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村木風海の現在は?東大退学と学士取得、ひやっしーの実力を2026年徹底解説

伊部 拓海 伊部 拓海 • 更新: • 公開: • 読了約 27 分
目次

村木風海(むらき・かずみ)さんは、二酸化炭素の回収技術やCO2からの燃料合成を研究する発明家・起業家です。高校時代に小型CO2回収装置「ひやっしー」の開発に取り組み、17歳で炭素回収技術研究機構(CRRA)を創設。東京大学への推薦入学や卒業目前での退学、独立した研究活動など、異色の経歴でも知られています。

2026年11月現在、注目すべきなのは、CRRAの経営体制が変わり、村木さんが代表取締役機構長・創業者兼CEOとして研究開発を主導していることです。一方、ひやっしーのCO2回収性能については、装置内部での濃度低下と、製造・運転まで含めた実質的なCO2削減効果を区別する必要があります。東大退学から学士取得までの経緯、専門家の批判、特許や研究実績、2026年の研究方針まで整理します。

【2026年の現在】村木風海とは何者?CRRAでの役職とプロフィール

村木風海

2026年11月時点の最新動向

村木風海さんは、2000年8月18日生まれ、山梨県出身の発明家です。専門分野は、CO2直接空気回収(DAC)と、二酸化炭素から燃料・化成品を合成するC1化学です。

単に環境問題について発信する人物ではありません。自ら研究機関を立ち上げ、回収装置の開発、吸収剤の研究、燃料合成技術の実用化を目指して事業を展開しています。

2026年4月にCRRAの役員体制が変更

大きな転換点となったのが、2026年4月1日付の役員体制変更です。

CRRAが2026年4月1日に公表した「新役員体制発足のお知らせ」によると、新体制は次のようになりました。

- 村木風海: 代表取締役機構長・創業者兼CEO
- 笹原隆史: 代表取締役社長兼COO

今回の変更では、研究開発と事業運営の役割を明確に分けています。

村木さんは機構長として研究開発を中心に担当し、笹原さんは社長として経営や事業運営、技術の社会実装を担う体制です。

つまり、村木さんが研究者としての活動を縮小したというより、研究開発に重点を置ける組織体制へ移行したと理解できます。

CRRAとはどのような研究機関なのか

CRRAは、Carbon Recovering Research Agencyの略称です。

2017年に任意団体として創立され、2020年4月に一般社団法人として法人化。さらに2024年5月には事業会社である炭素回収技術研究機構株式会社が設立されました。

主な研究・事業領域は次の3つです。

1. 大気中から二酸化炭素を回収するDAC技術
2. 回収したCO2を燃料や化成品に変えるC1化学
3. 火星での資源利用を見据えた宇宙関連技術

CRRAが掲げるビジョンは「地球を守り、火星を拓く」。

地球温暖化対策と火星移住という、一見すると別々の目標を、二酸化炭素の回収・利用という共通技術で結びつけている点が特徴です。

【経歴・学歴】東大退学の理由と学士取得までの経緯

村木さんの経歴で特に検索されるのが、東京大学を卒業目前で退学した理由です。

「東大を辞めた」という情報だけを見ると、学業上の問題や大学とのトラブルを想像する人もいる可能性があります。しかし、2023年の本人インタビューでは、退学の理由について異なる説明をしています。

