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【2026年最新成績】福岡県予選は7位!11位から順位を上げた現在の実力

伊部 拓海 伊部 拓海 • 更新: • 公開: • 読了約 18 分
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【最新成績に関する重要な訂正】2026年の結果については、学校公式サイトの部活動ページに「令和8年度・福岡県予選11位」と掲載されている一方、2026年11月1日に開催された第77回福岡県高校男子駅伝の大会公式記録では、大牟田は7位・2時間13分23秒となっている。11位・2時間16分44秒は、第76回大会に当たる2025年の結果である。したがって、2026年の最新成績は7位と整理するのが正確だ。

2026年11月1日、福岡県嘉麻市で開催された第77回福岡県高校男子駅伝。全国高校駅伝の福岡県予選を兼ねる大会で、大牟田高校は2時間13分23秒の7位でフィニッシュした。

優勝は自由ケ丘高校の2時間07分50秒、2位は福岡第一高校の2時間09分03秒、3位は福岡工業大学附属城東高校の2時間11分03秒だった。大牟田は上位3校から離れたものの、県内30チームが参加した大会で7位に入っている。

注目したいのは、2025年からの変化だ。学校公式のお知らせによれば、2025年11月2日の第76回大会では、7区間を走り切って11位、2時間16分44秒だった。2026年は順位を4つ上げ、タイムも3分21秒短縮している。

もちろん、年度によって選手構成やレース展開は異なるため、単純なタイム比較だけで実力を断定することはできない。それでも、チーム再編後の大牟田が県内上位に向けて前進していることを示す結果だ。

2026年福岡県予選の出走メンバー

大会公式記録から確認できる7人のオーダーは次のとおり。吉田唯人主将が1区を担当し、2年生3人と1年生4人で襷をつないだ。

- 1区・10km:吉田唯人(2年)31分18秒
- 2区・3km:松尾奏杜(2年)8分58秒
- 3区・8.1075km:松野政嵩(2年)25分31秒
- 4区・8.0875km:重松泰成(1年)25分46秒
- 5区・3km:木佐貫知裕(1年)9分13秒
- 6区・5km:髙田航平(1年)16分31秒
- 7区・5km:山中颯樹(1年)16分06秒

レース内容では、3区の松野が区間5位、4区の重松が区間4位と健闘した。後半の5区から7区には1年生が並んでおり、経験の浅い選手が全国を目指す県予選で襷をつないだ点も見逃せない。

2026年の大牟田は、完成された強豪チームというより、下級生を中心に戦力を積み上げている段階にある。特に1年生4人が全国大会予選の主要区間を経験したことは、翌年度以降のチームづくりに向けた材料になる。

【現役選手一覧】吉田唯人主将を中心とする14人のメンバー

大牟田高校駅伝部

大牟田高校駅伝部OB・OG会が公開している現役選手名簿には、2026年度の選手として14人が掲載されている。内訳は2年生7人、1年生7人。主将は熊本県荒尾市出身の吉田唯人で、出身中学は荒尾海陽中学校だ。

現在のメンバーは福岡県内だけでなく、熊本県からも複数の選手が集まっている。地元大牟田市の選手と周辺地域から進学した選手が混在する構成だ。

2年生の選手

1. 吉田唯人(主将)/熊本県荒尾市・荒尾海陽中
2. 荒木優斗/大牟田市・白光中
3. 井藤勘助/熊本県長洲町・長洲中
4. 古賀慶次/大牟田市・宅峰中
5. 松尾奏杜/熊本県山江村・山江中
6. 松野政嵩/熊本県宇土市・鶴城中
7. 森遥人/八女市・黒木中

1年生の選手

1. 木佐貫知裕/行橋市・中京中
2. 森本虎琉/行橋市・中京中
3. 山中颯樹/福岡市・高取中
4. 重松泰成/久留米市・諏訪中
5. 中村恵冨/久留米市・筑邦西中
6. 二宮一斗/大牟田市・宮原中
7. 髙田航平/熊本県合志市・楓の森中

この名簿で特に注目したいのは、2026年の福岡県予選で実際に走った選手と、公開名簿の選手が一致していることだ。吉田、松尾、松野の2年生に加え、重松、木佐貫、髙田、山中の1年生が出走している。

