2026年に新たな情報が明らかになったのは、和田アキ子と下田麻美です。みちょぱについては2022年の本人発信と当時の報道が主な確認材料となっています。
それぞれのケースを詳しく見ていきます。
1. 和田アキ子:2026年10月に顎関節症の診断を告白歌手・タレント/ニッポン放送「ゴッドアフタヌーン アッコのいいかげんに1000回」
和田アキ子は2026年10月3日、パーソナリティーを務めるラジオ番組で、医師から顎関節症と診断されたことを明かしました。
発症までの経緯には、歯科治療が関係していました。
- インプラント手術に伴う抜歯箇所が腫れた。
- 右側の歯が痛み、左側ばかりで食事をするようになった。
- 片側で噛み続けた結果、顎に負担がかかった。
- 口が開かなくなり、医療機関を受診した。
- 医師から顎関節症と説明され、安静にするよう指示された。
日刊スポーツの2026年10月3日付報道によると、和田は歯科治療中の腫れと食事の変化について具体的に説明しています。
特に注目されるのは、片側だけで噛む生活が続いたことです。
10月31日には、その後の状況も明らかになりました。
スポニチアネックスの報道によると、和田はインプラント治療を継続しており、左側の顎について「顎関節症みたいになっちゃって」と説明。口を十分に開けられない状態が続いていると語りました。
加えて、片側で噛み続けた影響で、ほかの歯に過剰な力がかかり、歯が割れたり歯茎が腫れたりする問題も話しています。
この一連の発信から分かるのは、顎関節症が顎だけの問題にとどまらず、食事や歯科治療、仕事にも影響する可能性があることです。
なお、2026年11月6日時点で確認できる最新の具体的な状況は10月31日の報道です。完治したという発表は確認できません。
2. 下田麻美:変形性顎関節症ステージⅣと噛み合わせ治療を公表声優・歌手/『THE IDOLM@STER』双海亜美・真美役
声優の下田麻美は2026年1月13日、自身のXで変形性顎関節症と噛み合わせの治療を受けていることを公表しました。
下田が担当する代表的な役柄として知られるのが、ゲーム・アニメ作品『THE IDOLM@STER』の双海亜美・双海真美です。
声優や歌手にとって、口の開閉や発声のしやすさは仕事に直結する身体機能です。そのため、今回の発信は多くのファンの関心を集めました。
本人が明かした治療内容
下田の説明によると、治療を始めたのは2025年秋ごろです。
公表された病名は、変形性顎関節症。本人の発信では「顎関節症ステージⅣ」とされています。
また、噛み合わせの治療である咬合調整も並行して受けていると説明しました。
下田は、長い間、話しにくさや歌いづらさを感じており、それ以外にもさまざまな不調を抱えていたと明かしています。
一方、治療については次のように説明しています。
治療自体はとても特殊なものですが、現在は生活に支障のない日常を送っています。
この発信で重要なのは、症状が長期にわたっていたことと、治療によって日常生活を送れる状態にあることの両方です。
仮歯についても説明した理由
同じ投稿では、歯科治療に伴う仮歯についても報告しています。
当初予定していた型取りの前に、急きょ仮歯が必要になり、下の歯6本分に2週間限定の仮歯を装着することになったとのことです。
通常の仮歯と比べて見た目に違和感があることも説明しました。
その時期にはアメリカでのイベント出演が控えていたため、出演前にファンへ事情を伝える意味もあったとされています。
なお、仮歯の装着は当時の期間限定の措置です。2026年11月現在も同じ仮歯を使用しているという意味ではありません。
その後の治療終了や完全回復については、確認できる本人発信だけでは判断できません。
【比較表】芸能人3人の顎関節症の診断・症状・治療経緯

ここまでの3人の情報を時系列で整理します。
この比較で見逃せないのは、同じ顎関節症でも症状の現れ方が異なる点です。
和田は歯科治療と片側咀嚼、下田は長期間の発声・会話の不調と変形性顎関節症、みちょぱは急激な痛みと口の開けにくさが中心でした。
また、下田の変形性顎関節症は、顎関節症の分類に含まれる病態の一つです。3人全員が同じ病型というわけではありません。
3. みちょぱ:2022年に顎関節症の痛みと仕事への影響を告白モデル・タレント/池田美優
みちょぱは2022年8月から顎の痛みに悩まされ、同年9月にニッポン放送のラジオ番組「#みちょパラ」で詳しい状況を語りました。
