野田部宏子選手は、福岡県出身の女子ボートレーサーです。選手登録は4765。2013年に112期生としてデビューし、現在も福岡支部所属のB1級選手として活動しています。
ボートレース公式サイトに掲載されている基本プロフィールは次のとおりです。
野田部宏子選手の基本プロフィール
登録番号
4765
登録期
112期
生年月日
1990年6月25日
年齢(2026年11月)
36歳
出身地
福岡県
所属支部
福岡支部
身長
164cm
体重(公式プロフィール掲載値)
53kg
血液型
A型
級別
B1級
出典:BOAT RACE公式選手プロフィール。体重は出走時に変動します。
野田部選手が所属する112期は、2013年にデビューした選手たちの世代です。
同期には、山崎郡、山田祐也、今泉友吾、藤原啓史朗、松尾充、小池礼乃、中川りな、千葉真弥らがいます。
同期からはA1級で活躍する選手も生まれており、同じ養成期からそれぞれ異なるキャリアを歩んでいることが分かります。
野田部選手は、そうした同期と競いながら、福岡支部を拠点にキャリアを積み上げてきました。
野田部宏子の人物像とレースへの姿勢2025年12月2日、スポーツ報知の連載「素顔のクイーン」で野田部選手のインタビューが掲載されました。
記事では、競技への取り組み方や食生活、スタートに対する考え方などが紹介されています。
特に印象的なのは、初優勝やA1級昇格といった大きな目標だけを追うのではなく、目の前のレースで勝つことを大切にしている点です。
「目先の1着の積み重ねが結局、期別勝率や優勝につながる」
出典:スポーツ報知「速攻派・野田部宏子はギョーザからパワー~素顔のクイーン」(2025年12月2日)
この発言からは、短期的な結果を積み上げることが、長期的な競技成績につながるという本人の考え方が読み取れます。
【野田部宏子の経歴・デビュー】2013年から現在までの歩み

野田部選手のキャリアを振り返るうえで重要なのは、2013年のデビュー、同年の初勝利、そして2019年の初優出です。
新人時代から順調に勝ち続けたというよりも、経験を重ねながら少しずつ実績を築いてきた選手です。
初出走は2013年5月17日の芦屋野田部選手の初出走は、2013年5月17日。
ボートレース芦屋で開催された「MBP嘉麻オープン1周年記念」の初日第2Rでした。
結果は6着。112期生としてプロの競技生活をスタートさせました。
初勝利は2013年12月8日の福岡初勝利を記録したのは、デビューから約7か月後の2013年12月8日です。
ボートレース福岡の「博多名物 元祖肉肉うどん杯」8Rで、6号艇・6コースからまくり差しを決めて1着を獲得しました。
外枠からの初勝利という点も、キャリア初期の節目として注目されます。
初優出は2019年3月の蒲郡次の大きな節目が2019年3月5日の初優出です。
ボートレース蒲郡の「マクール杯争奪戦」で優勝戦に進出し、5着という結果を残しました。
デビューから約5年10か月。初優出まで時間を要した一方、優勝戦に進出できる力を身につけたことを示す出来事でした。
野田部宏子のキャリア年表| 時期 | 出来事 | 内容 |
|---|---|---|
| 2013年3月 | 選手登録 | 登録番号4765 |
| 2013年5月17日 | 初出走 | 芦屋・一般戦、6着 |
| 2013年12月8日 | 初勝利 | 福岡8R、まくり差し |
| 2019年3月5日 | 初優出 | 蒲郡・優勝戦5着 |
| 2025年12月 | インタビュー掲載 | スタート力と競技への姿勢を紹介 |
| 2026年2月3日 | フライング | 浜名湖・準優勝戦11R |
| 2026年9月13日 | フライング | 常滑7R、F2となる |
| 2026年10月30日 | 直近の出走 | 桐生6R、6着 |
| 2026年10月31日~ | F休み | 60日間の休みに入る |
この年表から見えてくるのは、野田部選手のキャリアが、初勝利から初優出へと段階的に進んできたことです。
なお、2026年11月2日時点の競艇DB集計では、通算優出回数は7回、優勝回数は0回となっています。2019年の初優出以降も優勝戦進出の経験を重ねているものの、初優勝はまだ達成していません。
【2026年最新成績】野田部宏子の勝率・平均ST・優出回数を検証
2026年の成績を確認する際には、集計期間を区別する必要があります。
