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大和ハウスの社長は誰?大友浩嗣氏の経歴と2025年交代後の経営体制を徹底解説

倉持 玲奈 倉持 玲奈 • 更新: • 公開: • 読了約 18 分
目次

2026年10月現在、大和ハウス工業株式会社の代表取締役社長を務めているのは、大友浩嗣(おおとも・ひろつぐ)氏です。2025年4月1日付で社長に就任し、それまで代表取締役社長だった芳井敬一氏は、代表取締役会長兼CEOに就任しました。現在は、大友氏が社長兼COO、芳井氏が会長兼CEOという経営体制になっています。

大友氏は1984年に大和ハウス工業へ入社し、住宅事業や経営戦略、海外事業など幅広い分野で経験を積んできた社内出身の経営者です。生年月日は1959年8月31日。2026年10月時点で67歳です。社長交代の背景には、次期中期経営計画を見据えた国内外の事業展開の加速という狙いがありました。

【2026年10月最新】大和ハウス工業の社長は大友浩嗣氏!芳井敬一氏は現在会長

大和ハウス社長

大和ハウス工業の社長について調べる際、まず押さえておきたいのが、社長と会長の役職変更です。

同社の公式サイトに掲載されている役員紹介は、2026年10月1日現在の情報です。そこでは、大友浩嗣氏が代表取締役社長/COO、芳井敬一氏が代表取締役会長/CEOと明記されています。

現在のトップは大友浩嗣氏

大友氏は、2025年4月1日付で代表取締役社長に就任しました。社長就任前は取締役専務執行役員を務め、経営戦略本部長や海外本部長などの役割も担っていました。

社長就任後は、経営計画の推進や事業組織の再編、現場との対話などに取り組んでいます。2026年版の統合報告書では、国内の事業所や工場を訪問し、若手社員とのミーティングも実施してきたことを説明しています。

芳井敬一氏は現在も代表権を持つ会長

一方、前社長の芳井敬一氏は、2025年4月から代表取締役会長に就任しています。CEOの肩書きも引き続き保持し、海外本部長を兼務しています。

そのため、「芳井敬一氏は大和ハウスの経営から完全に退いた」という理解は正確ではありません。社長職を大友氏に引き継ぎながら、会長兼CEOとして経営に関わる体制に移行したということです。

つまり、2026年10月現在の役職を簡潔に整理すると、次のようになります。

  • 代表取締役会長/CEO:芳井敬一氏
  • 代表取締役社長/COO:大友浩嗣氏

【大友浩嗣氏のプロフィール】生年月日・経歴・社長就任までの歩み

大友浩嗣氏は、大和ハウス工業で長年にわたって勤務してきた生え抜きの経営者です。営業部門から住宅事業、経営戦略、海外事業まで担当領域を広げ、2025年に会社のトップへ就任しました。

大友浩嗣氏の基本プロフィール
  • 氏名:大友浩嗣(おおとも・ひろつぐ)
  • 生年月日:1959年8月31日
  • 年齢:67歳(2026年10月時点)
  • 入社:1984年12月
  • 現職:大和ハウス工業株式会社 代表取締役社長/COO
  • 社長就任:2025年4月1日

生年月日と略歴は、2025年2月13日に大和ハウス工業が公表した「代表取締役の異動に関するお知らせ」に記載されています。

1984年の入社から経営幹部へ

大友氏のキャリアの特徴は、入社以来、同社の事業現場と経営部門の双方で経験を重ねてきたことです。

1984年12月に入社した後、2011年4月に執行役員へ就任。2014年には上席執行役員、2015年には常務執行役員へと昇進しました。

2016年6月には取締役常務執行役員となり、住宅事業全般を担当。その後、リブネス事業や住宅事業本部、経営管理部門などへと担当領域を広げています。

社長就任につながった主な経歴

大友氏の経歴を理解するうえで注目したいのは、住宅事業の経験だけでなく、経営戦略と海外事業にも関わってきた点です。

  • 2019年4月:リブネス事業を担当。
  • 2020年10月:住宅事業本部長に就任。
  • 2022年10月:経営管理本部経営企画部長、経営戦略担当を務める。
  • 2023年4月:経営戦略本部長、経営企画部長、リブネス事業担当を務める。
  • 2023年6月:海外本部長などを担当。
  • 2024年4月:取締役専務執行役員に就任。
  • 2025年4月:代表取締役社長/COOに就任。