当時23歳だったみちょぱは、突然口が開きにくくなり、開けようとすると強い痛みが生じるようになったと説明しています。
当時明かされた主な症状は次のとおりです。
- 口を開けられる範囲が指1本から1本半程度だった。
- 口を開けようとすると強く痛んだ。
- 歯ブラシを縦に入れることも難しい日があった。
- 食事に時間がかかり、硬いものが食べにくかった。
- 大きく口を開けて笑うことにも不安を感じていた。
病院でレントゲン検査を受けた際には、骨が本来ある位置からずれていると説明されたことも明かしています。
また、自宅で口を動かすトレーニングを実施していたと報じられました。
ハンバーガーや寿司も食べられないほどの痛み
みちょぱの告白で特に反響を呼んだのが、食事への影響です。
大きく口を開ける必要があるハンバーガーや、噛む動作が必要な食べ物が難しくなり、食べる仕事にも影響すると説明しました。
タレントやモデルとして、番組出演だけでなく、食レポや撮影など幅広い仕事を抱えるみちょぱにとって、口の動きが制限されることは大きな問題でした。
加えて、2022年12月26日にはInstagramのストーリーズでも症状に言及しています。
8月から痛みが続き、日によって症状に差があることや、笑ったときの顎の見え方が変わることを説明しました。
2026年現在、みちょぱの顎関節症は治った?
気になるのが現在の状態です。
2022年12月には痛みが続いていると本人が発信していましたが、2026年11月時点で、治療終了や完治を具体的に示す新しい本人発信は確認できません。
そのため、現在も症状が続いていると断定することも、完治したと断定することもできません。
2022年当時の症状と2026年現在の健康状態は分けて考える必要があります。
【医学的解説】顎関節症の症状・原因・噛み合わせとの関係
芸能人の発信を理解するうえで、まず知っておきたいのが顎関節症の基本的な仕組みです。
顎関節症とは、顎の関節や、その周囲で顎を動かす筋肉などに異常が生じ、痛みや動きの制限などが現れる病態の総称です。
一般社団法人日本顎関節学会では、代表的な症状を3つ挙げています。
顎関節症の代表的な3つの症状
1. 顎の痛み
顎関節や周辺の筋肉が痛み、食事や会話、噛む動作で違和感が生じます。
2. 口が開かない・開けにくい
開口障害と呼ばれる症状です。大きな食べ物を口に運べない、歯磨きが難しいなどの問題につながります。
3. 顎を動かすと音がする
口を開け閉めするときにカクカク、コキコキと音がする症状です。
この3つは同時に現れるとは限りません。痛みがなく、音だけが気になるケースもあります。
変形性顎関節症とは?通常の顎関節症との違い下田麻美が公表したことで検索数が増えているのが、変形性顎関節症という言葉です。
日本顎関節学会の分類では、顎関節症には大きく分けて次の4つの病態があります。
1. 咀嚼筋痛障害: 顎を動かす筋肉に痛みが生じる。
2. 顎関節痛障害: 顎関節そのものに痛みが生じる。
3. 顎関節円板障害: 関節内のクッションの役割をする関節円板にずれなどが生じる。
4. 変形性顎関節症: 顎関節を構成する骨に変化が生じる。
つまり、変形性顎関節症は、顎関節症の一分類です。
単に顎が痛い、音がするという症状だけで、変形性顎関節症と判断することはできません。
画像検査などを含めた医学的な評価が必要になります。
顎関節症の原因と理由は?噛み合わせだけではない顎関節症の原因として考えられているものには、以下があります。
| 主な要因 | 顎への影響 |
|---|---|
| 歯ぎしり | 関節や筋肉に負荷がかかる |
| 食いしばり | 咀嚼筋が緊張する |
| 片側だけで噛む | 左右の顎にかかる負担が偏る |
| ストレス | 無意識の食いしばりや筋肉の緊張につながる |
| 頬杖・うつ伏せ寝 | 顎に持続的な負荷がかかる |
| 外傷 | 関節や周辺組織に影響する |
| 顎の使いすぎ | 硬いものや大きな口の開閉で負担が増す |
日本口腔外科学会の口腔外科相談室でも、歯ぎしり、ストレス、姿勢、外傷、片側咀嚼などを原因・誘因として紹介しています。
ただし、顎関節症は一つの原因だけで発症するとは限りません。
2026年1月に公開された日本顎咬合学会誌の総説でも、環境因子、行動因子、個人の身体的要因、時間的要因などが複雑に関係すると説明されています。
噛み合わせが悪いと必ず顎関節症になる?
