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エントリーグレードガンダムは初心者向け?3種の違いと価格・武器・可動域を徹底比較【2026】

高杉 葵 高杉 葵 • 更新: • 公開: • 読了約 20 分
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2026年11月現在、ガンプラ初心者の最初の1体として注目したいのが、BANDAI SPIRITSの「ENTRY GRADE(エントリーグレード)」シリーズだ。なかでもENTRY GRADE 1/144 RX-78-2 ガンダムは、ニッパーを使わずに組み立てられるタッチゲートや、シール・塗装に頼らない色分けを採用。少ないパーツでガンダムらしい外観と可動性能を実現している。

ただし、RX-78-2 ガンダムには550円のライトパッケージVer.、770円の通常版、1,100円のフルウェポンセットがあり、価格だけで選ぶと付属武器の違いに気づかないこともある。実際、ライトパッケージ版には武器が付属しない一方、フルウェポンセットにはビーム・ジャベリンやハイパー・バズーカまで含まれる。3種類の違いを理解すれば、予算や組み立て経験に合った1体を選びやすい。

【まず結論】エントリーグレードガンダムは初心者でも簡単に組める?

エントリーグレードガンダム

結論からいえば、ENTRY GRADE RX-78-2 ガンダムは、初めてガンプラを組み立てる人にもおすすめできるキットだ。

その理由は、一般的なプラモデルで初心者がつまずきやすい工程を大幅に簡略化していることにある。

通常、ガンプラの組み立てでは、ランナーからパーツを切り離す作業、ゲート跡の処理、細かなシール貼り、必要に応じた塗装などが発生する。しかし、ENTRY GRADEではタッチゲートと大胆なパーツ分割を採用し、こうした作業の負担を減らしている。

BANDAI SPIRITSの公式商品情報でも、初めてガンプラに触れる人や久しぶりに組み立てる人を対象とした商品として紹介されている。

初心者にうれしい4つの特徴

1. ニッパーを使わずに組み立てられる

タッチゲート仕様により、ランナーとパーツの接続部分を手で取り外しやすくしている。工具を持っていない人でも始めやすい。

2. シールを貼る必要がない

パーツそのものの成形色によって、ガンダムの基本的なカラーリングを再現する。細かなシール貼りに失敗する心配が少ない。

3. 塗装なしでも完成する

白、赤、青、黄色など、RX-78-2らしい色分けをパーツ分割で表現。箱から出して組み立てるだけでもガンダムらしい姿になる。

4. 少ないパーツで可動も楽しめる

ENTRY GRADEの魅力は、簡単さだけではない。少数のパーツで関節を構成し、完成後にポージングを楽しめる設計になっている。

ただし、ニッパー不要という特徴は、すべてのパーツを必ず手だけで取り外せるという意味ではない。特にフルウェポンセットでは、ビーム・サーベルの透明エフェクトパーツをランナーから外す際にニッパーが必要だ。

初めてのガンプラで、工具をそろえずに完成まで体験したい人には、770円の通常版が最もバランスのよい選択肢となる。

【3種類を徹底比較】ライトパッケージ・通常版・フルウェポンセットの違い

ENTRY GRADE RX-78-2 ガンダムを購入するとき、最初に確認したいのが商品名と付属品だ。

3種類は同じ1/144スケールのRX-78-2をベースにしているが、価格、武装、パッケージ仕様が異なる。

価格・パーツ数・付属武器の比較表
比較項目 ライトパッケージVer. 通常版 フルウェポンセット
税込価格 550円 770円 1,100円
発売日 2020年12月19日 2021年5月29日 2021年12月4日
スケール 1/144 1/144 1/144
パーツ数 67パーツ 公式未公表 公式未公表
ビーム・ライフル なし 1個 1個
シールド なし 1個 1個
ビーム・サーベル なし エフェクトなし 2本
ハイパー・バズーカ なし なし 1個
ビーム・ジャベリン なし なし 1個
ガンダム・ハンマー なし なし 1個
シール・塗装 不要 不要 基本不要
ニッパー 基本不要 基本不要 一部必要

※価格はBANDAI SPIRITS公式商品情報に掲載された税込価格。発売時のメーカー設定価格であり、2026年11月現在の店頭販売価格や在庫を保証するものではない。通常版とフルウェポンセットの総パーツ数は、各公式商品ページに明記されていない。

550円のライトパッケージVer.はどんな商品?

