第77回NHK紅白歌合戦の出場歌手については、2026年11月6日時点で、NHKから正式な一覧が発表されていない。
したがって、現段階では紅組・白組ともに出場者は確定していない。インターネット上で紹介されている出演内定者や出場予想は、NHKによる正式発表とは区別する必要がある。
過去9年間の出場歌手発表日を検証発表時期を予測するうえで参考になるのが、過去の出場歌手発表日だ。2017年から2025年までの9年間は、すべて11月13日から19日の間に発表されている。
過去の発表日を並べると、次のようになる。
この実績から考えると、2026年の発表時期も11月中旬が有力な目安になる。具体的には、11月13日(金)から19日(木)までの平日が過去の傾向に当てはまる。
ただし、これは過去の発表実績から導いた予測であり、2026年の正式な発表日ではない。2025年は11月14日(金)に出場歌手が公表された。
出場歌手の発表が遅く感じられる理由紅白の出場者選考では、単純な人気ランキングだけで出演者を決めているわけではない。
例年、NHKが説明している選考の中心は次の3要素だ。
今年の活躍
CD・映像作品の売り上げ、ダウンロード、ストリーミング、ミュージックビデオの再生状況、SNS、有線放送、カラオケ、ライブ実績など。
世論の支持
紅白に出演してほしい歌手に関する世論調査やウェブアンケートなど。
番組の企画・演出
その年のテーマや番組全体の構成にふさわしい出演者かどうか。
つまり、年間チャートの順位が高いからといって、出場が自動的に決まるわけではない。幅広い世代に向けた番組構成や、音楽界の動きを伝える企画との相性も選考に関係する。
この仕組みを理解しておくと、出場予想記事で取り上げられた歌手の名前だけを見て、出演が決定したと判断する誤解を避けられる。
【司会者4人を解説】芦田愛菜・堺雅人・二宮和也・鈴木奈穂子の関係

2026年10月9日、NHKは第77回紅白歌合戦の司会者4人を発表した。芦田愛菜さん、堺雅人さん、二宮和也さん、鈴木奈穂子アナウンサーという顔ぶれだ。
俳優2人、エンターテインメント分野で幅広く活動するタレント1人、NHKの報道・情報番組を担当してきたアナウンサー1人という組み合わせには、それぞれ異なる強みがある。
司会者のプロフィールと紅白との関係この4人の組み合わせで注目したいのは、紅白の経験値が異なることだ。芦田さんと堺さんは出演者・審査員としての経験を持つ一方、司会としては初めて。二宮さんは嵐時代を含めた長い紅白経験があり、鈴木アナウンサーは生放送の進行を担ってきた実績がある。
芦田愛菜は歌手・審査員を経て初司会芦田愛菜さんは2004年6月23日生まれ。2010年にドラマ「Mother」で注目を集め、翌年の「マルモのおきて」で連続ドラマ初主演を果たした。
紅白との縁は古い。2011年の第62回では歌手として出演し、2022年の第73回ではゲスト審査員を務めた。そして2026年、初めて司会という立場で大みそかのステージに立つ。
子役時代から幅広い世代に知られてきた存在であり、現在は俳優としての活動に加え、落ち着いた言葉選びや知的なイメージも評価されている。音楽番組の進行でどのような表情を見せるのかが注目される。
堺雅人は2度の審査員経験を経て司会へ堺雅人さんは1973年10月14日生まれ。1992年から劇団東京オレンジで活動を始め、「リーガル・ハイ」「半沢直樹」「真田丸」「VIVANT」など数々の作品で存在感を発揮してきた。
紅白では2015年と2023年にゲスト審査員として参加している。今回が初司会となる。
堺さんの持ち味は、緊張感のある場面とユーモアのある場面を自然に切り替えられる表現力だ。生放送の舞台で、その独特の存在感がどう生かされるかは大きな見どころとなる。
二宮和也は紅白司会の経験者二宮和也さんは1983年6月17日生まれ。1999年に嵐のメンバーとしてデビューし、音楽活動と俳優活動の両面でキャリアを築いてきた。
嵐として2010年から2014年まで5年連続で紅白の司会を担当。個人では2017年の第68回以来、9年ぶり2回目の司会となる。
2026年の起用は、紅白の舞台を熟知した経験者が再び進行に加わるという意味でも興味深い。出演者とのやり取りや、生放送中の予想外の展開への対応にも期待が集まる。
鈴木奈穂子アナウンサーは3年連続の起用鈴木奈穂子アナウンサーは2004年にNHKへ入局。高松、松山の各放送局を経て東京のアナウンス室に所属し、「NHKニュースおはよう日本」「ニュースウオッチ9」「NHKニュース7」などでキャスターを務めてきた。
現在は情報番組「あさイチ」を担当。2024年、2025年に続いて2026年も紅白の司会に選ばれ、3回目の出演となる。
生放送での進行力や、出演者の言葉を受け止める対応力は、長時間番組を円滑に進めるうえで大きな役割を担う。
なお、4人の具体的な紅組・白組・総合司会の役割分担については、司会者発表時点の情報では詳細が示されていない。
