横浜DeNAベイスターズの山﨑康晃投手は、2026年シーズン終了時点で通算246セーブを記録しています。今季は23試合に登板して14セーブを積み上げ、投手の名球会入り条件となる通算250セーブまで、残りわずか4セーブに迫りました。
日本野球機構(NPB)の公式個人年度別成績によると、山﨑は2015年のプロ入りから長年にわたってDeNAの救援陣を支えてきました。2015年の新人王、2018年と2019年の最多セーブ獲得など、輝かしい実績を持つ一方、近年は登板数や防御率に変化が表れています。2026年は防御率6.10という数字も残しており、250セーブ到達に向けた今後の起用法が注目されます。
【最新記録】山﨑康晃の通算セーブ数は246!250セーブまで残り4

山﨑康晃の通算セーブ数は、2026年シーズン終了時点で246セーブです。NPB公式の歴代通算セーブランキングでは7位に位置しています。
今季の14セーブを加える前、2025年終了時点の通算記録は232セーブでした。そこから2026年に14セーブを積み上げ、246セーブに到達しています。
250セーブまでの残りは4。あと4回、セーブを記録すれば大きな節目を迎えます。
2026年シーズン終了時点の基本成績- 所属:横浜DeNAベイスターズ
- 背番号:19
- ポジション:投手
- 投打:右投右打
- 生年月日:1992年10月2日
- プロ入り:2014年ドラフト1位
- 通算登板数:586試合
- 通算勝利数:22勝
- 通算セーブ数:246セーブ
- 通算防御率:2.98
注目したいのは、通算防御率が2.98と3点を下回っていることです。長期間にわたって一軍の救援投手として登板し、586試合で246セーブを積み上げてきた実績は、DeNAの球団史においても重要な記録です。
また、セーブ数だけを見ると250に迫る記録ですが、今季の投球内容まで含めて評価する必要があります。2026年の防御率は6.10であり、キャリア全体の数字とは異なる姿が見えています。
【年度別成績】山﨑康晃のセーブ数・登板数・防御率を一覧比較
山﨑康晃のキャリアを振り返ると、2015年の新人時代から2019年まで、安定して20セーブ以上を記録していた時期が目立ちます。
一方、2020年から2021年にかけてはセーブ数が大きく減少。その後、2022年には37セーブ、防御率1.33という好成績を残しました。2023年以降は再び数字に変化が表れています。
2015~2026年の年度別投手成績| 年度 | 登板数 | セーブ | 防御率 | 主なポイント |
|---|---|---|---|---|
| 2015年 | 58 | 37 | 1.92 | 新人王獲得 |
| 2016年 | 59 | 33 | 3.59 | 2年目も30セーブ超 |
| 2017年 | 68 | 26 | 1.64 | 3年連続20セーブ超 |
| 2018年 | 57 | 37 | 2.72 | 最多セーブ獲得 |
| 2019年 | 61 | 30 | 1.95 | 最多セーブ獲得 |
| 2020年 | 40 | 6 | 5.68 | 成績が大きく変化 |
| 2021年 | 60 | 1 | 3.27 | ホールド27 |
| 2022年 | 56 | 37 | 1.33 | 好成績で37セーブ |
| 2023年 | 49 | 20 | 4.37 | 20セーブ到達 |
| 2024年 | 38 | 4 | 3.35 | 救援成績に変化 |
| 2025年 | 17 | 1 | 4.20 | 登板数が減少 |
| 2026年 | 23 | 14 | 6.10 | 250セーブまで残り4 |
| 通算 | 586 | 246 | 2.98 | 2015~2026年 |
※NPB公式の2026年シーズン終了時点の個人年度別成績。登板数、セーブ数、防御率を掲載。
年度別成績から見える3つの転換点1つ目は2015~2019年の安定期です。2015年の37セーブを皮切りに、2016年33セーブ、2017年26セーブと3年連続で20セーブを超えました。2018年と2019年にも30セーブ以上を記録しています。
2つ目は2020~2021年の変化です。2020年は6セーブ、防御率5.68。2021年は60試合に登板したものの、セーブは1にとどまりました。2021年はホールド27を記録しており、抑え以外の救援で起用されたことも数字に表れています。
3つ目は2022年の復調と、その後の変化です。2022年には37セーブ、防御率1.33という優秀な成績を記録しました。しかし、2023年以降は防御率や登板数に変化が生じ、2025年は17登板、1セーブにとどまっています。
この推移を見ると、山﨑のキャリアは単純な右肩下がりではありません。調子を落とした時期を経て再び守護神として結果を残した実績があり、2026年の14セーブも、250セーブ到達に向けた重要な積み上げです。
【全盛期を検証】2015年新人王から最多セーブ2度獲得まで
山﨑康晃の全盛期を語るうえで欠かせないのが、2015年の新人時代と2018~2019年の実績、そして2022年の好成績です。
2015年は新人王と37セーブを達成2015年、山﨑は横浜DeNAの新人投手として58試合に登板。37セーブ、防御率1.92という素晴らしい数字を残しました。