ボートレースの期別成績と、直近1年間・2年間などの独自集計では数字が異なるためです。
2026年前期の公式期別成績BOAT RACE公式サイトに掲載されている2025年11月1日~2026年4月30日の成績は次のとおりです。
2026年前期・公式期別成績
勝率4.82
平均ST0.13
2連対率29.40%
3連対率41.05%
出走回数95回
優出回数0回
フライング回数
1回
優勝回数
0回
集計期間:2025年11月1日~2026年4月30日。出典:BOAT RACE公式期別成績。
勝率4.82は、1着から6着までの着順点を出走回数で割った指標です。1着率だけでは評価できない、レース全体の安定感を反映します。
同期間の着順別成績を見ると、1着16回、2着12回、3着11回でした。
3着以内は合計39回で、95走中の41.05%。一方、5着も25回あり、上位着順を安定して確保することが課題として残っています。
2026年秋の最新勝率は3.662026年11月5日更新の競艇データラボでは、2026年10月30日までの最新出走データに基づき、野田部選手の全国勝率を3.66と掲載しています。
こちらは2026年前期の公式期別勝率4.82とは異なる集計です。
| 項目 | 数値 | 集計条件 |
|---|---|---|
| 全国勝率 | 3.66 | 2026年10月30日時点の出走表 |
| 1着率 | 16.6% | 362走 |
| 2連対率 | 28.7% | 362走 |
| 3連対率 | 43.6% | 362走 |
| 平均ST | 0.14 | 362走・F除外 |
| フライング | 4回 | 同集計期間 |
出典:競艇データラボ。集計期間は2024年10月15日~2026年10月30日。公式期別成績とは期間・算出条件が異なります。
ここで押さえておきたいのは、勝率4.82から3.66へ単純に成績が下落したと判断しないことです。
前者は半年間の期別成績、後者は異なる期間の出走データを使った数値です。比較するときは、同じ期間・同じ計算方法でそろえる必要があります。
通算成績と優出回数2026年11月2日までの競艇DB集計では、通算成績は次のようになっています。
- 通算出走回数:1,889回
- 通算勝率:3.88
- 1着回数:206回
- 2連対率:21.80%
- 3連対率:33.50%
- 平均ST:0.15
- 優出回数:7回
- 優勝回数:0回
通算7回の優出は、優勝戦に進出する力を持っていることを示します。一方、優勝回数は0回です。
今後のキャリアを考えるうえでは、優出回数を増やすだけでなく、優勝戦で勝ち切る力をどこまで高められるかが大きなテーマになります。
【スタート力を分析】野田部宏子の平均STは速い?フライングとの関係
野田部選手の競技上の特徴として、スポーツ報知が取り上げたのがスタート力です。
2025年12月2日のインタビュー記事では、前期の平均STがコンマ12で、女子選手のトップタイだったと紹介されています。
平均ST0.12を記録した速攻派STとはスタートタイミングのことです。
ボートレースでは、スタートラインを通過するタイミングを小数点以下の秒数で表します。一般的には数字が小さいほど早いスタートです。
平均ST0.12は、スタート力を評価するうえで注目される数字です。
野田部選手はインタビューでも、スタートの質を高めながらフライングを避けることを課題として挙げています。
この発言は、単に速くスタートすることだけを目指しているわけではないことを示しています。
コース別の平均STにも特徴がある2025年11月~2026年4月の公式コース別成績を見ると、次のような数字が掲載されています。
| 進入コース | 平均ST | スタート順 |
|---|---|---|
| 1コース | 0.14 | 2.80 |
| 2コース | 0.13 | 2.30 |
| 3コース | 0.14 | 1.90 |
| 4コース | 0.14 | 2.70 |
| 5コース | 0.10 | 2.50 |
| 6コース | 0.11 | 2.30 |
特に5コースの平均ST0.10、6コースの0.11が目を引きます。
ただし、平均STとスタート順は別の指標です。
平均STは実際にどれほど早くスタートしたかを示し、スタート順は同じレースの出場選手との相対的な比較になります。