つまり、現時点の主力は特定の3年生に依存する構成ではない。2年生が競技経験を生かしてチームを支え、1年生が実戦経験を積む形が見えてくる。

ただし、名簿に記載されていることと、全国高校駅伝の登録メンバーやレギュラーであることは別だ。個々の5000m自己ベスト、駅伝の出走回数、区間適性などは公開名簿だけでは判断できない。

【歴代記録】全国高校駅伝の優勝5回・準優勝10回という実績

大牟田高校駅伝部の歴史は1958年(昭和33年)に始まる。創部翌年の1959年には全国高校駅伝に初出場し、いきなり準優勝。2時間14分49秒という記録を残した。

その後も全国大会で上位を争い、1975年に初優勝。翌1976年にも優勝し、2年連続で全国の頂点に立った。昭和から平成にかけて全国屈指の駅伝強豪校として存在感を発揮している。

全国高校駅伝の歴代優勝記録

大牟田高校が全国高校駅伝男子で優勝したのは、次の5大会だ。

- 1975年(昭和50年): 2時間09分11秒
- 1976年(昭和51年): 2時間09分57秒
- 1988年(昭和63年): 2時間05分53秒
- 1991年(平成3年): 2時間06分47秒
- 2000年(平成12年): 2時間04分48秒

特に1988年の優勝は、2時間05分53秒という記録での制覇だった。1991年にも再び優勝し、2000年には平成の節目に5度目の全国制覇を果たしている。

全国高校駅伝の準優勝は通算10回

優勝だけでなく、準優勝の回数も大きな特徴だ。OB・OG会の部史によると、準優勝したのは1959年、1965年、1974年、1987年、1990年、1996年、1997年、1998年、2013年、2024年の計10回。

特に1996年から1998年には3年連続で準優勝。2013年には2時間03分54秒で再び全国2位に入った。長期間にわたって全国上位を維持してきたことが、同校の競技史の大きな特徴である。

2024年の準優勝は2時間01分57秒

全国高校駅伝・準優勝

近年の代表的な実績が、2024年12月22日に京都で行われた第75回全国高校駅伝だ。

この大会で大牟田は2時間01分57秒を記録して準優勝。優勝した佐久長聖の2時間01分33秒に続く2位で、3位の仙台育英は2時間02分39秒だった。

公式大会記録には、4区の野田顕臣が22分57秒、5区の塚田虎翼が8分28秒を記録したことも残っている。全国の強豪校が集まる舞台で、県・九州の高校駅伝を代表する実力を示した大会だった。

ただし、この準優勝を2026年の現役チームの実力とそのまま結びつけることはできない。高校駅伝は毎年選手が入れ替わる競技であり、2024年の主力と現在の選手は異なる世代だ。過去の実績と現役チームの成績を分けて見ることが大切になる。

【監督・指導体制とOB・OG会】磯松大輔を中心とする名門の人的ネットワーク

2026年現在の大牟田高校駅伝部の監督は磯松大輔。OB・OG会が公開する現役選手ページには、コーチとして植木真、顧問として徳永保と野口天音の名前も掲載されている。

磯松監督は大牟田高校の卒業生で、1991年の全国高校駅伝優勝に貢献した元選手だ。その後、法政大学で箱根駅伝に出場し、実業団のコニカミノルタでは選手、コーチを経て監督を務めた。2014年の全日本実業団対抗駅伝では、チームを優勝に導いた実績もある。

2021年8月にはトヨタ自動車九州の陸上競技部コーチに就任したことが月刊陸上競技の報道で伝えられている。その後、母校の指導に携わる体制へと移った。選手として全国制覇を経験し、大学駅伝と実業団の双方を知る指導者が母校を率いている点は、現在のチームを見るうえで重要な要素だ。

大牟田高校駅伝部を取り巻く関係者
関係者・組織 役割・実績 チームとの関係 磯松大輔 監督。1991年全国高校駅伝優勝メンバー、実業団監督経験者 現在の指導責任者 植木真 コーチ 現役選手の指導を担当 徳永保・野口天音 顧問 部活動の運営を支える立場 吉田唯人 2年生・主将。2026年福岡県予選1区を担当 現役選手の中心的存在 OB・OG会 卒業生による支援・応援組織 現役選手への物心両面の支援

