森且行さんは1974年2月19日生まれ。東京都出身で、川口オートレース所属の25期選手です。2026年11月現在、引退や競技生活からの離脱はなく、現役選手としてレースに出場しています。
選手データに掲載されている主なプロフィールは次のとおりです。
- 名前: 森且行(もり・かつゆき)
- 生年月日: 1974年2月19日
- 年齢: 52歳
- 出身地: 東京都
- 所属: 川口オートレース
- 期別: 25期
- 選手登録日: 1997年6月27日
- 現在のランク: S-35
- 獲得タイトル: SG1回、GⅠ2回、GⅡ3回
注目したいのは、現在もS級に所属していることです。S級はオートレースの上位選手が所属するランクであり、長期離脱を経験した選手が再びこのカテゴリーで競い続けることには大きな意味があります。
森選手は2024年4月にS級へ返り咲きました。その後も競技生活を継続し、2026年10月時点で確認できる選手データではS-35となっています。前期のS-27から順位を落としているものの、上位カテゴリーで戦い続けている状況です。
また、2026年8月の復帰後初優勝は、競技者としての再起を示す大きな節目になりました。52歳という年齢だけでなく、大けがの後遺症や長期のブランクを抱えながら競走を続けている点も、現在の森選手を理解するうえで欠かせません。
【2026年8月3日】森且行が復帰後初優勝!5年9か月ぶりの勝利

2026年8月3日、川口オートレース場で開催された川口ナイトレースの優勝戦で、森且行選手が復帰後初優勝を達成しました。
優勝は、2020年11月3日のSG第52回日本選手権オートレース以来、実に5年9か月ぶり、通算33回目です。2023年4月にレースへ戻ってから、何度も優勝戦に進みながら届かなかったタイトルを、ついに手にしました。
ただし、この優勝には押さえておきたい経緯があります。優勝戦で森選手は2着でゴール。先頭で入線した小林瑞季選手が反則妨害によって失格となったため、森選手が繰り上がりで1着となりました。
つまり、森選手が最初から先頭でゴールしたわけではありません。しかし、競走規則に基づく正式な優勝であり、通算33回目のタイトルとして記録されています。復帰後32回目の優勝戦出場でつかんだ結果でした。
優勝者インタビューで語った率直な思い川口オートレースの公式サイトに掲載された優勝者インタビューでは、森選手は肘の状態が改善して整備を再開できたことや、エンジンの調整について説明しています。
「復帰してからやっと優勝することができました。」
この言葉には、復帰後の長い道のりが凝縮されています。
森選手はインタビューで、エンジンの状態についても厳しく評価していました。優勝したからといって満足するのではなく、さらにタイムを伸ばす必要があると考えていたのです。次の伊勢崎開催に向けた意欲も語っています。
なぜ2026年8月の優勝が特別なのか今回の優勝が大きく注目された理由は、復帰そのものと、復帰後に優勝することがまったく別の課題だったからです。
2023年4月の復帰戦では勝利を収めたものの、その後は優勝戦に進んでも勝ち切れない期間が続きました。デイリースポーツの報道によれば、復帰後31回の優勝戦では2着が7回、3着が5回。優勝まであと一歩というレースが何度もありました。
2026年8月3日の勝利は、復帰後約3年4か月、450走目でつかんだ優勝です。単に競技へ戻っただけでなく、再び勝者として表彰されるところまで戻ってきたことが、今回の最大の意味です。
【2021年から2026年】大事故・復帰・優勝までの経歴と転換点
森且行さんの競技人生を語るうえで、2021年1月の落車事故は避けて通れません。事故はSG日本選手権で優勝した約2か月後に発生しました。
2021年1月24日の落車事故で何が起きた?2021年1月24日、飯塚オートレース場で開催されたGⅠレースで落車。森選手は腰椎破裂骨折や骨盤骨折、多発肋骨骨折、肺挫傷、血胸など、命に関わるほどの重傷を負いました。
MBS「情熱大陸」の2023年2月放送回では、医師が生命の危険を感じるほど深刻な状態だったことが紹介されています。大量のボルトを体内に埋め込む治療を受け、両足には麻痺が残りました。
歩行できるようになることさえ簡単ではない状況から、森選手は再び競走車に乗ることを目指します。約2年間にわたるリハビリは、筋力や身体機能を取り戻すだけでなく、競走車を自在に操る感覚を再構築する過程でもありました。
森且行の経歴・事故・復帰を年表で整理SMAP時代から2026年の復帰後初優勝まで、主な出来事を時系列でまとめました。
