NHK Eテレの科学バラエティー番組『すイエんサー』で、さまざまな疑問や難題に体当たりで挑戦してきた「すイエんサーガールズ」。ピチレモン出身の人気モデルを中心に結成された番組内ユニットであり、福原遥、清野菜名、前田希美、江野沢愛美、佐久間乃愛、其原有沙、豊田ルナ、奥森皐月など、現在も芸能界で活動する多くのタレントが参加してきた。
番組は2009年に放送を開始し、2023年3月27日に14年間の歴史に幕を下ろした。それでは、歴代メンバーは誰だったのか。ピチレモンとの関係や結成の背景、台本なしのガチンコロケ、CD・アルバムと歴代エンディングテーマ、そして2026年現在のメンバーの活動はどうなっているのか。
番組終了から3年以上が経過した2026年11月現在、公式プロフィールやレコード会社の作品情報、当時の放送記録をたどると、すイエんサーガールズが単なる若手モデルの集合体ではなかったことが見えてくる。
【結成理由とピチレモンとの関係】すイエんサーガールズはどんなユニットだった?

すイエんサーガールズは、NHK Eテレの番組『すイエんサー』に出演し、さまざまなテーマに挑戦するリポーター役を担った番組内ユニットである。
その成り立ちを理解するうえで欠かせないのが、ティーン向けファッション雑誌『ピチレモン』だ。
日本コロムビアの公式プロフィールでは、すイエんサーガールズについて、ピチレモンで活躍していた人気モデルと、その卒業生たちによって結成されたユニットと紹介している。
つまり、もともと同じ雑誌のモデルとして活動していたメンバーを中心に、テレビ番組という新たな活動の場を設けた構成だった。
ピチレモンは、ファッションや美容、学校生活などを扱うティーン向け雑誌として知られ、若い女性読者に影響力を持っていた。誌面で培われた知名度や親しみやすさは、Eテレの若年層向け番組とも相性がよかった。
モデルとして完成された表情を見せるだけでなく、テレビでは難題に悩み、失敗し、試行錯誤する。こうした異なる一面を見せられることが、ユニットの大きな特徴だった。
結成の目的はアイドル活動ではなく番組の挑戦企画すイエんサーガールズという名前から、アイドルグループを想像する人もいるかもしれない。しかし、活動の中心は歌やダンスではなく、番組のテーマに沿った体験型のリポートだった。
視聴者から寄せられた素朴な疑問を解決したり、日常生活で役立つ技術を身につけたり、苦手な運動に挑戦したりする。その過程をメンバー自身が体験することで、視聴者にも考える楽しさを伝えていた。
また、2015年度以降はピチレモン出身者だけに限定されず、ほかのティーン誌や芸能活動を通じて活躍するメンバーも参加するようになった。
この変化は、すイエんサーガールズが特定の雑誌のモデルユニットから、幅広い若手タレントが参加するテレビ番組のレギュラー出演者へと発展したことを示している。
日本コロムビアの公式プロフィールと2017年のMANTANWEBの新メンバー加入報道を照らし合わせると、ピチレモンとの結びつきを出発点としながら、参加者の幅を広げていった経緯が分かる。
【歴代メンバー一覧】福原遥・清野菜名から佐久間乃愛・其原有沙まで
すイエんサーガールズの歴代メンバーには、現在のテレビや映画、舞台で活躍する人物が数多く含まれている。
ただし、長期間にわたって出演者が入れ替わってきたため、特定の固定メンバーで活動していたグループとは異なる。ここでは、公式アルバムの参加者、当時の新メンバー発表、最終回の出演者記録をもとに、主な顔ぶれを年代別に整理する。
初期から中期に活躍した主なメンバー2014年6月25日に発売されたファーストミニアルバム『すイエんサーガールズ』の公式参加メンバーには、次の17人が記載されている。
前田希美、谷内里早、岩田宙、荻野可鈴、志田友美、江野沢愛美、山田朱莉、井之上史織、小林玲、関紫優、長崎すみれ、関根莉子、中山咲月、五十嵐ありさ、福原遥、田尻あやめ、荒川ちか。
この時期のメンバーは、ピチレモンのモデルとしての活動と番組出演を並行していた人物が多い。
また、清野菜名、前島亜美、重本ことりなども、過去のすイエんサーガールズのメンバーとしてMANTANWEBが紹介している。