小学生から始まった化学研究

CRRAの公式プロフィールによると、村木さんが化学技術者としての活動を始めたのは2010年、小学4年生の頃です。

当初から関心を持っていたテーマの一つが火星移住でした。

火星の大気には二酸化炭素が多く含まれています。そのCO2を資源として利用し、燃料などを現地で製造できれば、人類の宇宙進出にも役立つという発想です。

高校2年生だった2017年には、総務省の戦略的情報通信研究開発推進事業(SCOPE)の異能vationプロジェクト「破壊的な挑戦部門」に採択されました。

同年、CRRAを創設し、17歳で機構長に就任しています。

東京大学に推薦入学した後、2023年に退学

2019年4月、村木さんは研究実績を評価され、東京大学に推薦入試で入学しました。

入学後は理科一類に所属し、2021年には工学部化学生命工学科に進学しています。

しかし、2023年3月31日、東京大学を退学する決断をしました。

2023年5月16日のABEMA TIMESのインタビューでは、本人が退学を決めた理由を説明しています。

主な理由は次の2点です。

- CRRAの研究開発や組織運営に十分な時間を確保する必要があった。
- 大学で学びたい内容はすでに学び、卒業資格のためだけに残りの期間を費やす必要性を感じなかった。

本人によれば、大学4年生で研究室に配属された後、月曜日から土曜日まで朝9時半から夜遅くまで研究室で過ごす生活だったといいます。

一方、CRRAでは当時、約20人の社員を抱えており、研究機関の運営にも責任を負っていました。

研究室での活動と組織運営を両立させることが難しくなり、退学を選んだというのが本人の説明です。

東大を退学しても学士号は取得できる?

ここは誤解されやすい部分です。

村木さんは東京大学を卒業していません。しかし、退学した後に学士(工学)を取得しています。

その学位の授与元は、東京大学ではなく、独立行政法人大学改革支援・学位授与機構です。

2023年5月のABEMAのインタビューで、村木さんは次のように説明していました。

- 大学に4年以上在籍していたこと
- 124単位以上を取得していたこと
- 研究成果をまとめた論文を提出していたこと
- 個別の審査・試験を受けること

本人は当時、審査結果を待っている段階だと説明しています。

その後、CRRAの2026年3月25日更新プロフィールには、大学改革支援・学位授与機構から学士(工学)を取得したことが記載されています。

なお、公式プロフィールは取得年を2023年としていますが、取得月・取得日の記載はありません。

大学改革支援・学位授与機構は、一定の要件を満たした学習者に対して学士の学位を授与する公的機関です。大学を卒業する以外にも、所定の学習成果や審査を通じて学士号を取得する制度があります。

したがって、次のように整理するのが正確です。

- 東京大学:2023年3月に退学
- 学位:学士(工学)を取得済み
- 学位授与元:大学改革支援・学位授与機構

「東大卒」と「学士(工学)取得」は同じ意味ではありません。

【年表で整理】村木風海の経歴・特許・研究実績

村木さんの経歴を理解するには、学歴だけでなく、研究機関の創設と技術開発の進展を合わせて見る必要があります。

時期 出来事・実績 意味・ポイント
2010年 小学4年生で化学研究を開始 CO2研究への原点
2017年 異能vation採択、CRRA創設 17歳で機構長に就任
2019年 東京大学に推薦入学 理科一類に所属
2021年 工学部化学生命工学科に進学 化学分野を専門的に学ぶ
2022年1月 特許第7004881号取得 二酸化炭素回収システム
2023年3月 東京大学を満期退学 CRRAの活動に専念
2023年4月 特許第7267632号取得 二酸化炭素回収装置
2023年 精密工学会誌に記事掲載 研究構想や活動を紹介
2024年5月 CRRA株式会社設立 事業会社として展開
2025年 新吸収剤の実装検証を公表 アミン修飾多孔質シリカ
2026年4月 CRRA新役員体制発足 村木氏が創業者兼CEOに

特許を取得していることの意味

村木さんの研究実績として確認できる代表的な特許は、次の2件です。

特許第7004881号

- 名称:二酸化炭素回収システム
- 登録日:2022年1月7日

特許第7267632号

- 名称:二酸化炭素回収装置
- 登録日:2023年4月24日

特許の存在は、技術的なアイデアが知的財産として権利化されたことを意味します。

ただし、特許取得と実用化の成功、あるいは温室効果ガス削減効果の証明は別問題です。

特許があるからといって、その装置が環境面で必ず優れていると判断することはできません。

学術論文・研究発表の実績

CRRAのプロフィールには、2020年の日本エネルギー学会の招待講演や、2023年の精密工学会誌への記事掲載、Moon Village Associationの国際シンポジウムでの招待講演などが記載されています。

