NPB公式サイトの「2026年度公式戦試合日程」を確認すると、11月5日(木)の対戦カード、球場、試合開始時間はいずれも掲載されていない。
11月初旬の日本シリーズの日程も、今回の状況を理解するうえで重要だ。
2026年11月の試合日程| 日付 | NPB公式日程の掲載状況 |
|---|---|
| 11月1日(日) | 日本シリーズ第7戦の予定日 |
| 11月2日(月) | 試合掲載なし |
| 11月3日(火) | 試合掲載なし |
| 11月4日(水) | 試合掲載なし |
| 11月5日(木) | 試合掲載なし |
| 11月6日(金) | 試合掲載なし |
| 11月7日(土) | 試合掲載なし |
2026年のSMBC日本シリーズは、横浜DeNAベイスターズと福岡ソフトバンクホークスの対戦となった。
ソフトバンクが第1戦から4連勝し、10月28日の第4戦で4対2の勝利を収めて日本一を決定。2年連続13度目の日本一となった。
日本シリーズは一方のチームが4勝した時点で終了するため、予定されていた第5戦から第7戦は開催されていない。
つまり、11月1日の第7戦は当初の日程上の予定日であり、実際には行われなかった試合だ。
この経緯からも、11月5日に担当審判を割り当てるNPBの1軍公式試合がないことが分かる。
今日の球審・一塁塁審・二塁塁審・三塁塁審は、いずれも該当試合がないため確認対象がない。
【2026年度の審判員一覧】森健次郎・笠原昌春らの役職と関係

NPB公式サイトには、2026年度の審判員名簿が掲載されている。
審判員は全員が同じ立場で活動しているわけではない。審判長、副審判長、スーパーバイザー、クルーチーフ、審判員など、それぞれ異なる役職が設けられている。
2026年度の主要審判員と役職出典:日本野球機構「2026年度 審判員一覧」
| 区分 | 氏名 | 2026年度の役職 |
|---|---|---|
| 審判長 | 森健次郎 | 審判長 |
| 副審判長 | 笠原昌春 | 副審判長 |
| シニアスーパーバイザー | 平林岳 | シニアスーパーバイザー |
| スーパーバイザー | 西本欣司 | スーパーバイザー |
| スーパーバイザー | 栄村孝康 | スーパーバイザー |
| スーパーバイザー | 飯塚富司 | スーパーバイザー |
| スーパーバイザー | 栁田昌夫 | スーパーバイザー |
| シニアクルーチーフ | 眞鍋勝已 | 背番号36 |
| シニアクルーチーフ | 川口亘太 | 背番号39 |
| クルーチーフ | 吉本文弘 | 背番号4 |
| クルーチーフ | 敷田直人 | 背番号3 |
| クルーチーフ | 白井一行 | 背番号20 |
| クルーチーフ | 津川力 | 背番号22 |
| クルーチーフ | 牧田匡平 | 背番号28 |
| クルーチーフ | 福家英登 | 背番号33 |
2026年度のNPB審判長。1988年から審判員として在籍しており、公式名簿では審判部門のトップに位置づけられている。
審判長という役職は、個々の試合で球審を務めることと同義ではない。
審判員全体の管理や運営に関わる立場と、各試合で実際に判定を担当する立場は区別して理解する必要がある。
笠原昌春副審判長とは?2026年度の副審判長。1988年から在籍する経験豊富な審判員で、森健次郎審判長を補佐する役職にある。
笠原昌春も、役職名だけで当日の球審や塁審への配置を判断することはできない。実際の担当ポジションは、試合ごとの記録で確認する必要がある。
眞鍋勝已審判員の実績2026年度は背番号36のシニアクルーチーフ。1992年にNPBへ入局した。
特筆すべき実績は、2026年5月6日の通算3000試合出場達成だ。
オリックス対ロッテの8回戦で二塁塁審を務め、この記録に到達した。NPB審判員として史上21人目、現役審判員では唯一の達成だった。
初出場は1994年10月1日の阪神対広島戦で、当時の担当は三塁塁審。長年にわたってプロ野球の試合を支えてきたことが分かる記録だ。
川口亘太審判員の役職2026年度は背番号39のシニアクルーチーフ。1994年にNPBへ入局した。
川口の特徴を確認するうえでは、名簿上の役職だけでなく、実際の試合でどのポジションを担当しているかも参考になる。
後述する10月28日の日本シリーズ第4戦では、二塁塁審を担当していた。