答えはNOです。
噛み合わせは顎関節に関係する要素の一つですが、噛み合わせの悪さだけですべての症状を説明できるわけではありません。
下田麻美は、自身の長年の不調と噛み合わせ・顎の問題との関係について発信しました。一方、これをすべての顎関節症患者に当てはめることはできません。
2025年発行の日本顎咬合学会誌の総説では、初期治療として理学療法、薬物療法、アプライアンス療法などの保存的で可逆的な治療が推奨されています。
歯を削るなどの不可逆的な噛み合わせ治療を、最初から一律に行うべきではないという考え方も示されています。
【診断と治療】顎関節症はどうやって見分ける?
顎関節症が疑われる場合、自己判断ではなく歯科医師や口腔外科で診察を受けることが基本です。
顎関節症の診断方法日本顎関節学会によると、診断では次のような検査・確認が行われます。
- 問診:いつから痛むのか、どんなときに症状が出るのか。
- 顎の動きの確認:口の開閉や左右への動きを調べる。
- 筋肉・関節の検査:押したときの痛みや動きを確認する。
- レントゲン検査:骨や関節の状態を調べる。
- MRI検査:必要に応じて関節円板などの状態を確認する。
加えて、顎関節症と似た症状が出る別の病気がないかを調べます。
口を開けると音がするという理由だけで、顎関節症と決めつけることはできません。
顎関節症の主な治療方法治療は症状や病態によって異なります。
1. 生活習慣の改善
硬い食べ物や長時間の咀嚼を控え、顎に負担をかけない生活を心がけます。
2. 理学療法
医療者の指導のもと、筋肉の緊張を和らげる処置や顎の運動療法を行います。
3. マウスピース・スプリント療法
顎関節や筋肉への負担を軽減するため、専用の装置を使用します。
4. 薬物療法
痛みがある場合、医師の判断で消炎鎮痛薬などを使用します。
多くの場合、こうした保存的な治療やセルフケアを組み合わせて改善を目指します。
手術が必要になるのは限られたケースです。自己判断で顎を強く動かしたり、無理なトレーニングを行ったりすることは避けてください。
口が開かない、痛みで食事が難しい、症状が繰り返される場合は、早めに口腔外科などで相談することが大切です。
【噂と真相】顎関節症の芸能人に関するよくある誤解
顎関節症を公表した芸能人については、病名だけが独り歩きし、症状や現在の状況が混同されることがあります。
特に注意したいのが次の3点です。
誤解1:3人とも同じ症状・同じ病気なの?病名としては同じ顎関節症の範囲に入りますが、病態や治療内容は異なります。
和田は歯科治療中の片側咀嚼と開口障害、下田は変形性顎関節症と咬合調整、みちょぱは顎の痛みや開口制限を中心に語っています。
3人を一括りにして、同じ治療法が必要だったと解釈するのは適切ではありません。
誤解2:みちょぱは2026年も顎関節症に苦しんでいる?2022年12月には、本人が痛みの継続を発信していました。
しかし、それ以降の具体的な治療経過や完治については、今回確認できた主要報道からは判断できません。
過去の症状を現在の状態として紹介する記事には注意が必要です。
誤解3:顎関節症になると芸能活動を続けられない?必ずしもそうではありません。
下田麻美は2026年1月の発信で、治療を続けながらも日常生活に支障のない状態だと説明しました。
顎関節症は、適切な診察や治療、生活管理によって症状の改善が期待できる疾患です。
仕事への影響は、症状の強さや職業、治療状況によって異なります。
【FAQ】顎関節症を公表した芸能人に関するよくある質問
Q1:顎関節症を公表した芸能人は誰ですか?