一方、CO2からメタンを生成する研究については、重要な補足があります。

村木さんのプロフィールには、2017年に広島大学の協力のもとで実験した「アルミ箔を用いた二酸化炭素からのメタン生成」に関する論文が掲載されていますが、2026年3月時点の説明では、学術誌への投稿準備中となっています。

つまり、研究発表や特許取得という実績はあるものの、すべての研究テーマについて査読済み論文や商用化が完了しているわけではありません。

【ひやっしーの仕組みと性能】CO2をどう回収する?実際の効果を検証

村木さんの名前とともに知られる製品が、小型CO2回収装置「ひやっしー」です。

家庭やオフィスに設置し、室内の空気から二酸化炭素を回収することを目的としています。

ひやっしーの基本的な仕組み

ひやっしーが採用している基本原理は、アルカリ性水溶液による化学吸収です。

装置内部のカートリッジには、二酸化炭素を吸収する性質を持つアルカリ性の液体が入っています。

空気を装置内に取り込み、その空気に含まれるCO2を液体に吸収させることで、CO2濃度を下げた空気を外部に放出します。

水酸化ナトリウムを例にすると、代表的な化学反応は次のとおりです。

\[
2NaOH+CO_2\rightarrow Na_2CO_3+H_2O
\]

つまり、二酸化炭素を化学反応によって炭酸ナトリウムなどの形に変え、液体側に取り込む仕組みです。

これはDAC(Direct Air Capture)、すなわち大気中から直接CO2を分離・回収する技術の一種です。

CRRAが公表しているCO2回収性能

CRRAの公式製品ページには、ガスクロマトグラフによる測定結果が掲載されています。

空気の入口CO2濃度 出口CO2濃度 公表回収率
平均460ppm 平均200ppm 約60%
約1300ppm 約250ppm 約81%
約4800ppm 約760ppm 約84%

測定にはAgilent製のガスクロマトグラフが使用されています。

460ppmの試験では24時間の経時変化を測定し、1300ppmと4800ppmの試験では100Lのテドラーバッグに調製したガスを複数回測定したと説明されています。

ここで注目したいのは、公表されている60〜84%という数値は、装置に入る空気と出てくる空気のCO2濃度の差を示しているということです。

年間に何kgのCO2を正味で除去できるかという数値とは異なります。

回収率60〜84%なら地球温暖化を解決できるのか

この疑問に答えるには、回収率と正味のCO2削減量を分けて考える必要があります。

例えば、装置に入る空気のCO2濃度が高くても、吸収剤を製造するために大量のCO2が排出されていれば、環境全体で見た効果は小さくなる可能性があります。

加えて、次の要素も計算しなければなりません。

- 装置本体の製造時に発生するCO2
- 吸収剤の製造や輸送時の排出量
- 稼働に必要な電力
- 使用済みカートリッジの処理
- 回収したCO2の最終的な保管・利用方法