現在の知名度だけで歴代メンバーを振り返ると、俳優として大きく飛躍した人物に注目しがちだが、当時はそれぞれが異なるジャンルで活動する若手タレントだった。
2015年以降は参加メンバーの幅が拡大2015年度以降は、従来のピチレモン出身モデル中心の構成から、ほかのファッション誌や芸能活動を背景に持つメンバーも参加する形へ変わった。
2017年には、溝部ひかる、平塚麗奈、西尾美恋、多田成美の4人が新たに加入。MANTANWEBは、ニコラやPopteenなどのモデルとしても活動していたメンバーが加わったことを報じている。
同年4月からの出演メンバーとして報道されたのは、江野沢愛美、志田友美、小林れい、横田真悠、佐久間乃愛、松山莉奈、齋藤茉日、其原有沙、溝部ひかる、恩田乃愛、平塚麗奈、西尾美恋、多田成美、西川茉佑だった。
番組最終回に出演した12人2023年3月27日の最終回では、佐久間乃愛、其原有沙、豊田ルナ、多田成美、一ノ瀬陽鞠、奥森皐月、小熊莉々葉、吉田恵芽、織田ひまり、関谷瑠紀、宮本和奏、細谷美月の12人が出演した。
これは最終回の放送記録に基づく出演者一覧であり、歴代すべてのメンバーを意味するものではない。
歴代メンバーと活動の変遷一覧| 時期 | 主なメンバー | 活動上の特徴 |
|---|---|---|
| 2010年代前半 | 前田希美、福原遥、清野菜名、志田友美、江野沢愛美、荻野可鈴、山田朱莉、荒川ちかなど | ピチレモン出身モデルを中心とした活動。歌やダンスにも展開。 |
| 2015~2017年度 | 佐久間乃愛、其原有沙、横田真悠、松山莉奈、多田成美、溝部ひかるなど | 他のティーン誌出身者や若手タレントにも参加枠が拡大。 |
| 2018~2019年度 | 豊田ルナ、青島妃菜、小熊莉々葉、関谷瑠紀など | 新しい世代のモデルやタレントが番組に参加。 |
| 2020~2021年度 | 奥森皐月、一ノ瀬陽鞠、吉田恵芽、宮本和奏、織田ひまり、細谷美月など | 番組後期を担うメンバーが加入。 |
| 2023年3月27日 | 佐久間乃愛、其原有沙、豊田ルナ、多田成美、一ノ瀬陽鞠、奥森皐月、小熊莉々葉、吉田恵芽、織田ひまり、関谷瑠紀、宮本和奏、細谷美月 | 番組最終回の出演者12人。 |
この変遷から分かるのは、すイエんサーガールズが単純なモデルの交代制ユニットではなく、時代ごとに異なる若手タレントを受け入れながら番組の顔を作ってきたことだ。
また、番組出演者の一覧と、音楽作品に参加したメンバーの一覧は必ずしも一致しない。アルバムの参加者名簿をそのまま最終メンバーと捉えないことも、歴代メンバーを調べる際のポイントとなる。
【台本なしのガチンコロケ】すイエんサーガールズが人気を集めた理由
台本なし・打ち合わせなしで挑む体験型企画すイエんサーガールズを語るうえで欠かせないのが、番組の代名詞ともいえるガチンコロケだ。
日本コロムビアの公式プロフィールには、メンバーが台本なし・打ち合わせなしの過酷なロケに体当たりで挑戦していたことが記されている。
これは単に出演者が自由に振る舞うバラエティーとは違う。与えられた課題に対して、自分たちで考え、試し、失敗しながら解決策を見つけていく形式だった。
たとえば、料理の技術や運動のコツなど、普段の生活で経験する身近な問題が企画の題材になる。専門家が最初から答えを提示するのではなく、メンバー自身が試行錯誤する過程に番組の面白さがあった。
失敗する姿も隠さないから視聴者が共感できたモデルとして活動する若い女性が、必ずしも得意ではないことに挑戦する。その過程では、思いどおりにいかず悩む姿や、何度もやり直す様子も映し出された。
日本コロムビアの紹介文でも、雑誌で見せるモデルとしての表情とは異なり、リアルに悩み苦しみながら挑戦する姿が共感を呼んでいたと説明されている。
ここに、すイエんサーガールズならではの魅力があった。
完成した結果だけを見せるのではなく、そこに至るまでの考え方や試行錯誤を視聴者と共有する。成功したときの達成感だけでなく、失敗しても次の方法を考える姿勢そのものが、教育番組としての価値につながっていた。