A1:2026年の発信では和田アキ子と下田麻美が注目されています。また、過去にはみちょぱも2022年に顎関節症の症状や仕事への影響を公表しました。
Q2:和田アキ子はなぜ顎関節症になったのですか?
A2:2026年10月の本人の説明では、インプラント治療中に片側の歯が痛み、反対側ばかりで噛んでいたところ口が開かなくなり、医師から顎関節症と説明されたとのことです。
Q3:下田麻美の病名は変形性顎関節症ですか?
A3:はい。2026年1月13日の本人発信で、変形性顎関節症と噛み合わせの治療を受けていると公表しました。本人の説明ではステージⅣとされています。
Q4:みちょぱの顎関節症は現在治っていますか?
A4:2022年12月には痛みが続いていると発信していましたが、2026年現在の完治や治療終了については、確認できる情報がありません。
Q5:顎関節症になると口が開かなくなりますか?
A5:開口障害は顎関節症の代表的な症状の一つです。症状が進むと食事や歯磨きにも影響する場合があります。痛みを伴う場合は口腔外科などで診察を受けてください。
Q6:顎関節症は噛み合わせを治せば完治しますか?
A6:噛み合わせは関係する要因の一つですが、原因は複数あります。すべての患者に噛み合わせの修正が必要というわけではなく、症状や検査結果に応じた治療が必要です。
2026年11月現在、顎関節症をめぐる芸能人の情報で特に注目したいのは、和田アキ子、下田麻美、みちょぱの3人です。
今回の情報を整理すると、次のようになります。
- 和田アキ子: 2026年10月に顎関節症の診断を公表。歯科治療中の片側咀嚼が背景にあり、10月31日にも症状を報告。
- 下田麻美: 2026年1月に変形性顎関節症と噛み合わせの治療を公表。長年の発声・会話の不調についても説明。
- みちょぱ: 2022年に強い顎の痛みや開口障害を告白。食事やタレント活動への影響を明かした。
今回の3人の発信から分かるのは、顎関節症が単なる顎の痛みではないということです。
歌手や声優にとっては発声や歌唱、タレントにとっては食事や会話、表情にも影響する可能性があります。
また、片側だけで噛む習慣や食いしばりなど、日常生活の小さな負担が顎の状態に関係する場合もあります。
情報を見る際には、次の3点を判断基準にするとよいでしょう。
1. 本人が病名を公表しているか。 症状についての感想と、医師による診断は区別する。
2. 治療経過が具体的に説明されているか。 過去の症状を現在の状態と混同しない。
3. 医学的な説明と本人の経験を区別しているか。 一人の芸能人の治療法を、すべての患者に当てはめない。
顎関節症は適切な診察と治療によって改善が期待できる疾患です。芸能人の経験は、顎の不調を軽視せず、早めに専門家へ相談するきっかけとして受け止めたいところです。
2026年以降も、和田アキ子や下田麻美の治療に関する本人発信には注目が集まりそうです。今後の情報も、診断名だけでなく、本人が明かす治療経過や日常生活への影響とあわせて確認することが大切です。
主な参考資料:日本顎関節学会、日本口腔外科学会、日本顎咬合学会誌、日刊スポーツ、スポニチアネックス、TBS NEWS DIG、テレビ朝日ニュース、ABEMA TIMES。情報基準日:2026年11月6日。