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山根ことみの現在は?本田奎との結婚、女流三段への昇段理由と2026年A級成績を徹底解説

倉持 玲奈 倉持 玲奈 • 更新: • 公開: • 読了約 17 分
目次

山根ことみは、愛媛県松山市出身の女流棋士です。1998年3月9日生まれで、2026年11月現在は28歳。2014年に16歳でプロ入りし、2023年11月には女流三段へ昇段しました。2021年には第32期女流王位戦で初めてタイトル戦に挑戦し、2023年4月には将棋棋士の本田奎六段と結婚しています。

2026年現在も現役で対局を続けており、第7期ヒューリック杯白玲戦・女流順位戦ではA級に所属。11月2日の開幕戦では野原未蘭女流二段に勝利しました。日本将棋連盟が公表した11月3日対局分までの今年度成績は12勝4敗、勝率75.0%です。結婚後も競技の第一線で実績を積み重ねています。

【山根ことみのプロフィール】出身地・年齢・師匠とプロ入りまでの経歴

山根ことみ

山根ことみは、幼少期から将棋に親しみ、若くして女流棋士としてデビューした実力派です。タイトル戦への挑戦経験もあり、現在は女流棋界の上位クラスで活躍しています。

山根ことみの基本プロフィール
  • 名前:山根ことみ(やまね・ことみ)
  • 生年月日:1998年3月9日
  • 年齢:28歳(2026年11月現在)
  • 出身地:愛媛県松山市
  • 職業:女流棋士
  • 段位:女流三段
  • 師匠:野田敬三七段
  • プロ入り:2014年5月
  • 夫:本田奎六段
  • 主な実績:第5回YAMADA女流チャレンジ杯優勝、第32期女流王位戦挑戦

出身地は愛媛県松山市。師匠は関西所属の棋士である野田敬三七段です。

山根は2013年10月1日に女流3級となり、2014年5月24日に女流2級へ昇級しました。この昇級によって女流棋士としてプロ入りを果たしています。当時は16歳でした。

若い段階から公式戦で経験を積み、2015年には女流初段へ昇段。その後も勝ち星を重ね、女流二段、女流三段へと段位を上げています。

将棋以外の趣味や人物像

将棋以外の一面も知られています。集英社のインタビュー記事に掲載されたプロフィールによると、山根は詰め将棋を愛好しており、2023年には朝日新聞の「be」で約半年間、詰め将棋コーナーを担当しました。

また、ザ・ビートルズや映画シリーズ「男はつらいよ」、サウナなども好きなものとして紹介されています。

詰め将棋への関心は、単に趣味の範囲にとどまりません。将棋では数手先の展開を読み、相手の応手を考えながら局面を組み立てる力が大切です。詰め将棋に親しむことは、終盤の読みを磨くうえでも関連の深い取り組みです。

【山根ことみの経歴と実績】YAMADA優勝から女流三段までの歩み

山根ことみのキャリアを振り返ると、2019年の棋戦優勝、2020年度の受賞、2021年のタイトル挑戦が大きな転機になっています。

特に注目したいのは、タイトル戦での実績だけでなく、日々の公式戦で勝ち星を積み重ねて段位を上げてきた点です。

主要な人物・棋戦との関係一覧
人物・棋戦 山根ことみとの関係 主な出来事・実績
野田敬三 師匠 山根の将棋界での師匠。野田敬三七段門下。
YAMADA女流チャレンジ杯 優勝者 2019年、第5回大会で優勝。
伊藤沙恵 タイトル挑戦者決定戦の対戦相手 2021年3月、第32期女流王位戦の挑戦者決定戦で山根が勝利。
里見香奈 タイトル戦の対戦相手 2021年、第32期女流王位戦五番勝負で対戦。
本田奎 夫 2023年4月に結婚。同学年で小学生の頃から対局していた。
日本将棋連盟 所属団体 2023年11月24日、女流三段に昇段。
第7期白玲戦 A級在籍 2026年11月、A級の初戦で野原未蘭に勝利。
2019年:YAMADA女流チャレンジ杯で初優勝