このように、シニアクルーチーフという役職に就いていても、実際の試合では球審以外のポジションを担当する。
2026年度の審判員名簿に掲載されている主な審判員役職者以外にも、NPB公式名簿には次の審判員が掲載されている。
- 有隅昭二、小林和公、本田英志、名幸一明、土山剛弘
- 秋村謙宏、嶋田哲也、深谷篤、山本貴則、山路哲生
- 石山智也、原信一朗、村山太朗、市川貴之、山口義治
- 芦原英智、長井功一、須山祐多、岩下健吾、梅木謙一
- 山村裕也、長川真也、青木昴、水口拓弥、鈴木宏基
- 古賀真之、山本力仁、野田亮介、松本大輝、森口壽樹
- 郡司真里、川上拓斗、西沢一希、正木雄大、笹真輔
- 野村奏斗、宮武賢汰、権丈光輝、下村晃太郎、藤田登伊
また、育成審判員として川村亮輔、金村好隆、山本周平、坂本蒼太、松浦伊吹、松尾虎太郎、鈴木蒼一朗、寺口翔大、田中享成、市川凌も掲載されている。
【直近の出場記録】10月28日の日本シリーズ担当審判を確認
今日の担当者がいない場合、次に気になるのは直近の試合で誰が審判を務めたのかという点だ。
2026年10月28日の日本シリーズ第4戦は、NPB公式試合速報で審判員の配置まで確認できる。
日本シリーズ第4戦の審判員配置2026年10月28日・福岡ソフトバンク対横浜DeNA
| ポジション | 担当審判員 |
|---|---|
| 球審 | 山口義治 |
| 一塁塁審 | 津川力 |
| 二塁塁審 | 川口亘太 |
| 三塁塁審 | 名幸一明 |
| 左翼線審 | 山村裕也 |
| 右翼線審 | 牧田匡平 |
この試合はソフトバンクが4対2で勝利し、日本シリーズの優勝を決めた。
特に注目したいのは、2026年度のシニアクルーチーフである川口亘太が二塁塁審を務めていた点だ。
直近の出場記録を見る際のポイント審判員の出場記録には、次の3つの情報がある。
1. 出場試合数: これまで何試合を担当したか。
2. 担当ポジション: 球審、一塁、二塁、三塁など、どの位置に配置されたか。
3. 出場日: いつ、どの試合を担当したか。
この3つを分けて見ると、審判員の経験や実際の活動状況が分かりやすい。
例えば眞鍋勝已の3000試合出場という実績は、長期的なキャリアを示す数字。一方、川口亘太の10月28日の二塁塁審という記録は、特定試合での担当を示している。
通算実績と直近の担当ポジションは、別々に評価するべき情報だ。
【球審と塁審の配置】プロ野球の審判は何を判定する?
試合を見ていると、投球のストライク・ボール判定に注目しがちだが、審判員の仕事はそれだけではない。
NPBが公開している初心者向け資料「審判員の基礎のキソ」でも、球審と塁審はそれぞれ異なる役割を持つと説明されている。
球審の仕事球審は本塁付近で試合を管理する審判員だ。
主な担当は以下のとおり。
- 投球のストライク・ボール判定
- 打者の三振や四球に関する判定
- 本塁でのアウト・セーフ判定
- 本塁周辺のフェア・ファウル判定
- 試合進行に関する宣告
球審は捕手の後方に位置するため、投球を顔や身体に受ける危険もある。
そのため、マスクやプロテクター、レガースなどの防具を着用する。
一塁塁審の仕事一塁塁審は、一塁ベース周辺のプレーを中心に判定する。
主な確認事項は次のとおり。
- 打者走者が一塁に到達するタイミング
- 一塁手の捕球とベースタッチ
- 一塁への送球がセーフかアウトか
- 一塁付近の走者の動き
打者走者が一塁へ駆け込む際の判定は、試合の流れを左右する重要な場面だ。
二塁塁審の仕事二塁塁審は二塁ベース周辺のプレーを担当する。
盗塁や併殺プレー、走者のタッチアウトなど、瞬間的な判断が求められる場面が多い。
特に盗塁では、走者の身体がベースに触れるタイミングと野手のタッチのタイミングを見極める必要がある。
三塁塁審の仕事三塁塁審は三塁付近のアウト・セーフや走者の進塁を判定する。
三塁打や犠牲フライ、タッチアップなど、走者が得点に向かう局面で重要な役割を担う。
また、打球のフェア・ファウル判定なども担当する。
日本シリーズでは線審も配置される10月28日の日本シリーズ第4戦では、通常の球審と3人の塁審に加えて、左右の線審も配置されていた。
これは、外野方向の打球などを複数の位置から確認するための体制だ。
試合によって審判員の人数や配置が異なるため、単純に審判員名簿を見るだけでは、その日の担当ポジションまで分からない。
【ストライクゾーンとリクエスト制度】判定の仕組みはどう変わった?
