山下リオが初めてグラビアに挑戦したのは、2024年4月12日発売の『FRIDAY』だった。当時31歳。芸能活動を始めてから約18年が経過したタイミングでの新しい挑戦だった。
4月13日、山下は自身のInstagramで発売を告知し、初グラビアを披露したことを報告。ORICON NEWSによると、投稿を見たファンからは、これまでの俳優としてのイメージとの違いに驚く声や、長年応援してきたファンからの感慨深い反応が寄せられた。
注目されたのは、単に露出度の高い写真を公開したことではない。
それまでの山下リオは、ドラマや映画で役柄を通じて存在感を示してきた俳優だった。『あまちゃん』や『ラブレター』などで知られる一方、本人自身の身体や表情を写真作品として見せる機会は限られていた。
初グラビアではランジェリー姿も披露。『FRIDAY』の公式紹介では、俳優として培ってきたイメージとは異なる新境地として取り上げられた。
山下本人も、FRIDAYのインタビューで初めての経験に対する不安を明かしている。
グラビアは未知の世界だったので、正直、不安でした。
その一方、撮影スタッフが緊張せずにいられる環境を作ってくれたことで、自然体で撮影に臨めたという。グラビアだからと特別に自分を作り込むのではなく、ありのままの雰囲気を楽しんでもらいたいという考えも語っていた。
この初挑戦を一度きりの話題で終わらせず、さらに大きな作品へ発展させたのが、同年12月発売の写真集『Selenge』だった。
【写真集『Selenge』を解説】モンゴル撮影で見せた水着・ランジェリー・セミヌード

山下リオのグラビア活動を語るうえで欠かせないのが、講談社から発売された写真集『Selenge』だ。
発売日は2024年12月13日。約17年ぶりとなる写真集で、A4判・128ページという構成になっている。講談社の公式書誌情報では、モンゴルの大草原で撮影した作品として紹介されている。
水着だけではない大胆な表現本作で公開された衣装・表現は、従来の俳優としてのイメージを大きく広げるものだった。
主な内容は次のとおり。
- 水着グラビア: モンゴルの雄大な自然を背景にした撮影。
- ランジェリー: 大人の女性としての落ち着いた表情や身体の美しさを表現。
- 手ブラ: 身体のラインを大胆に見せる演出。
- セミヌード: 従来の出演作では見られなかった表現にも挑戦。
- 自然体のポートレート: 風景や光を生かし、人物の内面にも迫る写真。
ここで押さえておきたいのは、『Selenge』が水着や下着の写真だけを集めた作品ではないという点だ。
山下は写真集の制作にあたり、自分自身を被写体として、自分の内面的な美しさを表現したいという思いを持っていた。写真の中に映る自分と向き合うこと自体が、作品の重要なテーマになっている。
なぜ撮影地はモンゴルだったのか『Selenge』の特徴は、モンゴルで撮影されたことにもある。
講談社は、日本グラビア界初のモンゴルロケとして本作を紹介。撮影は2024年6月、現地で5泊6日にわたって行われた。
モンゴルを選んだ理由として山下が挙げたのは、馬への強い愛着だった。
本人は競馬の騎手を目指したかったほど馬が好きで、馬の国というイメージがあるモンゴルに以前から憧れていたという。単に海外で撮影するという企画上の選択ではなく、本人の趣味や興味が撮影地につながっていた。
撮影現場は、華やかなイメージとは異なる過酷さもあった。
TBS NEWS DIGの発売記念会見報道によると、現地は朝晩の寒暖差が激しく、乾燥によって肌の状態にも影響が出た。お湯が出ないというハプニングもあり、撮影は朝7時から続いたという。
加えて、水辺で横たわるカットの撮影では、近くに馬が多く、川に馬糞が流れてくるという予想外の出来事もあった。
それでも山下は、馬が好きだからこそ乗り越えられたと振り返っている。
こうした撮影環境も含めて考えると、『Selenge』はスタジオで美しくポーズを決めるだけの作品ではない。自然の中で過ごした時間や、撮影に向き合う本人の姿勢が写真に反映された一冊だ。
【山下リオがグラビアに挑戦した理由】「もう大人だよ」というメッセージ
山下リオがグラビアに挑戦した理由については、2024年12月29日掲載のマイナビニュースのインタビューが詳しい。