山根のキャリアにおける初期の大きな実績が、2019年の第5回YAMADA女流チャレンジ杯優勝です。

この棋戦は若手女流棋士らが競い合うトーナメントで、当時の山根は女流初段でした。大会の記録を掲載するヤマダスクールのアーカイブにも、優勝者として山根ことみの名前が残っています。

同年には第13回白瀧あゆみ杯争奪戦でも優勝。さらに10月23日には女流二段へ昇段しました。

一つの棋戦で結果を残しただけでなく、複数の舞台で実績を積み上げたことが、その後のタイトル挑戦につながっていきます。

2020年度:優秀女流棋士賞を受賞

2020年度には、第48回優秀女流棋士賞を受賞しました。

これは山根の実力が将棋界でも評価されていたことを示す実績です。2021年3月の女流王位戦挑戦者決定戦での勝利に先立ち、すでに安定した成績を残す女流棋士として存在感を高めていました。

【山根ことみが女流三段に昇段した理由】100勝の条件を解説

山根ことみは、2023年11月24日付で女流三段に昇段しました。

昇段理由は、女流二段昇段後の公式戦100勝です。タイトル獲得や一度の大きな大会での優勝によるものではなく、継続的に対局で勝ち星を重ねた結果でした。

女流棋士の段位制度とは?

日本将棋連盟が定める女流棋士の昇段規定では、女流二段から女流三段へ昇段する条件として、主に次のいずれかが設けられています。

  • タイトルを1期獲得すること。
  • 女流二段昇段後に100勝を挙げること。

山根の場合は後者に該当します。

2019年10月に女流二段へ昇段してから約4年。公式戦で一局ずつ結果を積み重ね、2023年11月に規定の100勝へ到達しました。

女流三段昇段はタイトル挑戦とは別の評価基準

ここで押さえておきたいのは、2021年の女流王位戦挑戦と2023年の女流三段昇段は、別々の実績であるという点です。

女流王位戦への挑戦はタイトル獲得を目指す舞台での成果です。一方、女流三段への昇段は、女流二段になってからの累積勝利数によるものです。

つまり、山根はタイトル戦での経験を持つだけでなく、長期にわたって公式戦で勝ち続けてきたことも評価されています。

段位は棋士の実績を理解する一つの目安ですが、段位だけで現在の強さがすべて決まるわけではありません。A級への在籍や年度成績も合わせて見ることが大切です。

【2021年の女流王位戦】山根ことみのタイトル戦挑戦歴と結果

山根ことみの代表的な実績として外せないのが、2021年の第32期女流王位戦です。

この挑戦は、山根にとって女流タイトルの五番勝負に初めて進出した大きな出来事でした。

伊藤沙恵との挑戦者決定戦で192手の熱戦

2021年3月2日、山根は第32期女流王位戦の挑戦者決定戦で伊藤沙恵女流三段と対局しました。

対局は192手に及ぶ長い勝負となり、後手番の山根が勝利。これにより、当時の女流王位だった里見香奈への挑戦権を獲得しました。

神戸新聞NEXTの報道によると、この勝利は山根にとって女流タイトル戦の五番勝負に進む初めての機会でした。

当時22歳だった山根にとって、若手時代から積み上げてきた実力を大舞台で示す重要な局面だったといえます。

里見香奈との五番勝負は0勝3敗

2021年4月27日、第32期女流王位戦の五番勝負が兵庫県姫路市の旅館「夢乃井」で開幕しました。

対戦相手は、当時すでに複数の女流タイトルを保持していた里見香奈女流王位です。

結果は次のとおりです。

  • 第1局:里見香奈が勝利
  • 第2局:里見香奈が勝利
  • 第3局:里見香奈が勝利
  • シリーズ結果:里見香奈3勝0敗

山根は惜しくもタイトル獲得には届きませんでした。

ただし、挑戦者決定戦を勝ち抜いて五番勝負に進出したこと自体が大きな成果です。タイトルを獲得したかどうかだけでなく、強豪が集まる挑戦者決定リーグを勝ち抜き、最後の挑戦者決定戦も制した経緯に注目する必要があります。