この年表で重要なのは、2020年のSG初優勝と2021年の事故が連続した出来事だったことです。日本一になった直後に競技生命を脅かす大けがを負い、その後に復帰、S級復帰、復帰後初優勝と段階的に競技者としての地位を取り戻しています。
2023年4月6日、復帰戦でいきなり勝利オートレースの公式発表によると、森選手は2023年4月6日、地元の川口オートレース場で約2年3か月ぶりにレースへ復帰しました。
さらに驚かされたのは、復帰初戦の川口第9レースで勝利したことです。長期間レースから離れていた選手が、復帰初日に結果を残しました。
復帰までには、練習参加を7節経験し、エンジンのオーバーホールも4回実施。2022年12月から練習に参加し、2023年2月ごろには後輩や同期と競走車を合わせて走れるようになったと、本人が公式コメントで説明しています。
復帰時に掲げた目標は、再び日本一になること。そして、そのためにまずSGレースへ出場できる選手となり、S級に戻ることでした。2024年4月のS級復帰、2026年8月の優勝は、その目標に向けて積み上げた成果です。
【2026年最新レース情報】森且行の成績と11月の出走予定
2026年11月現在の森選手は、8月の復帰後初優勝を経て、SGなどの大舞台にも出場しています。ここでは、11月初旬までに確認できる成績と今後の開催予定を整理します。
2026年の年間成績と現在のランクWINTICKETに掲載された選手データでは、森選手の現行ランクはS-35。前期ランクはS-27、審査要点は93.124です。
また、2026年の年間成績として掲載されている数字は次のとおりです。
| 成績項目 | 2026年掲載値 |
|---|---|
| 出走数 | 129走 |
| 1着 | 16回 |
| 2着 | 20回 |
| 3着 | 14回 |
| 勝率 | 12.4% |
| 2連対率 | 27.9% |
| 3連対率 | 38.8% |
| 優勝回数 | 1回 |
| 優勝戦出場 | 6回 |
これらは2026年11月初旬に確認できる選手データです。成績は開催ごとに更新されるため、年間の確定値ではなく、掲載時点の途中経過として見る必要があります。
2026年8月の優勝が記録された一方、年間の勝率は12.4%。一度の優勝だけで完全復活と判断するのではなく、継続的に上位着順を確保できるかが、今後の評価ポイントになります。
2026年SG日本選手権の結果は?2026年10月29日から11月3日まで浜松オートレース場で開催された第58回SG日本選手権オートレースにも出場しました。
WINTICKETに掲載された直近成績では、10月29日の予選が2着、10月30日も2着。その後、10月31日と11月1日はそれぞれ4着でした。
最終日の11月3日には特別選抜戦に出走し、結果は8着。2020年に制した日本選手権で再び頂点を狙う戦いでしたが、今回は優勝争いに加わる結果にはなりませんでした。
それでもSGの舞台に出場し続けていることは、競技者としての現在地を示す重要な事実です。8月の優勝と11月のSGでの成績を合わせて見ると、復帰後の成果と、さらなる上積みが必要な部分の両方が見えてきます。
2026年11月の出走予定一覧11月7日~10日
川口オートレース・普通開催
川口所属の森選手が出場者一覧に掲載
11月22日~25日
川口オートレース・川口ナイトレース
S級の出場者として森選手の名前を確認
11月30日~12月3日
川口オートレース・川口ナイトレース
選手プロフィールの出場予定欄に掲載。個別のレース組み合わせは未確定
11月7日からの普通開催と11月22日からのナイトレースについては、WINTICKETの出場者一覧にも森選手の名前が掲載されています。11月30日からの開催も選手プロフィール上の出場予定として確認できます。
特に注目したいのは、11月7日からの地元開催です。8月3日の復帰後初優勝を飾った川口の走路で、再びどのような走りを見せるかが見どころになります。
なお、開催への出場予定と、各日の何レースに何番車で出走するかは別の情報です。具体的なレース番号や車番については、開催直前に公開される日別の出走表で確認する必要があります。
今後の展望はSGでの再挑戦とS級での安定した成績今後の森選手を見るうえで注目したいのは、次の3点です。
- S級での順位:現在のS-35から、どこまでランクを上げられるか。
- 優勝回数:2026年8月の復帰後初優勝に続く2勝目を挙げられるか。
- SGでの勝ち上がり:日本選手権などの大舞台で準決勝、優勝戦へ進めるか。
森選手は2023年の復帰時に、もう一度日本一になりたいという目標を語っていました。2020年に一度達成した頂点を再び目指すという意味でも、今後のSGでの成績は大きな注目材料です。
【SMAP脱退の理由】森且行はなぜアイドルを辞めてレーサーになった?
