中田敦彦さんの弟は、芸名FISHBOYで活動する中田啓之さんです。芸能人の親族というだけでなく、ダンスの世界大会で優勝した実績を持つ、独立したキャリアのあるプロダンサーです。
FISHBOYの基本プロフィール| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 芸名 | FISHBOY(フィッシュボーイ) |
| 本名 | 中田啓之(なかだ・ひろゆき) |
| 生年月日 | 1985年12月19日 |
| 出身 | 大阪府高槻市 |
| 育った場所 | 山口県・東京都 |
| 職業 | プロダンサー、振付師、ディレクター |
| 学歴 | 青山学院大学経営学部 |
| 実兄 | 中田敦彦 |
| 主な所属・活動 | RADIO FISH、CyberAgent Legit |
| その他の役職 | 日本盆踊り協会・芸術顧問 |
プロフィールはアーシャルデザインのインタビュー記事や選挙出馬時の報道などで紹介されています。
FISHBOYという芸名の由来は?FISHBOYという名前にも、中田敦彦さんとの関係が隠れています。
2021年6月、FISHBOYは藤森慎吾さんのYouTubeチャンネルに出演し、芸名の由来について語りました。
ダンスで挫折を経験した後、技術や感性が生まれ変わったと感じたことをきっかけに、名前も変えようと考えたそうです。
その際に重視したのは、国内外で覚えやすく、老若男女に親しんでもらえる名前でした。
名前の由来を語るエピソードでも、兄の中田敦彦さんとのつながりが話題になっています。
中田敦彦とFISHBOYは仲が良い?兄弟関係については、2025年の参院選出馬表明でFISHBOY本人が詳しく説明しています。
本人によると、中田敦彦さんはかけがえのない家族であり、尊敬する存在です。年齢の近い仲の良い兄弟で、お互いに影響を受けてきた関係だとしています。
ただし、考え方まで同じというわけではありません。
FISHBOYは、兄が物事を俯瞰して論じることを得意とする一方、自分は現場で感じる感覚を重視すると説明しました。
つまり、兄弟としての親密さと、それぞれの思想・活動の独立性を両立している関係です。
【FISHBOYの経歴】ダンス世界大会優勝からRADIO FISHまで

FISHBOYのキャリアを語るうえで欠かせないのが、ストリートダンスです。
兄の知名度によって注目される以前から、ダンサーとして実力を磨いてきました。
2009年:JUSTE DEBOUT世界大会で優勝FISHBOYは中学生の頃からストリートダンスに取り組み、全国規模の大会で実績を積み重ねました。
そして2009年、フランス・パリで開催された世界的なストリートダンス大会「JUSTE DEBOUT」で優勝します。
この大会での優勝は、彼のキャリアにおける大きな転換点でした。
アルペングループのインタビューでは、世界大会に挑戦するまでの経緯について、沖縄にも通いながら練習を続け、コンディションを整えて大会に臨んだことを明かしています。
また、ダンスの実績が評価され、日本人ダンサーとして初めてアディダス オリジナルスのスポンサード契約を受けた経歴もあります。
2014年:兄とRADIO FISHを結成世界大会優勝後、FISHBOYは活動の幅を音楽・エンターテインメントにも広げます。
2014年に結成されたのが、6人組のダンス&ボーカルグループ「RADIO FISH」です。
メンバーには以下の人物が参加しています。
- 中田敦彦
- 藤森慎吾
- FISHBOY
- Show-hey
- SHiN
- つとむ
オリエンタルラジオの2人と、ダンスパフォーマンスを担うメンバーが組み合わさったユニットです。
FISHBOYはダンス面の実力を生かし、グループのパフォーマンスを支える重要な存在となりました。
2016年:『PERFECT HUMAN』が大ヒットRADIO FISHの名前を全国的に広めたのが、楽曲『PERFECT HUMAN』です。
2016年に大きな話題となり、音楽番組やイベントなどで披露される機会が増えました。
同年には日本有線大賞の有線話題賞、第58回日本レコード大賞の企画賞を受賞。さらにNHK紅白歌合戦にも初出場しました。