住宅事業に加え、経営企画や海外展開など、会社全体を見渡す立場を経験してきたことが分かります。

特に2023年以降は経営戦略本部長と海外本部長を務めており、国内事業と海外事業の両方に関わってきました。2025年の社長交代が、単なる役職変更ではなく、会社全体の経営を担う人材への交代だったことを示す経歴です。

【大和ハウスの社長交代】2025年に芳井敬一氏から大友浩嗣氏へ引き継がれた理由

大和ハウス工業は、2025年2月13日開催の取締役会で代表取締役の異動を決議しました。実際の異動日は同年4月1日です。

今回の社長交代は、芳井氏の経営責任を単純に解消するための人事ではありません。会社が公表した理由は、次期中期経営計画を見据え、経営体制を変更することで国内外の事業展開をさらに加速させるためというものでした。

2025年2月13日に正式発表された新体制

発表内容では、芳井氏が代表取締役社長・CEOから代表取締役会長・CEOへ、大友氏が取締役専務執行役員から代表取締役社長・COOへ、それぞれ役職を変更することが示されました。

この変更によって、経営トップの役割をCEOとCOOに分ける体制が明確になりました。

人物 2025年3月まで 2025年4月1日以降 2026年10月現在
芳井敬一氏 代表取締役社長/CEO 代表取締役会長/CEO 代表取締役会長/CEO
大友浩嗣氏 取締役専務執行役員 代表取締役社長/COO 代表取締役社長/COO
社長交代と同時に進んだ経営組織の再編

今回の人事で重要なのは、経営トップだけでなく、事業を動かす組織そのものも見直されたことです。

2025年4月、大和ハウス工業は従来の7事業本部制から、次の2大本部制へ移行しました。

  • ハウジング・ソリューション本部:住宅を中心とする事業領域を担当。
  • ビジネス・ソリューション本部:企業向け施設や事業関連の領域を担当。

この再編の目的は、意思決定の迅速化と、全体最適の視点に立った事業運営・監督機能の強化です。

つまり、2025年の社長交代は、大友氏への単独の権限移譲だけではなく、組織構造と経営責任の整理を伴う転換でした。

【大和ハウス歴代社長一覧】創業から2026年までの11人を紹介

大和ハウス工業の社長は、1955年の創業から2025年の大友氏就任まで、11代にわたって引き継がれてきました。

同社の70周年記念社史の資料編などに掲載された歴代経営者の略歴を基に、社長の変遷を整理すると次のとおりです。

  1. 初代:石橋義郎(1955年~1963年)
  2. 2代目:石橋信夫(1963年~1980年)
  3. 3代目:石橋毅一(1980年~1992年)
  4. 4代目:上村圭一(1992年~1996年)
  5. 5代目:石橋伸康(1996年~1999年)
  6. 6代目:東郷武(1999年~2001年)
  7. 7代目:樋口武男(2001年~2004年)
  8. 8代目:村上健治(2004年~2011年)
  9. 9代目:大野直竹(2011年~2017年)
  10. 10代目:芳井敬一(2017年~2025年)
  11. 11代目:大友浩嗣(2025年~現在)
創業者・石橋信夫氏は初代社長ではなく2代目

歴代社長を調べる際に、意外と間違えやすいのが創業者の位置づけです。

大和ハウス工業の創業者として知られる石橋信夫氏は、1955年の創業時に常務取締役を務め、1963年5月に代表取締役社長へ就任した2代目です。

つまり、初代社長は石橋義郎氏であり、石橋信夫氏が初代社長だったわけではありません。

石橋信夫氏は「建築の工業化」を理念に掲げ、パイプハウスやミゼットハウスなどを通じて、プレハブ住宅の普及に大きく貢献しました。同社の歴史を理解するうえで欠かせない人物です。

芳井敬一氏から大友浩嗣氏への交代が持つ意味

歴代社長の中でも、芳井氏から大友氏への交代は、経営の役割分担という点で注目されます。

芳井氏は2017年11月に代表取締役社長へ就任し、約7年4か月にわたり社長を務めました。その後、2025年4月に会長兼CEOへ移っています。

一方の大友氏は、1984年から同社で勤務し、住宅事業や経営戦略、海外事業などを経験してきました。社内で培った事業知識を引き継ぎながら、次の成長段階を担う立場となっています。