ライトパッケージVer.は、2020年12月19日に発売された最もシンプルなモデルだ。

メーカー希望価格は550円(税込)。価格を抑えるため、パッケージにはPP袋を採用している。

公式情報によると、全67パーツで構成され、ランナーは2枚。取扱説明書も付属する。

注目したいのは、武装が付属しない点だ。

つまり、完成するのはガンダム本体のみ。ビーム・ライフルやシールドを装備させたい場合は、別の商品を検討する必要がある。

一方、ガンダム本体の組み立てを体験したいだけなら、550円という価格は魅力的だ。

初めてのガンプラとして気軽に挑戦したい人や、複数体を購入して塗装・改造の練習をしたい人にも向いている。

770円の通常版は最もバランスがよい

2021年5月29日に一般販売された通常版は、ライトパッケージVer.に武器を追加したモデルだ。

メーカー希望価格は770円(税込)。

付属品はビーム・ライフルとシールドの2種類。ガンダムの代表的な装備を再現できるため、完成後すぐにおなじみの戦闘ポーズを楽しめる。

ライトパッケージ版との価格差は220円。

この220円で武器2種類が追加されることを考えると、完成後の遊び方まで重視する人には通常版の費用対効果が高い。

なお、通常版にもビーム・サーベルの透明な刃のエフェクトパーツは付属しない。バックパックのサーベル柄と、発光した刃のパーツは別物なので注意したい。

1,100円のフルウェポンセットは武器の充実度が魅力

フルウェポンセットは、2021年12月4日に発売された武装充実モデルだ。

税込価格は1,100円。

通常版に付属するビーム・ライフルとシールドに加え、次の武装が付属する。

- ビーム・サーベル用エフェクト×2
- ハイパー・バズーカ×1
- ビーム・ジャベリン×1
- ガンダム・ハンマー×1

合計6種類の武装を楽しめる構成だ。

また、通常版とは成形色もアレンジされている。

価格差は通常版から330円。武器を個別に追加する手間を考えれば、最初から武装が充実したセットを選ぶメリットは大きい。

ただし、透明なビーム・サーベルのエフェクトパーツを取り外す際にはニッパーが必要になる。ニッパーを一切使わずに完成させたい人は、この点を理解しておきたい。

【組み立て方を解説】タッチゲートの仕組みとニッパー不要の理由

ENTRY GRADEの特徴として外せないのが、タッチゲートだ。

一般的なプラモデルでは、パーツとランナーをつなぐゲート部分をニッパーで切断する。しかし、タッチゲートは手でパーツを取り外しやすいように設計された構造を採用している。

これにより、工具を用意しなくても組み立てを始められる。

タッチゲートの仕組みとは?

タッチゲートは、パーツとランナーの接続部分を手で取り外しやすくした仕様だ。

ランナーからパーツを外す工程が簡単になることで、初心者が最初に感じる心理的なハードルを下げている。

ただし、手で外せることと、切断面が完全に平らになることは同じではない。

無理に引っ張ったりねじったりすると、パーツに白化や傷が発生する場合がある。仕上がりを重視するなら、通常のプラモデルと同じようにニッパーを使う方法も有効だ。

ニッパーなしで組み立てる基本手順

STEP1:説明書を確認する

まずランナーと説明書を照らし合わせ、組み立てる部位を確認する。ENTRY GRADEはパーツが頭部、胴体、腕部、脚部などの部位ごとに配置されているため、目的のパーツを探しやすい。

STEP2:パーツをランナーから取り外す

タッチゲート部分を確認し、パーツに近い位置を支えながら慎重に取り外す。硬い場合は無理に力を加えず、ニッパーを使用する。

STEP3:説明書の順番に沿って組み立てる

パーツの向きや接続位置を確認しながら進める。関節部分などは、表裏を間違えないように注意したい。

STEP4:完成後に可動部分を確認する

腕や脚などの関節が正しく組み立てられているか確認する。動かすときは強い力を加えず、自然に動く範囲でポージングを楽しもう。

シール不要・塗装不要でも完成度が高い理由

ENTRY GRADEの大きな魅力は、成形色とパーツ分割によってカラーリングを再現している点にある。

通常のガンプラでは、細かな色分けをシールや塗装で補う場合がある。しかしENTRY GRADEでは、パーツそのものの色を活用することで、組み立てだけで完成に近い外観を実現している。

加えて、カメラアイ周辺の黒い輪郭は、パーツ同士のクリアランスによって生じる影を利用して表現している。

これは単にパーツ数を減らしただけではない。成形技術と設計上の工夫を組み合わせた結果だ。

【可動域と完成度】ENTRY GRADEのRX-78-2はどこまで動く?