【放送時間・NHKホール・番組テーマ】2026年の開催情報を総整理
第77回NHK紅白歌合戦は、2026年12月31日(木)に東京・渋谷のNHKホールで開催される。
開催日と放送時間は9月16日に発表され、司会者と番組テーマは10月9日に発表された。開催情報はすでに具体的に決まっている。
第77回NHK紅白歌合戦の基本情報
開催日12月31日(木)
放送時間
19:20~23:45
前半
19:20~20:55
後半
21:00~23:45
会場
NHKホール
司会
芦田愛菜・堺雅人・二宮和也・鈴木奈穂子
テーマ
こえていこう、歌とともに。
放送媒体:NHK総合、BSP4K、BS8K、NHK AM。途中ニュースによる中断あり。
NHKの発表によると、前半は午後7時20分から午後8時55分、後半は午後9時から午後11時45分まで。途中にニュースが入る構成となっている。
NHKホールで開催する意味会場となるNHKホールは東京都渋谷区神南に位置する。紅白の生放送を象徴する会場であり、テレビの視聴者と会場の観客が同じ時間を共有する舞台でもある。
今回の観覧募集では、開場が午後6時、開演が午後6時50分、終演が午後11時45分と案内されている。テレビ放送の開始時刻である午後7時20分とは異なるため、観覧当選者は入場案内と放送時間を混同しないようにしたい。
2026年の番組テーマは「こえていこう、歌とともに。」第77回のテーマは「こえていこう、歌とともに。」。
NHKが公表したテーマメッセージでは、音楽が時代や世代、ジャンル、国境を越えて人々をつないでいることに焦点を当てている。
若い世代がレコードを通じて過去の音楽に触れたり、親子で好きなアーティストのライブに出掛けたり、日本のアーティストが海外の観客を集めたりする現象が、その背景として挙げられている。
また、国内で災害が相次ぎ、不安を抱える人がいる状況のなかで、歌とともに困難を乗り越え、未来への希望を見いだすという思いも込められた。
こえていこう、歌とともに。
(第77回NHK紅白歌合戦の番組テーマ)
NHK紅白歌合戦実施本部長の小池明久氏も、紅白がNHKという放送局の枠を越え、インターネットを通じて世界へ歌のメッセージを届ける番組になっていることを説明している。
2026年のテーマは、単に音楽のジャンルを広げるだけではなく、放送とインターネット、国内と海外、世代間の距離を縮めるという番組の方向性にもつながっている。
【曲目・曲順・タイムテーブル】発表はいつ?過去の傾向から予測
11月6日時点では、出場歌手だけでなく、歌唱曲と曲順も正式発表されていない。
紅白を楽しみにしている人にとって、出演者の発表と同じくらい気になるのが「誰が何を歌うのか」「推しの出演は何時ごろなのか」という点だろう。
曲目の発表は12月中旬から下旬が目安過去の発表実績では、歌唱曲の発表は12月19日から23日ごろに集中している。
この流れから、2026年も12月中旬以降の発表が一つの目安になる。ただし、具体的な公表日はNHKから発表されていない。
曲順とタイムテーブルは別の情報曲目が分かっても、出演する順番が決まったわけではない。
曲順は紅組・白組の歌唱順を示すもので、トップバッターや終盤の出演者、トリを確認するための情報だ。一方、タイムテーブルは出演時間帯を把握するための目安となる。
直近では、2023年、2024年、2025年の3年連続で12月26日に曲順が発表されている。
そのため、2026年も12月下旬が発表時期の目安となるが、12月26日と決まったわけではない。2026年は12月26日が土曜日に当たる点にも注意したい。
歴代出場歌手から見える紅白の変化歴代出場歌手を振り返ると、紅白は長年にわたって日本の音楽シーンの変化を映してきた。
第76回に当たる2025年の出場者一覧では、紅組の石川さゆりさんが48回、白組の郷ひろみさんが38回、坂本冬美さんが37回の出場を記録していた。
一方で、2025年にはアイナ・ジ・エンドさん、幾田りらさん、ちゃんみなさん、HANA、FRUITS ZIPPERなどの初出場も実現した。
長年親しまれてきた歌手と新しい音楽シーンを代表するアーティストを同じ舞台に並べることは、紅白の大きな特徴だ。2026年の選考でも、年間の音楽シーンをどう表現するかが注目される。
ただし、2025年の出場実績は2026年の出演を保証するものではない。第77回の正式な紅組・白組一覧は、NHKの発表を待つ必要がある。
【観覧募集・当落・NHK ONE】応募状況と見逃し配信を解説
第77回の観覧募集は、一般募集とNHK ONEアカウント登録世帯向けの2種類が実施された。2026年11月6日時点では、いずれも受付を終了している。
観覧募集の受付期間と当落発表日一般募集は2026年10月1日午前11時から10月15日午後11時59分まで。NHK ONEアカウント登録世帯向けの募集は10月16日午前11時から10月27日午後11時59分までだった。
NHKが公表している抽選結果の通知予定は次のとおり。
