函館空港の喫煙所は、国内線ターミナルに5か所、国際線ターミナルに1か所、両ターミナルの連絡部分にある屋外喫煙所が1か所という配置です。
北海道エアポートが公開する公式の喫煙所案内には、各室の写真とフロア配置が掲載されています。場所を階ごとに整理すると、次のようになります。
国内線ターミナル1階:2か所① 到着口・手荷物受取エリア
国内線ターミナル1階の手荷物受取所に、加熱式たばこ専用室があります。
ここは主に函館空港へ到着した人が利用する場所です。飛行機を降りて1階へ移動し、ターンテーブルで預け荷物を受け取る動線上にあります。
注意したいのは、一般の出発ロビーにある喫煙所ではないことです。出発便を利用する人が、チェックイン前に自由に立ち寄れる場所として考えないようにしましょう。
② CAFE美鈴付近
同じく1階には、CAFE美鈴に設けられた加熱式たばこ専用室があります。
CAFE美鈴は国内線ターミナル1階にあるカフェで、公式案内では保安検査通過前の店舗として紹介されています。
そのため、搭乗手続き後、まだ保安検査を受けていない段階で利用する場所として覚えておくと便利です。紙巻きたばこには対応していません。
国内線ターミナル2階:2か所③ 搭乗者待合室内
国内線2階には、保安検査を通過した後の搭乗者待合室内に加熱式たばこ専用室があります。
搭乗口へ向かう前に利用できるため、国内線の出発客にとって特に使いやすい喫煙所です。
1階の屋外喫煙所まで戻る必要がなく、搭乗待ちの時間を利用して喫煙できます。
ただし、紙巻きたばこは利用できません。
④ ビジネスラウンジA Spring.内
もう1か所は、国内線2階にあるビジネスラウンジA Spring.内です。
ここは通常の搭乗者待合室にある喫煙室とは異なり、ラウンジの利用条件が関係します。
公式案内によると、A Spring.には加熱式たばこ専用の喫煙席が6席、ビジネスコーナーが3ブース設けられています。
通常のラウンジ利用料金は、3歳以上1人1,050円(税込)。対象クレジットカードのゴールド会員などは、当日の搭乗を確認できる書類とカードの提示によって無料になる場合があります。
国内線ターミナル3階:1か所⑤ トイレ前
国内線3階には、トイレ前に加熱式たばこ専用室があります。
3階はフードコートなどがあるエリアです。2階の出発ロビーからエスカレーターやエレベーターで移動できます。
搭乗直前の利用というより、保安検査前に時間があり、3階で食事や休憩をしている人に向いた場所です。
国際線ターミナル2階:1か所⑥ 出国待合室内
国際線ターミナルには、2階の出国待合室内に加熱式たばこ専用室があります。
国際線の出発手続きでは、チェックイン後にセキュリティチェック、税関手続き、出国審査を経て搭乗ゲートへ進みます。
喫煙室は出国待合室内にあるため、出国手続きが終わった後にも利用できます。
ただし、国際線利用者向けの制限エリアに設置されているため、国内線の利用者が自由に入れる場所ではありません。
1階屋外西側広場:1か所⑦ 国内線・国際線連絡部分の屋外喫煙所
最後は、国内線と国際線のターミナルをつなぐ1階屋外西側広場です。
ここが函館空港で紙巻きたばこを吸える唯一の指定場所です。
館内の加熱式たばこ専用室とは違い、紙巻きたばこを利用できます。屋外に独立した喫煙スペースが設置されているため、紙巻きたばこを利用する人はこの場所を最初に覚えておきましょう。
公式案内でも、紙巻きたばこの喫煙場所は1階屋外西側広場と明記されています。
【比較表】7か所の喫煙所と利用条件を一目で確認

ここまでの情報を、場所・利用できるたばこ・利用できるタイミングの3つの観点で整理します。
| 番号・場所 | フロア | 利用できるたばこ・条件 |
|---|---|---|
| ① 国内線・到着口(手荷物受取) | 1階 | 加熱式専用・到着時 |
| ② CAFE美鈴 | 1階 | 加熱式専用・保安検査前 |
| ③ 国内線・搭乗者待合室 | 2階 | 加熱式専用・保安検査後 |
| ④ A Spring. | 2階 | 加熱式専用・ラウンジ利用者 |
| ⑤ 国内線・トイレ前 | 3階 | 加熱式専用 |
