大会本番の先発ローテーションを考えるうえで、最も重要なのが11月12日の初戦と11月15日の最終日だ。
大会は11月12日から15日まで東京ドームで開催され、日本はチャイニーズ・タイペイ、韓国、オーストラリアと対戦する。
大会の日程と先発予想| 日程 | 対戦カード | 先発予想・注目投手 |
|---|---|---|
| 11月12日 | 台湾-日本 19時 | 金丸夢斗が有力 |
| 11月13日 | 日本-韓国 19時 | 竹丸・武内・石田が候補 |
| 11月14日 | 豪州-日本 12時 | 竹丸・武内・石田が候補 |
| 11月15日 | 3位決定戦・決勝 | 高橋宏斗が有力 |
この表は報道に基づく予想であり、公式に確定した先発発表ではない。
初戦は金丸夢斗が有力11月7日のロッテ戦で先発を務める金丸は、12日のチャイニーズ・タイペイ戦でも先発候補として有力視されている。
スポーツ報知は、ロッテ戦での調整状況を踏まえ、金丸が大会初戦を任される可能性を報じた。
初戦は大会全体の流れを左右する。特に相手の台湾は国際大会での経験も豊富で、立ち上がりから安定した投球が求められる。
竹丸和幸はローテーションの重要な柱
竹丸和幸
読売ジャイアンツ・左投左打
2026年は11勝9敗、防御率3.27。巨人の先発投手として実績を積み、井口監督からもローテーションの軸として名前を挙げられた。
竹丸の役割は、初戦以降の試合でチームを安定させることだ。
大会中は連日試合が続くため、先発投手には単に長いイニングを投げる能力だけでなく、相手打線への対応力も求められる。
竹丸は左腕であり、同じ左投げの金丸や武内とは異なるタイミングで相手打者に対応することも期待される。
高橋宏斗は最終日の大一番を任されるか
高橋宏斗
中日ドラゴンズ・右投右打
2026年は19試合に先発し、5勝7敗、防御率2.62、135奪三振を記録。井口監督が特に高く評価する投手だ。
高橋宏斗については、11月15日の決勝戦での先発が有力視されている。
11月4日の宮崎合宿ではブルペンで86球を投げ、最速153キロ程度を記録したと本人が説明。変化球も含めて全球種を確認し、投球後には状態の良さを語っていた。
井口監督も高橋の投球を見て「群を抜いている」と評価したと日刊スポーツが報じている。
加えて、今季7月20日の一軍復帰後は最終登板までの10試合すべてで2自責点以下。うち8試合でHQSを達成している。HQSは先発投手が7イニング以上を投げ、自責点2以下に抑えることを指す。
この安定感を考えれば、最終日の大事な試合を任せる構想には十分な説得力がある。
武内夏暉と石田裕太郎は中盤のキーマン
武内夏暉
2026年は11勝8敗、防御率3.27。143イニングを投げた左腕で、先発としての経験が強みだ。
石田裕太郎
2026年は5勝8敗、防御率2.91。120回2/3を投げ、117奪三振を記録した右腕。ロッテ戦では3番手の登板が予定されている。
この2人は竹丸とともに、大会中盤の先発枠を争う存在だ。
スポーツ報知の予想では、金丸が初戦、高橋宏斗が最終日の先発候補となり、残る2試合を武内、竹丸、石田の3人で争う構図になっている。
一方、スポニチアネックスは金丸、武内、竹丸が予選3試合に先発し、高橋が最終日の大一番を任される展開を予想している。石田については第2先発を含めた役割が考えられる。
両報道に共通しているのは、金丸と高橋を重要な試合に配置し、竹丸、武内、石田を組み合わせるという考え方だ。
【井口資仁監督の起用方針】先発ローテーションを決める3つのポイント

2026年の侍ジャパンを語るうえで欠かせないのが、井口資仁監督の投手起用だ。
今回のチームは、短期間で結果を出すことと、若い選手に国際経験を積ませることの両方が求められる。
1. 竹丸と高橋を軸にした先発構想11月2日、井口監督は竹丸和幸と高橋宏斗を先発ローテーションの中心に据える考えを示した。
監督が重視するのは、試合を勝てる形でつくること。投手コーチと連携し、早い段階で選手に登板日を伝える方針も説明している。