このような評価をライフサイクルアセスメント(LCA)と呼びます。

ひやっしーの性能を評価するうえで、単純な回収率だけでは不十分なのはこのためです。

電源にも注意が必要

実は、CRRA自身も電力消費によるCO2排出の問題を公式サイトで説明しています。

同社によれば、ひやっしー4の消費電力は38Wです。

東京電力の火力発電由来の電力を使った場合、年間約146kgのCO2が排出される計算になり、装置の年間回収量を超える可能性があるとしています。

そのため、CRRAは太陽光による充電を強く推奨しています。

これは製品の環境性能を考えるうえで非常に重要な情報です。

単にCO2を吸収できるかではなく、吸収するために排出するCO2をどこまで減らせるかが、本当の評価基準になります。

【専門家の批判と評判】ひやっしーは本当に環境に貢献するのか

ひやっしーをめぐっては、技術の可能性を評価する声がある一方、専門家から厳しい指摘も出ています。

論点は、装置がCO2を吸収できるかどうかだけではありません。

その吸収によって、地球全体の温室効果ガス排出量を本当に減らせるのかという問題です。

山下誠・名古屋大学教授が指摘した問題

2023年12月22日の朝日新聞の報道では、ひやっしーのCO2回収性能をめぐり、専門家の意見が取り上げられました。

化学を専門とする山下誠・名古屋大学教授は、水酸化ナトリウムを含むアルカリ性水溶液にCO2を吸収させる仕組みについて、吸収剤の製造過程で排出されるCO2との収支に疑問を呈しています。

批判の中心は、CO2を回収するために必要な水酸化ナトリウムの製造・輸送に伴う環境負荷です。

仮に吸収剤の製造で排出されるCO2が、装置による回収量を上回れば、結果として環境負荷が増えてしまいます。

また、同じ報道では大阪大学の菊池誠教授も、技術の提案や発明としての評価と、商品として事業化することの成熟度は別だという趣旨の見解を示しました。

これは装置の吸収機能そのものを否定するというより、環境商品として販売するのであれば、CO2収支や使用済み吸収剤の処理方法を明らかにする必要があるという指摘です。

回収したCO2はどうなるのか

もう一つの重要な問題が、回収後のCO2の扱いです。

2023年12月の朝日新聞の報道では、使用済みカートリッジについて、村木さんは研究所で保管していると説明していました。

また、回収したCO2から石油代替燃料を作る構想についても、当時は実現していない段階でした。

現在のCRRAは、回収したCO2を燃料に利用する研究を進めています。しかし、回収したという事実と、長期にわたって大気から炭素を取り除いたという事実は同じではありません。

例えば、回収したCO2を燃料に変換して燃焼させれば、基本的には再びCO2が放出されます。

したがって、燃料化は炭素の再利用であり、地下などに恒久的に貯留する炭素除去とは区別する必要があります。

国際エネルギー機関(IEA)も、DACによるCO2回収と、回収したCO2を恒久的に貯留することを区別しています。

2024年の「東大教授5人」発言をめぐる問題

村木さんの評判を調べる際、もう一つ知っておきたい出来事があります。

2024年4月、テレビ番組で村木さんが、東京大学在学中に複数の教授から研究成果を持っていかれそうになり、争った経験があるという趣旨の発言をしました。

この発言はネット上で議論を呼び、ITmedia NEWSが東京大学工学部に取材しています。

同大学は当時、事実関係について調査を進めていると回答しました。

重要なのは、この話を2023年の退学理由と混同しないことです。

2023年のABEMAインタビューで本人が説明した退学理由は、CRRAの研究と運営に専念するためでした。

一方、2024年の発言については、ITmediaの報道時点で大学が調査中と回答したことが確認できます。発言内容の真偽を確定する材料として扱うことはできません。

村木風海の評判をどう評価すべきか

村木さんには、肯定的な評価と批判的な評価の両方があります。

肯定的な側面としては、次の実績が挙げられます。

- 2017年の総務省異能vationプロジェクト採択
- 2019年のForbes JAPAN 30 UNDER 30選出
- 2021年のForbes JAPAN 100選出
- 日本エネルギー学会での招待講演
- CO2回収装置に関する特許取得

一方、技術面では、装置のライフサイクル全体のCO2収支、実用的な回収量、吸収剤の再生・処理、燃料合成のエネルギー効率などが評価の焦点になっています。

私が技術評価の観点から特に重要だと考えるのは、次の3つです。

1. 実験室で確認された回収率だけでなく、年間の正味回収量を公開できるか。
2. 製造・運転・廃棄まで含めたLCAを第三者が検証できるか。
3. 研究成果が査読付き論文や商用設備の実績として積み重なっているか。