最終回スペシャルにも受け継がれた挑戦精神2023年2月19日と26日に放送された最終回スペシャルでは、「ガールズ全員でピザパした~い!」という企画が組まれた。
冬山に集まったメンバーが、材料や調理道具が十分にない状況から、火起こしやチーズづくり、オーブンづくりに挑戦する内容だった。
単にピザを完成させるのではなく、必要なものを自分たちで工夫して用意するという、番組の基本姿勢が凝縮された企画だった。
14年間の締めくくりに、メンバー全員で知恵と工夫を出し合う企画が選ばれたことは、番組が大切にしてきた挑戦の精神を象徴していた。
最終回スペシャルの放送内容は、TVガイドWebが2023年2月8日に詳しく紹介している。
【CD・アルバム・歴代エンディングテーマ】すイエんサーガールズの音楽活動
すイエんサーガールズは、ロケや番組出演だけでなく、音楽活動にも取り組んでいた。
日本コロムビアの公式ディスコグラフィには、シングルとミニアルバムが掲載されており、番組のエンディングテーマや主題歌を担当していたことが確認できる。
2012年「Sweet Answer」でCDデビュー2012年2月15日に発売された「Sweet Answer」は、すイエんサーガールズのデビューシングルだ。
NHK『すイエんサー』のエンディングテーマとして使用され、CDには表題曲のほか、別バージョンやオフボーカル音源が収録された。DVDにはプロモーションビデオやメンバーの企画映像、メイキング映像も収められている。
番組出演者が番組の音楽を歌うことで、テレビでの挑戦とは違った形でもユニットの魅力を発信していた。
2013年「ピカッと!アハッと!体操」2013年5月22日には、2ndシングル「ピカッと!アハッと!体操」が発売された。
番組の新エンディングテーマとして制作された楽曲で、CDとDVDを組み合わせた作品として販売された。
体操という親しみやすいテーマを取り入れ、子どもたちが番組の世界観に触れやすい音楽作品になっている。
2014年ファーストミニアルバムを発売2014年6月25日には、ファーストミニアルバム『すイエんサーガールズ』が発売された。
日本コロムビアの作品情報によると、全8曲を収録した作品で、番組の歴代エンディングテーマに加え、「知力の格闘技!」シリーズのテーマ曲なども収められている。
主な収録曲は次のとおり。
- アンブレラシュークリーム
- ONE STEP WONDER!
- キラキラGIANT KILLER
- あくしゅとはくしゅ
- ピカッと!アハッと!体操
- Sweet Answer
- ピカッと!アハッと!体操(ピコピコラブリーばーじょん)
- Sweet Answer(ミラクルハッピーばーじょん)
番組で使用された楽曲をまとめて聴ける作品という意味でも、ユニットの活動を振り返るうえで重要な一枚だ。
2015年・2016年の主題歌も担当2015年5月13日には「ハテナソウダメガネ」が配信限定シングルとして発売された。NHK Eテレ『すイエんサー』の2015年度主題歌に起用されている。
続く2016年5月18日には「スーダラ節」が配信限定で発売され、2016年度の番組主題歌を担当した。
日本コロムビアの公式ディスコグラフィで確認できる主な作品を
- 2012年2月15日:Sweet Answer(CD+DVD)
- 2013年5月22日:ピカッと!アハッと!体操(CD+DVD)
- 2014年6月25日:すイエんサーガールズ(ファーストミニアルバム)
- 2015年5月13日:ハテナソウダメガネ(配信限定)
- 2016年5月18日:スーダラ節(配信限定)
なお、これらはすイエんサーガールズ名義で確認できる主要な作品であり、番組で使用されたすべての年代の楽曲が同ユニットの歌唱というわけではない。
実際、2017年にはガールズバンドSILENT SIRENが新しいエンディングテーマを担当することも発表されている。
したがって、番組の歴代エンディングテーマを調べる場合は、すイエんサーガールズ名義の楽曲と、番組全体のテーマ曲を区別する必要がある。
【2023年3月27日】NHK Eテレ『すイエんサー』はなぜ終了した?