本人の説明からは、単なる仕事の幅を広げるためだけではない、年齢や自己表現に対する考え方が見えてくる。
14歳からの芸能活動で残ったイメージを変えたかった山下は14歳から芸能の仕事を始めている。
10代の頃からテレビや映画で活動してきたため、昔の印象のまま彼女を見ている人もいるのではないかと感じていた。
そこで、30歳を超えた自分を新しい形で見せる機会として、グラビアを前向きに捉えた。
もう大人だよっていうのを見ていただくにはちょうどいいのかなと。
この発言は、今回の挑戦を理解するうえで重要だ。
若い頃のイメージを否定するのではなく、そこに現在の自分を重ねていく。10代から積み重ねてきた俳優としてのキャリアを踏まえた、新しい自己表現だった。
自分の身体を芸術として捉える考え方もう一つ興味深いのは、本人が身体の美しさについて語った内容だ。
山下は女性の身体を神秘的なものとして捉え、体型が太っているか痩せているかにかかわらず、人間の身体そのものが芸術として存在すると考えている。
一方、自分自身の身体に対しては、以前から好きになれない部分もあったという。
そのような自分がグラビアを経験することで、新しい一面が見えてくるのではないかと考えた。
これは、単純な美容やスタイルのアピールとは少し異なる。
自分の身体に対する苦手意識も含めて写真に向き合い、被写体としての自分を表現する試みだった。
写真集の企画は本人からの提案だったさらに注目したいのが、写真集『Selenge』の制作経緯だ。
最初に講談社からグラビアのオファーを受けた山下は、その撮影をきっかけに自ら「写真集を作りたい」と提案した。
もともと絵を描くことやフィルム写真を撮ることが好きだったこともあり、自分を被写体にして内面的な美しさを表現したいという思いがあったという。
その結果、写真集の制作が実現した。
つまり、出版社から依頼されたグラビアに受け身で参加しただけではない。本人が作品づくりに主体的に関わったことが、この企画の大きな特徴になっている。
また、山下はもともと撮られることが苦手で、カメラのレンズを向けられることにも抵抗があったと明かしている。
映像作品では役を演じるため、自分自身を直接撮られている感覚とは違う。しかし写真では、役柄ではない「山下リオ」そのものが写る。
だからこそ、苦手なことに正面から向き合い、露出も含めて今まで経験したことのない表現に挑戦したかったという。
この背景を知ると、『Selenge』の大胆なカットも、単なる話題づくりではなく、本人にとって意味のある挑戦だったことが分かる。
【山下リオの経歴とグラビアまでの年表】12代目リハウスガールから20周年へ
山下リオのグラビアが注目された背景には、約20年にわたる芸能活動がある。
1992年10月10日生まれ、徳島県出身。2006年に芸能界入りのきっかけとなるオーディションを受け、2007年には三井のリハウス12代目リハウスガールに選ばれた。
その後はモデルから俳優へと活動の幅を広げている。
主要な経歴と写真集までの流れを整理した。
山下リオの名前を知るきっかけとして、12代目リハウスガールを覚えている人も多い。
三井のリハウスガールは、宮沢りえや蒼井優、夏帆なども過去に起用されたことで知られる存在だ。
山下も2007年に選ばれ、芸能活動の初期から注目を集めた。
その後、2008年のドラマ『ラブレター』では主人公の中高生時代を演じ、2013年にはNHK連続テレビ小説『あまちゃん』で宮下アユミ役を担当した。
映画では『寝ても覚めても』『零落』『ペナルティループ』などにも出演している。
こうした出演歴からも分かるように、山下のキャリアの中心は一貫して俳優業だった。
30歳での独立も大きな転換点もう一つ見逃せないのが、2022年の独立だ。
TBS NEWS DIGの2024年のインタビュー報道では、山下は16年間所属した大手事務所から独立し、ジャンルにとらわれず仕事に取り組めることに楽しさを感じていると話していた。
自分一人ではできないことも多く、周囲のスタッフに支えられていることを実感したとも語っている。
俳優としての仕事だけでなく、作品を企画し、自分自身をどう見せるかという部分にも関わるようになった。
『Selenge』で本人が写真集の制作を提案した背景にも、こうした主体的な仕事への姿勢が重なっている。
【山下リオのグラビアの評判は?】ファンと女性読者から寄せられた反応
