2026年現在も圧倒的な存在感を放つ叶恭子・叶美香による「叶姉妹」。ゴージャスな衣装、磨き上げられたボディライン、芸術性を感じさせる大胆な表現で、数々の写真集を世に送り出してきた。なかでも『月刊叶姉妹』『Fabulous Hot』『Sweet Goddess』『Melting』などは、現在も過去のグラビア作品を探す読者から関心を集める代表作だ。
叶姉妹の写真集は、単なる水着・ヌードグラビアにとどまらない。叶恭子自身が撮影や構成、演出に関わる作品もあり、叶美香を被写体としたシリーズでは、撮影者とモデルの関係性によって異なる世界観が表現されている。2021年にはポニーキャニオンが厳選した8作品をデジタル写真集として復刻。紙版の発売年や出版社、電子版の発売時期、内容にはそれぞれ違いがある。
この記事では、歴代写真集の発売年を整理し、叶恭子・叶美香それぞれの代表作、8作品のデジタル復刻企画、紙版と電子版の違い、2026年現在の入手方法まで詳しく紹介する。
【人物と作品の全体像】叶恭子・叶美香のグラビアが注目される理由

叶姉妹のグラビアを理解するうえで押さえておきたいのは、2人がそれぞれ異なる個性を持ちながら、写真集では共通した美意識を表現してきた点だ。
叶恭子:撮影・演出にも携わるクリエイティブな存在叶恭子は、叶姉妹の活動においてファッションや美意識を象徴する存在である。
自身が被写体となる写真集だけでなく、叶美香を撮影する作品でも重要な役割を担っている。
代表例が2009年発売の『Il vento e le rose KOKO』と、2012年発売の『Melting』だ。
『KOKO』は叶恭子自身を中心に構成された写真集で、小学館の書誌情報では、映画化された『トリオリズム』と同時に制作された初のオールヌード写真集として紹介されている。
一方、『Melting』では叶恭子が撮影を担当。被写体である美香を恋人の視点から捉えるというコンセプトが採用された。
このように、叶恭子の写真集活動は、モデルとしての表現だけでなく、撮影者・演出者としての側面も特徴になっている。
叶美香:グラビア経験を生かした華やかな表現叶美香は、叶姉妹として活動する以前から芸能界でグラビアの経験を積んできた。
1988年には第20回ミス日本グランプリを受賞。その後、日本テレビ系の『11PM』でカバーガールを務めるなど、グラビアアイドルとして活動した経歴を持つ。
2006年の『Sweet Goddess』は、その美しさを大きく打ち出した代表作だ。
続編の『Sweet GoddessⅡ』、2012年の『Melting』へと続く写真集では、同じ被写体でありながら異なるコンセプトが採用されている。
特に『Melting』では、従来のセレブリティらしい華やかな表現に加え、親密な距離感を意識した演出が特徴となった。
2人の役割を整理すると| 比較項目 | 叶恭子 | 叶美香 |
|---|---|---|
| 主な表現 | ゴージャスで芸術性のある表現 | 華やかでしなやかなボディ表現 |
| 写真集での役割 | 被写体・撮影者・演出 | 主に被写体 |
| 代表作 | KOKO、Meltingの撮影 | Sweet Goddess、Melting |
| 作品上の特徴 | 撮影・構成へのこだわり | 多彩な衣装・ポージング |
| 共通点 | 独自の美意識と世界観 | 独自の美意識と世界観 |
2人の写真集を比較すると、叶姉妹というユニットの魅力は、単に似た方向性のグラビアを展開していることではない。それぞれの個性を生かしながら、作品ごとに異なる美しさを提示しているところにある。
【歴代写真集一覧】叶姉妹の代表的な8作品と発売年を総整理
叶姉妹の写真集を調べる際に混乱しやすいのが、紙版の発売年とデジタル版の発売年が異なる点だ。
ポニーキャニオンの2021年3月2日付プレスリリースでは、過去の作品から厳選した8作品を、同年3月から6月にかけて毎月2作品ずつデジタル化すると発表した。
まずは、紙版の発行時期とデジタル版の発売時期を整理しておこう。
| 作品名 | 紙版の発売時期 | 主な対象 | デジタル版発売 |
|---|---|---|---|
| Loving | 2001年7月 | 叶姉妹 | 2021年6月1日 |
| FABULOUS MAX | 2004年7月 | 叶姉妹 | 2021年6月1日 |
