2026年九月場所の最大のニュースは、横綱・大の里の復活優勝です。
9月27日の千秋楽、東京・両国国技館で行われた結びの一番で、大の里は大関・安青錦との相星決戦に臨みました。両者とも11勝3敗で迎えた大一番を、大の里が突き出しで制し、最終成績12勝3敗で幕内優勝を決めました。
自身6度目の幕内優勝で、6場所ぶりの賜杯獲得です。横綱としての優勝は、2026年に入って初めてでした。共同通信も、一人横綱としての優勝という点を大きく報じています。
大の里の2026年の成績推移今回の優勝をより印象的にしたのは、そこに至るまでの苦しい経過です。
日本相撲協会の公式プロフィールによると、大の里は2026年3月場所で途中休場、5月場所は全休。7月場所では9勝6敗で終えました。
そこから九月場所で12勝3敗まで成績を伸ばし、優勝を手にしています。休場を経験した横綱が、再び15日間を戦い抜いて結果を残したことは、九州場所を占ううえでも要点です。
安青錦は11勝4敗で優勝を逃す優勝争いを最後まで盛り上げたのが、大関・安青錦です。
九月場所は11勝4敗。千秋楽まで大の里と優勝を争いましたが、最後の一番で敗れました。
安青錦は2026年7月場所で優勝しており、九月場所でも安定した相撲を見せています。日本相撲協会の公式記録では、得意技は右四つ・寄り。組んでからの攻防に強みを持つ力士です。
大の里と安青錦の対決は、十一月場所でも大きな注目を集める組み合わせになりそうです。
【幕内・十両の勝敗一覧】九月場所の星取表と三賞

九月場所では、幕内の優勝争いだけでなく、関脇・小結や十両の力士にも注目すべき結果がありました。
幕内の主要力士の成績| 区分・力士 | 番付 | 九月場所の成績 | 結果・備考 |
|---|---|---|---|
| 大の里 | 東横綱 | 12勝3敗 | 幕内優勝 |
| 安青錦 | 東大関 | 11勝4敗 | 千秋楽まで優勝争い |
| 藤ノ川 | 西関脇 | 11勝4敗 | 敢闘賞 |
| 美ノ海 | 西前頭3枚目 | 10勝5敗 | 敢闘賞 |
| 琴櫻 | 西大関 | 9勝6敗 | 勝ち越し |
| 霧島 | 東大関 | 8勝7敗 | 勝ち越し |
| 豊昇龍 | 西横綱 | 0勝0敗15休 | 全休 |
| 北の若 | 東十両6枚目 | 11勝4敗 | 十両優勝 |
十両では、北の若が11勝4敗で優勝しました。
八角部屋所属の北の若は、東十両六枚目で出場。幕内昇進につながる好成績を残しました。
また、幕下では伊波が7戦全勝、三段目では小林が7戦全勝、序二段では天が7戦全勝、序ノ口では城勝雄が7戦全勝で、それぞれ優勝しています。
九月場所の三賞受賞力士三賞は、幕内で活躍した力士に贈られる特別表彰です。
九月場所の結果は次のとおりです。
- 殊勲賞:該当者なし
- 敢闘賞:藤ノ川(11勝4敗)
- 敢闘賞:美ノ海(10勝5敗)
- 技能賞:該当者なし
藤ノ川は新関脇として11勝を挙げ、優勝争いにも加わりました。美ノ海も10勝を記録し、2人そろって2度目の敢闘賞を受賞しています。
星取表の見方を覚えておこう大相撲の星取表は、15日間の勝敗を記号で表したものです。
- ○:勝ち
- ●:負け
- □:不戦勝
- ■:不戦敗
- や:休場・取組なし
15日間の成績が12勝3敗なら、15日間のうち12番に勝ち、3番に負けたという意味です。
勝ち越しは8勝以上、負け越しは8敗以上が基本です。幕内や十両では、勝ち越し・負け越しが翌場所の番付にも影響します。
全力士の15日間の星取表を調べる場合は、日本相撲協会の公式取組結果・星取表を基準にすると、幕内から序ノ口まで確認できます。
【大相撲2026年の優勝力士】初場所から九月場所までを振り返る
2026年は、九月場所までに5回の本場所が終了しました。
注目したいのは、優勝力士が1人に固定されていないことです。安青錦が2度優勝し、霧島、若隆景、大の里もそれぞれ賜杯を手にしています。
