2026年4月8日・フジテレビ系「ぽかぽか」
ディーン・フジオカさんがセリアック病について改めて語ったのは、2026年4月8日放送のフジテレビ系「ぽかぽか」でした。
番組では、海外留学を決めた理由の一つとして、若い頃から悩まされていた花粉症を挙げています。日本にいるのがつらく、空気をおいしく吸える場所に行きたかったという趣旨の説明をしました。
加えて、海外生活を始めた後に自身の体質について調べ、セリアック病を持っていることが分かったと説明。小麦を食べられないことや、グルテンを避けるようになってから花粉症もかなり楽になったことを明かしました。
「セリアック病っていう病気を先天的に持っていて、小麦とか食べられないんですよ」
この発言で注目したいのは、病気の存在だけではありません。本人の説明によれば、海外留学を考えた背景に花粉症があり、その後の体質の理解によって食生活も大きく変わったということです。
なお、ディーンさんは2025年7月12日放送のMBS「痛快!明石家電視台」でもセリアック病を公表しています。明石家さんまさんから病気について質問され、小麦やグルテンを摂取すると肌荒れや頭の働きに影響が出ると説明。グルテンを抜いてから記憶力などが変わったという自身の実感も話していました。
つまり、2026年4月の「ぽかぽか」が初めての病名告白というわけではなく、以前からテレビやラジオで説明してきた持病について、改めて具体的なエピソードを交えて語った機会だったのです。
【セリアック病とはどんな病気?】症状・原因・グルテンと免疫疾患の関係

セリアック病は、単に小麦を食べるとお腹の調子が悪くなるという体質ではありません。小麦や大麦、ライ麦などに含まれるグルテンに対して免疫系が反応し、小腸の粘膜を傷つける自己免疫疾患です。
米国国立糖尿病・消化器・腎疾病研究所(NIDDK)や農林水産省の解説でも、グルテン摂取によって免疫反応が起こり、小腸に炎症や損傷が生じる病気として説明されています。
セリアック病の主な症状症状には個人差があり、消化器系だけでなく、全身に影響が及ぶこともあります。代表的な症状は次のとおりです。
消化器系の症状
腹痛、慢性的な下痢、便秘、腹部膨満感、吐き気、嘔吐など。
全身に現れる症状
疲労感、体重減少、鉄欠乏性貧血、栄養不足、骨の健康への影響など。
皮膚などに現れる症状
かゆみを伴う皮膚症状や、消化器以外の不調が現れる場合もある。
また、セリアック病は必ずしも下痢や腹痛を伴うわけではありません。自覚症状が乏しい人でも、小腸に損傷が生じているケースがあります。
そのため、単に食べた後の体調だけで判断することはできません。診断には医師による評価が必要です。
セリアック病の原因は遺伝とグルテンへの免疫反応セリアック病は、遺伝的な感受性を持つ人がグルテンを摂取することで発症する免疫疾患です。
ただし、グルテンを食べる人全員が発症するわけではありません。特定の遺伝的要因が関係しており、免疫系がグルテンに過剰に反応することで小腸の組織に影響を及ぼします。
ディーンさんは「先天的に持っている」と表現していますが、医学的には遺伝的な発症しやすさと、実際に病気として発症することは区別して考える必要があります。
生まれつきの遺伝的素因が関係していても、症状が現れる時期は人によって異なります。
セリアック病の診断方法と治療一般的な診断では、血液検査による特定の抗体の確認や、小腸の組織を調べる生検などが用いられます。遺伝子検査も診断の参考になりますが、それだけで確定できるものではありません。
現在の標準的な治療の中心は、グルテンを厳格に避ける食事療法です。小麦だけでなく、大麦やライ麦などにも注意が必要で、加工食品に含まれる成分にも気を配らなければなりません。
症状が軽いからといって自己判断で食事療法を緩めるのではなく、医療機関や管理栄養士の指導を受けながら継続することが大切です。検査前に自己判断でグルテンを除去すると診断結果に影響する場合もあります。
【グルテンフリー生活の実態】小麦アレルギーや花粉症との関係は?