14年間続いた番組が2023年3月に終了NHK Eテレの『すイエんサー』は、2009年3月31日に放送を開始し、2023年3月27日の放送をもって終了した。
2023年2月8日には番組終了が発表され、14年間の歴史に幕を下ろすことが明らかになった。
NHKは終了に合わせて「14年間ありがとう~怒涛の6回連続!感謝まつり」と題した最終回スペシャルを企画。2月19日から6週連続で特別企画を放送した。
最終回は高校野球中継の関係で通常とは異なる時間帯となり、3月27日午前9時から放送された。
最終回で描かれた14年間の集大成最終回スペシャルでは、ガールズ全員で挑戦する企画だけでなく、長年ナレーションを担当してきた伊吹吾郎が、未来の子どもたちに残したい技を紹介する内容も放送された。
「パスタのソースを飛ばさずに食べる方法」「じゃんけんで勝つコツ」「苦手な運動の克服法」など、番組が積み重ねてきた実用的な知恵が取り上げられた。
最後の放送では、いとうあさこ、横山だいすけらのMC陣と、すイエんサーガールズのメンバーが出演。番組を支えてきた出演者たちが14年間を締めくくった。
番組終了の理由は公式にどこまで説明されている?番組終了については、NHKが2023年3月で放送を終了することを公表している。一方、特定の出演者の卒業や、すイエんサーガールズの活動不振などを終了理由として公式に発表したものではない。
14年間という長期放送を終えたことと、出演者個人の芸能活動の終了は別の話だ。
また、番組終了後にすイエんサーガールズが再結成されたという公式発表も、2026年11月時点で確認できる日本コロムビアの作品情報や各メンバーの公式プロフィールには見当たらない。
したがって、現在の位置づけは「解散したアイドルグループ」というよりも、番組の終了とともに活動の舞台を終えた番組内ユニットと捉えるのが適切だ。
【2026年現在】佐久間乃愛・其原有沙・豊田ルナ・奥森皐月の活動
すイエんサーガールズの番組出演は終了したが、メンバーの芸能活動まで終わったわけではない。
2026年現在は、それぞれが俳優、モデル、タレント、舞台、執筆など異なる分野で活動している。特に、番組後期の中心メンバーだった佐久間乃愛、其原有沙、豊田ルナ、奥森皐月は、現在の活動を追ううえでも注目される存在だ。
佐久間乃愛:2026年はCanCamの読者モデルとして活動佐久間乃愛は、2015年度から2023年3月まで、すイエんサーガールズとして出演していたメンバーだ。
元ニコプチ専属モデルとしても活動しており、番組では「のあ」の愛称で親しまれた。
所属事務所スペースクラフトの2026年掲載プロフィールによると、2026年3月号からCanCamの「CanCam it girl」として活動。2026年からはCanCam専属読者モデルとしても紹介されている。
すイエんサーガールズとして長期間番組に出演した経験を持ちながら、現在はファッション分野で新たな活動を展開している。
其原有沙:舞台・声優・音楽プロジェクトで活躍其原有沙は2016年から番組に出演したメンバーで、愛称は「ありさ」。2001年8月24日生まれ、東京都出身だ。
幼少期から子役として活動し、2014年にはアイドルユニット「乙女新党」に加入してCDデビュー。2018年には『ウルトラマンR/B』で湊アサヒ役を務めた。
2026年現在の公式プロフィールでは、京王電鉄のイメージキャラクター「プラットガール」、舞台『ワールドトリガー the Stage』の雨取千佳役、音楽プロジェクト「ウタヒメドリーム」の真白清美役などが紹介されている。
加えて、2026年10月には「ウタヒメドリーム」の3周年記念ライブや、舞台『アサルトリリィ』vol.2への出演が予定・掲載されている。
番組での体験型リポートから、舞台や声の仕事へと活動領域を広げているメンバーの一人だ。