この成功によって、FISHBOYはダンスファンだけでなく、一般のテレビ視聴者にも知られる存在になります。
注目したいのは、FISHBOYが単に兄の人気に便乗したわけではない点です。
世界大会での優勝というダンスの実績が先にあり、RADIO FISHでの活動は、それまで培ってきた技術を大規模なエンターテインメントに生かす機会になりました。
【人物・組織の関係を整理】FISHBOYのキャリア年表と関係者一覧
FISHBOYの活動は、ダンス、音楽、プロスポーツ、伝統文化、政治という複数の領域にまたがっています。
ここでは、人物や組織の関係を時系列とともに整理します。
| 時期 | 人物・組織・出来事 | FISHBOYとの関係 |
|---|---|---|
| 2009年 | JUSTE DEBOUT | パリの世界大会で優勝 |
| 2014年 | RADIO FISH | 実兄・中田敦彦らと結成 |
| 2016年 | PERFECT HUMAN | グループの代表曲が大ヒット |
| 2021年 | CyberAgent Legit | D.LEAGUEのチームディレクターとして活動 |
| 2022年 | 日本盆踊り協会 | 芸術顧問に就任 |
| 2025年4月 | 中田フィッシュ | 自民党公認で参院選出馬を表明 |
| 2025年7月 | 参議院選挙 | 26,627票で落選 |
| 2026年9月 | CyberAgent Legit | 26-27 SEASONもディレクター続投 |
この関係図から見えてくるのは、FISHBOYの活動の中心に一貫して「踊りを通じた人とのつながり」があることです。
RADIO FISHでは音楽とダンスを融合させ、D.LEAGUEでは異なるジャンルのダンサーをまとめ、日本盆踊り協会では伝統的な踊りの普及に取り組んでいます。
それぞれ異なる活動に見えますが、共通するテーマがあります。
【2025年参院選】中田フィッシュはなぜ出馬し、26,627票で落選した?
FISHBOYのキャリアにおける大きな転換点が、2025年の参議院議員選挙への挑戦です。
プロダンサーとして活動してきた人物が、なぜ国政に挑戦したのでしょうか。
2025年4月28日:自民党公認で出馬を表明2025年4月28日、FISHBOYは自身のInstagramで参議院選挙の比例代表に自民党公認で立候補することを発表しました。
選挙で使用する候補者名は、芸名を生かした「中田フィッシュ」です。
5月1日には東京都内で記者会見を開き、政治への挑戦について説明しました。
出馬理由は「路上から社会をつなぎなおす」FISHBOYが掲げたスローガンは「路上から社会をつなぎなおす」。
その背景には、長年のストリートダンス経験があります。
本人は、ストリートカルチャーには人々が身体的な表現やコミュニケーションを通じてつながり、居場所や活躍の機会をつくる力があると説明しました。
家庭や学校、職場などで居場所を見つけられなかった人が、ストリート文化を通じて仲間と出会う姿を見てきたことも、政治を志す理由の一つだったといいます。
また、自民党から出馬した理由については、政策を実行するためには現実的な調整能力が必要だと説明しています。
2025年7月20日:選挙結果は26,627票で落選参院選は2025年7月20日に投開票されました。
中田フィッシュ氏の結果は次のとおりです。
2025年参議院選挙・比例代表26,627票
立候補時の情報
候補者名: 中田フィッシュ
政党: 自由民主党
選挙区分: 比例代表
日刊スポーツによると、本人は7月21日にInstagramを更新し、初めての全国比例への挑戦だったことや、目標としていた得票数には届かなかったことを報告しました。
落選後の本人の発信で注目されるのは、政治への挑戦を完全な失敗として扱っていなかった点です。
選挙結果や立場にかかわらず、人々の命と人生を守る居場所づくりには引き続き取り組む意向を示しました。
また、政治や公共に関する情報発信を新たなアカウントで続けたいという考えも明らかにしています。
兄・中田敦彦は選挙出馬をどう受け止めた?兄弟関係についても、2025年5月1日の立候補会見で話題になりました。
日刊スポーツの報道によると、中田敦彦さんは弟の出馬について、政治への情熱と覚悟に兄として感動したという趣旨のメッセージを寄せています。