プロ野球の審判を調べる人が気になるのが、ストライクゾーンの基準や、判定に対して監督が映像確認を求めるリクエスト制度だ。
2026年はリプレーセンターの導入によって、映像検証の運用にも変化が生まれている。
ストライクゾーンの判定基準ストライクゾーンは、打者の体格や構えに応じて決まる。
公認野球規則に基づく基本的な基準は次のとおり。
- 上限:打者の肩の上部とユニフォームのズボンの上部との中間点
- 下限:打者の膝頭の下部
- 横幅:本塁の幅
また、打者が投球を打つための姿勢を取ったときの状態を基準にする。
つまり、すべての打者に対して同じ高さのゾーンを機械的に適用するわけではない。打者の身長や構えによって、ゾーンの高さは変わる。
リクエスト制度とは?リクエスト制度は、監督が審判の判定に対して映像による検証を求める仕組みだ。
2018年にNPBで導入され、2026年も継続されている。
主な対象は、アウト・セーフや捕球の成否など、映像で確認できるプレーだ。
一方、ストライク・ボールやハーフスイングなど、投球に関する判定はリクエストの対象外となる。
2026年に導入されたリプレーセンター2026年の大きな変更点が、NPB事務局内に設置されたリプレーセンターだ。
従来は各球場の審判員が映像を確認していたが、2026年からは専用センターにいる審判員が検証を担当する方式に変わった。
運用体制は次のとおり。
- 1軍審判員2人が映像を検証
- 映像操作を担当するオペレーター1人が常駐
- 専用アプリで映像を確認
- ズーム、超スロー、コマ送りなどを活用
- 検証結果を現場の責任審判員に伝達
判定の公平性や精度を高め、現場の審判員の負担を軽減する狙いがある。
リクエストの回数は、9回までに2回、延長戦では新たに1回という基本ルールが維持されている。
この変更によって、試合中の審判員だけでなく、映像検証を担当する審判員の役割も重要になった。
ただし、リプレーセンターでの判定と、グラウンド上で行われるストライク・ボール判定は別の仕組みだ。両者を混同しないことが大切だ。
【プロ野球審判の今日】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:2026年11月5日のプロ野球の球審は誰ですか?
A1:NPB公式日程では11月5日に1軍公式試合の掲載がありません。そのため、球審や塁審の担当者もありません。
Q2:2026年度の審判長と副審判長は誰ですか?
A2:審判長は森健次郎、副審判長は笠原昌春です。眞鍋勝已と川口亘太はシニアクルーチーフとして掲載されています。
Q3:眞鍋勝已審判員の2026年の主な記録は何ですか?
A3:2026年5月6日にオリックス対ロッテ戦で二塁塁審を務め、通算3000試合出場を達成しました。NPB審判員として史上21人目、現役では唯一の達成です。
2026年11月5日のプロ野球審判情報を整理すると、NPBの1軍公式日程に試合の掲載はなく、当日の球審・塁審の担当割り当てもありません。
2026年度の審判員名簿では、森健次郎が審判長、笠原昌春が副審判長を務め、眞鍋勝已と川口亘太はシニアクルーチーフとして活動している。
また、2026年10月28日の日本シリーズ第4戦では、川口亘太が二塁塁審を担当。眞鍋勝已は同年5月6日に通算3000試合出場を達成した。
プロ野球の審判情報を正確に把握するためには、次の3つを区別することが大切だ。
1. 審判員名簿で役職や在籍状況を確認する。
2. NPB公式日程で試合の開催有無を確認する。
3. 試合速報・結果で球審や塁審の実際の配置を確認する。
審判員の名前だけで担当を推測するのではなく、試合ごとの記録を照合することが、2026年の最新審判情報を正しく理解する近道となる。