山下リオのグラビアは、初公開時から大きな反応を呼んだ。
2024年4月の『FRIDAY』初登場では、長く俳優として見てきたファンにとって意外性のある挑戦だった。
ORICON NEWSが報じたSNS上の反応には、グラビアをするとは思わなかったという驚きや、これまでの活動を知るファンからの感慨深い声があった。
写真集発売前から大胆なカットが話題に2024年11月には、写真集の未公開カットが『FRIDAY』に掲載された。
ORICON NEWSによると、山下は自身のInstagramでも掲載を告知。穴あきデザインのトップスから身体のラインを大胆に見せた写真などが紹介され、ファンからは美しさや新しい挑戦を評価する声が集まった。
また、同記事では写真集の内容として、水着・ランジェリー・手ブラを含むセミヌードへの挑戦も紹介されている。
女性からの反響も本人が実感特に注目したいのが、2024年12月14日の写真集発売記念会見での発言だ。
マイナビニュースの報道によると、山下は公開された写真集のカットについて、女性からの反響が大きかったと振り返っている。
色っぽいという感想をもらえたことがうれしかったとも話していた。
本人は完成した写真集を「100点」と評価し、14歳から仕事をしてきた自分にとって、新しい大人の扉を開いた作品になったと表現した。
評判を判断するときに知っておきたいこと山下リオのグラビアの評価を考える際には、次の3つの観点が参考になる。
- 意外性: 長年の俳優活動で形成されたイメージからの変化。
- 表現力: 水着やランジェリーだけでなく、表情や風景を含めた写真表現。
- 本人の主体性: 自分から写真集を提案し、撮影や構成にも深く関わったこと。
一方、写真集の売上ランキングや購入者満足度を示す客観的な統計は、ここで確認できる報道資料にはない。
したがって、ネット上の好意的なコメントをすべての読者の総意と捉えるのではなく、報道された具体的な反応と本人の発言を分けて評価することが大切だ。
【山下リオの現在2026】俳優デビュー20周年と最新出演作
2026年11月現在、山下リオは34歳。グラビア活動だけに軸足を移したわけではなく、映画やテレビドラマなど俳優としての活動を続けている。
2026年1月3日には、本人がInstagramで新年の挨拶を投稿し、2026年を俳優としても20周年を迎える年と紹介した。
仕事も遊びも全力で楽しみたいという意気込みに加え、待機作があることにも触れていた。
2026年の映画出演2026年の注目作の一つが、主演映画『遺愛』だ。
テレビ東京の公式発表によると、同作は酒井善三監督、大森時生企画・プロデュースによるホラー映画。
山下は主人公の藤井佳奈を演じる。
父親の死をきっかけに実家へ戻り、母親の介護を始めた女性が、周囲で起こる異変によって恐怖に追い込まれていく物語だ。
2026年6月19日に公開され、ロッテルダム国際映画祭など海外の映画祭にも関係する作品として紹介された。
2026年秋のテレビドラマにも出演秋のテレビドラマでは、テレビ東京系の2作品への出演が確認できる。
『赤灯えれじい』
2026年10月8日スタート。山下はキャバクラ嬢のマキ役を演じる。主人公たちの物語に関わるミステリアスな人物だ。
『溺愛カレシの作り方 ~セから本命になる女の子の話~』
2026年10月7日スタート。山下は圭介の元カノ・シュリ役で出演。与田祐希、野村周平らと共演する。
この2作品で演じる人物像は異なり、山下の役柄の幅広さがうかがえる。
特に『溺愛カレシの作り方』では、本人が公式コメントでシュリを「台風の目のような女性」と説明している。動物的で計算的な面を持つ、つかみどころのないキャラクターだという。
2026年の活動から見える変化2026年の活動を振り返ると、映画では主演として作品を背負い、テレビドラマでは個性の強い役柄で物語に関わっている。
2024年の『Selenge』で見せたのは、役を演じているときとは異なる、自分自身を被写体にした表現だった。
一方、2026年の出演作では、俳優としての演技力を再び前面に出している。
この対比は興味深い。
グラビアへの挑戦によって俳優業から離れたのではなく、表現の幅を広げながら、映画やドラマでの活動も継続しているのだ。