ただし、立場上、直接的な支援はできないとしながら、遠くから挑戦を応援する姿勢を示しました。
ここで押さえておきたいのは、兄が弟の出馬を応援したことと、兄弟が政治的に同じ考えを持っていることは別だという点です。
FISHBOY本人も、兄の活動や思想と自分の政治への挑戦は関係ないと説明しています。
兄弟だからといって、政治的な立場まで同一視することはできません。
【FISHBOYの現在2026】CyberAgent Legitディレクターと日本盆踊り協会での活動
2026年現在、FISHBOYの活動の中心となっているのが、プロダンスリーグD.LEAGUEです。
2025年の参院選落選後も、ダンス界での活動を継続しています。
CyberAgent Legitのディレクターを続投FISHBOYは、プロダンスチーム「CyberAgent Legit」のディレクターを務めています。
D.LEAGUEは、2021年に開幕した日本発のプロダンスリーグです。ダンサーがチーム単位でパフォーマンスを競い、ダンスを競技・エンターテインメントとして発展させる舞台となっています。
CyberAgent Legitはサイバーエージェントが運営するチームで、FISHBOYはチームの指導やマネジメントを担っています。
そして2026年9月1日、サイバーエージェントは26-27 SEASONの新チーム体制を発表しました。
公式発表によると、新体制は12人のダンサーで構成され、FISHBOYが引き続きDIRECTORを担当します。
つまり、2025年の政治への挑戦を経ても、2026年の主な仕事はプロダンスチームの運営・指導です。
2026年8月のインタビューで明かした仕事の割合2026年8月27日公開の渋谷新聞のインタビューでは、FISHBOYが現在の仕事について語っています。
本人によると、個人で演出などの仕事も行っているものの、現在は仕事の7~8割ほどがD.LEAGUE関連だそうです。
また、チーム運営では異なるダンスジャンルを持つメンバー同士が技術を教え合う「スキルシェア」を重視していると説明しています。
この話から分かるのは、現在のFISHBOYが単に踊るだけのプレイヤーではないということです。
個々のダンサーの技術を引き出し、チーム全体の表現力に変えるマネジメント能力も、彼の大きな強みになっています。
日本盆踊り協会の芸術顧問としても活動もう一つの重要な肩書きが、一般社団法人日本盆踊り協会の芸術顧問です。
FISHBOYは2022年12月、日本盆踊り協会の芸術顧問に就任しました。
協会が発表した就任の目的は、盆踊りを国内外の幅広い世代に広め、文化として盛り上げていくことです。
ストリートダンスと盆踊りは、音楽や衣装、踊り方こそ異なりますが、誰もが参加できる場をつくるという共通点があります。
2026年8月のインタビューでも、本人は盆踊りの魅力について触れています。
ストリートダンスは大人になってから始めるには心理的なハードルがある一方、盆踊りは年齢や経験に関係なく参加しやすいという考えです。
この発想は、FISHBOYが掲げる「日本人全員をダンサーにする」という目標にもつながっています。
2026年現在の活動を整理| 活動分野 | 現在の役割・状況 |
|---|---|
| D.LEAGUE | CyberAgent Legitのディレクター |
| チーム運営 | ダンサーの育成・指導・マネジメント |
| 個人活動 | 演出・振付など |
| 伝統文化 | 日本盆踊り協会の芸術顧問 |
| 音楽活動 | RADIO FISHのメンバーとしての経歴 |
| 政治 | 2025年参院選に出馬し落選 |
2026年11月時点で確認できる大きな動きは、D.LEAGUEのディレクター続投です。選挙後に政治活動をどの程度継続しているかについては、ダンス関連の活動と区別して見る必要があります。
【プロの結論】FISHBOYの本当の強みはダンサーから組織を動かす人への進化
FISHBOYの経歴を時系列で振り返ると、単なる芸能人の弟という説明では足りません。
彼のキャリアには、3つの大きな転換があります。
1つ目は、世界大会優勝によるダンサーとしての確立です。
2009年のJUSTE DEBOUT優勝は、FISHBOYが世界レベルの実力を持つダンサーであることを示しました。