同年11月25日に発表されたNPB AWARDS 2015では、セントラル・リーグの最優秀新人賞、いわゆる新人王を受賞しています。
特筆すべきは、37セーブという数字だけではありません。新人として連続セーブや月間セーブ数でも記録を残し、シーズン37セーブは新人記録として紹介されています。
なお、2015年のセ・リーグ最多セーブ投手のタイトルは41セーブを記録した投手が獲得しており、山﨑の37セーブは新人王の実績とは別に評価する必要があります。
2018年・2019年は2年連続で最多セーブ獲得山﨑の守護神としての実力が特に際立ったのが2018年と2019年です。
2018年は37セーブ、防御率2.72を記録し、最多セーブ投手のタイトルを獲得。翌2019年も30セーブ、防御率1.95を残し、2年連続で同タイトルを手にしました。
2019年までの5年間で、30セーブ以上を4度記録していることも見逃せません。単年の好成績ではなく、長期間にわたって試合終盤を任されていたことが分かります。
2022年には37セーブ、防御率1.33もう一つの重要なシーズンが2022年です。56試合に登板し、37セーブ、防御率1.33を記録しました。
2018年の37セーブを再び記録しただけでなく、防御率ではキャリアの中でも際立つ数字を残しています。
このシーズンは、山﨑が長年にわたって培ってきた抑えとしての能力を改めて示した年でした。250セーブまであと4という現在の記録を考える際にも、こうした実績は大きな意味を持ちます。
【2026年の現在地】14セーブ・防御率6.10とDeNAの抑え事情
2026年の山﨑康晃は、23試合に登板して14セーブを記録しました。通算246セーブまで到達した一方で、今季の投球成績には課題も見られます。
2026年の投手成績を詳しく確認- 登板数:23試合
- 勝利:0勝
- 敗戦:3敗
- セーブ:14
- ホールド:2
- 投球回:20回2/3
- 奪三振:22
- 被安打:20
- 被本塁打:3
- 与四球:10
- 防御率:6.10
2026年の特徴は、14セーブという一定の実績を残しながら、防御率が6.10まで上がっていることです。
通算防御率2.98と比較すると、今季は失点面で苦しい登板があったことがうかがえます。セーブ数だけを見れば250に近づいていますが、投球内容には改善の余地があります。
DeNAの抑えは山﨑康晃だけではない2026年の横浜DeNAベイスターズでは、救援陣の複数投手がセーブを記録しています。
NPBの2026年度セ・リーグ投手成績によると、DeNAのレイノルズ投手は17セーブ、山﨑は14セーブを記録しました。山﨑の数字はリーグ全体では7位に位置しています。
この数字から分かるのは、2026年のDeNAでは山﨑だけがセーブを担っていたわけではないということです。複数の救援投手が終盤の試合を任される状況が、セーブ数にも反映されています。
抑え投手の評価では、通算セーブ数だけでなく、現在どれだけセーブ機会を与えられているかも重要です。
山﨑には今季14セーブという実績があります。ただし、防御率6.10という数字やチーム内のセーブ数の比較を踏まえると、今後も固定的に守護神を任されるかどうかは、シーズンごとの投球内容とチーム事情に左右されます。
【名球会入り条件】250セーブ達成者と山﨑康晃の現在の順位
山﨑康晃が目指す250セーブは、日本プロ野球名球会の入会条件に関わる大きな記録です。
名球会入りに必要な投手の記録とは?日本プロ野球名球会の公式入会規定では、昭和生まれ以降の日本プロ野球選手・元選手を対象として、投手には次のいずれかの記録が求められています。
- 通算200勝以上
- 通算250セーブ以上
打者の場合は通算2000安打以上が条件です。投手は200勝と250セーブのいずれかを満たせば入会基準に達します。
山﨑の通算成績は22勝246セーブです。200勝の条件には届いていませんが、250セーブの条件まであと4という状況です。
ここで注意したいのは、22勝と246セーブを合算して入会条件を満たす制度ではないことです。山﨑の場合は、あくまで250セーブという基準への到達が焦点になります。
NPB歴代250セーブ達成者は誰?2026年シーズン終了時点のNPB公式通算セーブランキングを見ると、250セーブ以上を達成している投手は次の6人です。
- 岩瀬仁紀:407セーブ
- 高津臣吾:286セーブ
- ライデル・マルティネス:254セーブ
- 佐々木主浩:252セーブ
- 平野佳寿:250セーブ
- 益田直也:250セーブ
この6人に続く位置にいるのが、246セーブの山﨑康晃です。
歴代最多は岩瀬仁紀の407セーブ。2位は高津臣吾の286セーブです。250セーブという記録は、長年にわたってチームの勝利を締めくくってきた投手だけが到達できる大きな節目といえます。
また、2026年にはライデル・マルティネスが254セーブ、平野佳寿と益田直也がそれぞれ250セーブに到達しています。山﨑にとっても、同時代の投手が次々と大台に到達する中で、残り4という数字が現実的な目標になっています。
【250セーブ達成の見通し】残り4セーブはいつ達成できる?