2026年の幕内優勝者一覧- 一月場所:安青錦
- 三月場所:霧島
- 五月場所:若隆景
- 七月場所:安青錦
- 九月場所:大の里
九月場所終了時点で、安青錦が2回、大の里・霧島・若隆景が各1回の優勝を記録しています。
2026年の優勝争いを振り返ると、大関経験者や若い世代の力士がそれぞれ力を発揮していることが分かります。
特に安青錦は、2025年十一月場所の初優勝から急速に実績を積み重ね、2026年も優勝争いの中心にいます。
一方、大の里は休場を乗り越えて九月場所で優勝。横綱としての巻き返しを印象づけました。
このように、年間の優勝者を比較すると、場所ごとの結果だけでは見えにくい力士の成長や勢力図の変化が読み取れます。
【十一月場所の日程】九州場所の注目力士と取組速報
2026年の大相撲十一月場所は、福岡県の福岡国際センターで開催されます。
日本相撲協会の年間日程表で公表されている開催日程は以下のとおりです。
令和8年十一月場所
初日11月8日
日曜日
千秋楽11月22日
日曜日
会場: 福岡国際センター
開催期間: 15日間
番付発表: 10月26日
| 日程 | 日付 |
|---|---|
| 初日 | 11月8日(日) |
| 二日目 | 11月9日(月) |
| 三日目 | 11月10日(火) |
| 中日 | 11月15日(日) |
| 十三日目 | 11月20日(金) |
| 十四日目 | 11月21日(土) |
| 千秋楽 | 11月22日(日) |
※全15日間の開催です。
初日は午前9時15分ごろに取組開始、幕内の土俵入りは午後3時30分ごろが目安です。日によって時間が異なるため、観戦する場合は当日の公式スケジュールも確認してください。
十一月場所の注目力士
大の里(横綱)
九月場所の優勝力士。12勝3敗で6度目の優勝を果たした勢いを、九州でも維持できるかが焦点です。
安青錦(大関)
九月場所は11勝4敗。大の里との再戦や優勝争いへの復帰に期待が集まります。
豊昇龍(横綱)
右膝の手術などで休場が続いていましたが、11月5日に九州場所への出場を明言しました。
藤ノ川(関脇)
九月場所は11勝4敗。敢闘賞を受賞した若手力士で、上位陣との対戦が注目されます。
十一月場所を前に大きな動きがありました。
共同通信の11月5日付報道によると、横綱・豊昇龍が九州場所への出場を決断しました。
豊昇龍は右膝の手術を受け、2026年7月場所と9月場所を含む3場所連続で休場していました。9月場所は全休しています。
その後、秋巡業に途中合流し、福岡入りしてからも稽古を続けていました。師匠の立浪親方との協議を経て、九州場所への出場を決めたと報じられています。
これは十一月場所の優勝争いを考えるうえでも重要なニュースです。
横綱・大の里が好調を維持するのか、安青錦が再び賜杯を狙うのか。そして豊昇龍が休場明けにどのような相撲を見せるのか。三者の動向が場所前の大きな見どころになっています。
休場力士の最新情報はどこで確認する?休場情報は、場所前の発表だけでなく、本場所中にも変更されることがあります。
日本相撲協会の公式サイトには「休場力士情報」の専用ページが設けられており、幕内・十両だけでなく、幕下以下の休場情報も確認できます。
特に注意したいのは、番付に名前が載っていても、実際にその日の取組に出場するとは限らない点です。
観戦前には、番付表だけで判断せず、当日の取組表と休場発表を併せて確認するのが確実です。
【大相撲の決まり手一覧】代表的な技と勝敗の違い
大相撲の結果を見るとき、勝敗と同じくらい面白いのが決まり手です。
決まり手とは、勝負を決めた技のこと。日本相撲協会では、82手の決まり手を紹介しています。これとは別に、勇み足などの非技による勝負結果もあります。
よく使われる代表的な決まり手1. 押し出し
相手の体を押して土俵の外に出す技です。基本的な攻めの技で、相手に組み止められる前に前進できるかがポイントです。
2. 寄り切り