森且行さんの名前を聞いて、SMAP時代を思い出す人も少なくありません。人気グループのメンバーだった森さんが、なぜ芸能界を離れて危険を伴うオートレースの世界に入ったのでしょうか。
SMAP脱退の理由は幼少期からの夢森選手がSMAPを脱退したのは1996年5月です。当時22歳で、芸能活動を引退してオートレーサーへの転身を決断しました。
その理由は、幼少期から抱いていたオートレーサーになる夢でした。
2017年にオリコンニュースが報じた「72時間ホンネテレビ」での本人の説明によると、オートレーサーへの転身を考えるきっかけとなったのは、受験資格に関わる身長制限の緩和でした。
それまで諦めていた夢に挑戦できる可能性が生まれ、年齢制限の最後の年に試験を受けるため勉強を始めたといいます。
試験に合格してからメンバーに報告するまでには葛藤もありました。養成所へ入る期限が迫る中で悩みながらも、最終的には夢を選んだことを振り返っています。
SMAPのメンバーとの関係はどうなった?森選手の脱退は、SMAPが人気を伸ばしていた時期の出来事でした。1996年4月には冠番組「SMAP×SMAP」がスタートしており、グループにとっても大きな転換期でした。
オリコンが報じた2017年の再会企画では、香取慎吾さん、草彅剛さん、稲垣吾郎さんが当時の心境を語っています。
香取さんは、森選手から脱退を告げられたとき、これからという時期だっただけに悲しかったと振り返りました。一方、草彅さんは森選手の夢の大きさを感じたから送り出せたと話しています。
森選手自身も、メンバーに迷惑をかけたという思いを伝えていました。こうしたやり取りからは、単純な仲違いやグループ内の不和ではなく、それぞれの思いを抱えながら進路を選んだ経緯がうかがえます。
オートレーサーとしての実績とSG日本選手権優勝森選手は1997年にオートレーサーとしてデビューしました。アイドル出身という話題性だけでなく、競技者として実績を積み重ね、1998年には新人王を獲得。7年目にGⅡ、13年目にGⅠを制覇しました。
そして2020年11月3日、川口オートレース場で開催されたSG第52回日本選手権オートレースで初優勝。オートレース界の最高峰タイトルを獲得しました。
MBS「情熱大陸」は、森選手がSMAP脱退時に誓ったオートレース日本一の夢を、転身から24年目にして実現したと紹介しています。
このSG優勝は、かつてのアイドルという肩書を超えて、森選手が一人のトップレーサーとして評価される大きな転換点でした。
【プロの結論】森且行の復活を評価する3つの視点森選手の現在を評価する際には、単純な優勝回数や順位だけでなく、次の3つの視点が必要です。
1.競技に復帰したことと、勝てる状態に戻ることは違う。
2023年4月の復帰初戦で勝利したことは大きな成果でした。しかし、その後の優勝戦では何度も惜敗しています。2026年8月の優勝は、復帰後の勝負勘や整備能力を積み重ねてきた結果として評価すべきです。
2.S級に所属していることは重要な指標。
オートレースでは、選手のランクや審査ポイントが競技上の位置づけを示します。森選手がS級に復帰し、2026年もS-35にいることは、長期離脱後も上位選手として競技を続けていることを示しています。
3.年齢や過去の知名度ではなく、現在のレース内容を見る。
SMAP出身という経歴は森選手を知るきっかけになります。しかし、2026年現在の評価を決めるのは、実際の着順、勝率、優勝戦への進出状況、そしてSGでの競争力です。
8月の優勝を過大評価せず、11月のSG日本選手権で8着だった結果も含めて見ることが、競技者・森且行の現在を正しく理解するポイントです。
【森且行の現在】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:森且行は2026年現在、引退していますか?
A1:いいえ。2026年11月現在も現役オートレーサーです。川口所属の25期選手として活動し、現在のランクはS-35です。
Q2:森且行は2026年8月に本当に優勝したのですか?
A2:はい。2026年8月3日の川口ナイトレースで復帰後初優勝を達成しました。2着で入線しましたが、先頭の選手が反則妨害で失格となり、繰り上がりで優勝が決まりました。通算33回目の優勝です。
Q3:森且行は2026年11月にどこでレースに出ますか?
A3:川口オートレース場で11月7日~10日、11月22日~25日の開催に出場する予定です。また、選手プロフィールには11月30日~12月3日の川口ナイトレースも掲載されています。
森且行さんは2026年11月現在、52歳の現役オートレーサーです。
1996年にSMAPを脱退し、幼少期からの夢だったレーサーへ転身。2020年にはSG日本選手権を制覇しました。しかし、2021年の落車事故で腰椎や骨盤などを骨折する大けがを負い、長期のリハビリを経験します。
2023年4月の復帰戦では勝利を挙げ、2024年4月にはS級へ復帰。そして2026年8月3日、ついに復帰後初優勝を達成しました。
現在のランクはS-35。11月も川口オートレース場での出場が予定されています。2026年のSG日本選手権では最終日8着という結果でしたが、再び大舞台に立ち続けていることに変わりはありません。
これからの注目点は、復帰後2度目の優勝、S級での順位上昇、そして再びSGの頂点を狙えるかどうかです。
SMAP時代に選んだ夢を、52歳になった今も追い続ける森且行選手。その挑戦は、2026年11月以降の川口開催でも続いていきます。