なお、歴代社長の一覧と現在の役員一覧は別の情報です。前社長が会長として残るケースもあるため、過去の在任期間だけで現在の経営上の立場を判断しないことが大切です。

【CEOとCOOの違い】大和ハウス工業の2026年最新経営体制・役員一覧

大和ハウス工業の現在の経営体制を理解するうえで欠かせないのが、CEOとCOOの違いです。

CEOは最高経営責任者、COOは最高執行責任者

CEOはChief Executive Officerの略で、日本語では最高経営責任者と呼ばれます。会社全体の経営方針や重要な意思決定、経営の監督に関する責任を担う役職です。

COOはChief Operating Officerの略で、最高執行責任者を意味します。経営方針を具体的な事業運営へ落とし込み、日々の業務執行を統括する役割です。

大和ハウス工業では、芳井氏が会長兼CEO、大友氏が社長兼COOという組み合わせになっています。

同社のコーポレートガバナンスに関する説明では、CEOは意思決定機能と監督機能の最高権限を持つ役職とされています。また、取締役会と執行役員の役割を区分し、重要事項の意思決定・監督と業務執行を整理しています。

この仕組みを踏まえると、現在の体制は、芳井氏が経営全体の方向性を担い、大友氏が社長として事業運営を推進する構造として理解できます。

2026年10月1日現在の主要役員

大和ハウス工業の公式役員紹介に掲載されている主要な経営陣は次のとおりです。

  • 芳井敬一氏:代表取締役会長/CEO。海外本部長を兼務。
  • 大友浩嗣氏:代表取締役社長/COO。
  • 香曽我部武氏:代表取締役副社長/CFO。経営管理本部長を兼務。
  • 村田誉之氏:代表取締役副社長。技術本部長、安全統括を担当。
  • 下西佳典氏:代表取締役専務執行役員。ビジネス・ソリューション本部長。
  • 永瀬俊哉氏:取締役専務執行役員。ハウジング・ソリューション本部長。
  • 柴田英一氏:取締役常務執行役員。経営戦略本部長。

このほか、公式役員紹介には社外取締役も掲載されています。取締役会による経営監督と、執行役員による事業運営を組み合わせた体制です。

CFOは何を担当するのか

CFOはChief Financial Officerの略で、最高財務責任者を意味します。

大和ハウス工業では香曽我部武氏が代表取締役副社長兼CFOを務め、経営管理本部長を兼任しています。財務や資本政策など、企業経営を数字の面から支える役割です。

CEO・COO・CFOの3つの役職を区別すると、経営方針、事業執行、財務管理という異なる機能を把握しやすくなります。

【統合報告書2026を分析】大友社長が進める経営改革と今後の課題

2026年の大和ハウス工業を理解するために参考になるのが、2026年9月1日に公表された「大和ハウスグループ統合報告書2026」です。

同報告書では、2025年度に終了した第7次中期経営計画の成果を振り返るとともに、創業100周年となる2055年を見据えた将来の価値創造について説明しています。

第7次中期経営計画の成果と残された課題

大友氏のCOOメッセージでは、第7次中期経営計画について、売上高と利益に関する定量目標を1年前倒しで達成したことが説明されています。

営業利益5,000億円という節目にも触れ、今後の成長に向けた事業基盤の整備が進んだとしています。一方で、すべての目標を達成したわけではなく、未達項目については引き続き取り組む必要があるとしています。

具体的な成長分野として挙げられているのは、次の領域です。

  • リブネス事業:既存住宅の買取・再生・流通などを通じた住宅ストック事業。
  • 非住宅分野の木造・木質化:住宅以外の建築物に木材を活用する事業領域。
  • データセンター事業:デジタルインフラ需要を見据えた事業展開。
  • CVC:コーポレート・ベンチャー・キャピタルを通じた新たな事業機会の創出。