| ⑥ 国際線・出国待合室 | 2階 | 加熱式専用・出国手続き後 |
| ⑦ 屋外西側広場 | 1階 | 紙巻きたばこ |
出典:函館空港公式「喫煙所のご案内」「加熱式たばこ専用エリア」案内図。2026年7月1日現在の公式フロアマップを基準に整理。
この表から分かる要点は、喫煙所が7か所あっても、紙巻きたばこを利用できるのは1か所だけという点です。
また、同じ2階でも搭乗者待合室とビジネスラウンジでは入室条件が異なります。単に階数だけを確認するのではなく、保安検査の前後やラウンジの利用資格まで確認する必要があります。
【保安検査後も吸える?】国内線・国際線の喫煙所を比較
函館空港を利用する人が特に気になるのが、保安検査を通過した後にも喫煙できるかという問題です。
答えは、加熱式たばこであれば国内線・国際線ともに利用できる専用室があります。
一方、紙巻きたばこについては事情が異なります。
国内線は保安検査後の2階にある国内線では、1階でチェックインを済ませた後、2階へ移動して手荷物検査とボディチェックを受けます。
検査を通過すると、2階の搭乗者待合室へ進みます。
この搭乗者待合室内に加熱式たばこ専用室があるため、保安検査後も喫煙できます。
搭乗口へ移動する前に立ち寄れるのは、利用者にとって大きなメリットです。
ただし、紙巻きたばこを吸える場所は保安検査後のエリアにはありません。
紙巻きたばこを利用する人は、検査場へ進む前に1階屋外西側広場へ立ち寄る必要があります。
国際線は出国待合室内に設置国際線の場合も、出国手続きを終えた後に利用できる加熱式たばこ専用室があります。
場所は国際線ターミナル2階の出国待合室内です。
国際線は国内線と異なり、セキュリティチェックだけでなく出国審査もあります。
したがって、搭乗までの時間を考えながら利用することが大切です。
なお、国際線の出国待合室内にも紙巻きたばこ用の喫煙所はありません。
保安検査前後の使い分け| 利用タイミング | 加熱式たばこ | 紙巻きたばこ |
|---|---|---|
| 国内線・検査前 | 1階・3階の専用室 | 1階屋外西側広場 |
| 国内線・検査後 | 2階搭乗者待合室 | 対応場所なし |
| 国際線・出国手続き前 | 国内線側の一般エリアなど | 1階屋外西側広場 |
| 国際線・出国手続き後 | 2階出国待合室 | 対応場所なし |
特に紙巻きたばこを利用する場合、保安検査を通過する前に喫煙を済ませることが基本です。
搭乗時間が迫ってから喫煙所を探すと、移動や再検査などで時間を取られる可能性があります。余裕を持った行動をおすすめします。
【なぜ7か所あるのに紙巻きは1か所?】函館空港の喫煙ルールと注意点
函館空港の喫煙所を理解するうえで重要なのが、空港が進める「スモークフリープロジェクト」です。
北海道エアポートの公式案内では、煙のない環境づくりを目指し、ターミナルビル内の喫煙エリアを加熱式たばこ専用エリアへ整備したと説明しています。
つまり、喫煙場所そのものをなくしたのではなく、館内と屋外で利用できるたばこの種類を分けた施設設計になっています。
誤解しやすい3つのポイント誤解①:館内の喫煙室なら紙巻きたばこも吸える
これは間違いです。
館内6か所は加熱式たばこ専用です。紙巻きたばこは1階屋外西側広場を利用してください。
誤解②:保安検査を通過したら喫煙できない
これも正確ではありません。
国内線2階と国際線2階には、保安検査・出国手続き後に利用できる加熱式たばこ専用室があります。
ただし、紙巻きたばこには対応していません。
誤解③:A Spring.の喫煙室は誰でも無料で利用できる
A Spring.はビジネスラウンジです。
喫煙席が設けられていますが、ラウンジの利用料金や対象カードなどの利用条件があります。
通常料金は3歳以上1,050円(税込)です。喫煙だけを目的に利用する場合は、一般エリアの喫煙室と混同しないようにしましょう。
紙巻きたばこを利用する人が注意したいこと函館空港では、紙巻きたばこの喫煙場所が屋外1か所に限定されています。
そのため、天候が悪い場合でも館内の加熱式たばこ専用室を紙巻きたばこの代わりに使うことはできません。