豊田ルナ:ミスマガジン2019グランプリを経て女優へ豊田ルナは、2018年度からすイエんサーガールズに参加したメンバーで、愛称は「るな」。2002年7月17日生まれ、埼玉県出身だ。
その後の代表的な実績として知られるのが、2019年のミスマガジングランプリ獲得である。
加えて、テレビ東京系『ウルトラマントリガー NEW GENERATION TIGA』ではヒロインを務めた。
所属するプラチナムプロダクションのプロフィールでも、モデル・タレント・女優など幅広い活動分野が紹介されている。
すイエんサーで見せていた親しみやすさとは異なる、映像作品やグラビアなどでの表現力も、現在の活動を語るうえで欠かせない。
奥森皐月:お笑い・ラジオ・執筆分野で独自の存在感奥森皐月は2020年度から参加したメンバーで、愛称は「さつき」。2004年5月9日生まれ、東京都出身だ。
子役として早くから芸能活動を始め、『おはスタ』のおはガールや、雑誌『りぼん』のりぼんガールとしても活動してきた。
2026年現在、所属するスターダストプロモーションのプロフィールでは、深夜ラジオやお笑いネタ鑑賞を趣味とし、カルチャー系のコラム執筆にも取り組むタレントとして紹介されている。
特にお笑いへの関心は強く、QJWebでは「奥森皐月のお笑い事件簿」を連載。公式プロフィールにはnoteの定期更新も掲載されている。
すイエんサーでさまざまな課題に向き合っていた経験が、現在の言葉を使った表現活動と直接結びつくと断定することはできない。しかし、テレビ出演だけにとどまらず、自分の関心を専門性のある発信へと発展させている点は興味深い。
2026年の活動状況を比較4人の現在の活動を整理すると、同じユニットで活動していたメンバーでも、その後の進路は大きく異なることが分かる。
- 佐久間乃愛:ファッションモデル・読者モデルとして活動。
- 其原有沙:舞台、映像、声優、音楽プロジェクトなどで活動。
- 豊田ルナ:モデル、グラビア、女優、タレントとして活動。
- 奥森皐月:タレント、コラムニスト、お笑い・ラジオ関連の発信で活動。
このように、2026年現在のすイエんサーガールズは、番組内のユニットとして活動を続けているわけではない。かつての出演者たちが、それぞれの専門分野でキャリアを築いている状態だ。
【誤解を解消】すイエんサーガールズについてよくある勘違い
全員がピチレモン出身だった?初期のユニットはピチレモンの現役モデルや卒業生を中心に構成されていた。しかし、2015年度以降は参加者の幅が広がり、ニコラやPopteenなど、別の雑誌に関係するモデルも加入している。
したがって、すイエんサーガールズの全メンバーがピチレモン出身だったという理解は正確ではない。
すイエんサーガールズはアイドルグループだった?音楽作品をリリースしていたため、アイドルグループとして認識されることもある。しかし、公式プロフィールで紹介されている中心的な役割は、番組のガチンコロケに参加する体験型リポーターだった。
音楽活動は確かに存在したものの、活動全体をアイドルグループとして捉えると、番組内で果たしていた役割を見落としてしまう。
番組終了と同時にメンバー全員が引退した?これは誤りだ。2026年現在も、佐久間乃愛、其原有沙、豊田ルナ、奥森皐月をはじめ、各メンバーはそれぞれの分野で活動している。
終了したのはNHK Eテレの番組と、それに伴う番組内ユニットとしての活動であり、出演者全員の芸能活動が終了したわけではない。
2026年に新メンバーが加入した?2026年11月現在、すイエんサーガールズに新メンバーが加入したという公式発表は確認できない。番組そのものが2023年3月に終了しているため、現役メンバーが交代しながら活動する状態ではない。
過去の出演者の新しいプロフィールや活動情報と、ユニットの新規活動情報を混同しないことが大切だ。
【よくある質問】すイエんサーガールズに関するFAQ
Q1:すイエんサーガールズの歴代メンバーには誰がいる?