ENTRY GRADEは初心者向けという名称から、可動性能が簡素なのではないかと考える人もいるかもしれない。

しかし、BANDAI SPIRITSの公式商品説明では、少ないパーツでありながら高い可動性能を実現したことが特徴として挙げられている。

実際、腕や脚、肩、股関節などを動かして、さまざまなポーズを楽しめる。

少ないパーツでも自然なポージングができる

ENTRY GRADEのRX-78-2は、簡単な組み立てと可動性能を両立させた構造が特徴だ。

特に、次のような楽しみ方ができる。

- 腕を動かしてビーム・ライフルを構える。
- 脚部を動かして立ち姿を調整する。
- 肩や股関節を動かしてアクションポーズを作る。
- シールドを装備してガンダムらしい姿を再現する。

通常版ならビーム・ライフルとシールドを組み合わせた基本的なポージングが可能。フルウェポンセットなら、さらに多彩な武装を使ったディスプレイを楽しめる。

ENTRY GRADEの弱点も知っておきたい

もちろん、低価格モデルならではの割り切りもある。

例えば、通常版にはビーム・サーベルの刃が付属しない。また、HGシリーズのような武器持ち手や手首パーツのバリエーションを期待すると、物足りなさを感じる可能性がある。

細部の造形や情報量、より複雑な関節構造を求める人にとっては、上位のHGシリーズも比較対象になる。

つまり、ENTRY GRADEは完成品のディテールを極限まで追求するキットというより、簡単な組み立てと十分な可動を低価格で楽しめるキットなのだ。

【HGとどっちがいい?】エントリーグレードとHGUCの違い

ENTRY GRADEとHGの違いを考える際には、価格だけでなく、組み立ての手軽さと完成後の楽しみ方を比較する必要がある。

比較対象として分かりやすいのが、2015年発売の「HGUC 1/144 RX-78-2 ガンダム」だ。

BANDAI SPIRITSの公式商品情報では、HGUC版の税込価格は1,320円。ENTRY GRADE通常版の770円と比べると550円高い。

主な違いを整理
比較項目 ENTRY GRADE通常版 HGUC RX-78-2
税込価格 770円 1,320円
スケール 1/144 1/144
組み立て 非常に簡単 より本格的
タッチゲート 採用 くさびゲート
シール 不要 ホイルシール付属
武装 ライフル・シールド ライフル・サーベル・バズーカなど
関節構造 シンプル 二重関節などを採用
手首パーツ 限定的 武器持ち手・平手など
初心者向け 特におすすめ 組み立てに慣れたい人にもおすすめ

※HGUC版は2015年7月25日発売の商品を比較対象としている。

HGUC版は関節構造と武装の充実度が魅力

HGUC 1/144 RX-78-2 ガンダムは、肘や膝に二重関節を採用している。

公式情報によれば、片膝立ちやビーム・サーベルを抜く動作などを再現でき、腰の回転や前屈、肩の上下可動にも対応している。

また、ビーム・ライフル、ビーム・サーベル、ハイパー・バズーカのほか、左右の武器持ち手や平手も付属する。

単純にガンダム本体を完成させるだけでなく、手の表情や武器の持ち替えまで楽しみたい人には魅力的な仕様だ。

一方、ENTRY GRADEはパーツを取り外して組み立てる工程を簡略化しており、工具を持っていない人でも始めやすい。

どちらを選ぶべき?

初めてガンプラを組むならENTRY GRADE、関節や武器のバリエーションを重視するならHGUCが候補になる。

重要なのは、ENTRY GRADEだからHGより必ず劣っているというわけではないことだ。

ENTRY GRADEには、少ないパーツ数で完成度と可動性能を両立するという独自の設計思想がある。

HGはより幅広い組み立てやディテールを楽しむための選択肢であり、目的が異なる。

【失敗しない選び方】初心者・コレクター別おすすめモデル

3種類の特徴を踏まえると、選び方は比較的明確だ。

550円のライトパッケージVer.がおすすめの人

- とにかく安くガンプラを始めたい。
- 武器よりも本体の組み立てを楽しみたい。
- ニッパーを使わずに完成させたい。
- 塗装や改造の練習用に購入したい。

ただし、武器が付属しない点には注意が必要だ。完成後にビーム・ライフルやシールドを持たせたい人には向かない。

770円の通常版がおすすめの人

- 初めてガンプラを購入する。
- ガンダムらしい基本装備を再現したい。
- 価格と付属品のバランスを重視したい。
- 工具なしで手軽に組み立てたい。

最初の1体として選ぶなら、通常版が最もおすすめだ。

本体に加えてビーム・ライフルとシールドが付属するため、完成後の満足感も得やすい。

1,100円のフルウェポンセットがおすすめの人

- 多彩な武器を使ってポージングしたい。
- RX-78-2の代表的な装備を一通りそろえたい。
- ビーム・サーベルやハイパー・バズーカも楽しみたい。
- 追加武装を別途探す手間を省きたい。