【プロの結論】山下リオのグラビアが持つ本当の意味
山下リオのグラビアを理解するうえで、最も重要なのは、2024年の挑戦を単なる大胆なイメージチェンジとして捉えないことだ。
初グラビアは31歳のとき。写真集『Selenge』ではモンゴルという特別な場所を選び、水着やランジェリー、セミヌードを通して、それまでの俳優活動とは違う自分を表現した。
その過程では、本人が写真集を提案し、撮影にも主体的に参加している。
つまり、今回のグラビアは、出版社側が作り上げた話題性だけでは説明できない、本人の意思が強く反映された作品だった。
『Selenge』をおすすめできる読者- 山下リオの俳優活動とは異なる表情を見たい人
- 水着やランジェリーだけでなく、写真としての芸術性も楽しみたい人
- モンゴルの自然や風景を生かした写真作品が好きな人
- 30代からの新しい挑戦や自己表現に興味がある人
反対に、スタジオ撮影中心の一般的な水着グラビアや、ポーズ・衣装のバリエーションを最優先に期待する人は、作品の方向性を事前に理解しておくとよい。
『Selenge』の魅力は、単純な露出の多さだけではなく、自然環境と人物の表情、そして本人の内面的な変化を一緒に楽しめるところにある。
なお、2024年12月のインタビューで山下は、今後のグラビア活動について「今、迷い中です」と話していた。全力で写真集を制作したため、出し尽くした感覚もある一方、望まれるなら再挑戦したい気持ちや、同じスタッフと再び撮影することへの興味も示していた。
2026年11月現在、次の写真集や新たなグラビア企画について、確定した続編発表は確認できない。
【山下リオのグラビア】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:山下リオがグラビアに初挑戦したのはいつですか?
A1:2024年4月12日発売の週刊誌『FRIDAY』です。当時31歳で、ランジェリー姿を含む初めてのグラビアを披露しました。
Q2:山下リオの写真集『Selenge』はいつ発売されましたか?
A2:2024年12月13日に講談社から発売されました。約17年ぶりの写真集で、A4判128ページです。
Q3:『Selenge』ではセミヌードにも挑戦していますか?
A3:はい。水着やランジェリーに加えて、手ブラを含むセミヌードにも挑戦しています。
Q4:山下リオの写真集はどこで撮影されましたか?
A4:モンゴルです。2024年6月に5泊6日で撮影されました。本人が馬好きであることも、モンゴルを選んだ理由の一つです。
Q5:山下リオがグラビアに挑戦した理由は何ですか?
A5:14歳から仕事をしてきた自分の新しい姿を見てもらいたかったこと、自分自身の身体や内面的な美しさを写真で表現したかったことなどを挙げています。また、写真集の企画は本人から出版社に提案したものでした。
Q6:山下リオは2026年現在もグラビア活動をしていますか?
A6:2024年の『Selenge』以降、新しいグラビア作品や写真集の確定発表は確認できません。2026年は映画『遺愛』やテレビ東京系ドラマ『赤灯えれじい』『溺愛カレシの作り方』など、俳優としての活動が確認できます。
Q7:山下リオは2026年に何歳ですか?
A7:1992年10月10日生まれのため、2026年11月現在は34歳です。2026年は本人が俳優活動20周年の年として紹介しています。
山下リオのグラビア活動は、2024年4月の『FRIDAY』での初挑戦から始まった。
同年12月に発売された写真集『Selenge』では、モンゴルの大自然を舞台に、水着・ランジェリー・セミヌードという大胆な表現に挑戦。本人が企画を提案し、自分自身の内面と向き合いながら完成させた作品だった。
今回の経緯を整理すると、要点は次の3つだ。
- 2024年4月: 31歳で初グラビアに挑戦。
- 2024年12月: モンゴル撮影の写真集『Selenge』を発売。
- 2026年: 俳優活動20周年を迎え、映画やドラマで活躍。
特に注目したいのは、30代で新しい表現に踏み出した後も、俳優としての活動を止めていないことだ。
『Selenge』は、山下リオという俳優が自分自身を新しい角度から表現した転換点の一つ。これからどのような役柄や作品に挑戦していくのか、2026年以降の活動にも期待が集まる。