顔写真の真偽を判断するには、まず作者本人の経歴と、作品が発表された時期を整理しておく必要があります。
たつき諒さんは、1975年に秋田書店の『月刊プリンセス』で漫画家デビューしました。少女漫画から女性誌、ミステリー・ホラー系の作品まで活動の幅を広げ、1999年に漫画家を引退しています。
その後、2021年の『私が見た未来 完全版』、2022年の過去作品集、2025年の自伝『天使の遺言』へと活動の記録がつながっています。
以下は、出版社の公式資料、図書館の書誌情報、本人インタビューを基に整理した年表です。
この年表から分かるのは、たつき諒さんの活動を追ううえで、1983年の『宝石物語』と2025年の『天使の遺言』が重要な資料になっていることです。
『私が見た未来 完全版』が本人を知る重要資料になった理由『私が見た未来 完全版』は、2021年10月1日に飛鳥新社から発売された作品です。
元になった『私が見た未来』は1999年刊行で、1994~1998年に雑誌『ほんとにあった怖い話』や『恐怖体験』に掲載された漫画をまとめたものです。
飛鳥新社の公式紹介では、完全版には漫画だけでなく、夢日記の解説や漫画家を辞めた理由、インド旅行が転機になった経緯なども収録されています。
ただし、同書が注目を集めた最大の理由は予言に関する内容であり、現在の素顔を紹介する写真集ではありません。
【なりすまし騒動】偽物の発言や画像を本人と間違えないために

たつき諒さんの顔写真を調べるうえで、絶対に外せないのが2021年のなりすまし騒動です。
この騒動は、単にSNSに偽アカウントが登場したという話ではありません。本人ではない人物が、たつき諒さんを名乗って情報を発信し、実際にメディアの取材対象になっていたという問題でした。
2021年6月、飛鳥新社が偽アカウントを公表2021年6月25日、飛鳥新社は『私が見た未来 完全版』に関連して、たつき諒さんを名乗るTwitterの偽アカウントが存在すると公式発表しました。
出版社は、対象となった2つのアカウントについて、たつき諒さん本人および飛鳥新社とは一切関係がないと説明。Twitter社側にもスパムと、なりすましアカウントであることを報告したとしています。
つまり、出版社自身が本人とは無関係の発信者が存在することを明確に認めていたのです。
オカルト雑誌『ムー』も取材相手の誤認を謝罪騒動はSNSだけにとどまりませんでした。
2021年6月28日、オカルト情報誌『ムー』を発行するワン・パブリッシングは、2021年7月号の記事「漫画家『たつき諒』が富士山噴火を警告!!」について、お詫びと訂正を発表しました。
発表によると、記事は取材協力者を通じて作者と称する人物から得たコメントを基に構成されていました。しかし、掲載後に、その人物がたつき諒さん本人ではなかったことが判明したのです。
編集部は、記事中のコメントが本人の意思や発言ではなかったと認め、本人確認が不十分だったことを謝罪しました。
本人は後のインタビューで何を語ったのか2022年12月27日、文春オンラインは『文藝春秋』2022年4月号に掲載された本人インタビューを公開しました。
このインタビューで、たつき諒さんは、テレビで自分の漫画が紹介されたことをきっかけに騒動を知り、ネット上で自分を名乗る人物が発言していることに気付いた経緯を説明しています。
また、偽物の発言には、阪神・淡路大震災を夢で見ていたという話や、尾崎豊さんの死を予知していたという話、富士山の噴火に関する新たな予言などが含まれていたと振り返っています。
本人が当初静観していたものの、偽物の発言がエスカレートしていったという点も重要です。
2025年の自伝で本人が明かした騒動の経緯2025年刊行の『天使の遺言』では、2021年の出来事が改めて本人の視点から説明されています。
文芸社の刊行案内によれば、本人は昔の単行本が復刊されるという予告を見て出版社に連絡しました。偽物が自分の作品に関連する情報を勝手に発信し、世間が混乱していたことが、本人が名乗り出るきっかけになったと記しています。
同書には、完全版の出版に至るまでの経緯や、本人が自分の伝えたいことを残すために自伝を執筆した背景も収録されています。
たつき諒の顔写真を見分ける5つの基準過去の騒動を踏まえると、インターネット上で見つけた画像を本人のものと判断する際には、次の点を確認する必要があります。
掲載元が出版社や本人の公式発信か
個人ブログや転載画像だけでは、本人の写真であることを証明できません。
元の書籍や掲載ページが特定できるか
『宝石物語』など、書名や発行時期、掲載場所が具体的に示されているかを確認します。
写真の説明文が当時のものか
後から付けられた説明と、実際に出版時に掲載された情報を区別します。
本人確認の経緯が明らかか
出版社や取材媒体が本人と確認した経緯を説明しているかが判断材料になります。
画像の転載だけで本人認定していないか
顔立ちが似ている、同じ髪型をしているといった理由だけでは、本人の証明になりません。
特に重要なのは、画像の出典と本人確認の履歴です。2021年には、実際にメディアが本人ではない人物のコメントを掲載する事態が起きています。
そのため、顔写真の見分け方では、見た目の印象よりも、誰が、いつ、どの資料を根拠に公開した画像なのかを優先すべきです。
【公式プロフィール】たつき諒の現在と顔出しに関する誤解
2026年現在のたつき諒さんについて、公式資料から確認できるプロフィールをまとめます。
たつき諒(竜樹諒)
生年月日
1954年12月2日
2026年11月の年齢
71歳
出身地
神奈川県横浜市
職業
元漫画家
デビュー
1975年
漫画家引退
1999年
血液型
O型
