2026年現在、元大関・栃ノ心ことレヴァニ・ゴルガゼ氏は、現役引退後の第二の人生を日本で歩んでいる。大相撲で培った知名度と母国ジョージアへの思いを生かし、ワインや蜂蜜の輸入販売、ジョージア料理店の経営、駐日ジョージア大使館での文化・スポーツ活動など、実業家として複数の仕事を手がけている。
特に注目されるのが、2026年2月24日に東京都墨田区で営業を開始した「GEORGIAN HOUSE(ジョージアンハウス)」だ。加えて、2026年10月のトークショーでは現役時代から約90キロ減量した近況を明かし、千葉県でのワイナリー構想についても語った。2023年5月の引退から約3年、栃ノ心はどのような変化を遂げたのか。引退理由から現在の仕事、近影、今後の展望まで詳しく整理する。
栃ノ心は2023年5月に現役を引退してから、日本とジョージアをつなぐ実業家として活動している。
現役時代は192センチの長身と強靱な体格を生かした右四つの相撲で知られたが、現在はその知名度を母国の食文化や特産品の普及に生かしている。
現在の主な仕事は3つ2026年11月現在、報道や関係団体の公開情報から確認できる主な活動は次のとおりだ。
- Royal Georgia:ジョージア産ワインや蜂蜜などの輸入・販売事業。
- GEORGIAN HOUSE:東京都墨田区で経営するジョージア料理専門店。
- ジョージア大使館:文化・スポーツアドバイザーとして日本とジョージアの交流に協力。
2025年のインタビューでは、在日ジョージア大使館の文化・スポーツアドバイザーとして活動しながら、力士タレントとしても仕事をしていることが紹介された。
また、2026年1月には日本旅行業協会の活動報告にも登場。在日ジョージア大使館の関係者として、レヴァン・ゴルガゼ氏(元大関・栃ノ心)の名前が掲載されている。
引退後の生活は現役時代より忙しい?2026年10月12日、栃ノ心は東京都墨田区のよみうりカルチャー錦糸町でトークショーを開催した。
デイリースポーツの報道によると、現在の仕事について、本人は現役時代よりも忙しく、時間が足りないと説明。一方で、充実した気持ちで新しい仕事に取り組んでいる様子を見せた。
「相撲より仕事が多くて時間もないけれど、新しい人生の目標ができましたし、前向きな大変さですよ」
現役時代は土俵で勝つことが最大の目標だった。現在は、商品を届けること、飲食店を運営すること、ジョージアの文化を日本に紹介することが日々の仕事になっている。
単なる引退後のタレント活動ではなく、母国に関係する事業を自ら立ち上げている点が、現在の栃ノ心を理解するうえで重要だ。
【引退理由と経緯】栃ノ心はなぜ2023年5月に現役を退いたのか

栃ノ心の引退は、相撲への情熱を失ったからではない。大きな要因となったのは、長年にわたって続いたけがと、2023年初場所で負った左肩の負傷だった。
2013年の右膝大けがから奇跡的な復活栃ノ心は2006年3月場所で初土俵を踏み、順調に番付を上げて2010年7月場所には新三役に昇進した。
ところが、2013年7月の名古屋場所で右膝前十字靱帯と右膝内側側副靱帯を断裂する大けがを負う。4場所を休場し、番付は幕内から幕下まで落ち込んだ。
普通なら力士人生の大きな転機となる状況だったが、栃ノ心はここから再起する。
復帰後は各段優勝を重ね、2014年11月場所に再入幕。幕下55枚目まで落ちた力士が再び幕内上位へ戻り、最終的には大関にまで昇進した。この復活劇は、相撲ファンの記憶に残るキャリアの一つだ。
2023年1月の左肩脱臼が引退の決定打にその後も腰痛などのけがに悩まされ、大関から陥落するなど苦しい時期が続いた。
さらに2023年1月の初場所4日目に左肩を脱臼。左腕に十分な力が入らなくなり、得意の左上手を取る相撲が難しくなった。
2023年5月場所では東十両5枚目で土俵に上がったものの、初日から5連敗。本人も本来の相撲を取れない状態に限界を感じていた。
そして2023年5月19日、引退届が受理され、17年間の力士生活に幕を下ろした。
「相撲を取るのが怖くなった」
これは引退会見で本人が語った言葉として日刊スポーツなどが報じたものだ。ファンに本来の力を発揮できない相撲を見せることへの苦しさも、決断の背景にあった。
引退は突然の方向転換ではなく、長年の負傷と最後の左肩のけがが重なった末の決断だった。
【栃ノ心の経歴年表】大関昇進・幕内優勝から引退後まで