この発言から読み取れるのは、単純なシーズン成績だけではなく、大会日程に合わせたコンディション管理を重視していることだ。
2. 連戦を想定した複数投手の活用アジアプロ野球チャンピオンシップ2026は、11月12日から14日まで3日連続で予選リーグが行われる。
さらに15日には3位決定戦と決勝戦が予定されている。
そのため、先発投手だけに負担を集中させず、第2先発や救援投手も含めて試合を組み立てる必要がある。
公式の大会規定では、投球制限なし、ピッチクロックあり、ピッチコム使用可能とされている。こうした環境に慣れることも代表投手の課題になる。
3. 若手投手の経験と勝利を両立させる今大会の選手登録は原則として24歳以下、または入団3年目までの選手を対象とし、29歳以下のオーバーエージ枠は3人まで認められている。
つまり、単なるベテラン中心の代表ではなく、次世代の日本代表を担う選手を育てる意味もある大会だ。
先発候補の金丸、竹丸、高橋、武内、石田はいずれも各球団で先発経験を積んできた投手。今回の国際大会で結果を残せば、2027年以降の代表選考にもつながる可能性がある。
ネットで混同されやすい3つのポイント侍ジャパンの先発予想を確認するときは、次の違いを押さえておきたい。
- ロッテ戦の先発と大会初戦の先発は別の話。 金丸は両方で有力視されているが、7日の先発決定だけで12日の登板が確定するわけではない。
- 竹丸と高橋がローテーションの軸でも、毎試合先発するわけではない。 軸という表現はチームの中心的存在を意味し、登板日や順番とは区別する必要がある。
- 報道の予想と公式発表は異なる。 大会の登板日について選手には伝達されているとの報道がある一方、井口監督は公の場では具体的な順番を明かしていない。
実際、スポーツ報知は監督が登板日の質問に対して「井口AI」に聞いてほしいと冗談交じりに応じたことも紹介している。
【侍ジャパン先発】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:2026年11月7日のロッテ戦で先発する投手は誰?
A1:中日ドラゴンズの金丸夢斗です。金丸に続いて武内夏暉、石田裕太郎、竹丸和幸、鈴木豪太が登板する予定です。
Q2:アジアプロ野球チャンピオンシップ2026の初戦は誰が先発する?
A2:金丸夢斗が有力視されています。11月12日のチャイニーズ・タイペイ戦が日本の大会初戦です。ただし、先発投手の正式発表とは区別が必要です。
Q3:高橋宏斗はいつ先発する予定?
A3:11月8日の広島との練習試合に登板する見込みです。大会本番では11月15日の決勝戦で先発する可能性が高いと報じられています。
Q4:竹丸和幸は侍ジャパンの先発ローテーションに入っている?
A4:はい。井口監督は竹丸を高橋宏斗とともに先発ローテーションの軸として挙げています。大会中盤の先発候補としても注目されています。
Q5:2026年の侍ジャパンの大会開幕戦はいつ?
A5:2026年11月12日19時開始予定のチャイニーズ・タイペイ戦です。会場は東京ドームです。
2026年11月6日時点の侍ジャパン先発事情を整理すると、11月7日のロッテ戦は金丸夢斗が先発し、武内夏暉、石田裕太郎、竹丸和幸らが続く継投が予定されている。
アジアプロ野球チャンピオンシップ2026では、竹丸和幸と高橋宏斗が井口監督の構想する先発ローテーションの軸。金丸夢斗も大会初戦の先発候補として存在感を示している。
今後の注目要点は次の3つだ。
1. 11月7日: 金丸夢斗がロッテ戦でどのような投球を見せるか。
2. 11月8日: 高橋宏斗の広島戦での調整状況。
3. 11月12日~15日: 竹丸、武内、石田を含めた大会本番の登板配置。
侍ジャパンの先発陣は、単なる投手の序列ではなく、試合の重要度と選手のコンディションを組み合わせた運用が焦点になる。
特に金丸夢斗が初戦を担い、高橋宏斗が最終日の大一番を任される展開になれば、中日コンビが大会の両端を支える構図となる。そこに竹丸和幸、武内夏暉、石田裕太郎がどう加わるのか。東京ドームでの開幕に向けて、宮崎での2試合は見逃せない調整機会となりそうだ。