山﨑康晃の250セーブ到達は、数字だけを見れば十分に手が届く位置にあります。2026年シーズン終了時点で246セーブですから、あと4セーブを記録すれば名球会の投手部門の基準を満たします。
2027年シーズンに達成する可能性2026年に14セーブを記録していることを考えれば、翌シーズンに4セーブを積み上げることは数字上十分に可能です。
ただし、250セーブ到達の時期を断定することはできません。セーブは単に登板すれば増える記録ではなく、チームがリードした状況で終盤を任され、試合を締めくくる必要があります。
特に山﨑の場合、2026年はレイノルズも17セーブを記録しており、チーム内の抑えの役割が一人に集中していないことが分かります。
達成時期を左右する3つのポイント1. 登板機会とセーブ機会の確保
250セーブまで残り4という状況でも、セーブ機会がなければ記録は増えません。DeNAが接戦をどれだけ作れるか、そして山﨑がその試合の最終回を任されるかが重要です。
2. 防御率を含めた投球内容の改善
2026年の防御率6.10は、通算防御率2.98と比べても大きな開きがあります。被本塁打や四球なども含めて投球内容を改善できれば、首脳陣から終盤の重要な場面を任される機会にも影響する可能性があります。
3. チーム内の救援投手との役割分担
レイノルズをはじめ、ほかの救援投手との役割分担も無視できません。チーム事情によっては複数投手でセーブを分け合う可能性があり、山﨑個人の登板機会だけで達成時期を予測することは難しい状況です。
したがって、2027年に4セーブを達成できるかどうかは、本人のコンディションとチーム内での起用法が大きな判断材料になります。
【プロの結論】250セーブ目前でも注目すべきは投球内容山﨑康晃の記録を評価する際、単純に246という数字だけを見るのは十分ではありません。
2015年の新人王、2018年・2019年の最多セーブ、2022年の37セーブと防御率1.33。これらの実績が示すように、山﨑は複数のシーズンで高い水準の抑えとして活躍してきました。
一方、2026年は14セーブを積み上げたものの、防御率6.10という課題も残しています。
今後の評価では、次の3つを分けて確認が必要です。
- 記録面:通算250セーブまであと4という事実。
- 実力面:防御率や奪三振、与四球などの投球内容。
- 起用面:DeNAでどれだけセーブ機会を与えられるか。
この3つを総合して見れば、250セーブという記録の近さと、達成に向けた現実的な課題の両方を把握できます。
山﨑康晃のセーブ数に関するよくある質問(FAQ)
Q1:山﨑康晃の通算セーブ数は2026年終了時点で何セーブ?
A1:2026年シーズン終了時点で246セーブです。2026年は14セーブを追加し、通算586登板、通算防御率2.98を記録しています。
Q2:山﨑康晃は250セーブまであと何個?
A2:残り4セーブです。日本プロ野球名球会の投手部門の入会基準である通算250セーブまで、あと4回のセーブが必要です。
Q3:山﨑康晃は最多セーブのタイトルを何回獲得している?
A3:セ・リーグの最多セーブ投手のタイトルを2018年と2019年の2度獲得しています。2015年には37セーブを記録して新人王を受賞しましたが、この年の最多セーブタイトルは獲得していません。
山﨑康晃の通算セーブ数は、2026年シーズン終了時点で246セーブです。今季14セーブを積み上げ、名球会入りの投手部門の基準となる250セーブまで残り4に迫りました。
2015年の新人王、2018年と2019年の最多セーブ獲得、2022年の37セーブなど、これまでのキャリアには数々の実績があります。通算586登板、防御率2.98という数字も、長年にわたってDeNAのブルペンを支えてきた証拠です。
一方、2026年は23登板、14セーブ、防御率6.10という成績で、チーム内ではレイノルズも17セーブを記録しています。250セーブ到達には、投球内容の改善と継続的なセーブ機会の確保が欠かせません。
残り4セーブ。数字だけなら目前に迫った名球会入りですが、その4つを積み上げる過程にも注目が集まります。2027年シーズン以降、山﨑康晃がどのような形で大台に到達するのか。DeNAの守護神として歩んできたキャリアの次の節目に期待が高まります。
主な確認資料: 日本野球機構(NPB)公式個人年度別成績・歴代通算セーブランキング・2026年度セーブランキング、日本プロ野球名球会公式入会規定、NPB AWARDS 2015受賞発表、横浜DeNAベイスターズ公式選手成績。