当選通知メール12月1日(火)13:00以降
落選通知メール12月2日(水)11:00以降
入場整理券の発送予定12月18日(金)ごろ
当選者には入場整理券が発送される。希望人数は最大2人までで、当選した場合は申込者と同行者の双方について本人確認が実施される。
入場整理券は譲渡できず、当日には申込内容と一致する本人確認書類が必要だ。座席番号は入場整理券に記載されず、本人確認後に発行される座席指定券で確認する仕組みとなっている。
抽選結果の通知には最大数日かかる場合もある。メールを受信できるよう、NHKからのメールを拒否しない設定にしておくことも大切だ。
NHK ONEで同時配信・見逃し配信に対応
NHK ONE
NHKのインターネット配信サービス
テレビの前でリアルタイム視聴できない人にとって、2026年の紅白ではNHK ONEが重要な視聴手段になる。
NHKの開催案内では、NHK ONEでの同時配信と見逃し配信を予定している。加えて、NHK ONE らじるらじるでは同時配信と聴き逃し配信も予定されている。
見逃し配信の期間は放送後1週間と案内されている。大みそかにリアルタイムで見られなかった場合も、年明けに番組を視聴できる予定だ。
NHK ONEを利用する前に確認したいことNHK ONEは、旧NHKプラスの後継となるNHKのインターネットサービス。2025年10月に開始され、テレビ放送の同時配信や番組の見逃し配信などを提供している。
利用前に確認したいのは、アカウント登録と受信契約情報の確認だ。NHKのサービス案内では、受信契約のある世帯は別途の契約や追加負担なしで利用できるとしている。
なお、NHK ONEでの配信予定と、NHKオンデマンドなど別サービスでの配信は別の話だ。第77回について、他のサービスでの配信を当然のものとして考えるのではなく、追加の公式案内を確認したい。
テレビで視聴する人はNHK総合、外出先やスマートフォンで視聴する人はNHK ONEというように、環境に応じて視聴方法を準備しておくとよい。
【NHK紅白歌合戦2026】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:2026年の紅白歌合戦の出場歌手は発表されましたか?
A1:2026年11月6日時点では、紅組・白組の出場歌手一覧は正式発表されていない。過去9年間の発表実績から、11月中旬が目安となる。
Q2:第77回NHK紅白歌合戦の司会は誰ですか?
A2:芦田愛菜さん、堺雅人さん、二宮和也さん、鈴木奈穂子アナウンサーの4人。2026年10月9日に正式発表された。
Q3:紅白歌合戦2026の放送時間は何時から何時までですか?
A3:2026年12月31日(木)の午後7時20分から午後11時45分まで。前半は午後8時55分まで、後半は午後9時から放送予定となっている。
Q4:2026年の紅白歌合戦の会場はどこですか?
A4:東京都渋谷区にあるNHKホール。観覧募集の案内では午後6時開場、午後6時50分開演となっている。
Q5:紅白歌合戦2026の曲目と曲順はいつ発表されますか?
A5:11月6日時点では未発表。過去の傾向では曲目は12月中旬から下旬、曲順は12月26日前後に発表されることが多い。
Q6:2026年の紅白観覧募集はまだ申し込めますか?
A6:申し込みは終了している。一般募集は10月15日、NHK ONE登録世帯向け募集は10月27日に締め切られた。
Q7:紅白の観覧当落はいつ分かりますか?
A7:当選通知メールは12月1日(火)午後1時以降、落選通知メールは12月2日(水)午前11時以降に送信予定。通知には最大数日かかる場合がある。
Q8:紅白歌合戦はNHK ONEで見逃し配信されますか?
A8:NHK ONEで同時配信・見逃し配信が予定されている。見逃し配信期間は放送後1週間。また、NHK ONE らじるらじるでは同時配信・聴き逃し配信が予定されている。
第77回NHK紅白歌合戦は、2026年12月31日(木)午後7時20分から午後11時45分まで、NHKホールから放送される。
司会は芦田愛菜さん、堺雅人さん、二宮和也さん、鈴木奈穂子アナウンサーの4人。番組テーマは「こえていこう、歌とともに。」に決定している。
11月6日時点で残る大きな注目点は、紅組・白組の出場歌手だ。過去9年間の発表日が11月13日から19日に集中していることから、2026年も11月中旬が一つの目安となる。曲目と曲順については、12月の発表が待たれる。
観覧募集はすでに終了しているが、当落通知は12月1日から順次予定されている。テレビ以外ではNHK ONEの同時・見逃し配信も利用できる。
紅白は、長年の常連歌手と新しい音楽シーンを担うアーティストが一堂に会する年末恒例の番組だ。第77回では、4人の司会者がどのような掛け合いを見せるのか、そして「こえていこう、歌とともに。」というテーマをどのようなステージで表現するのか。出場歌手の正式発表とともに、年末の音楽シーンを左右する大きな話題になりそうだ。