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【ポイ捨て・ごみ捨て】台湾の公共の場所でやってはいけないこと

水沢 陽菜 水沢 陽菜 • 更新: • 公開: • 読了約 12 分
目次

台湾旅行では、街中や観光地でのごみの扱いにも注意が必要です。日本の感覚でごみを一時的に置いたり、吸い殻を道路に捨てたりすると、法律違反になる可能性があります。

台湾ではポイ捨てに最高10万台湾ドルの罰金

台湾の《廃棄物清理法》第27条では、指定された清掃区域における次の行為が禁止されています。

- 紙くずや包装紙を道路に捨てる
- タバコの吸い殻を地面に落とす
- ガムを吐き捨てる
- 痰を吐く
- ビンロウの汁やかすを吐き出す
- 果物の皮や食べ残しを放置する
- 水路や排水溝にごみを捨てる

同法第50条に基づく罰金は、1,200~100,000台湾ドルです。

つまり、ペットボトルやお菓子の袋だけでなく、タバコの吸い殻やガムの処分にも注意が必要です。環境部の環境管理署も、公共の道路、歩道、公園、海岸、観光地などでの吸い殻のポイ捨てについて、最高10万台湾ドルの罰金が科されると案内しています。

ごみ箱が見つからない場合はどうする?

台湾では、場所によってごみ箱が少なく、持ち歩いたごみをすぐに捨てられないことがあります。

その場合は、次の方法がおすすめです。

1. 小さなビニール袋を旅行用バッグに入れておく。
2. 食べ歩きの後の包装紙や容器を持ち帰る。
3. コンビニや施設のごみ箱は、利用規則を確認してから使用する。
4. 分別表示がある場合は、表示に従って捨てる。

特に夜市では、串や紙皿、飲料カップなどのごみが発生しやすくなります。食べ終わった場所に放置せず、指定の回収場所を探しましょう。

台湾のごみ収集車にごみを捨ててもいい?

台湾では、地域によって決められた時間にごみ収集車が巡回し、住民が直接ごみを出す方式が採用されています。

旅行者がホテルや宿泊施設を利用する場合は、施設の案内に従って処分するのが基本です。路上にごみを置いたり、収集場所ではないところに放置したりするのは避けましょう。

【交通ルール】横断歩道・信号無視は台湾でも罰金の対象

台湾でやってはいけないこと

台湾の道路では、車だけでなくバイクの交通量にも注意が必要です。日本と同じ感覚で道路を横断すると、思わぬ事故につながることがあります。

信号無視や横断歩道以外の横断は避ける

台湾では、歩行者も交通標識、道路標示、信号機、警察官の指示に従わなければなりません。

道路交通管理処罰条例第78条では、歩行者が規定に反して道路を横断した場合などに、500台湾ドルの罰金が定められています。

具体的には次の行為に注意してください。

- 赤信号なのに道路を横断する
- 横断歩道がある場所で、規定に反して車道を横切る
- 歩行者用通路を利用せず、危険な場所を歩く
- 交通量の多い道路で急に走り出す
- 警察官の交通指示に従わない

2026年10月31日には、2026年8月17日に公布された道路交通管理処罰条例の改正部分が施行されています。改正後の第78条でも、対象となる歩行者違反の罰金は500台湾ドルです。

台湾労働部の外国人向け交通安全案内でも、車が来ていなくても赤信号では横断しないこと、歩行者信号がない場合も交通信号に従うことが呼びかけられています。

台湾の道路で特に気をつけたいこと

日本人旅行者が戸惑いやすいのは、バイクが交差点や道路脇を頻繁に走行していることです。

横断歩道を渡るときも、車が止まったからといって周囲の確認をやめてはいけません。右左折する車両やバイクの動きを確認し、歩行者信号が青になってから渡りましょう。

また、次の点も意識してください。

- 車道を歩いてショートカットしない。
- バイクの駐車スペースを歩行者用通路と間違えない。
- 交差点では右左折車の動きを確認する。
- スマートフォンを見ながら横断しない。
- 踏切では警報音や遮断機の指示に従う。

特に台湾のバイクは、歩行者から見えにくい位置を通行する場合もあります。横断中も左右を確認する習慣をつけてください。

【日本との違い】台湾旅行で気をつけたい現地のマナーと習慣

法律で禁止されていなくても、現地の習慣を知らないことで周囲に迷惑をかけてしまう場合があります。

台湾旅行では、次のようなマナーを意識すると安心です。

1. MRTでは降車する人を先に通す

台湾のMRTでは、乗車する前に降車客を先に通すことが基本です。

ホームでは乗車位置の案内に従って並び、車内から人が降りてきたら通路を空けましょう。乗降口をふさいだり、列に割り込んだりするのは避けてください。

台北MRTの利用案内でも、白い乗車位置表示の後ろで待つこと、降車客を先に通すこと、エスカレーターや通路をふさがないことなどが案内されています。

2. エスカレーターでは周囲の案内に従う

台湾ではエスカレーターの利用方法が日本と異なると感じることがあります。

台北MRTでは、エスカレーターを逆方向に歩いたり、走ったりする行為を避けるよう案内されています。駅ごとの表示や現地の誘導に従い、安全に利用しましょう。

3. 食事中に箸をご飯へ垂直に立てない

台湾の食事マナーで覚えておきたいのが、箸の置き方です。

ご飯に箸を垂直に突き立てる行為は、仏事で供える線香を連想させるため、食事の場では避けられています。

食事が終わったら箸置きに戻すか、食器の上に整えて置くのが無難です。

台湾の公的な台湾ゴールドカード関連情報でも、食事中の箸の扱いや贈り物の渡し方など、現地の社会的マナーが紹介されています。

4. 人に向かって大声で話したり、公共の場を占有したりしない

台湾では、公共交通機関や観光施設を利用する際、ほかの利用者への配慮が大切です。

特に避けたいのは次のような行動です。

- MRTの通路や改札前で立ち止まる。
- 大声で電話や会話を続ける。
- 車内の座席を荷物で占有する。
- 優先席を必要とする人に配慮しない。
- 店舗や施設で順番を無視する。