栃ノ心のキャリアを理解するには、2013年の幕下転落と2018年の大関昇進という二つの転換点が欠かせない。
日本相撲協会の公式プロフィールによると、最高位は大関。幕内優勝1回、十両優勝3回、幕下優勝2回という実績を残している。
栃ノ心のプロフィールと主な実績- 本名:レヴァニ・ゴルガゼ
- 四股名:栃ノ心剛史
- 生年月日:1987年10月13日
- 出身地:ジョージア・ムツケタ
- 身長:192センチ
- 最高位:大関
- 所属部屋:春日野部屋
- 生涯戦歴:681勝615敗106休(102場所)
- 幕内優勝:1回
| 時期 | 出来事 | 主な意味・実績 |
|---|---|---|
| 2006年3月 | 初土俵 | 春日野部屋で力士人生を開始 |
| 2008年5月 | 新入幕 | 幕内力士に昇進 |
| 2013年7月 | 右膝の大けが | 幕下55枚目まで転落 |
| 2014年11月 | 再入幕 | けがから復活 |
| 2018年1月 | 幕内初優勝 | ジョージア出身力士として初の幕内優勝 |
| 2018年7月 | 大関昇進 | 最高位の大関に到達 |
| 2023年5月19日 | 現役引退 | 17年間の力士生活に終止符 |
| 2024年2月4日 | 引退相撲 | 両国国技館で断髪に向けた節目 |
| 2025年 | 文化・スポーツ活動 | ジョージア大使館のアドバイザーとして活動 |
| 2026年2月24日 | GEORGIAN HOUSE開業 | 東京・墨田区でジョージア料理店を営業開始 |
| 2026年10月 | トークショー開催 | 約90キロの減量とワイナリー構想が話題に |
特に2018年1月場所の幕内初優勝は、栃ノ心のキャリアを象徴する出来事だ。ジョージア出身力士として初めて幕内優勝を果たし、同年7月場所に大関へ昇進した。
大関在位は通算7場所。日本相撲協会の記録には、生涯戦歴681勝615敗106休、幕内優勝1回という数字が残っている。
また、2013年の幕下転落から大関に到達した経歴は、単純な勝敗以上に栃ノ心の強さを示している。負傷からの復帰という経験は、現在の事業への挑戦にも通じる部分がある。
【Royal Georgia】栃ノ心はジョージアワインと蜂蜜の輸入販売で実業家に
栃ノ心の引退後の仕事を語るうえで欠かせないのが、株式会社Royal Georgia(ロイヤルジョージア)だ。
同社は、母国ジョージアのワインなどを日本に紹介する事業を展開している。日本ジョージア商工会議所の会員紹介でも、ジョージアワインを取り扱う企業として掲載されている。
祖父から受け継いだジョージアワインへの思い2026年10月のスポーツ報知の報道によると、栃ノ心は幼い頃から家業の農作業やワイン造りを手伝っていた。
ジョージアのムツケタで育った栃ノ心にとって、ワイン造りは単なるビジネスではない。家族とともに過ごした故郷の生活や、祖父から教わった文化と結び付いている。
報道では、17歳のときに亡くなった祖父からジョージアワインを広めてほしいと伝えられたエピソードも紹介されている。
つまり、引退後にワイン事業を始めた背景には、現役時代に築いた人脈だけではなく、幼少期からの経験と家族から受け継いだ思いがある。
ジョージア蜂蜜も日本へ紹介Royal Georgiaが扱う商品はワインだけではない。2026年の報道では、ジョージア産蜂蜜も販売対象として紹介されている。
栃ノ心は2024年の断髪式後の近影でも、ジョージア産の蜂蜜をPRしていた。商品名として「Tochinoshin HONEY」が紹介されたこともある。
ワインと蜂蜜は、いずれもジョージアの農業や食文化と関係する特産品だ。日本の消費者にとっては、相撲で知られた人物を通じて、これまで接点の少なかったジョージアの食文化を知る機会にもなる。
日本とジョージアを結ぶ文化・スポーツアドバイザー栃ノ心は駐日ジョージア大使館の文化・スポーツアドバイザーとしても活動している。
2025年のインタビュー記事や2026年1月の日本旅行業協会の活動報告にも、その役割が記載されている。
この活動は、単なる肩書きではない。日本の大相撲で17年間活躍した栃ノ心には、日本の文化や社会を理解し、母国ジョージアの魅力を伝えられる経験がある。
加えて、日本ジョージア商工会議所の活動や食文化の紹介とも接点があり、スポーツ、観光、食、ビジネスを横断した交流の担い手になっている。
