2026年11月現在、アメリカ大統領ドナルド・トランプには、ドナルド・トランプ・ジュニア、エリック・トランプ、バロン・トランプの3人の息子がいる。3人は同じ父親を持つ兄弟だが、母親は同じではない。長男と次男は最初の妻イヴァナ・トランプとの間に生まれ、三男バロンは現在の妻メラニア・トランプとの間に生まれた。
長男と次男は、父親が創業したトランプ・オーガナイゼーションの経営幹部として活動する一方、それぞれ投資会社や暗号資産関連事業にも関わっている。対照的に、三男バロンは大学生活を送っており、兄たちとは異なる道を歩んでいる。
この記事では、トランプ大統領の息子は何人なのかという基本情報から、それぞれの年齢、母親、学歴、経歴、2026年現在の仕事や生活までを整理する。加えて、兄弟の違いや父親の政治活動との関係、バロンの大学についても解説する。
【家族構成】トランプ大統領の息子は何人?母親と年齢を解説

ドナルド・トランプ大統領には、息子3人と娘2人、合計5人の子供がいる。
3回の結婚を通じて生まれた子供たちであり、母親によって家族関係を整理すると理解しやすい。
長男・次男の母親はイヴァナ・トランプ最初の妻は、チェコスロバキア(当時)出身のイヴァナ・トランプ。1977年にドナルド・トランプと結婚し、3人の子供をもうけた。
- ドナルド・トランプ・ジュニア(長男)
- イヴァンカ・トランプ(長女)
- エリック・トランプ(次男)
イヴァナは単に大統領の元妻というだけではない。トランプ家のビジネスにも深く関わり、トランプ・オーガナイゼーションで重要な役割を担った人物だ。
2022年7月14日に73歳で亡くなったことは、米ABCニュースやAP通信などが報じている。
長男のドナルド・ジュニアと次男のエリックにとって、イヴァナは実の母親であり、イヴァンカは実の姉にあたる。
三男バロンの母親はメラニア・トランプドナルド・トランプの3番目の妻が、現在のファーストレディであるメラニア・トランプだ。
2人は2005年に結婚し、2006年3月20日にバロン・トランプが誕生した。
ホワイトハウスの公式プロフィールでも、メラニアはドナルド・トランプの妻であり、バロンの母親として紹介されている。
バロンは父親の5人の子供のうち最年少であり、イヴァナとの間に生まれた兄や姉とは年齢が大きく離れている。
2026年11月6日時点の息子の年齢それぞれの誕生日を基準にすると、2026年11月時点の年齢は次のとおりだ。
- ドナルド・トランプ・ジュニア:48歳
- エリック・トランプ:42歳
- バロン・トランプ:20歳
3人の年齢差は、長男と次男が約6歳、次男と三男が約22歳となる。
【長男】ドナルド・トランプ・ジュニアの経歴と2026年現在
ドナルド・トランプ・ジュニアは、1977年12月31日生まれ。トランプ大統領の最初の妻イヴァナとの間に生まれた長男である。
父親の不動産ビジネスを引き継ぐだけでなく、政治活動や投資事業でも存在感を示してきた人物だ。
ペンシルベニア大学ウォートン校を卒業ドナルド・ジュニアは、ペンシルベニア大学のウォートン校で金融・不動産分野を学んだ。
大学卒業後、2001年にトランプ・オーガナイゼーションへ加わった。
初期にはマンハッタンの大規模不動産開発プロジェクトで経験を積み、トランプ・プレイスやトランプ・パーク・アベニューなどの開発に関わった。
その後、シカゴのトランプ・インターナショナル・ホテル&タワーなど、同社を代表する不動産事業にも携わっている。
トランプ・オーガナイゼーションの公式経歴では、物件の取得検討、開発計画、建設、ブランド戦略、販売、賃貸など幅広い業務を担当してきたと説明されている。
テレビ番組や政治活動でも活躍ドナルド・ジュニアは、不動産事業だけでなくテレビ出演でも知られている。