OB・OG会が果たす役割

大牟田高校駅伝部の特徴として見逃せないのが、卒業生によるOB・OG会の存在だ。

同会は卒業生の親睦だけでなく、現役駅伝部への支援や大会応援を目的として活動している。会則には、現役部員への支援費や主要大会・合宿の激励に関する費用などが運営費の用途として記されている。

2026年度の役員体制では、川波貴臣が会長を務め、藤吉寿行が大牟田高校駅伝部の部長として相談役に名を連ねている。卒業生と学校関係者が組織的に現役チームを支える構造がある。

また、OB・OG会の会長挨拶では、卒業生が大学や実業団で競技を続け、その後指導者として後進を育成していることにも触れられている。磯松監督のように、母校での競技経験を次世代に伝える人材がいることは、名門の伝統を継承するうえで大きな意味を持つ。

【強さの理由と現在の実態】2025年の集団転校から始まった再建

大牟田高校駅伝部の現在を理解するには、2024年の全国準優勝だけでなく、2025年に起きた大きな転換にも目を向ける必要がある。

2025年春、駅伝部の大規模な転校問題

2025年3月5日、日刊スポーツは、大牟田高校駅伝部の部員19人のうち18人が鳥取城北高校への転校を希望していると報じた。

背景には、当時ヘッドコーチを務めていた赤池健氏の鳥取城北高校への移籍があった。大牟田高校は2025年4月からOBの磯松大輔氏を新監督に迎える方針を示していたが、指導体制の変更をめぐり、部員や保護者との間で反発が生じたと報じられている。

赤池氏は2023年3月に部員への体罰が発覚した際、監督を退任。その後、部活動指導員として現場に復帰し、ヘッドコーチとして指導に関わっていた。2025年1月に鳥取城北への転職を決断したことで、部員の多くも転校を選択する事態となった。

この問題は単なる指導者の交代ではなかった。全国準優勝を経験したチームの選手構成が大きく変わり、学校に残る選手と転校する選手に分かれることになったからだ。

2025年8月のNumber Webの現地取材記事では、当時の大牟田高校駅伝部は8人で活動し、3年生1人と新入生7人という構成だったことが紹介されている。前年の全国準優勝チームとは、実質的に別の世代で再出発する状況だった。

2026年は14人の選手が在籍する体制へ

2026年度のOB・OG会公開名簿では、選手は14人。2年生と1年生がそれぞれ7人という構成になっている。

2025年の大規模な選手流出を経て、現役チームが新たな選手層を形成していることが分かる。2026年11月の福岡県予選では、そのうち7人が実際に襷をつないで7位に入った。

2025年の11位から2026年の7位への浮上は、再建の進展を示す一つの数字だ。ただし、県代表の座を争う自由ケ丘や福岡第一などとの競争は続いており、全国上位に復帰するには、さらに選手層を厚くする必要がある。

名門の強さを支える3つの要素

大牟田高校駅伝部が長年にわたって全国で結果を残してきた理由は、単に有力選手が集まるからという説明だけでは足りない。公開資料からは、次の3点が競技力を支える構造として読み取れる。

1.全国大会で蓄積した競技経験と伝統

全国優勝5回、準優勝10回という歴史は、チームにとって大きな財産だ。全国大会で戦うことを目標にした指導や競技への意識を、世代を超えて受け継ぐ土台になっている。

2.競技経験豊富な指導者

磯松監督は高校時代の全国制覇だけでなく、大学駅伝や実業団での経験も持つ。高校生の育成と、長距離競技のトップレベルで求められる能力の双方を理解する指導者がいることは、チームの強化における強みだ。

3.卒業生による継続的な支援

OB・OG会が現役部員への支援や大会応援を活動目的としていることも特徴だ。選手が競技に取り組む環境を、学校だけでなく卒業生も支える仕組みが整えられている。

ただし、こうした伝統や支援があるからといって、毎年自動的に全国優勝できるわけではない。2025年のチーム再編が示すように、指導体制と選手の信頼関係、継続的な選手育成が揃って初めて競技力につながる。

なお、学校公式の部活動実績によると、2026年度はインターハイ福岡県予選の3000m障害で6位に入っている。2025年度には5000m競歩で福岡県予選優勝、全国大会20位という実績もあった。駅伝だけでなく、個人種目でも競技経験を積む選手がいる点も押さえておきたい。

【今後の注目点】全国大会への復帰に必要な条件とは?