また、保安検査後に屋外へ戻ることを前提に搭乗計画を立てるのも避けたいところです。
紙巻きたばこを利用する場合は、次の順番がおすすめです。
1. 1階屋外西側広場で喫煙する。
2. チェックインや手荷物の手続きを済ませる。
3. 保安検査へ進む。
4. 搭乗待合室で搭乗を待つ。
搭乗締め切りを優先し、時間に余裕を持って移動してください。
【迷わず利用する方法】目的別におすすめの喫煙所を選ぶ
7か所の喫煙所は、それぞれ設置場所と利用条件が違います。
自分がどのような状況で空港を利用しているのかを考えると、目的地を絞り込めます。
紙巻きたばこを吸いたい人おすすめは、1階屋外西側広場です。
函館空港で紙巻きたばこを吸える唯一の場所なので、搭乗前に必ず確認しておきましょう。
加熱式たばこを吸いたい国内線利用者保安検査前なら、1階CAFE美鈴付近や3階トイレ前が候補です。
保安検査後なら、2階搭乗者待合室内の専用室が便利です。
搭乗ゲートへ向かう途中に利用できるため、移動の負担を抑えられます。
到着後に喫煙したい人国内線で函館空港に到着した場合は、1階の手荷物受取エリアにある専用室が候補です。
荷物を受け取る前の動線に設置されているため、到着直後に場所を確認できます。
ラウンジで休憩しながら利用したい人加熱式たばこを利用する人で、搭乗までゆっくり過ごしたい場合はA Spring.が選択肢になります。
喫煙席だけでなく、ソフトドリンクやWi-Fi、雑誌などのサービスも利用できます。
ただし、ラウンジの料金・対象カードなどの条件を確認してから利用しましょう。
公式フロアマップで位置を確認する方法函館空港の公式サイトでは、国内線1階・2階・3階と国際線1階・2階のフロアマップが公開されています。
2026年7月1日現在の掲載情報では、加熱式たばこ専用室と喫煙所のマークが施設案内の凡例に用意されています。
フロアマップを見るときは、次の2種類のマークを区別してください。
- 加熱式たばこ専用室:館内6か所
- 喫煙所:1階屋外西側広場
この区別を理解しておけば、現地で場所を間違える可能性を減らせます。
【函館空港の喫煙所】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:函館空港の喫煙所は全部で何か所ありますか?
A1:2026年7月1日現在の公式案内を基準にすると、全部で7か所です。館内にある加熱式たばこ専用室が6か所、1階屋外西側広場にある紙巻きたばこ用の喫煙所が1か所です。
Q2:函館空港では紙巻きたばこを吸えますか?
A2:吸えます。ただし、指定場所は国内線・国際線ターミナルの連絡部分にある1階屋外西側広場の1か所だけです。館内の喫煙室はすべて加熱式たばこ専用です。
Q3:函館空港は保安検査後でもタバコを吸えますか?
A3:加熱式たばこであれば利用できます。国内線は2階の搭乗者待合室内、国際線は2階の出国待合室内に専用室があります。紙巻きたばこは保安検査後のエリアでは利用できません。
函館空港の喫煙所は、2026年7月1日現在の公式フロアマップを基準にすると、屋内6か所・屋外1か所の合計7か所です。
最も重要なのは、紙巻きたばこと加熱式たばこで利用できる場所が明確に分かれていることです。
- 紙巻きたばこ派:1階屋外西側広場へ。
- 加熱式たばこ派:国内線1~3階、国際線2階の専用室へ。
- 国内線で検査後に利用したい人:2階搭乗者待合室へ。
- 国際線で出国後に利用したい人:2階出国待合室へ。
- ラウンジで休憩したい人:2階A Spring.へ。
函館空港は、館内の喫煙環境を加熱式たばこ専用に整備し、紙巻きたばこは屋外に集約する方式を採用しています。
この仕組みを知っておけば、搭乗直前に喫煙所を探して慌てることも少なくなるはずです。
出発前には、利用するタバコの種類と保安検査のタイミングを確認し、自分の搭乗ルートに合った喫煙所を選びましょう。
主な情報源:北海道エアポート株式会社・函館空港公式「喫煙所のご案内」「フロアマップ」「国内線ビジネスラウンジ A Spring.」「搭乗・到着手続き」。フロアマップの掲載基準日:2026年7月1日。