【2026年2月開店】GEORGIAN HOUSEはどんな店?栃ノ心のジョージア料理店を紹介
2026年の栃ノ心の活動で最も目立つニュースの一つが、東京都墨田区のジョージア料理専門店「GEORGIAN HOUSE(ジョージアンハウス)」の開業だ。
スポニチによると、店舗は2026年2月24日から営業を開始した。場所は都営浅草線の本所吾妻橋駅から徒歩約1分という立地だ。
ジョージアを体感できる空間がコンセプトこの店の特徴は、単にジョージア料理を提供するだけではなく、母国の文化や雰囲気を日本で体験できる空間を目指していることだ。
スポニチの開店報道では、3階建ての店舗で総床面積は約520平方メートル、約120人が利用できる規模と紹介された。
店内には生まれ故郷の町並みの写真やジョージア国旗が飾られ、2018年初場所の幕内優勝額も展示されている。相撲ファンにとっても思い出深い空間だ。
代表的なジョージア料理とワイン提供される料理には、ジョージアを代表する家庭料理が並ぶ。
- シュクメルリ:鶏肉をニンニクや乳製品などで煮込む、ジョージアを代表する料理。
- ヒンカリ:肉汁を包み込んだ、餃子に似た伝統的な料理。
- ハチャプリ:チーズを使ったジョージアの伝統的なパン料理。
- プハリ:野菜やクルミなどを組み合わせたジョージア料理。
Time Out Tokyoの店舗紹介では、伝統的なクヴェヴリ製法のワインを含むジョージアワインも紹介されている。
また、店内には飲食スペースだけでなく、ジョージアワイン、蜂蜜、皮製バッグなどの特産品を販売するスペースも設けられている。
これはRoyal Georgiaの輸入販売事業とレストラン経営を結び付ける仕組みでもある。料理を楽しんだ人が、実際にジョージアのワインや特産品に触れられるからだ。
栃ノ心自身も料理を振る舞う2026年3月には、本人の公式Xの投稿を引用した報道で、栃ノ心自身が料理を振る舞う姿も紹介された。
現役時代から料理が得意だったことは、2026年10月のデイリースポーツの記事でも取り上げられている。
力士時代の知名度だけでなく、料理や故郷の文化に対する本人の経験が、店舗の個性につながっている。
【現在の画像と90キロ減量】栃ノ心の体重は約108キロ?現役時代との違い
栃ノ心の現在を検索する人が特に驚くのが、現役時代から大きく変わった体格だ。
現役時代は192センチ、176キロの巨体で知られたが、引退後は徐々に体重が落ち、2026年にはスリムになった近影が複数のメディアで紹介されている。
約90キロ減量した理由と現在の体重2026年7月31日の東スポWEBの報道では、栃ノ心が元力士・豊ノ島のYouTubeチャンネルに出演し、自身の体重について語った内容が紹介された。
本人による説明では、現役時代の最大体重は約198キロで、現在は約108キロ。最大体重と比較すると、約90キロの減量になる。
また、2026年10月12日のデイリースポーツも、引退後に約90キロ減量した近況を報じている。
本人が説明した減量の理由は、食事の量を現役時代ほど無理に増やさなくなったことだ。
力士は厳しい稽古と取組に対応するため、大きな体格を維持する必要がある。しかし引退すれば、現役時代と同じ食生活を続ける必然性はなくなる。
栃ノ心の場合も、現役時代に相撲のために作り上げた体から、引退後の生活に合った体へと変化したと考えられる。
176キロと198キロ、どちらが現役時代の体重?ここで注意したいのが、体重に関する数字の違いだ。
日本相撲協会の公式プロフィールには176キロと掲載されている。一方、2026年の報道では、本人が現役時代の最大体重を198キロと説明している。
この二つは必ずしも矛盾しない。176キロは協会プロフィールに掲載された体重であり、198キロは本人が振り返った現役時代の最大値として紹介されているためだ。
したがって、約90キロ減という数字は、最大198キロから現在約108キロという本人の説明を基準に理解するのが適切だ。
2026年の現在の画像ではどんな姿が見られる?2026年に公開・報道された近影では、現役時代のまげ姿とは異なり、短髪やひげを生やした落ち着いた雰囲気が印象的だ。
特に注目されたのは次のような場面だ。
- 2026年2月:GEORGIAN HOUSEの開業を自身のSNSなどで紹介。