タイトル獲得歴と挑戦歴は区別して理解する

山根ことみは女流王位を獲得したことがあるわけではありません。2021年の第32期女流王位戦では挑戦者となりましたが、五番勝負では里見香奈に敗れています。

このため、プロフィールを確認する際は「女流王位獲得」と「女流王位挑戦」を混同しないことが重要です。

2019年のYAMADA女流チャレンジ杯優勝は確かな棋戦優勝実績ですが、女流王位などのタイトル獲得とは別の記録です。

【本田奎との結婚】夫との馴れ初めや現在の夫婦関係

山根ことみのプライベートで大きな話題となったのが、2023年の本田奎との結婚です。

夫は将棋棋士の本田奎六段。二人は同学年で、幼少期から将棋を通じて接点がありました。

2023年4月に本田奎と結婚

2023年5月2日、本田奎六段と山根ことみ女流二段が結婚を発表しました。

日刊スポーツの報道によると、二人は日本将棋連盟を通じて連名で入籍を報告。お互いを支え合いながら歩んでいくという趣旨のコメントを公表しました。

集英社のプロフィール記事では、結婚時期は2023年4月と紹介されています。

結婚当時、二人はともに25歳。同じ将棋界で活動する棋士同士の結婚として注目を集めました。

山根ことみと本田奎の馴れ初めは?

二人の関係で特徴的なのは、将棋を通じた幼少期からのつながりです。

集英社の紹介記事によると、山根と本田は同学年で、小学生の頃から対戦していました。つまり、プロ入り後に初めて出会った関係ではなく、子どもの頃から将棋を通じてお互いを知る間柄だったことが分かります。

ただし、交際を始めた時期や具体的な交際のきっかけなど、恋愛面の詳細は広く公表されていません。

そのため、幼少期からの将棋を通じた交流は確認できるものの、そこから結婚に至るまでの詳しい経緯を断定することはできません。

結婚後も山根ことみの名前で現役活動

結婚後の山根は、棋士として山根ことみの名前を引き続き使用しています。

本田奎もプロ棋士として活動を続けており、二人とも将棋界でそれぞれのキャリアを築いています。

注目したいのは、結婚後の2023年11月に山根が女流三段へ昇段していることです。結婚を機に競技活動を休止したわけではなく、公式戦で結果を残しながら段位を上げています。

夫婦ともに将棋に関わる仕事をしていることは共通点ですが、対局ではそれぞれ独立した競技者です。夫婦の私生活と棋士としての実績は分けて見る必要があります。

【2026年最新】山根ことみの現在は?白玲戦A級と最新対局成績

2026年11月現在、山根ことみは女流三段として現役で活動しています。

特に注目されるのが、第7期ヒューリック杯白玲戦・女流順位戦のA級に在籍していることです。A級は白玲への挑戦権を争う上位クラスであり、女流棋界のトップクラスが集まる舞台です。

2026年11月、白玲戦A級の初戦で勝利

2026年11月2日、第7期白玲戦・女流順位戦A級が開幕しました。

山根の初戦の相手は野原未蘭女流二段です。この対局で山根は勝利し、A級の初戦を白星でスタートしました。

第7期のA級は2026~2027年にかけて行われ、10人の女流棋士が所属しています。白玲への挑戦者は1人で、降級者は2人という厳しいリーグ戦です。

日本将棋連盟が公表する組み合わせでは、山根は順位3位。次のA級対局は2026年11月27日に予定されており、対戦相手は中村真梨花女流四段です。

2026年度の成績は12勝4敗、勝率75%

日本将棋連盟の今年度ランキングによると、山根の2026年度成績は11月3日対局分までで次のとおりです。

  • 勝利数:12勝
  • 敗戦数:4敗
  • 対局数:16局
  • 勝率:75.0%
  • 勝率ランキング:女流棋士4位
  • 勝数ランキング:女流棋士10位

また、同ランキングでは9月17日からの5連勝が継続中として記録されています。

この数字から分かるのは、2026年の山根が単にA級に所属しているだけではなく、勝率でも上位に位置しているということです。

勝率75%は、対局した4局のうち3局で勝利する計算に相当します。対局数が多い棋士と単純比較することはできませんが、16局で12勝という成績は好調さを示す材料になります。