主な代表作
『私が見た未来』
2025年の自伝
『天使の遺言』
出典:飛鳥新社・文芸社の著者紹介。血液型など一部の情報は2025年6月時点の文芸社プロフィールに基づく。
たつき諒さんは1999年に漫画家を引退していますが、引退したからといって、本人の活動や著作がすべて途絶えたわけではありません。
2021年には『私が見た未来 完全版』が刊行され、2022年には過去作品集が復刻。2025年には自伝『天使の遺言』を発表しています。
特に2025年の自伝は、漫画家としての経歴だけでなく、家族との関係やボランティア活動、本人の価値観などを知ることができる資料です。
また、文芸社の紹介では、本人が自分の納得できる内容を残したいという思いから、自伝の出版を決めた経緯も説明されています。
こうした活動を見ると、顔写真を公開することよりも、著作や文章を通して自分の経験や考えを伝えることが、現在の公的な活動の中心になっていると考えられます。
2026年に新しい顔写真が公開されたという情報はある?2026年11月時点で確認できる出版社の著者紹介や書籍案内には、新たな現在の顔写真を本人の公式画像として紹介する情報は確認できません。
また、2025年の『天使の遺言』刊行も、本人の自伝出版であって、顔出しを目的とした発表ではありません。
したがって、2026年最新の顔写真としてSNSやブログに掲載されている画像については、撮影時期や掲載元、本人確認の有無を確認する必要があります。
本人が顔を公開しない理由についても、公式に説明された具体的な理由と、ネット上で語られている推測は分けて考えるのが適切です。
【プロの結論】たつき諒の素顔を知るために押さえたい3つのポイント
たつき諒さんの顔写真をめぐる情報を整理すると、注目すべきなのは写真の数ではなく、情報の出どころです。
1. 『宝石物語』の写真は原本による確認が重要1983年の『宝石物語』は、図書館の所蔵目録や出版社の復刻作品紹介で実在を確認できます。しかし、写真の人物が本人であるという点については、書誌記録とは別の確認が必要です。
2. 自画像と実際の顔写真を混同しない漫画家の自画像は、作者自身が描いた人物表現です。実際の顔立ちを確認できる写真と同じ証拠として扱うことはできません。
3. 2021年の騒動を踏まえ、本人確認を優先する飛鳥新社や『ムー』編集部の公式発表、2022年の本人インタビュー、2025年の自伝は、なりすまし問題が実際に起きたことを裏付けています。
顔写真の信頼性を判断するなら、画像の見た目よりも、本人と出版社がどのように確認したのかを重視する必要があります。
また、たつき諒さんを知るために、顔写真だけを追いかける必要はありません。2025年の『天使の遺言』は、本人の人生や創作活動を理解するための、より直接的な資料になっています。
【たつき諒の顔写真】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:たつき諒の顔写真は現在公開されていますか?
A1:2026年11月現在、出版社の公式プロフィールなどで、現在の素顔を確認できる公式顔写真は確認できません。若い頃の写真として『宝石物語』掲載説がありますが、本人確認の公表とは区別する必要があります。
Q2:たつき諒の若い頃の写真は何歳のときのものですか?
A2:1983年刊行の『宝石物語』に掲載されたとされる写真です。1954年12月2日生まれのため、刊行時点では29歳です。ただし、その写真が本人であるという公式な確認は別途必要です。
Q3:たつき諒の自画像は実際の顔と同じですか?
A3:自画像は漫画として描かれた作者の人物表現です。実際の顔立ちや現在の容姿を証明するものではありません。
Q4:たつき諒が顔出しをしない理由は何ですか?
A4:本人が顔写真を公開しない理由について、具体的に説明した公式発表は確認できません。本人インタビューではネットを日常的に利用しない生活について語っていますが、それを顔出ししない理由と断定することはできません。
Q5:たつき諒を名乗る偽物は実際に存在したのですか?
A5:はい。2021年に飛鳥新社が偽アカウントについて公式に注意を呼び掛けました。また、オカルト情報誌『ムー』も、取材した人物が本人ではなかったとして訂正・謝罪しています。
Q6:現在のたつき諒を知るには何を読めばよいですか?
A6:2025年6月刊行の自伝『天使の遺言』がおすすめです。生い立ち、漫画家を志した経緯、作品活動、なりすまし騒動などを本人の視点から知ることができます。
たつき諒さんの顔写真をめぐる最大の注目点は、1983年刊行の『宝石物語』に掲載されたとされる若い頃の写真です。作品自体は明治大学現代マンガ図書館の所蔵目録でも確認できますが、写真の人物が本人であることについては、出版社による正式な確認と区別する必要があります。
現在の顔写真については、2026年11月時点で本人の容姿を確実に確認できる公式公開情報は見当たりません。自画像やネット上の画像だけで、現在の素顔を判断することもできません。
加えて、2021年には本人を名乗る偽物がメディアに登場する問題が発生しました。この経緯は、顔写真や本人発言の出典を確認することの大切さを示しています。
2025年刊行の『天使の遺言』では、たつき諒さん自身が自分の人生や過去の騒動について記しています。顔写真だけでは分からない人物像を知るうえでも、注目すべき一冊です。
最終的な整理は、若い頃の写真は『宝石物語』掲載説があるものの本人確認には留保が必要、現在の顔写真は公式確認できるものがない、ということです。 今後、新たな写真が公開された場合も、出版社や本人による確認を基準に判断することが大切です。