村木さんの発想力や起業家としての行動力と、個々の技術の科学的な完成度は、別々に評価する必要があります。

【2026年の研究の現状】C1化学・そらりん・新型DAC技術の展望

2026年のCRRAの動きを見ると、家庭用のひやっしーだけでなく、産業用途のDAC装置やCO2からの燃料合成に研究の重点が広がっています。

CO2から燃料を作るC1化学とは

C1化学とは、炭素原子を1つ持つ化合物を原料として、さまざまな化学物質を合成する分野です。

CO2も炭素原子を1つ持つ化合物であり、安定性が高いことから、これを燃料や化成品に変換するには工夫が必要です。

CRRAが研究しているのが、CO2からエタノールなどを生成する技術です。

代表的な構想が「そらりん」です。

そらりんの合成には2つのルートがある

CRRAの公式説明では、燃料合成に2つの経路を用いています。

SP1:微細藻類を使った生化学的ルート

SP1では、スピルリナという微細藻類を利用します。

基本的な流れは次のとおりです。

1. DAC装置でCO2を回収する。
2. CO2を含むアルカリ性溶液を利用する。
3. スピルリナの光合成によってグリコーゲンを生成する。
4. 酵母による発酵でエタノールを作る。

CRRAは、この方法について2019年頃から研究を進めていると説明しています。

SP2:電気化学的な合成ルート

SP2では、CO2を含んだアルカリ性溶液を反応原料として使い、電気化学的な還元反応によってエタノールなどを生成することを目指します。

CRRAが説明する研究テーマには、銅系触媒や銅・グラフェン系触媒、大気圧プラズマによる表面処理などがあります。

この方法の狙いは、従来の高温処理に頼らず、電気化学反応を利用してエネルギー消費を抑えることです。

ただし、CRRAの公開説明では、SP2の研究について2023年時点で基礎研究段階とされています。2026年の商用化完了を示すデータとは区別する必要があります。

2025年から進める新型CO2吸収剤

2026年のCRRAを理解するうえで、もう一つ注目したいのが、アミン修飾多孔質シリカという新素材です。

CRRAの事業計画では、2025年7月時点で、この粉末状CO2吸収剤の実装に向けた検証を進めていると説明されています。

同社が公表している特徴は次のとおりです。

- 基本素材:二酸化ケイ素
- CO2離脱温度:60℃
- 再利用可能な吸収剤
- 医療分野などへの応用を検討

従来のひやっしーの液体吸収剤だけに依存せず、新しい吸収材の開発によって事業領域を広げようとしている点が特徴です。

産業用「ひやっしーパパ」の展開

CRRAは、家庭用・オフィス用のひやっしーとは別に、産業向けのDAC装置「ひやっしーパパ」の展開も掲げています。

公式事業計画では、新しい吸収剤を搭載した装置について、年間約30トンのCO2回収能力を想定しています。

また、回収したCO2を農業などの産業用途に供給し、販売収益によって設備投資を回収するビジネスモデルを構想しています。

ただし、年間30トンという数字はCRRAが示す装置の計画・性能説明であり、第三者が実稼働データを検証した年間実績と同じではありません。

今後は、実際の導入台数、稼働率、回収量、CO2の販売実績が重要になります。

ひやっしーの料金とサブスクリプション

ひやっしーについては、価格やサブスクリプション契約も検索されています。

2023年8月のCRRA公式資料には、次の年間プランが掲載されていました。

プラン 当時の年額(税別)
個人プラン 504,000円
企業プラン 900,000円
非営利機関プラン 552,000円
学校法人プラン 648,000円

これらは当時のサブスクリプション価格であり、2026年11月の最新契約料金として保証されているものではありません。

現在の公式サイトでは、ひやっしーに関する契約・申し込みの問い合わせ窓口が案内されています。最新料金や契約条件については、個別確認が必要です。

なお、CRRAの寄附ページには月額5,000円、10,000円、50,000円の支援プランもありますが、これは研究活動への継続的な寄附であり、ひやっしーのレンタル料金とは異なります。

【よくある質問】村木風海の現在・学歴・ひやっしーについて

Q1:村木風海は2026年現在、何をしている?