父親が出演していたNBCの『アプレンティス』や『セレブリティ・アプレンティス』では、アドバイザーとして登場した。
また、2016年、2020年、2024年の大統領選挙では父親を積極的に支援。演説や選挙活動を通じて、共和党支持者に向けた発信を行ってきた。
父親の政治的な主張を代弁する場面も多く、トランプ家の中でも政治的な発信力が強い人物とされる。
2026年は1789 Capitalのシニアパートナーとして活動2026年現在のドナルド・ジュニアを理解するうえで注目したいのが、投資会社1789 Capitalでの活動だ。
同氏は2024年11月に同社のパートナーに就任し、2026年時点ではシニアパートナーとして紹介されている。
同社は、アメリカの産業やテクノロジー関連企業などへの投資を手掛ける。
加えて、2026年2月には、ニューヨーク証券取引所に上場する特別買収目的会社Colombier Acquisition Corp. IIIの取締役にも就任した。
トランプ・オーガナイゼーションの経営幹部という従来の立場に加え、投資業界でも活動領域を広げている。
なお、父親が大統領に就任しているからといって、ドナルド・ジュニア自身が政権の公職に就いているわけではない。2026年時点でも、基本的には民間の実業家・投資家として活動している。
【次男】エリック・トランプの経歴と現在の仕事
エリック・トランプは1984年1月6日生まれ。2026年11月時点で42歳だ。
イヴァナ・トランプの3人の子供のうち末っ子であり、ドナルド・ジュニアとイヴァンカの弟にあたる。
兄と同様にトランプ家の事業に関わっているが、特に不動産事業の運営やホテル、ゴルフ事業などの実務面で存在感を示している。
ジョージタウン大学で金融と経営を学ぶエリックはジョージタウン大学で金融と経営を学び、優秀な成績で卒業した。
その後、2006年にトランプ・オーガナイゼーションに加わった。
同社では不動産開発、ホテル運営、ゴルフ場の管理など、幅広い事業に携わってきた。
また、NBCの『セレブリティ・アプレンティス』では7シーズンにわたりボードルーム・アドバイザーとして出演した経歴もある。
トランプ・オーガナイゼーションの経営を担当2026年現在、エリックは同社のエグゼクティブ・バイスプレジデントを務める。
トランプ・オーガナイゼーションの公式プロフィールによれば、世界各地の不動産ポートフォリオを管理し、ホテル、商業施設、住宅開発、ゴルフ関連事業などの成長を担当している。
特にゴルフ事業では、トランプ・ゴルフの拡大に関わってきた。
また、2022年にはワシントンD.C.のトランプ・インターナショナル・ホテルの売却を主導した実績も公式経歴に記載されている。
暗号資産・ブロックチェーン事業にも進出エリックの現在を語るうえで、見逃せないのがデジタル金融分野への進出だ。
主な活動は次のとおり。
- World Liberty Financial:暗号資産・分散型金融関連事業で重要な役割を担う。
- American Bitcoin:共同創業者兼最高戦略責任者(CSO)を務める。
- トランプ・オーガナイゼーション:不動産、ホテル、ゴルフなどの経営を担当する。
American Bitcoinの公式サイトでも、エリックは共同創業者兼CSOとして掲載されている。
同社はビットコインのマイニングと保有を事業の柱とする企業であり、従来の不動産ビジネスとは異なる分野だ。
また、エリックは父親の大統領選挙でも重要な支援役を務めてきた。
2026年現在は、家族経営の不動産企業の幹部であると同時に、デジタル金融や新興企業への投資にも関わる実業家として活動している。
【兄弟比較】ドナルド・ジュニアとエリック、バロンの違いは?