2026年の福岡県予選7位という結果を踏まえると、大牟田高校駅伝部が次の段階に進むための注目点は、主に3つある。

1.1区から上位争いに加わる力

2026年の福岡県予選では、主将の吉田唯人が1区10kmを31分18秒で走り、区間9位だった。1区はチーム全体の流れを左右する重要な区間であり、ここで上位集団に食らいつけるかは今後の課題になる。

後続の2区から4区では区間上位の走りも見られた。特に3区の松野政嵩が区間5位、4区の重松泰成が区間4位だったことは、今後のチーム強化に向けた明るい材料だ。

2.1年生を中心とする選手層の拡充

2026年の出走メンバー7人のうち、4人は1年生だった。翌年度も競技を続ければ、現在の主力選手の多くがチームに残る可能性がある。

ただし、駅伝は7人だけで成立する競技ではない。故障やコンディション不良に備える控え選手の育成、各区間を任せられる選手の複数確保が必要だ。14人の公開名簿から、今後どの選手が主力へ成長するかが注目される。

3.全国準優勝の実績を現在のチームにつなげられるか

2024年の全国準優勝は、今も大牟田高校駅伝部を象徴する実績だ。しかし、2025年の集団転校を経た現在は、かつての主力選手の実績に頼るのではなく、新しい選手たちが独自のチーム力を築く段階にある。

2026年の7位は、再建の途中経過として評価できる。一方、全国大会への出場権を獲得するには、県予選で優勝を争う力が求められる。伝統校としての看板を、現役選手の結果にどう結びつけるかが次の焦点だ。

【大牟田高校駅伝部に関するよくある質問(FAQ)】

Q1:大牟田高校駅伝部の2026年福岡県予選の順位は何位?
A1:2026年11月1日の第77回福岡県高校男子駅伝では、2時間13分23秒で7位だった。11位という結果は2025年の第76回大会のものである。

Q2:大牟田高校は全国高校駅伝で何回優勝している?
A2:男子の全国高校駅伝で通算5回優勝している。1975年、1976年、1988年、1991年、2000年に全国制覇を果たした。準優勝は通算10回。

Q3:2024年の全国高校駅伝で大牟田高校は何位だった?
A3:2024年12月22日の第75回大会で準優勝した。記録は2時間01分57秒。優勝した佐久長聖との差は24秒だった。

Q4:大牟田高校駅伝部の現在の監督は誰?
A4:2026年現在の監督は磯松大輔。1991年の全国高校駅伝優勝メンバーで、法政大学や実業団でも競技・指導経験を積んだ人物だ。

Q5:2026年現在の主将は誰?
A5:吉田唯人。2年生で、2026年11月の福岡県予選では1区10kmを担当した。

Q6:大牟田高校駅伝部は現在何人いる?
A6:OB・OG会が公開する2026年度の現役選手名簿には14人が掲載されている。2年生7人、1年生7人の構成だ。

大牟田高校駅伝部は1958年の創部以来、全国高校駅伝で優勝5回、準優勝10回を誇る男子駅伝の名門だ。2024年には2時間01分57秒で準優勝し、全国トップクラスの実力を示した。

一方、2025年の大規模な選手転校によってチームは大きな再編を経験した。磯松大輔監督のもとで新たな選手構成となり、2026年度は14人の選手が公開名簿に掲載されている。

そして2026年11月1日の福岡県予選では7位、2時間13分23秒。前年の11位から順位を上げたものの、全国大会への復帰には県内の強豪校を上回る必要がある。

今後の評価で重視したいのは、過去の優勝回数だけではない。吉田唯人主将ら2年生の成長、1年生の戦力化、磯松監督の指導体制、そしてOB・OG会による支援が、実際の大会順位にどう反映されるかだ。

全国準優勝を経験した名門が、再建期を乗り越えて再び都大路の上位を争う存在になれるのか。大牟田高校駅伝部にとって、2026年はその新しい歩みを測る重要なシーズンとなっている。

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コンテンツディレクター 伊部 拓海
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映画・ドラマ担当。公開資料と一次報道を照合し、ネタバレの扱いには線引きルールを設けています。

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