なお、これは日本将棋連盟が公表する年度成績の集計であり、未放映のテレビ対局などは集計対象から除かれています。

山根ことみの将棋棋士としての評判と実力

山根の実力を評価する際には、次の4つの観点が参考になります。

1. 若手時代から優勝実績がある

2019年のYAMADA女流チャレンジ杯優勝は、若手時代からトーナメントを勝ち抜く力を持っていたことを示す実績です。

2. タイトル挑戦者決定戦を勝ち抜いている

2021年の女流王位戦では伊藤沙恵との挑戦者決定戦を制しました。強豪との直接対決を勝ち抜いてタイトル戦に進んだ経験は、キャリアを評価するうえで重要です。

3. 勝ち星を積み重ねて女流三段に昇段した

女流二段昇段後の100勝という条件を満たしたことは、長期的に安定した競技活動を続けてきた証拠です。

4. 2026年もA級で結果を残している

2026年度の勝率75.0%と白玲戦A級での開幕勝利は、現在の実力を判断するうえで特に注目すべき数字です。

一方、山根は女流王位などの主要女流タイトルを獲得した実績があるわけではありません。タイトル挑戦経験とタイトル獲得経験を分けて評価する必要があります。

それでも、タイトル挑戦、棋戦優勝、昇段、A級在籍という複数の実績を持つことから、女流棋界の上位層で競争を続ける実力者として評価できます。

【山根ことみに関するよくある質問(FAQ)】

Q1:山根ことみは現在何歳ですか?

A1:1998年3月9日生まれで、2026年11月現在は28歳です。出身地は愛媛県松山市です。

Q2:山根ことみの夫は誰ですか?

A2:将棋棋士の本田奎六段です。二人は2023年4月に結婚し、同年5月2日に日本将棋連盟を通じて結婚を発表しました。

Q3:山根ことみが女流三段に昇段した理由は何ですか?

A3:2023年11月24日、女流二段昇段後の公式戦100勝という昇段規定を満たしたためです。

Q4:山根ことみは女流王位を獲得していますか?

A4:女流王位の獲得歴はありません。2021年の第32期女流王位戦で挑戦者となり、里見香奈との五番勝負に進出しましたが、0勝3敗で敗れました。

Q5:山根ことみは2026年現在どの棋戦で活躍していますか?

A5:第7期ヒューリック杯白玲戦・女流順位戦のA級に所属しています。2026年11月2日の初戦では野原未蘭に勝利しました。

Q6:山根ことみの2026年度の勝率はどのくらいですか?

A6:日本将棋連盟の公表データでは、2026年11月3日対局分までで12勝4敗、勝率75.0%です。女流棋士の勝率ランキングでは4位に位置しています。

山根ことみは、愛媛県松山市出身の女流棋士で、16歳だった2014年にプロ入りしました。2019年のYAMADA女流チャレンジ杯優勝、2020年度の優秀女流棋士賞、2021年の女流王位戦挑戦など、若い頃から着実に実績を積み上げています。

2023年4月には本田奎六段と結婚。同年11月には女流二段昇段後100勝の規定を満たして女流三段へ昇段しました。結婚後も競技活動を継続し、現在は女流棋界の上位クラスで戦っています。

2026年11月現在の注目要点は、第7期白玲戦A級での戦いです。11月2日の初戦を勝利で飾り、日本将棋連盟の年度成績でも12勝4敗、勝率75.0%という好成績を残しています。

【プロの結論】

山根ことみを評価する際に大切なのは、結婚や夫の知名度だけでなく、本人の競技実績を時系列で見ることです。

2019年の棋戦優勝、2021年のタイトル挑戦、2023年の女流三段昇段、そして2026年の白玲戦A級という流れは、長期的に実力を積み上げてきたキャリアを示しています。

今後の注目点は、白玲戦A級で挑戦権争いにどこまで食い込めるか、そして女流王位戦などのタイトル戦で再び挑戦者となれるかです。これまでの実績に2026年の好調な成績が加わり、山根ことみの今後の対局にも期待が集まります。

夫婦それぞれが将棋界で活動するなか、山根自身がどのようなタイトル獲得を目指していくのか。2026年度後半から2027年にかけての活躍が注目されます。

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倉持 玲奈

テクノロジー分野を担当。一次情報(公式発表・公式サイト)と発表日を必ず確認し、推測は推測と明記する編集方針に従っています。

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