3人は同じトランプ家の息子だが、仕事や社会的な立場は大きく異なる。
特にドナルド・ジュニアとエリックは、どちらもトランプ・オーガナイゼーションの経営幹部でありながら、得意分野や外部での活動に違いがある。
3人のプロフィール・母親・現在の立場一覧| 比較項目 | ドナルド・ジュニア | エリック | バロン |
|---|---|---|---|
| 続柄 | 長男 | 次男 | 三男 |
| 生年月日 | 1977年12月31日 | 1984年1月6日 | 2006年3月20日 |
| 2026年11月の年齢 | 48歳 | 42歳 | 20歳 |
| 母親 | イヴァナ | イヴァナ | メラニア |
| 学歴 | ペンシルベニア大学ウォートン校 | ジョージタウン大学 | ニューヨーク大学スターン校への進学が報じられる |
| 主な活動 | 不動産・投資・政治活動 | 不動産・ホテル・ゴルフ・暗号資産 | 大学生活 |
| トランプ・オーガナイゼーション | エグゼクティブ・バイスプレジデント | エグゼクティブ・バイスプレジデント | 公表された経営上の役職なし |
| 2026年の特徴 | 1789 Capitalのシニアパートナー | American Bitcoinの共同創業者兼CSO | 学業を中心とした生活 |
2人を比較すると、ドナルド・ジュニアは不動産開発の経験に加え、政治的な発信や投資事業での活動が目立つ。
一方、エリックはホテル、ゴルフ、不動産ポートフォリオの管理など、会社の運営面で存在感を示している。
ただし、両者の役割は完全に分離されているわけではない。
どちらもエグゼクティブ・バイスプレジデントであり、トランプ家のビジネスを支える立場にある。
American BitcoinにもエリックがCSO、ドナルド・ジュニアがシニアアドバイザーとして参加しており、兄弟が共通の事業領域に関わるケースもある。
イヴァンカ・トランプとの関係トランプ大統領の家族構成を理解するうえでは、娘のイヴァンカ・トランプも重要だ。
イヴァンカはドナルド・ジュニアとエリックの実の姉であり、母親は同じイヴァナである。
父親の最初の政権では、大統領補佐官としてホワイトハウスで活動した。
そのため、長男・次男・長女の3人は、父親の事業や政治活動と深く関係してきた兄姉といえる。
一方、三男バロンは兄姉とは異なる世代であり、政治やビジネスの表舞台に積極的に登場するタイプではない。
【三男】バロン・トランプの現在は?大学や近況を解説
バロン・トランプは2006年3月20日生まれ。2026年11月時点で20歳となっている。
母親はメラニア・トランプで、ドナルド大統領の5人の子供の中では最年少だ。
長男と次男がすでに経営者として活動しているのに対し、バロンは大学で学ぶ世代にある。
バロンが進学した大学はニューヨーク大学バロンの進学先として報じられたのは、ニューヨーク大学(NYU)のスターン・ビジネススクールだ。
2024年秋に大学生活を始めたことが報じられ、父親もメディアのインタビューでスターンへの進学について言及している。
スターンはニューヨーク大学のビジネススクールで、経営や金融などを学ぶ教育機関として知られている。
興味深いのは、父親と兄たちがペンシルベニア大学やジョージタウン大学に進学したのに対し、バロンはニューヨーク大学を選んだ点だ。
同じトランプ家でも、進学先はそれぞれ異なっている。
2026年のバロンは大学生活を送っている2026年3月20日付のUSA Todayの報道では、バロンはニューヨーク大学スターン校の2年次に在籍する学生として紹介された。
また、母親のメラニアは、バロンが大学生活を気に入っていると説明したと報じられている。
ただし、通学キャンパスや日々の学生生活については、公開情報が限られている。
マンハッタンのキャンパスに通い続けているのか、別のキャンパスで学んでいるのかといった点も、報道だけで断定することはできない。
なぜバロンは兄たちほど表舞台に出ないのかバロンは父親が最初に大統領に就任した2017年にはまだ10歳だった。
その後、父親の政治活動や選挙を経験しながら成長してきたが、成人した現在も兄たちと比べて公の場に登場する機会は限られている。
兄たちには長年のビジネス経験や政治活動がある一方、バロンはまだ大学で学ぶ段階にある。
そのため、現時点で兄たちと同じような経営上の役割を担っているとは確認されていない。
大学進学後の詳しい生活や将来の職業選択についても、本人から公表された情報は多くない。
バロンの今後については、家族の事業を引き継ぐのか、独自のキャリアを選択するのかが注目される。
【2026年最新】トランプ大統領の息子たちと政治・ビジネスの関係
2026年のトランプ家を理解するうえで重要なのは、息子たちが単なる大統領の家族ではなく、民間企業の経営や投資に深く関わっている点だ。
父親がアメリカ大統領という立場にあるため、家族の事業活動が政治や政府の政策とどのように関係するのかも議論の対象になっている。