住宅販売だけに依存せず、既存建物の価値向上や非住宅建築、デジタルインフラなどへ事業領域を広げる方向性が読み取れます。

2025年10月に経営会議を設置

経営体制の改革では、2025年10月に経営会議が設置されたことも重要です。

統合報告書によると、この会議は経営判断の迅速化と取締役会の役割明確化を目的としています。取締役会から一定の権限を委譲し、業務執行と監督の役割分担を整理することで、モニタリング型の取締役会への移行を進めています。

現在のガバナンス体制では、経営会議の議長はCEOが務めています。経営の重要事項を審議し、取締役会から権限委譲を受けた事項を決議する仕組みです。

この改革は、CEOとCOOの役割分担を組織運営の仕組みに反映させるものでもあります。

2055年の売上高10兆円という長期目標

統合報告書2026で示された長期的な経営目標の一つが、創業100周年に当たる2055年の売上高10兆円です。

2025年に創業70周年を迎えた同社にとって、残り30年間をどのような事業構造で成長するかは大きなテーマです。

芳井氏のCEOメッセージでは、売上高10兆円という規模だけを追い求めるのではなく、どのような価値を生み出して達成するかが重視されています。

一方、大友氏のCOOメッセージでは、金利上昇、為替、エネルギー価格、人件費、地政学リスクなどへの対応が課題として挙げられています。

特に不動産開発や建設事業では、金利や建築コストの変化が投資判断や収益性に影響します。事業規模の拡大だけでなく、資産効率や生産性を高める経営が求められる状況です。

このように、2026年の大和ハウス工業は、住宅メーカーとしての基盤を維持しながら、事業ポートフォリオの再構築と新たな成長分野への投資を進めています。

【大和ハウスの社長】に関するよくある質問(FAQ)

Q1:2026年現在、大和ハウス工業の社長は誰ですか?
A1:大友浩嗣氏です。2025年4月1日付で代表取締役社長/COOに就任し、2026年10月1日現在も同職を務めています。

Q2:大友浩嗣社長の生年月日はいつですか?
A2:1959年8月31日です。2026年10月時点で67歳です。1984年12月に大和ハウス工業へ入社し、約40年の社内経験を経て社長に就任しました。

Q3:前社長の芳井敬一氏は現在何をしていますか?
A3:2025年4月1日から代表取締役会長/CEOを務めています。社長職は大友氏に引き継ぎましたが、会長として経営に携わり、海外本部長も兼務しています。

2026年10月現在、大和ハウス工業の代表取締役社長は大友浩嗣氏です。2025年4月1日に就任し、前社長の芳井敬一氏は代表取締役会長兼CEOとして経営を担っています。

大友氏は1959年8月31日生まれ。1984年の入社以来、住宅事業、経営戦略、海外事業などを経験してきた社内出身の経営者です。今回の社長交代は、次期中期経営計画を見据えた国内外の事業展開の加速を目的として実施されました。

【プロの結論】社長の名前だけでなくCEO・COOの役割を見る

今回の経営体制変更で最も重要なのは、芳井氏が会長になったことだけでも、大友氏が新社長になったことだけでもありません。CEOとCOOの役割を分け、経営判断と事業執行の機能を整理した点にあります。

大和ハウス工業の経営を理解するなら、次の3点を押さえておくと全体像が見えてきます。

  • 経営トップ:芳井敬一氏が代表取締役会長/CEO、大友浩嗣氏が代表取締役社長/COO。
  • 組織改革:2025年4月に7事業本部制から2大本部制へ移行。
  • 長期戦略:2055年の創業100周年を見据え、売上高10兆円と持続的な企業価値向上を目指す。

今後の注目点は、大友社長がどのように住宅事業と非住宅事業の成長を両立させ、リブネスやデータセンターなどの新しい分野を収益につなげるかです。

大和ハウス工業の社長交代は、単なるトップの交代ではなく、次の30年を見据えた経営体制の転換でもあります。2026年以降の経営戦略や業績を追う際には、大友社長の事業執行と芳井会長のCEOとしての役割、その両方に注目する必要があります。

主な根拠資料:大和ハウス工業公式役員紹介(2026年10月1日現在)、2025年2月13日付代表取締役異動発表、70周年記念社史、統合報告書2026、コーポレートガバナンス資料。

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倉持 玲奈

テクノロジー分野を担当。一次情報(公式発表・公式サイト)と発表日を必ず確認し、推測は推測と明記する編集方針に従っています。

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