通常版との差額は330円。武装の充実度を考えると、価格差を納得しやすい商品だ。

ただし、ビーム・サーベルの透明パーツにはニッパーが必要となるため、完全な工具不要を希望する場合は注意したい。

2026年に購入するときの注意点

3商品の550円、770円、1,100円という価格は、BANDAI SPIRITSの公式商品情報に掲載されている税込価格だ。

ただし、これらは発売時のメーカー設定価格であり、2026年11月現在のすべての販売店で同じ価格で購入できることを意味しない。

実際の購入時には、販売価格と送料、在庫状況を確認したい。

また、商品名に「ENTRY GRADE RX-78-2 ガンダム」とだけ記載されている場合、ライトパッケージ版と通常版を取り違える可能性がある。

購入前には、次の3点を確認しておこう。

1. 商品名に「ライトパッケージVer.」と記載されているか。
2. ビーム・ライフルやシールドが付属するか。
3. フルウェポンセットの場合、追加武装がすべて含まれているか。

【エントリーグレードガンダム】に関するよくある質問(FAQ)

Q1:エントリーグレードガンダムは本当にニッパーなしで作れますか?

A1:基本的には可能です。ENTRY GRADEはタッチゲート仕様を採用しており、パーツを手で取り外しやすく設計されています。ただし、フルウェポンセットのビーム・サーベル用透明エフェクトパーツはニッパーが必要です。

Q2:ライトパッケージ版と通常版の違いは何ですか?

A2:主な違いは価格と付属武器です。ライトパッケージ版は550円で全67パーツ、本体のみの構成。通常版は770円で、ビーム・ライフルとシールドが付属します。

Q3:エントリーグレードのパーツ数は何個ですか?

A3:ライトパッケージVer.は公式情報で全67パーツと発表されています。一方、通常版とフルウェポンセットについては、公式商品ページに総パーツ数の明記がありません。

Q4:塗装やシールを使わなくてもきれいに完成しますか?

A4:はい。成形色による色分けとパーツ分割によって、塗装やシールを使わなくてもガンダムらしいカラーリングを再現できます。より細かな色の表現を追求したい場合は、完成後に部分塗装を追加する方法もあります。

Q5:初心者には通常版とフルウェポンセットのどちらがおすすめですか?

A5:基本的な組み立てを体験したいなら770円の通常版がおすすめです。最初から多彩な武器を楽しみたいなら、1,100円のフルウェポンセットが向いています。

ENTRY GRADE 1/144 RX-78-2 ガンダムは、タッチゲート、シール不要の色分け、簡単な組み立て、十分な可動性能を組み合わせた入門向けガンプラだ。

2026年11月時点で比較できる代表的な3種類は、それぞれ異なる魅力を持っている。

- 550円のライトパッケージVer.: 67パーツで構成されたシンプルな本体モデル。
- 770円の通常版: ビーム・ライフルとシールドが付属するバランス重視モデル。
- 1,100円のフルウェポンセット: 多彩な武装を楽しめる充実モデル。

初めてガンプラに挑戦するなら、価格と付属品のバランスに優れた770円の通常版が有力候補だ。

一方、ガンダムの武装を一通り楽しみたい人にはフルウェポンセット、純粋に組み立ての楽しさを体験したい人にはライトパッケージ版が適している。

大切なのは、価格の安さだけで決めず、完成後にどんなガンダムを楽しみたいかを考えること。

ENTRY GRADEは、ガンプラを初めて手にする人にも、久しぶりにプラモデルを組み立てる人にも、ものづくりの楽しさを再発見させてくれるシリーズだ。

主な根拠資料: BANDAI SPIRITS公式商品情報(ライトパッケージVer.、通常版、フルウェポンセット、HGUC RX-78-2 ガンダム)および組み立て・可動レビュー。

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高杉 葵

アイドル・グラビア担当。所属事務所の公式発表を一次情報とし、憶測は書きません。

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