兄2人の投資事業が議論を呼んでいる2026年7月、米ワシントン・ポストは、ドナルド・ジュニアとエリックの投資先に関する調査報道を掲載した。
報道によると、2人が投資で関係する企業の一部は、防衛技術、ロボット、AIなどの分野で政府との取引や支援を受けている。
同紙は、関連する15社が連邦政府から契約、投資、融資など合計32億ドル規模の資金を得たと報じた。
これを受けて、2026年8月には民主党議員らが国防総省の監察総監に調査を求めた。
一方、同紙の報道では、兄弟が政治的な人脈を不適切に利用して投資先企業に便宜を図ったという証拠は明らかになっていないとも説明されている。
つまり、問題の中心は、違法行為が確定したということではなく、大統領の家族が関係する企業と政府事業の距離や透明性にある。
AIやデータセンター関連事業にも広がる2026年9月20日付のワシントン・ポストは、トランプ家とAI産業との関係についても報道した。
ドナルド・ジュニアは1789 Capitalを通じてAI関連企業などに投資し、エリックもAmerican Venturesなどを通じて関連分野に関与しているとされた。
不動産やゴルフを中心としてきたトランプ家のビジネスは、暗号資産、AI、データセンター、防衛技術などへ活動範囲を広げている。
こうした事業の拡大は、息子たちが独立した実業家として活動していることを示す一方、父親の政策判断との関係について説明責任が問われる場面も増やしている。
2026年11月には議会による調査の動きも2026年11月5日付のロイター通信は、中間選挙後に民主党が上下両院の主導権を獲得したことを受け、トランプ政権やトランプ家の事業取引をめぐる議会調査が計画されていると報じた。
その対象には、ドナルド・ジュニアが関わる企業やトランプ家のビジネス取引も含まれる。
今後、議会の調査がどの範囲まで進むのか、企業と政府の関係についてどのような資料が明らかになるのかが注目される。
ただし、議会による調査や疑問の提起と、個人の違法行為が法的に認定されることは別の問題だ。
息子たちの経歴や現在の立場を理解する際には、企業の公式プロフィール、公開された会社情報、報道機関による調査、政治家による主張を区別して捉える必要がある。
【よくある質問】トランプ大統領の息子に関するFAQ
Q1:トランプ大統領の息子は何人いますか?
A1:息子は3人です。長男がドナルド・トランプ・ジュニア、次男がエリック・トランプ、三男がバロン・トランプです。なお、娘はイヴァンカとティファニーの2人で、子供は合計5人です。
Q2:トランプ大統領の息子3人の母親は誰ですか?
A2:ドナルド・ジュニアとエリックの母親は最初の妻イヴァナ・トランプです。バロンの母親は現在の妻メラニア・トランプです。
Q3:トランプ大統領の息子の年齢は何歳ですか?
A3:2026年11月6日時点で、ドナルド・ジュニアは48歳、エリックは42歳、バロンは20歳です。
Q4:ドナルド・トランプ・ジュニアとエリックは現在何をしていますか?
A4:2人ともトランプ・オーガナイゼーションのエグゼクティブ・バイスプレジデントです。ドナルド・ジュニアは1789 Capitalのシニアパートナー、エリックはAmerican Bitcoinの共同創業者兼CSOとしても活動しています。
Q5:バロン・トランプはどこの大学に通っていますか?
A5:ニューヨーク大学(NYU)のスターン・ビジネススクールへの進学が報じられています。2026年3月のUSA Todayは、同校の2年次に在籍していると伝えました。
Q6:イヴァンカ・トランプは息子たちとどのような関係ですか?
A6:イヴァンカはドナルド・ジュニアとエリックの実の姉です。3人ともイヴァナ・トランプを母親としています。バロンとは父親が同じで母親が異なる異母姉弟の関係です。
2026年現在、ドナルド・トランプ大統領の息子は、ドナルド・トランプ・ジュニア、エリック、バロンの3人だ。
長男と次男は最初の妻イヴァナ・トランプの子供であり、三男バロンは現在の妻メラニア・トランプとの間に生まれた。
それぞれの現在の立場を整理すると、次のようになる。
- ドナルド・トランプ・ジュニア: 不動産事業の経営幹部であり、投資会社のシニアパートナーとしても活動する。
- エリック・トランプ: トランプ・オーガナイゼーションの経営実務を担い、暗号資産関連事業にも進出している。
- バロン・トランプ: NYUスターン校への進学が報じられた20歳の大学生で、兄たちとは異なる生活を送っている。
特に注目したいのは、兄2人が父親の不動産事業を引き継ぐだけでなく、投資、暗号資産、AIなど新しい分野へ活動を広げていることだ。
一方、バロンはまだ大学で学ぶ段階にあり、将来どのような道を選ぶかは明らかになっていない。
トランプ大統領の家族を理解するには、単純に「大統領の息子」という肩書だけで見るのではなく、母親や兄弟関係、教育、事業上の役割、政治との距離を分けて考えることが大切だ。
2026年以降は、長男と次男のビジネス展開、トランプ家の企業活動をめぐる議会の調査、そしてバロンの大学卒業後の進路が、引き続き注目されるテーマとなる。