A1:前田希美、福原遥、清野菜名、志田友美、江野沢愛美、佐久間乃愛、其原有沙、豊田ルナ、奥森皐月などが参加している。時期によってメンバーが入れ替わり、2023年3月27日の最終回には12人が出演した。
Q2:すイエんサーガールズはなぜ結成された?
A2:ピチレモンで活躍していた人気モデルと卒業生を中心に、番組の挑戦企画を担うユニットとして結成された。モデルとしての活動とは異なる、素の表情や試行錯誤を見せることも特徴だった。
Q3:すイエんサーガールズの最終メンバーは誰?
A3:最終回の出演者は、佐久間乃愛、其原有沙、豊田ルナ、多田成美、一ノ瀬陽鞠、奥森皐月、小熊莉々葉、吉田恵芽、織田ひまり、関谷瑠紀、宮本和奏、細谷美月の12人。
Q4:すイエんサーはいつ終了した?
A4:NHK Eテレで2009年に始まった番組は、2023年3月27日の放送をもって終了した。14年間の歴史を締めくくるため、同年2月19日から6回連続の最終回スペシャルが放送された。
Q5:すイエんサーガールズのCDやアルバムはある?
A5:ある。2012年に「Sweet Answer」、2013年に「ピカッと!アハッと!体操」を発売し、2014年には全8曲収録のファーストミニアルバム『すイエんサーガールズ』をリリースした。2015年と2016年には配信限定シングルも発売している。
Q6:佐久間乃愛や其原有沙は2026年現在も芸能活動をしている?
A6:活動している。佐久間乃愛はCanCamの読者モデル、其原有沙は舞台や音楽プロジェクトなどで活動している。ほかにも豊田ルナは女優・モデル、奥森皐月はタレント・執筆活動など、それぞれ異なる分野で活動を続けている。
Q7:すイエんサーガールズは2026年に再結成された?
A7:2026年11月時点で、ユニットとしての再結成や新規番組活動を告知する公式発表は確認できない。現在は、かつての出演メンバーが個人単位で活動している。
すイエんサーガールズは、ピチレモン出身の人気モデルを中心に結成され、NHK Eテレの『すイエんサー』で体当たりの挑戦を続けてきた番組内ユニットだった。
前田希美、福原遥、清野菜名、江野沢愛美といった初期・中期のメンバーから、佐久間乃愛、其原有沙、豊田ルナ、奥森皐月などの後期メンバーまで、その顔ぶれは時代とともに変化していった。
また、台本なし・打ち合わせなしのガチンコロケや、CD・ミニアルバムのリリースなど、単なる番組出演にとどまらない活動を展開していたことも特徴だ。
2023年3月27日の番組終了によって、すイエんサーガールズとしての活動は一区切りを迎えた。しかし、その後もメンバーたちは俳優、モデル、舞台、音楽、執筆など、それぞれの道を歩んでいる。
【プロの結論】
すイエんサーガールズを振り返る際に重要なのは、単に歴代メンバーの名前を並べることではない。ピチレモンという雑誌文化から生まれたユニットが、教育バラエティーという異なるメディアで個性を発揮し、出演者自身の成長を番組の魅力に変えていった点にある。
とりわけ、完成されたモデルの姿だけでなく、失敗や悩みを含めた挑戦の過程を見せたことは、同時代のティーン向け番組の中でも印象的な特徴だった。
2026年現在、すイエんサーガールズという名前を調べるなら、番組時代の出演者一覧と、各メンバーの現在の活動を分けて確認するのが確実だ。14年間の番組の歴史と、その後も続いているメンバー個人のキャリア。その両方を知ることで、すイエんサーガールズが残した存在感をより深く理解できる。
編集・公開時の重要な確認点: 記事中の歴代メンバー情報は、日本コロムビアの公式アルバム参加者、MANTANWEBの2017年加入報道、2023年最終回の出演者記録を区別して整理しています。特に「歴代メンバー」と「最終回出演者12人」は同じ名簿ではありません。