026年11月場所の番付で見ると、3人の位置は次のように分かれている。
- 王鵬:西前頭十枚目
- 納谷幸林:東三段目筆頭
- 夢道鵬:西幕下四枚目
3人はいずれも大嶽部屋に所属している。
3人の力士が同じ部屋で稽古を積む意味同じ部屋に兄弟が所属していることは、相撲ファンにとっても興味深いポイントだ。
ただし、兄弟だからといって番付や成績が同じように伸びるわけではない。
王鵬は関脇まで昇進し、幕内で上位力士との対戦を経験している。一方、納谷幸林は三段目、夢道鵬は幕下で、それぞれ関取復帰や昇進を目指す段階にある。
同じ家系、同じ部屋という環境でも、求められる課題は異なる。
王鵬には幕内での安定感、納谷幸林には三段目から幕下への復帰・定着、夢道鵬には十両復帰が、それぞれの大きな目標となる。
大鵬の孫という肩書きと本人の実績は分けて考える大鵬の孫という肩書きは、王鵬を知るきっかけとして大きな意味を持つ。
しかし、相撲の世界では家系だけで番付が決まることはない。毎場所の勝敗が番付に反映される厳しい競技だ。
王鵬が関脇に昇進したことも、2025年1月場所に12勝3敗を挙げて技能賞を獲得したことも、本人の土俵上の結果である。
【プロの結論】
大鵬の孫という検索キーワードを理解する際には、次の3点を区別することが重要だ。
1. 血縁関係:王鵬は大鵬の三女の息子で、母方の孫にあたる。
2. 家族構成:4兄弟のうち3人が大相撲の力士で、長男はプロレスラー。
3. 力士としての評価:王鵬は最高位関脇。現在の番付や成績は、血縁とは別に本人の実力を示す。
この3つを押さえれば、家系の話題と競技実績を混同せずに、王鵬の現在地を正しく理解できる。
【FAQ】大鵬の孫に関するよくある質問
Q1:大鵬の孫は誰ですか?
A1:代表的な人物は、大嶽部屋の力士・王鵬です。本名は納谷幸之介で、第48代横綱・大鵬の三女である美絵子さんと、元関脇・貴闘力の三男です。
Q2:王鵬の本名は何ですか?
A2:納谷幸之介です。東京都江東区出身で、2000年2月14日生まれ。2026年11月現在26歳です。
Q3:王鵬の父親は誰ですか?
A3:元関脇の貴闘力です。母方の祖父が第48代横綱・大鵬で、相撲界の実力者を父と祖父に持つ家系です。
Q4:王鵬には兄弟が何人いますか?
A4:王鵬を含めて4人兄弟です。長男は納谷幸男、次男は納谷幸林、三男は王鵬、四男は夢道鵬です。
Q5:王鵬の兄弟も力士ですか?
A5:次男の納谷幸林と四男の夢道鵬が大嶽部屋の力士です。長男の納谷幸男はDDTプロレスリング所属のプロレスラーです。
Q6:王鵬の2026年11月場所の番付は?
A6:西前頭十枚目です。最高位は関脇で、2026年9月場所は7勝8敗でした。11月場所は11月8日から始まります。
Q7:大鵬の孫で幕内力士なのは誰ですか?
A7:2026年11月場所の時点では王鵬です。兄弟の納谷幸林は三段目、夢道鵬は幕下に所属しています。
「大鵬の孫」と呼ばれる代表的な力士は王鵬(納谷幸之介)だ。
母親は大鵬の三女・美絵子さん、父親は元関脇・貴闘力。4兄弟の三男として生まれ、兄の納谷幸男はプロレスラー、弟の納谷幸林と夢道鵬は大嶽部屋の力士として活動している。
王鵬自身は2018年1月場所に初土俵を踏み、2022年1月場所に新入幕。2025年1月場所には12勝3敗で技能賞を受賞し、同年3月場所には関脇へ昇進した。
2026年11月場所の番付は西前頭十枚目。7月場所の大きな負け越しから、どのように巻き返すかが今後の注目点となる。
祖父の大鵬は幕内優勝32回を誇る歴史的な横綱だった。その名前は今も相撲界に受け継がれている。しかし、王鵬が目指すべき場所は、祖父の記録を語られるだけの存在ではなく、自分自身の実績で評価される力士としての頂点だ。
2026年11月場所での戦い、そして関脇復帰への道のりに、引き続き注目したい。
主な確認資料: 日本相撲協会公式プロフィール・歴代横綱記録、DDTプロレスリング公式プロフィール、文藝春秋PLUS、デイリースポーツの関連記事。