これらすべてが法律違反になるわけではありませんが、旅行者として周囲の人と気持ちよく過ごすために覚えておきたい習慣です。

台湾の法律と日本のルールはどう違う?

旅行者が間違えやすいポイントを比較すると、次のようになります。


日本と台湾の主な違い



MRTの飲食

日本
路線・事業者によって異なる。飲料の持ち込みや飲用が可能な場合も多い。


台湾・台北
黄色い境界線の内側は水を含め飲食禁止。


電子タバコ

日本
製品の区分や規制に従って取り扱う。


台湾
電子タバコの輸入・使用などが禁止されている。


公共の場所での喫煙

日本
国の法律と自治体の条例、施設の規則による。


台湾
禁煙場所での喫煙に2,000~10,000台湾ドルの罰金。


ポイ捨て

日本
廃棄物関係法令や自治体の条例などによる。


台湾
指定清掃区域での投棄は1,200~100,000台湾ドルの罰金対象。


この比較で大切なのは、日本より台湾がすべて厳しいということではありません。規制の対象となる行為や場所、罰則の仕組みが違うということです。

特にMRTの飲食禁止と電子タバコの持ち込み規制は、日本の生活習慣をそのまま台湾に持ち込むとトラブルにつながりやすい部分です。

【2026年最新】台湾でやってはいけないこと・罰金早見表

ここまで紹介した禁止事項と罰則を整理しました。旅行前に確認しておきたい項目を一覧にしています。

行為 台湾での規制・罰金 台北MRTで飲食 1,500~7,500台湾ドル 禁止区域でガム・ビンロウ 1,500~7,500台湾ドル 禁煙場所で喫煙 2,000~10,000台湾ドル 電子タバコの輸入 5万~500万台湾ドル 電子タバコの使用 2,000~10,000台湾ドル 指定区域でのポイ捨て 1,200~100,000台湾ドル 歩行者の信号無視など 500台湾ドル

出典:台湾の大衆捷運法、菸害防制法、廃棄物清理法、道路交通管理処罰条例および各行政機関の公表情報。罰則は違反の内容や状況によって異なります。

なお、台北MRTの罰金は飲食違反による環境汚染や列車運行への影響などで金額が変わります。電子タバコの輸入に関する金額は輸入行為への罰則であり、使用時の罰金とは別です。

【台湾でやってはいけないこと】に関するよくある質問(FAQ)

Q1:台湾のMRTでは水を飲むだけでも罰金になりますか?

A1:はい。台北MRTでは改札口手前の黄色い線の内側が禁止飲食区域となっており、水やお茶を飲むことも原則禁止です。違反すると1,500~7,500台湾ドルの罰金が科される可能性があります。

Q2:台湾ではガムを噛むこと自体が禁止されていますか?

A2:いいえ。ガムを噛むこと自体が台湾全土で禁止されているわけではありません。ただし、台北MRTの禁止飲食区域ではガムを噛む行為も禁止です。また、公共の場所へのガムの吐き捨ては廃棄物清理法に抵触する可能性があります。

Q3:日本で購入した電子タバコを台湾旅行に持っていけますか?

A3:持ち込めません。台湾では電子タバコ本体やリキッドの輸入が禁止されています。自分で使用する目的でも例外ではありません。加熱式タバコについても海外購入品は別の規制があるため、出発前に台湾税関の最新案内を確認してください。

台湾でやってはいけないことを理解するうえで、最も大切なのは、法律で禁止されている行為と文化的なマナーを区別することです。

特に旅行者が覚えておきたいのは、次の5つです。

  1. 台北MRTでは黄色い線の内側で飲食しない。水やガムも禁止対象。
  2. 電子タバコを台湾に持ち込まない。日本で合法的に購入した製品でも禁止。
  3. 禁煙表示のある場所では喫煙しない。屋外の指定禁煙区域にも注意。
  4. ごみや吸い殻、ビンロウの汁を捨てない。最高10万台湾ドルの罰金対象になる場合がある。
  5. 信号や横断歩道のルールを守る。歩行者にも罰金がある。

台湾は、日本人にとって旅行しやすく、食事や観光、ショッピングを楽しめる魅力的な場所です。ただし、旅行先である以上、日本の常識がそのまま通用するとは限りません。

2026年は電子タバコや加熱式タバコの持ち込み規制、台北市の屋外禁煙区域、交通ルールなど、旅行前に確認しておきたい制度もあります。

罰金を避けるためだけでなく、現地で生活する人々や公共空間を利用する人への配慮として、台湾の法律とマナーを守ることが大切です。基本的なルールを出発前に押さえておけば、余計なトラブルに巻き込まれることなく、台湾旅行を存分に楽しめます。

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水沢 陽菜

美容・健康カテゴリを担当。引用元の研究・公的機関の資料を確認したうえで、誰にでも読める形に整えます。

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