- 2026年3月:料理店でシェフ姿を披露し、ジョージア料理を振る舞う様子が報道された。
- 2026年9月:東京スカイツリーの前で四股を踏む近影を本人が公開したと報じられた。
- 2026年10月:トークショーに登場し、約90キロ減量した現在の姿が紹介された。
一方で、体重が減ったからといって、力士時代に培った身体能力まで失われたわけではない。引退後もトレーニングや相撲に関係する活動を続けている様子が伝えられている。
近影を確認する場合は、本人の公式Xや、2026年のGEORGIAN HOUSE開業時の報道、10月のトークショーの記事が参考になる。
【千葉でワイナリー計画】栃ノ心が目指す2027年以降の新しい挑戦
栃ノ心の第二の人生には、もう一つ大きな目標がある。それが日本国内でのワイナリー建設だ。
2026年10月12日のスポーツ報知の報道によると、栃ノ心は千葉県内に住まいを構え、近隣の農地を借りてワイン用ブドウを栽培する計画を進めている。
千葉県山武市とのつながり実は、千葉でのワイン造りの構想は2026年に突然始まったものではない。
山武市が発行する2025年3月の広報紙では、元大関・栃ノ心が市を訪問したことが紹介されている。
その記事では、ジョージアの伝統的なワイン造りを生かし、山武市でワイン用ブドウの栽培やワイン造りに取り組みたいという本人の抱負が掲載された。
ジョージアはワイン発祥の地として知られ、伝統的なクヴェヴリ製法でも有名だ。粘土製の大きな壺を地中に埋めて発酵・熟成させる製法は、ジョージアの食文化を象徴する存在になっている。
栃ノ心が目指しているのは、単に海外からワインを輸入して販売するだけではなく、日本の土地でブドウを育て、ジョージアの伝統を取り入れたワイン造りに挑戦することだ。
2027年にブドウ栽培を開始する計画2026年10月のインタビュー報道では、来年には近隣の農地を借りてブドウの栽培を始める予定だと説明されている。
ここで重要なのは、2027年の計画はブドウ栽培の開始を目指す段階であり、ワイナリーがすでに完成しているわけではないという点だ。
将来的なワイナリー建設は本人の目標として語られているが、完成時期や醸造設備、初回出荷などの具体的な情報は、2026年11月時点では明らかになっていない。
ワイン造りはブドウの栽培から収穫、醸造、熟成、販売まで時間がかかる事業だ。今後は農地の確保や栽培環境の整備、製造体制などが課題になる。
それでも、母国のワインを日本に広めるという祖父から受け継いだ思いが、日本での生産という新しい目標につながっている点は興味深い。
【栃ノ心の現在の評判】ファンからの反応と引退後の評価
栃ノ心の引退後の活動は、相撲ファンだけでなく、ジョージア料理やワインに関心を持つ人々からも注目されている。
スリムになった近影への驚き2026年2月のGEORGIAN HOUSE開業報道では、現役時代と大きく変わった姿が話題になった。
THE ANSWERなどの報道では、本人のSNSに投稿された開業告知に対し、ファンから体格の変化に驚く反応が寄せられたことが紹介されている。
2026年10月のトークショーも満員の観客が集まったと報じられており、引退から約3年が経過しても、栃ノ心への関心が続いていることがうかがえる。
実業家としての評価は?現在の活動を評価するうえで注目したいのは、事業同士のつながりだ。
Royal Georgiaでジョージア産品を輸入し、GEORGIAN HOUSEで料理とワインを提供する。そして大使館の文化・スポーツ活動を通じて、ジョージアの魅力を日本に伝える。
これらは別々の仕事に見えて、実際にはジョージアの文化を紹介するという共通の目的を持っている。
加えて、将来的な千葉でのブドウ栽培やワイナリー構想まで実現すれば、輸入販売、飲食、国内生産を結び付ける事業展開にもつながる。
ただし、ワイナリー計画はまだ準備段階であり、現在の事業実績と将来の目標は分けて評価する必要がある。
栃ノ心の強みは、元大関という知名度に加え、ジョージアでの生活経験、ワイン造りを手伝った経験、日本で長年生活した経験を組み合わせられることだ。
相撲で築いた知名度を一時的な話題で終わらせず、継続的なビジネスや文化交流へ結び付けている点が、現在の活動の大きな特徴といえる。
【よくある質問】栃ノ心の現在に関するFAQ
Q1:栃ノ心は2026年現在、何をしている?