ディーン・フジオカさんの食生活で特徴的なのが、グルテンフリーの徹底です。
小麦を含むパンや麺類を自由に食べられないため、食品選びには工夫が必要になります。一方で、米粉を使ったパンやグルテンフリーの麺など、食べられる食品を取り入れて食事を楽しんでいる様子も紹介されています。
ディーン・フジオカのグルテンフリー食生活2025年12月15日放送のテレビ朝日系「徹子の部屋」では、グルテンフリーのパンを使った料理についても話題になりました。
オーブンを購入し、おいしくパンを食べたいという思いから、自分で料理をすることも紹介。市販品を選ぶだけでなく、材料を把握できる手作りの食事にも取り組んでいることが伝えられました。
また、撮影現場にグルテンフリーの食品を用意してくれるケースもあるそうです。仕事の現場でも食事への配慮が進んでいることに感謝を示していました。
こうしたエピソードからは、持病によって食べられるものが制限されても、食事そのものを楽しむ姿勢がうかがえます。
セリアック病と小麦アレルギーは同じではないここで注意したいのが、セリアック病と小麦アレルギーの違いです。
ディーンさんは過去の番組で「グルテンアレルギー」という表現を使っていますが、医学的にはセリアック病と小麦アレルギーは異なる病気です。
| 比較項目 | セリアック病 | 小麦アレルギー |
|---|---|---|
| 主な仕組み | 自己免疫反応 | アレルギー反応 |
| 関係する成分 | グルテン | 小麦に含まれる複数のタンパク質 |
| 主な影響 | 小腸の粘膜が損傷する | 皮膚・呼吸器・消化器などに症状が出る |
| 症状の例 | 腹痛、下痢、貧血など | じんましん、かゆみ、呼吸困難など |
| 対応 | 厳格なグルテン除去食 | 原因となるアレルゲンの回避 |
このように、両者は原因も身体への影響も異なります。
また、グルテン過敏症も別の概念です。セリアック病や小麦アレルギーとは異なる仕組みで、グルテンを含む食品を食べた後に不調が現れる場合があります。
したがって、ディーンさんの持病を単純に「小麦アレルギー」と表現するのは正確ではありません。本人が公表している病名はセリアック病です。
花粉症が改善したのはなぜ?もう一つ注目されたのが、グルテンを避けるようになってから花粉症も楽になったというディーンさんの発言です。
2025年8月26日放送のTOKYO FM「THE TRAD」では、海外生活を始めた理由について、10代から花粉症に悩まされていたことを説明しました。
「日本じゃないところに行ったらいいのかな、というのがきっかけのひとつ」
加えて、DNAチェックをきっかけに自身のセリアック病を知ったという経緯を紹介。グルテンを避けるようになってから花粉症の症状がかなり楽になり、以前ほど薬を飲まなくてもよくなったと語っています。
この話は、海外留学と持病、食生活の変化を結びつける興味深いエピソードです。
ただし、ここは医学的に区別して考える必要があります。セリアック病のグルテン除去食は、小腸への免疫反応を抑えるための治療です。花粉症を治療する目的のものではなく、グルテン除去によって花粉症が改善することが一般的に確立された治療効果というわけでもありません。
ディーンさん自身の体験としては明確に語られていますが、同じ効果が誰にでも起きると考えることはできません。
【病気の公表歴と経緯】ディーン・フジオカの発言を時系列で整理
ディーン・フジオカさんの病気について理解するには、セリアック病の公表だけでなく、海外留学や俳優活動の転換点も合わせて見ると分かりやすくなります。
所属事務所アミューズの公式プロフィールによると、1980年8月19日生まれ、福島県出身。2004年に香港でモデル活動を始め、2005年の映画「八月の物語」で俳優デビューしました。その後、台湾やインドネシアでも活動し、2011年から日本での活動を開始しています。
持病・顔面まひ・活動の主な年表この年表から分かるのは、ディーンさんの健康に関する話題が、単発のテレビ発言だけではないという点です。
顔面まひを乗り越えた経験、食生活を見直すきっかけとなったセリアック病、そして海外と日本を行き来してきたキャリア。それぞれが異なる時期の出来事として本人の言葉や報道に残っています。
特に2016年に公表された顔面まひと、2025年以降に詳しく語られたセリアック病は、混同せずに整理することが大切です。前者は過去の神経・顔面の症状についての経験、後者は現在も食事管理を必要とする持病として公表されているものです。
【過去に顔面まひを発症】リハビリの経緯と俳優生命の危機
ディーン・フジオカさんの病気を語る際、もう一つ忘れてはならないのが、2013年ごろに発症した顔面まひです。
2016年1月26日付のデイリースポーツは、前日に放送されたTBS系「白熱ライブ ビビット」での密着取材を取り上げ、ディーンさんが過去の顔面まひについて明かした内容を報じています。
顔面まひで予定していた台湾ドラマを断念報道によると、発症のきっかけは疲労でした。当時、出演が決まっていた台湾の主演ドラマに参加できなくなり、俳優の仕事を続けること自体を諦めかけたといいます。
海外を中心に俳優としてのキャリアを築いていた時期だけに、予定していた仕事を失うことは大きな出来事だったと考えられます。
ディーンさんは当時の身体の状態について、まぶたを閉じることが難しく、就寝時にはテープを使う必要があったことや、歯磨きの際に口元から水がこぼれてしまうことなどを振り返っています。
半年以上のリハビリ、約1年間の活動休止本人の説明では、顔面まひのリハビリには半年以上かかりました。また、俳優としてほぼ1年間仕事ができなかった時期もあったそうです。
「一回まひすると半年以上リハビリにかかる」
当時の心境についても、別の仕事を始めなければならないのではないかと考えるほど追い込まれていたことを明かしました。