| Sweet Goddess | 2006年4月 | 叶美香 | 2021年4月1日 |
| Sweet GoddessⅡ | 2006年11月 | 叶美香 | 2021年4月1日 |
| Il vento e le rose KOKO | 2009年3月 | 叶恭子 | 2021年5月1日 |
| Super Celebrity Kano Sisters | 2010年1月 | 叶姉妹 | 2021年3月3日 |
| Fabulous Hot | 2010年9月 | 叶姉妹 | 2021年3月3日 |
| Melting | 2012年8月 | 叶美香 | 2021年5月1日 |
※発売時期はポニーキャニオンの公式発表に基づく。『Super Celebrity Kano Sisters』は、2010年1月発行の『月刊叶姉妹』を再編集したデジタル版の名称。
2001年『Loving』:初期の叶姉妹を楽しめる作品『Loving』は2001年7月に紙版が発売された写真集だ。
正式なタイトルは『Loving SUPER BEAUTIES IN ASIA』。叶恭子と叶美香の2人を中心とした初期の作品で、後年のゴージャスなイメージにつながる写真集として位置づけられる。
2021年6月1日にデジタル版が発売された。復刻作品のなかでも初期の2人の雰囲気を楽しみたい人に適した1冊だ。
2004年『FABULOUS MAX』:2人の存在感を打ち出した作品『FABULOUS MAX』は2004年7月発行。
叶姉妹の写真集として復刻8作品に選ばれ、2021年6月1日にデジタル版が発売された。
2001年の『Loving』と合わせて見ることで、初期から2000年代半ばにかけての2人のビジュアル表現の変化を比較できる。
2006年『Sweet Goddess』:叶美香の代表作『Sweet Goddess』は2006年4月にバウハウスから発売された叶美香の写真集。
撮影を担当したのは叶恭子である。
叶美香の魅力を前面に押し出した作品で、当時の紹介情報では20万部を超えるヒット作として取り上げられている。
続編とともに、叶美香の写真集を語るうえで外せない代表作だ。
2006年『Sweet GoddessⅡ』:シリーズの続編『Sweet GoddessⅡ』は2006年11月に発売された。
前作に続き、叶美香を被写体として叶恭子が撮影を担当している。
叶姉妹の公式ブログでも、前作が大ヒットした写真集であり、続編では「ファビュラスなエロス」をテーマにしたと紹介されている。
単純な続編というだけではなく、撮影者である叶恭子の美意識が反映された作品として注目される。
2009年『Il vento e le rose KOKO』:叶恭子の世界観を凝縮『Il vento e le rose KOKO』は2009年3月に小学館から発売された叶恭子の写真集。
『トリオリズム』の映画化と関連して制作された作品で、全編イタリアで撮影された。
小学館の書誌紹介では、初めてのオールヌード写真集とされており、愛や官能をテーマにした独自の世界観が特徴だ。
付属DVDも含め、写真だけでなく映像的な演出にも注目したい作品である。
2010年『月刊叶姉妹』と『Fabulous Hot』2010年は、叶姉妹の写真集を語るうえで重要な年だ。
1月には新潮社から『月刊叶姉妹』が発売された。
この作品は、2021年のデジタル復刻時に『Super Celebrity Kano Sisters』という名称で再編集されている。
同年9月には講談社から『Fabulous Hot』が発売された。
講談社の書誌情報によると、構成は叶恭子・叶美香、撮影は大川直人。A4判、96ページの写真集で、男女の性愛を題材にしたオールヌード作品として紹介されている。
2人が一緒に表現する作品を見比べたい読者にとって、特に重要な2冊だ。
2012年『Melting』:撮影者・叶恭子の個性が光る作品『Melting』は2012年8月に光文社から発売された叶美香の写真集。
最大の特徴は、叶恭子が撮影だけでなく、衣装やメーク、編集にも関わった点だ。
撮影コンセプトは、恋人の視点から美香を捉えるというもの。
恋人、教師、メイドなど、さまざまな設定を通して叶美香の魅力を引き出している。
加えて、2001年から撮影されてきた写真も収録されており、時間の経過による美しさの変化を楽しめる構成となっている。
【作品の内容を比較】叶恭子・叶美香の写真集は何が違う?