そのため、平均STが速いからといって、必ずしも毎回レースを有利に進められるわけではありません。
スタート力は速さだけで評価できないボートレースでは、スタートが早ければ早いほど有利になるとは限りません。
フライングを避けながら、ほかの艇との位置関係や水面状況を考慮したスタートを決めることが大切です。
野田部選手の場合、2025年のインタビューで語った「スタートの質を上げたい」という課題が、2026年のフライング記録によって改めて浮き彫りになりました。
今後は、平均STの速さを維持しつつ、安定したスタートを実現できるかが評価のポイントです。
【フライングの経緯】2026年2月・9月のFと60日間のF休み
2026年の野田部選手を語るうえで外せないのが、フライングの記録です。
報道で確認できる大きな出来事は、2月3日の浜名湖と9月13日の常滑です。
2026年2月3日:浜名湖準優勝戦でF最初の大きな出来事は、2026年2月3日に開催された浜名湖ヴィーナスシリーズの準優勝戦11Rです。
野田部選手は4号艇で出走し、4コースからコンマ02のフライングとなりました。
同じレースでは土屋実沙希選手も2コースからコンマ07のフライングを記録しています。
日刊スポーツによると、野田部選手は3月3日から8日までのびわこヴィーナスシリーズに出走した後、30日間のフライング休みに入りました。
加えて、休み明けから3か月間は女子戦のあっせんから除外されると報じられています。
2026年9月13日:常滑で今期2本目のF次の大きな転換点は、9月13日のボートレース常滑です。
「ヴィーナスシリーズ第13戦常滑シンデレラカップ」2日目の7Rで、野田部選手は1号艇として出走しました。
インコースからスタートしたものの、記録はF0.01。
コンマ01のフライングとなり、賞典除外が決まりました。
スポーツ報知は、このフライングを今期2本目と報道しています。
F2による60日間の休みが決定この9月のフライングによって、野田部選手はF2となりました。
報知の報道では、すでにあっせんが決まっていた10月25日~30日の桐生ヴィーナスシリーズを走った後、60日間のF休みに入る予定とされていました。
実際のF休み予定は、次のとおりです。
2026年のF休み60日間
開始日
2026年10月31日
終了日
2026年12月29日
2026年11月6日現在、休み期間中です。出典:ボートレース日和のF休み予定、報知のフライング報道。
F休みは、フライングをした選手に科される出場停止期間です。
特にF2では休みが長期化するため、出走機会を失うことが競技成績にも影響します。
フライングはスタート力の裏返しなのか野田部選手のケースでは、2025年に平均ST0.12という女子トップタイの記録を残した一方、2026年には浜名湖と常滑でフライングを経験しています。
この2つの事実を結びつけると、スタートへの積極性とフライングのリスクをどう両立させるかが、重要な競技課題になっていることが分かります。
ただし、フライングだけで選手の実力を判断するのは適切ではありません。
スタートタイミングは水面の状況や風、進入コースなどにも左右されます。重要なのは、フライング後のレースでどのようなスタートを選択し、成績を立て直していくかです。
【現在のレース結果】2026年10月の若松・桐生での成績
2026年11月6日現在、野田部選手はF休みの期間に入っています。
そのため、現在の競技状況を把握するには、休み直前の出走結果を確認が必要です。
10月18日:若松7Rで3着2026年10月13日~18日の若松開催では、最終日の7Rに出走しました。
4号艇から4コースに進入し、ST0.23で3着。
1着は守屋美穂選手、2着は渡邉真奈美選手でした。
野田部選手は上位3着以内に入り、F休み前の開催で連対圏に迫る結果を残しています。
10月25日~30日:桐生ヴィーナスシリーズF2による60日間の休みを控えた最後の開催が、桐生の「第19回マクール杯 ヴィーナスシリーズ第16戦」です。
野田部選手は6日間の開催に出場しました。
最終日の10月30日には6Rに6号艇で出走。6コースからST0.26で、結果は6着でした。
直近の桐生開催では、上位着順を獲得することができず、休み前の最終レースも厳しい結果となりました。
2026年秋の成績から見える課題10月の2開催を振り返ると、若松では3着を獲得した一方、桐生では6着など下位着順が続きました。