しかし、その後、再び演技ができる状態に回復。俳優として仕事を続けられることについて、日常的にできることのありがたさを強く感じるようになったと話しています。
このエピソードは、ディーンさんが単に仕事を休んだという話ではありません。表情を作ることや話すことなど、俳優として欠かせない身体機能に影響が及び、仕事そのものを失う可能性と向き合った経験でした。
なお、この顔面まひとセリアック病との医学的な因果関係は公表されていません。顔面まひをセリアック病の症状だったと結びつける根拠もありません。
【2026年最新】ディーン・フジオカの現在の体調と芸能活動
2026年11月6日時点で、ディーン・フジオカさんは俳優・ミュージシャンとして活動を続けています。
所属事務所アミューズの公式プロフィールや本人の公式サイトには、2026年のテレビ出演、映画出演、音楽活動、ライブ開催などの情報が掲載されています。
2026年の出演・活動状況
映画『RYUJI 竜二』
柳楽優弥さん主演の映画にサプライズ出演。演じるのは裏カジノが入るビルのオーナー。
DEAN FUJIOKA LIVE 2026 “first kiss”
2026年11月12日・13日、東京・豊洲PITでワンマンライブを開催予定。
テレビ・メディア出演
2026年10月にもフジテレビなどの番組出演情報が公式サイトに掲載されている。
映画『RYUJI 竜二』については、2026年11月3日にサプライズ出演が発表されました。ディーンさん自身が作品への出演を希望したことが実現につながったと報じられています。
また、公式サイトでは11月12日・13日のワンマンライブ開催も案内されています。こうした情報から、少なくとも公表されている範囲では、2026年11月現在も芸能活動を継続していることが分かります。
現在もセリアック病と付き合っている?セリアック病は、グルテンを避ければ完全に体質がなくなるという病気ではありません。治療の中心は継続的なグルテン除去食であり、長期的な食事管理が必要です。
ディーンさんについては、2025年12月の「徹子の部屋」でもグルテンフリーのパンを取り入れた生活を紹介しており、2026年4月の「ぽかぽか」でも持病について説明しています。
一方、2026年11月時点で、本人や所属事務所から新たな体調悪化や活動休止が発表されたという情報は、今回確認した公式活動情報には見当たりません。
ただし、テレビ出演やライブの予定があることと、医学的に完全に健康であることは別問題です。現在の症状の程度、通院状況、治療内容などは詳しく公表されていません。
現状は、持病を抱えながら食事管理を続け、俳優・音楽活動を行っているという理解が適切です。
【ディーン・フジオカの病気】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:ディーン・フジオカの病気は何ですか?
A1:本人が公表している持病はセリアック病です。小麦や大麦などに含まれるグルテンに対する免疫反応によって小腸に炎症が起こる自己免疫疾患で、グルテンを避ける食事療法を続けています。
Q2:ディーン・フジオカは小麦アレルギーなのですか?
A2:本人は過去にグルテンアレルギーという表現を使っていますが、公表している病名はセリアック病です。医学的には小麦アレルギーとは異なる病気です。
Q3:セリアック病は先天性の病気ですか?
A3:遺伝的な発症しやすさが関係する病気です。ディーンさんは2026年4月の「ぽかぽか」で先天的に持っていると説明しましたが、遺伝的素因と発症時期は区別されます。
Q4:グルテンフリーにしたら花粉症も治ったのですか?
A4:ディーンさん本人は、グルテンを避けるようになってから花粉症がかなり楽になったと話しています。ただし、グルテンフリーが一般的な花粉症治療として確立されているわけではありません。
Q5:ディーン・フジオカは顔面まひになったことがあるのですか?
A5:あります。2013年ごろに顔面まひを発症したと2016年のテレビ出演で明かしました。疲労が原因だったと説明し、半年以上のリハビリと約1年間の俳優活動が難しかった時期を経験しています。
Q6:2026年現在、ディーン・フジオカの体調は大丈夫ですか?
A6:2026年11月現在、公式サイトには映画出演や11月のライブ開催などが掲載されており、芸能活動を継続しています。ただし、詳しい健康状態や治療状況についての最新の医学的情報は公表されていません。
ディーン・フジオカさんの持病は、本人が公表しているセリアック病です。2026年4月8日のフジテレビ「ぽかぽか」では、先天的に持っている病気として説明し、小麦を食べられないことや、グルテンを避けるようになって花粉症が楽になったという体験を明かしました。
2025年の「痛快!明石家電視台」やTOKYO FM「THE TRAD」、テレビ朝日「徹子の部屋」でも、グルテンフリーの食生活や海外生活の背景について語っています。
一方、2013年ごろに経験した顔面まひは、過去に本人が公表した別の健康問題です。半年以上のリハビリを経て俳優活動に復帰した経験は、現在の仕事への向き合い方にもつながる重要な出来事でした。
2026年11月現在は映画『RYUJI 竜二』への出演やワンマンライブなど、俳優・音楽活動を続けています。持病の詳細な経過は公表されていないものの、食事管理を続けながら活動している姿が確認できます。
今回の話題を理解するうえで大切なのは、セリアック病と小麦アレルギーを混同しないこと、花粉症の改善を一般的な医学的効果と取り違えないこと、そして過去の顔面まひと現在の持病を別々の出来事として捉えることです。
健康上の制約を抱えながらも、自分に合った食生活を模索し、国内外で表現活動を続けるディーン・フジオカさん。今後も出演作品や音楽活動とともに、本人が発信する健康や食生活についての言葉に注目が集まりそうです。