8作品を一括りにすると、どれも同じようなセクシー系写真集に見えるかもしれない。しかし、実際には撮影者、被写体、テーマによって明確な違いがある。
叶恭子の作品は撮影・演出にも注目叶恭子が中心となる『Il vento e le rose KOKO』は、自身の世界観を強く打ち出した作品だ。
一方、『Melting』では撮影者として妹の美香を捉えている。
この違いは大きい。
『KOKO』では叶恭子自身の表現、『Melting』では叶恭子の視点を通じた叶美香の表現を楽しめるからだ。
叶美香の作品はシリーズごとの変化が見どころ『Sweet Goddess』と『Sweet GoddessⅡ』は、同じ撮影者によるシリーズとして比較する価値がある。
そして『Melting』では、撮影コンセプトが大きく変化している。
従来のセレブリティらしい華やかなイメージから、親密な距離感を意識した演出へと広がっている点が興味深い。
2人の写真集を選ぶ基準- 初期の叶姉妹を楽しみたい:『Loving』
- 2人の華やかな表現を見たい:『FABULOUS MAX』
- 叶美香の代表作を見たい:『Sweet Goddess』
- 続編も含めて比較したい:『Sweet GoddessⅡ』
- 叶恭子の独自の世界観を楽しみたい:『Il vento e le rose KOKO』
- 2人の大胆な表現を見たい:『Fabulous Hot』
- 叶恭子の撮影による叶美香の魅力を楽しみたい:『Melting』
- 2010年の『月刊叶姉妹』を再編集した作品を見たい:『Super Celebrity Kano Sisters』
【2021年のデジタル復刻企画】紙版と電子版の違いは?
叶姉妹の写真集を探している読者にとって、特に重要なのが2021年のデジタル復刻企画だ。
ポニーキャニオンは、当時入手困難になっていた作品から8作品を厳選。スマートフォンやタブレットで楽しめるデジタル写真集として再編集した。
公式発表では、次のように説明されている。
「厳選した8作品をデジタル写真集として一部再編集」
この「一部再編集」という点が重要だ。紙版と電子版は単純に同じ本をスキャンしただけのものではなく、デジタル向けに再構成された復刻作品として扱う必要がある。
デジタル版の発売スケジュール- 2021年3月3日:『Super Celebrity Kano Sisters』『Fabulous Hot』
- 2021年4月1日:『Sweet Goddess』『Sweet GoddessⅡ』
- 2021年5月1日:『Melting』『Il vento e le rose KOKO』
- 2021年6月1日:『Loving』『FABULOUS MAX』
2021年の発売時に公表された税込価格は以下のとおり。
| 作品 | デジタル版発売時の価格 | デジタル版発行元 |
|---|---|---|
| Super Celebrity Kano Sisters | 2,420円 | ポニーキャニオン |
| Fabulous Hot | 3,850円 | ポニーキャニオン |
| Sweet Goddess | 3,850円 | ポニーキャニオン |
| Sweet GoddessⅡ | 3,850円 | ポニーキャニオン |
| Melting | 3,850円 | ポニーキャニオン |
| Il vento e le rose KOKO | 3,850円 | 小学館 |
| Loving | 3,080円 | ポニーキャニオン |
| FABULOUS MAX | 3,080円 | ポニーキャニオン |
※価格は2021年の発売時に発表された金額。2026年現在の販売価格を保証するものではない。
ここで押さえておきたいのが『Il vento e le rose KOKO』の扱いだ。
8作品のデジタル復刻企画に含まれているものの、この作品だけはデジタル版の発行元も小学館となっている。
つまり、8作品すべてがポニーキャニオンから電子書籍として発行されたわけではない。
限定タブレットには7作品を収録2021年には、写真集7作品をあらかじめインストールした叶姉妹オリジナル仕様のAndroidタブレットも数量限定で発売された。
収録されていたのは、『Il vento e le rose KOKO』を除く7作品。
オリジナル壁紙やデコシールが付属し、写真集をダウンロードする作業をせずに楽しめる仕様だった。
発売時の特別価格は33,980円(税込)。