この違いを考える際には、進入コースやモーター性能、相手選手の級別なども考慮する必要があります。
特に桐生の最終日は6コースからの出走でした。外枠では1着を狙う難しさも増すため、着順だけで選手の状態を判断することはできません。
今後の注目点は次の3つです。
- F休み明けに平均STをどこまで戻せるか。
- 1着だけでなく2着・3着を安定して確保できるか。
- 準優勝戦への進出と優出回数を増やせるか。
【プロの結論】野田部宏子の今後を左右する3つの評価ポイント
野田部選手の2026年までの競技実績を整理すると、単に勝率だけでは捉えられない特徴が見えてきます。
注目すべきは、速いスタート、優出経験、そしてフライング後の立て直しです。
1. スタート力を安定した着順につなげられるか野田部選手は、過去に女子トップタイの平均ST0.12を記録した実績があります。
一方、2026年にはフライングが続き、60日間の休みに入りました。
今後の評価では、平均STが速いかどうかだけではなく、スタート事故を避けながら着順につなげられるかが重要です。
2. 7回の優出経験を初優勝につなげられるか2026年11月2日時点で通算7回の優出経験がありながら、優勝はまだありません。
優出は、予選を突破して優勝戦に進む力があることを示す数字です。
ただし、優勝するには、予選での安定感だけでなく、準優勝戦・優勝戦での勝負強さも求められます。
今後は、優出回数を増やすことに加え、優勝戦で上位着順を獲得できるかにも注目したいところです。
3. F休み後の復帰が大きな転機になる2026年10月31日から12月29日までの60日間は、出走できません。
この期間は競技から離れることになるため、復帰後の調整が重要になります。
特に、長期間の休みを経た後のスタート感覚やレース勘、モーター調整への対応は注目ポイントです。
復帰後すぐに結果を出すことだけでなく、一定期間を通じて勝率と連対率を回復できるかが、次の級別審査にも関わってきます。
【野田部宏子の現在に関するよくある質問(FAQ)】
Q1:野田部宏子選手の登録番号は何番ですか?
A1:登録番号は4765です。112期生で、福岡支部に所属するボートレーサーです。
Q2:野田部宏子選手のデビュー日はいつですか?
A2:2013年5月17日です。ボートレース芦屋の一般戦で初出走し、同年12月8日に福岡で初勝利を挙げました。
Q3:野田部宏子選手の2026年前期の勝率と平均STは?
A3:2025年11月1日~2026年4月30日の公式期別成績では、勝率4.82、平均ST0.13です。
Q4:野田部宏子選手の優出回数と優勝回数は?
A4:2026年11月2日時点の競艇DB集計では、通算優出7回、優勝0回です。
Q5:野田部宏子選手のフライングはいつ発生しましたか?
A5:2026年2月3日の浜名湖準優勝戦でコンマ02、9月13日の常滑7Rでコンマ01のフライングが報道されています。9月のフライングは今期2本目でした。
Q6:野田部宏子選手のF休みはいつまでですか?
A6:2026年10月31日から12月29日までの60日間です。2026年11月6日現在は休み期間中です。
Q7:野田部宏子選手はA1級に昇格していますか?
A7:2026年11月現在、公式プロフィールの級別はB1級です。今後は勝率の向上と安定した着順の確保が昇級に向けた課題になります。
野田部宏子選手は、2013年に112期生としてデビューした福岡支部のボートレーサーです。初勝利は2013年12月、初優出は2019年3月。2026年11月時点では通算7回の優出経験を持っています。
2026年前期の公式成績は勝率4.82、平均ST0.13。過去には女子トップタイの平均ST0.12を記録するなど、スタート力が大きな特徴です。
一方、2026年2月と9月にはフライングがあり、10月31日から12月29日まで60日間のF休みに入りました。
今後の焦点は、休み明けのレース勘の回復、スタートの安定、そして初優勝への挑戦です。速いスタートを持ち味とする野田部選手が、その強みを安定した着順に結びつけられるか。2026年末から2027年にかけての復帰後の走りが、キャリアの次の節目になりそうです。
主な参照資料:BOAT RACE公式選手プロフィール・期別成績・コース別成績、スポーツ報知、日刊スポーツ、競艇DB、競艇データラボ、ボートレース日和。成績は各資料に記載された集計日時・期間に基づきます。