A1:ジョージア産ワイン・蜂蜜の輸入販売会社Royal Georgiaの事業、東京都墨田区のジョージア料理店GEORGIAN HOUSEの経営、駐日ジョージア大使館の文化・スポーツアドバイザーとしての活動などに携わっている。
Q2:栃ノ心の引退理由は何?
A2:2023年1月の初場所で左肩を脱臼し、左腕に力が入らなくなったことが大きな理由。得意の左上手を取れず、従来の相撲ができなくなったことから、2023年5月19日に引退を決断した。
Q3:栃ノ心は現在何キロ?
A3:2026年の報道では、本人が現在約108キロと説明したと紹介されている。現役時代の最大体重約198キロと比べると約90キロの減量になる。
Q4:栃ノ心のジョージア料理店はどこ?
A4:東京都墨田区吾妻橋にあるGEORGIAN HOUSE。2026年2月24日に営業を開始した。本所吾妻橋駅から徒歩約1分の場所にある。
Q5:Royal Georgiaでは何を販売している?
A5:ジョージア産ワインを中心に、蜂蜜などの母国の特産品を扱っている。日本ジョージア商工会議所の会員紹介にも掲載されている。
Q6:栃ノ心は千葉でワイナリーを開業した?
A6:2026年11月時点で、ワイナリーの完成や営業開始が発表されたわけではない。2027年に千葉県内でワイン用ブドウの栽培を始める計画が報じられており、将来的なワイナリー建設を目指している。
Q7:栃ノ心はジョージア大使館でどんな仕事をしている?
A7:文化・スポーツアドバイザーとして、日本とジョージアの文化交流やスポーツを通じた友好親善に携わっている。
2026年現在の栃ノ心は、単に元大関として過去の実績を振り返る人物ではない。ジョージアワインと蜂蜜の輸入販売、GEORGIAN HOUSEの経営、ジョージア大使館での文化・スポーツ活動など、複数の分野で新しいキャリアを築いている。
2023年5月の引退は、左肩の負傷によって本来の相撲が取れなくなったことが大きな理由だった。しかし、引退後は幼少期から親しんできたワイン造りや故郷の食文化を、新しい仕事として発展させている。
約90キロの減量を遂げた現在の姿も印象的だが、それ以上に注目したいのは、土俵を離れた後も新しい目標を持ち続けていることだ。
特に千葉でのブドウ栽培とワイナリー構想は、今後の活動を占う要点になる。2027年以降、実際に栽培が始まり、ジョージアの伝統を取り入れた日本産ワインが誕生するのかが注目される。
大関として土俵で頂点を経験した栃ノ心は、今度は実業家として日本とジョージアをつなぐ道を歩んでいる。GEORGIAN HOUSEやRoyal Georgiaの今後の展開とともに、千葉でのワイン造りの進展にも期待したい。
主な根拠資料: 日本相撲協会、日刊スポーツ、スポニチ、デイリースポーツ、スポーツ報知、日本ジョージア商工会議所、日本旅行業協会、山武市広報、Time Out Tokyo。