2つ目は、RADIO FISHによる大衆への発信です。
『PERFECT HUMAN』のヒットと紅白歌合戦への出場によって、ダンスを専門的な競技・表現として知らない人にも、その魅力を伝える機会を得ました。
3つ目は、D.LEAGUEでの指導者・組織運営者への転換です。
現在のFISHBOYは、自分自身が踊るだけでなく、複数のダンサーの個性をまとめ、チームとして成果を生み出す立場にあります。
さらに盆踊り協会の芸術顧問という活動は、プロのダンスと一般の人々の日常を結びつける取り組みでもあります。
2025年の政治挑戦も、本人の説明を踏まえれば、ダンスやストリートカルチャーで培ったコミュニティ形成の考え方を社会に広げようとした試みとして理解できます。
FISHBOYについて情報を調べる際の3つの判断基準- 名前を区別する: FISHBOYは芸名、本名は中田啓之、2025年の選挙で使用した名前は中田フィッシュです。
- 実績と知名度を区別する: 兄の中田敦彦さんの知名度だけでなく、2009年の世界大会優勝という本人の実績にも注目する必要があります。
- 選挙結果と現在の職業を区別する: 2025年の参院選では落選しましたが、2026年もCyberAgent Legitのディレクターを続けています。
この3点を押さえるだけでも、FISHBOYという人物の経歴をかなり正確に理解できます。
【中田敦彦の弟】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:中田敦彦の弟の名前は何ですか?
A1:FISHBOY(フィッシュボーイ)です。本名は中田啓之(なかだ・ひろゆき)で、プロダンサー、振付師として活動しています。
Q2:FISHBOYは何の世界大会で優勝しましたか?
A2:2009年にフランス・パリで開催されたストリートダンスの世界大会「JUSTE DEBOUT」で優勝しています。
Q3:FISHBOYと中田敦彦は仲が良いですか?
A3:本人は2025年の参院選出馬表明で、兄を尊敬する存在であり、年齢の近い仲の良い兄弟だと説明しています。一方で、政治や思想については異なる部分もあると語っています。
Q4:FISHBOYは2025年の参院選で当選しましたか?
A4:当選していません。自民党公認で比例代表に出馬し、26,627票を獲得しましたが落選しました。
Q5:FISHBOYは2026年現在、何をしていますか?
A5:プロダンスチームCyberAgent Legitのディレクターを務めています。2026年9月の公式発表でも、D.LEAGUE 26-27 SEASONの続投が確認されています。また、日本盆踊り協会の芸術顧問としても活動しています。
Q6:FISHBOYとRADIO FISHの関係は?
A6:FISHBOYはRADIO FISHのメンバーです。兄の中田敦彦さんや藤森慎吾さんらと2014年にグループを結成し、『PERFECT HUMAN』のパフォーマンスでも活躍しました。
中田敦彦さんの弟は、プロダンサーのFISHBOYこと中田啓之さんです。
2009年のJUSTE DEBOUT世界大会優勝をはじめ、RADIO FISHでの『PERFECT HUMAN』の大ヒット、CyberAgent Legitのディレクター就任など、兄とは異なる分野で確かな実績を築いてきました。
2025年には中田フィッシュとして参院選に挑戦しましたが、26,627票で落選。それでも、2026年にはD.LEAGUE 26-27 SEASONのディレクター続投が正式発表され、日本盆踊り協会の芸術顧問としての活動も続いています。
兄の知名度をきっかけに名前を知った人も多い可能性があります。しかし、FISHBOYの本質は、世界レベルのダンサーとしての実績を出発点に、音楽、チーム運営、伝統文化、社会活動へと活躍の場を広げてきたことにあります。
2026年以降も、ダンスを通じて人々がつながる場をどのように生み出していくのか。その活動が引き続き注目されます。
主な参考資料:株式会社サイバーエージェント公式発表、一般社団法人日本盆踊り協会公式発表、日刊スポーツ、ENCOUNT、渋谷新聞、アルペングループマガジン、アーシャルデザインのインタビュー。