2026年11月現在、CRRAの代表取締役機構長・創業者兼CEOとして活動しています。CO2直接空気回収、燃料合成、産業向けDAC技術などの研究開発を主導しています。

Q2:村木風海は東京大学を卒業した?

東京大学は2023年3月に退学しています。その後、大学改革支援・学位授与機構から学士(工学)を取得しました。東京大学の卒業資格を取得したという意味ではありません。

Q3:東大を退学した本当の理由は?

本人は、CRRAの研究や組織運営に専念するためと説明しています。大学4年生で研究室に配属された後、研究と機構運営の両立が難しくなったことも理由として挙げています。

Q4:ひやっしーは本当にCO2を回収できる?

CRRAは、化学分析によって装置の入口と出口でCO2濃度が低下することを確認したと公表しています。ただし、装置の製造や電力、吸収剤の生産まで含めた正味のCO2削減効果については、別途検証が必要です。

Q5:村木風海は特許を取得している?

はい。代表的なものとして、2022年の特許第7004881号と、2023年の特許第7267632号があります。いずれも二酸化炭素回収システム・装置に関する特許です。

Q6:村木風海はCO2からガソリンを作ることに成功した?

CRRAは、CO2からエタノールなどを合成する「そらりん」計画を進めています。微細藻類を使うSP1と、電気化学反応を使うSP2があります。ただし、研究構想や開発と、大規模な商用生産が実現したことは区別する必要があります。

Q7:村木風海の現在の専門学校での学歴は?

2026年3月25日更新のCRRA公式プロフィールには、東京医学技術専門学校の臨床検査技師科II部2年生で、休学中、2026年春の復学準備中と記載されています。その後の復学状況については、同プロフィール上に更新情報がありません。

村木風海さんは、17歳でCRRAを創設し、東京大学への推薦入学、2023年の退学、学士(工学)の取得を経て、2026年には研究開発を主導する代表取締役機構長・創業者兼CEOとして活動しています。

ひやっしーには、アルカリ性溶液を利用したCO2吸収という明確な化学的原理があり、CRRAは実験による濃度低下の測定結果や関連特許を公表しています。

一方で、装置の本当の環境価値を判断するには、回収率だけでなく、製造・電力・吸収剤・廃棄まで含めたCO2収支が不可欠です。

【プロの結論】村木風海を評価するときに見るべき3つのポイント

1. 発明家・起業家としての実績

若くして研究機関を創設し、特許取得や製品開発、企業連携を進めてきた実行力は評価対象になります。

2. 科学技術としての完成度

特許取得や実験結果だけではなく、査読付き論文、第三者による性能評価、長期運転データが積み重なるかが重要です。

3. 環境問題への実質的な貢献

CO2を吸収することと、地球全体のCO2排出量を正味で減らすことは異なります。電力の再生可能エネルギー化、吸収剤の再利用、回収した炭素の最終処理まで含めて判断する必要があります。

村木風海さんの研究は、CO2を単なる排出物ではなく、燃料や化学原料として利用する可能性を追求している点に特徴があります。

2026年以降の本当の注目点は、ひやっしーの知名度ではなく、CRRAの研究がどこまで第三者検証に耐える技術となり、産業規模で実用化されるかです。

その進展こそが、発明家・村木風海の評価を左右することになるでしょう。

主な参照資料:炭素回収技術研究機構(CRRA)公式発表・機構長プロフィール・製品性能資料、ホリプロ公式プロフィール、ABEMA TIMES(2023年5月16日)、朝日新聞(2023年12月22日)、ITmedia NEWS(2024年4月17日)、大学改革支援・学位授与機構、国際エネルギー機関(IEA)。

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伊部 拓海
コンテンツディレクター 伊部 拓海
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映画・ドラマ担当。公開資料と一次報道を照合し、ネタバレの扱いには線引きルールを設けています。

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