ただし、2026年現在、ポニーキャニオンの公式特設ページではタブレットがSOLD OUTと表示されている。現在も通常商品として購入できるものではない点に注意したい。
【叶姉妹グラビアの現在】2026年に写真集を読む方法と画像の探し方
2026年現在、叶姉妹の過去の写真集を楽しむ方法は、主にデジタル版と中古の紙版に分けられる。
デジタル写真集は電子書籍ストアを確認2021年のポニーキャニオンの発表では、Apple Books、Kindle、楽天Kobo、BookLive!、コミックシーモアなど、複数の電子書籍サービスが販売先として案内されていた。
また、『Il vento e le rose KOKO』は小学館からのデジタル配信となっている。
ただし、2021年の販売先一覧が2026年にもそのまま有効とは限らない。
購入する場合は、作品名を正確に入力して各電子書籍ストアで検索し、現在の取り扱い状況、価格、閲覧条件を確認するのが確実だ。
紙版は中古書店や古書市場で探す初版の紙版を手元に置きたい場合は、中古書店や古書販売店の在庫を確認する方法がある。
特に『Sweet Goddess』『Sweet GoddessⅡ』『Fabulous Hot』『Melting』などは、発売から年月が経過しているため、在庫や保存状態にばらつきがある。
中古品を購入する際は、次の点を確認したい。
- 表紙や背表紙の傷み
- ページの欠損や破れ
- 付属DVDの有無
- 初版・重版の違い
- 帯や特典の有無
写真集の場合、付属DVDや特典が作品の価値に関わることもあるため、商品説明を細かく確認することが大切だ。
叶姉妹のグラビア画像を探す場合の注意点叶姉妹の写真を探すときは、公式ブログや本人たちの公式SNS、出版社の作品紹介などを利用するのがよい。
検索結果には、過去の写真集の表紙、掲載カット、テレビ出演時の写真、コスプレ写真などが混在している。
特に、SNSに掲載された最新の写真と、過去に発売された写真集の画像は区別したい。
また、写真集の一部画像だけを見て作品全体の内容を判断するのは難しい。衣装、撮影コンセプト、構成まで知りたい場合は、出版社の書誌情報やデジタル版の紹介情報を確認するのがおすすめだ。
2026年現在の新作情報についてポニーキャニオンの公式復刻企画ページで確認できる中心的なラインアップは、2021年に発売された8作品である。
この復刻企画は、過去の作品をデジタル環境で再び楽しめるようにしたものだ。
したがって、2021年のデジタル化を2026年の新作写真集発売と混同しないことが大切である。
叶姉妹の現在のビジュアル活動と、過去の写真集の出版履歴は、分けて把握すると情報を整理しやすい。
【プロの結論】叶姉妹の写真集は発売年だけでなく撮影者と作品テーマで選ぶ
叶姉妹のグラビア写真集を比較するとき、単純に発売年の新しい順に並べるだけでは、それぞれの作品の魅力を十分に理解できない。
重要なのは、誰が被写体なのか、誰が撮影したのか、どのようなコンセプトで制作されたのかという3つの視点だ。
例えば、『Sweet Goddess』は叶美香の美しさと叶恭子の撮影者としての個性を知る入口になる。
『Melting』では、撮影・衣装・メーク・編集に関わった叶恭子の表現力をより深く楽しめる。
一方、『Il vento e le rose KOKO』は叶恭子自身の世界観を知るうえで重要な作品だ。
加えて、『月刊叶姉妹』の再編集版である『Super Celebrity Kano Sisters』と『Fabulous Hot』を比較すれば、2人がユニットとして発信してきた写真表現の違いも見えてくる。
初めて購入する人には、次の選び方がおすすめだ。
- 叶姉妹の歴史をたどりたい人:『Loving』『FABULOUS MAX』
- 叶美香の代表的なグラビアを楽しみたい人:『Sweet Goddess』『Sweet GoddessⅡ』
- 叶恭子の撮影・演出に注目したい人:『Melting』
- 叶恭子自身の写真表現を見たい人:『Il vento e le rose KOKO』
- 2人の写真集をまとめて楽しみたい人:『Super Celebrity Kano Sisters』『Fabulous Hot』
紙版は当時の出版物としての価値があり、デジタル版はスマートフォンやタブレットで楽しめる利便性がある。どちらが優れているというよりも、コレクション目的なのか、作品を手軽に鑑賞したいのかによって選択肢が変わる。
【叶姉妹グラビア】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:叶姉妹の写真集は全部で何冊ありますか?