相手のまわしを取るなどして体を密着させ、前進しながら土俵の外に出します。四つ相撲の代表的な決まり手です。
3. 叩き込み
相手が前に出てくる動きを利用して、上から押さえ込むようにして倒します。
4. 突き落とし
相手の体を横方向や下方向に突き、バランスを崩して倒す技です。
5. 上手投げ
相手のまわしを上手から取り、体を回転させながら投げます。
決まり手の出現頻度にも傾向がある日本相撲協会の決まり手ランキングでは、2013年1月場所から2026年9月場所千秋楽までの192,672番を集計しています。
この期間の上位は次のとおりです。
- 1位:押し出し(25.17%)
- 2位:寄り切り(24.92%)
- 3位:叩き込み(8.24%)
- 4位:突き落とし(5.45%)
- 5位:寄り倒し(4.81%)
押し出しと寄り切りだけで全体の約半数を占めます。
九月場所の千秋楽で大の里が安青錦を破った決まり手も突き出しでした。勝敗だけでなく、どの技で勝ったのかを確認すると、力士の得意な攻め方や相性も見えてきます。
【プロの結論】大相撲の結果は勝敗だけでなく15日間の流れで読む
大相撲の面白さは、優勝力士の名前だけでは語り尽くせません。
九月場所の大の里は12勝3敗で優勝しましたが、その背景には春場所と夏場所の休場、七月場所での再起、そして安青錦との千秋楽の相星決戦がありました。
また、藤ノ川や美ノ海のように、優勝争い以外でも存在感を示す力士がいます。十両では北の若が優勝し、幕下以下でも新たな成長株が結果を残しました。
大相撲の情報を追うなら、次の3点を意識すると理解が深まります。
1. 勝敗だけでなく星取表を見る。 15日間の成績から、力士の安定感や終盤の強さを判断できます。
2. 決まり手を確認する。 押し相撲なのか四つ相撲なのか、勝ち方から力士の特徴が分かります。
3. 休場と番付の変化を追う。 横綱・大関の出場状況や若手の昇進が、次の場所の勢力図を左右します。
2026年九州場所では、復活優勝を狙う大の里、巻き返しを目指す安青錦、そして復帰する豊昇龍の三者に注目です。
【大相撲結果は】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:2026年11月5日の大相撲の今日の結果は?
A1:11月5日時点では十一月場所の初日前です。直近の確定結果は9月27日に千秋楽を迎えた九月場所で、大の里が12勝3敗で優勝しています。
Q2:2026年九月場所の優勝力士は誰ですか?
A2:横綱・大の里です。安青錦との千秋楽の相星決戦を突き出しで制し、6度目の幕内優勝を果たしました。
Q3:安青錦の2026年九月場所の成績は?
A3:11勝4敗です。千秋楽まで優勝争いを続けましたが、大の里に敗れて優勝を逃しました。
Q4:2026年十一月場所はいつからいつまでですか?
A4:11月8日(日)から11月22日(日)までです。福岡国際センターで15日間開催されます。
Q5:大相撲の星取表はどこで確認できますか?
A5:日本相撲協会の公式サイトで確認できます。幕内・十両をはじめ、各段の勝敗や休場状況を調べられます。
Q6:2026年十一月場所で豊昇龍は出場しますか?
A6:11月5日、豊昇龍本人が九州場所への出場を明らかにしました。3場所連続休場からの復帰となります。
2026年9月場所は、横綱・大の里が12勝3敗で6度目の幕内優勝を達成しました。安青錦は11勝4敗、藤ノ川も11勝4敗で敢闘賞を受賞。十両では北の若が優勝しています。
次の十一月場所は11月8日に福岡国際センターで初日を迎え、22日に千秋楽を迎えます。
大の里の連続優勝への挑戦、安青錦の巻き返し、豊昇龍の復帰という3つのテーマが、今場所の優勝争いを読み解く鍵です。
11月5日現在、十一月場所の取組結果はまだ始まっていません。 初日以降は日本相撲協会の公式取組結果と星取表を確認しながら、15日間の勝敗と優勝争いを追っていきましょう。