A1:叶姉妹の公式ブログでは、ビューティーBOOKや格言集なども含めて、約20年間で約30冊になったと紹介されています。今回取り上げた8作品は、その中から厳選されて2021年にデジタル化された写真集です。
Q2:『月刊叶姉妹』のデジタル版は何というタイトルですか?
A2:『Super Celebrity Kano Sisters』です。2010年1月に新潮社から発売された『月刊叶姉妹』を再編集した作品として、2021年3月3日にデジタル版が発売されました。
Q3:叶恭子が撮影した叶美香の写真集はどれですか?
A3:代表作は『Sweet Goddess』『Sweet GoddessⅡ』『Melting』です。特に『Melting』は、叶恭子が撮影だけでなく衣装やメーク、編集にも関わった作品として知られています。
Q4:叶姉妹の写真集『Fabulous Hot』は何年発売ですか?
A4:紙版は2010年9月23日に講談社から発売されました。叶恭子・叶美香が構成に携わり、大川直人が撮影を担当した96ページの写真集です。デジタル版は2021年3月3日に発売されました。
Q5:叶姉妹の写真集8作品はすべてポニーキャニオンから発売されていますか?
A5:いいえ。8作品のデジタル復刻企画はポニーキャニオンが発表しましたが、『Il vento e le rose KOKO』だけはデジタル版の発行元も小学館です。
Q6:2026年現在、叶姉妹の写真集は購入できますか?
A6:電子書籍ストアや中古書店で探す方法があります。ただし、作品によって販売状況や在庫が異なります。2021年の発売時価格や販売先が現在もそのまま有効とは限らないため、購入前に各販売店の最新情報を確認してください。
Q7:叶姉妹のグラビアで最初に見るべき作品はどれですか?
A7:叶美香の代表作を知りたいなら『Sweet Goddess』、2人の写真集を楽しみたいなら『Super Celebrity Kano Sisters』、撮影者としての叶恭子の個性を知りたいなら『Melting』がおすすめです。
叶恭子と叶美香がこれまでに発表してきた写真集には、初期の『Loving』から『Sweet Goddess』『Fabulous Hot』『Melting』まで、それぞれ異なる時代と美意識が反映されている。
特に2021年のポニーキャニオンによる8作品のデジタル復刻は、過去の紙版を入手しにくくなっていた読者にとって、作品に触れる機会を広げる企画だった。
ただし、デジタル版は一部再編集された復刻作品であり、紙版と完全に同一とは限らない。また、『Il vento e le rose KOKO』のみ小学館がデジタル版を発行しているという違いもある。
2026年に叶姉妹のグラビアを楽しむなら、まずは発売年と作品の特徴を確認し、自分が見たい表現に合わせて選ぶことが大切だ。
華やかなビジュアルだけでなく、撮影者としての叶恭子、被写体としての叶美香、そして2人が作り上げてきた独自の世界観。その変化を歴代作品からたどることこそ、叶姉妹の写真集を楽しむ最大の醍醐味といえる。
主な確認資料: ポニーキャニオン公式復刻企画・プレスリリース、叶姉妹公式ブログ、講談社の『Fabulous Hot』書誌情報、小学館の『KOKO』書誌情報、光文社の『Melting』関連資料、国立国会図書館の書誌情報。
編集注:2021年発売時の価格と2026年現在の販売価格は区別しています。2026年の新作発売を確認できたという意味ではなく、公式復刻企画に掲載された8作品を中心に整理しています。