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【中国代表メンバー】世界王者を支えた5選手と日本との違い

倉持 玲奈 倉持 玲奈 • 更新: • 公開: • 読了約 11 分
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2026年大会で優勝した中国男子代表は、梁靖崑、林詩棟、王楚欽、向鵬、周啓豪の5選手で構成された。ITTFが4月13日に発表した出場選手リストにも、この5人が中国代表として掲載されている。

決勝で実際に出場したのは梁靖崑、王楚欽、林詩棟の3人。向鵬と周啓豪も登録メンバーとしてチームを支えた。個人の技術だけでなく、控え選手を含むチーム全体の結束も中国の強さを支える要素だった。

中国代表5選手の特徴

- 梁靖崑(リャン・ジンクン):決勝第1試合で張本智和を破った選手。劣勢から試合を立て直す粘り強さが光った。
- 王楚欽(ワン・チューチン):世界ランキング1位の実力者。松島輝空を下し、中国の2勝目を挙げた。
- 林詩棟(リン・シドン):戸上隼輔を破り、優勝を決めた。戦術的な対応力にも優れる。
- 向鵬(シャン・ポン):中国代表の登録選手。控えとしてチームを支えた。
- 周啓豪(ジョウ・チーハオ):中国代表の登録選手。チームの選手層を構成した一人。

中国はグループ戦で敗れても、決勝トーナメントで立て直した

今大会の中国は、最初から圧倒的な無敗状態で優勝したわけではない。ステージ1Aでは韓国に1−3、スウェーデンに2−3で敗れており、グループ内では3位だった。

それでも決勝トーナメントに入ると、オーストラリアを3−0、ルーマニアを3−1、韓国を3−0、フランスを3−1で撃破。最後は日本にも3−0で勝利した。

特に準決勝のフランス戦は、中国の立て直しを象徴する試合だった。梁靖崑がアレクシス・ルブランに追い込まれながら逆転勝利し、王楚欽もフェリックス・ルブランを破って決勝進出を決めた。グループ戦での敗北を引きずらず、勝負どころで修正できることが中国の大きな強みだった。

日本と中国の決勝で見えた違い

今回の決勝で注目したいのは、単純な選手個人のランキングだけではなく、対戦順の組み立てだ。

中国は第1試合に梁靖崑を起用した。ITTFの大会レポートによると、梁は張本との相性の良さを評価され、先鋒に配置された。さらに第3試合では、張本との対戦を避けながら戸上との相性を生かせるよう、林詩棟を配置したという。

つまり、中国は選手の能力を並べるだけでなく、相手の主力選手との相性まで考慮してオーダーを組んでいた。団体戦では、世界ランキング上位の選手をそろえることに加えて、どの選手をどの順番で起用するかが勝敗を左右する。

日本も準決勝までは張本、松島、戸上の3人が高いパフォーマンスを発揮していた。しかし、決勝では中国の対策と試合中の修正力が上回った。この差は、今後の国際大会で日本が改善を目指すべきポイントでもある。

【テレビ東京・U-NEXT・卓球TV】世界卓球2026男子の放送と配信

世界卓球2026男子

世界卓球2026ロンドン大会の日本戦を視聴する主な方法は、テレビ東京系列、BSテレ東、U-NEXTだった。テレビ東京が2026年4月16日に発表した大会案内では、日本代表の試合をU-NEXTで独占ライブ配信し、テレビ東京系列とBSテレ東でも連日放送すると案内されていた。

放送・配信サービスの違い
サービス 大会期間中の視聴内容
テレビ東京系列 日本代表戦を中心に地上波放送
BSテレ東 日本代表戦などを放送
U-NEXT 日本代表戦を独占ライブ配信
テレ東卓球チャンネル(YouTube) 外国勢同士の試合など一部を配信
卓球TV 日本代表国内選考会などの一部試合を配信

特に注意したいのが、U-NEXTと卓球TVの違いだ。

日本卓球協会が案内している「卓球TV」は、国内大会や代表選考会などのライブ配信・見逃し配信を提供するサービス。2026年2月の世界卓球日本代表国内選考会では、テレビ東京のYouTubeチャンネルと卓球TVによる一部試合のライブ配信が行われた。

一方、ロンドンで開催された世界卓球本大会の日本戦については、テレビ東京がU-NEXTでの独占ライブ配信を発表していた。したがって、国内選考会の配信情報と、世界卓球本大会の配信情報を混同しないことが大切だ。

2026年11月現在、見逃し配信はどうなっている?

世界卓球2026はすでに5月10日に終了しているため、当時のライブ配信と現在のアーカイブ視聴は分けて考える必要がある。大会期間中にU-NEXTで日本戦がライブ配信されたことは公式発表で確認できるが、全試合の見逃し配信が現在も視聴できるとは限らない。

なお、U-NEXTは2026年11月4日の発表で、テレビ東京とのパートナーシップにより、ITTF・WTT主催の国際卓球大会を2028年12月まで継続的にライブ配信する方針を案内している。今後の卓球国際大会を追う場合は、U-NEXTの配信予定とテレビ東京卓球NEWSの大会情報を確認するとよい。

【プロの結論】世界卓球2026男子の準優勝から見える日本の課題

日本男子の準優勝は、単に決勝で中国に負けたという結果だけで評価すべきではない。大会全体を振り返ると、日本の現在地と今後の強化ポイントが具体的に見えてくる。

1.張本智和に続く得点源を増やすこと

張本智和はドイツ戦や台湾戦で重要な勝利を挙げ、エースとしての責任を果たした。一方、決勝では梁靖崑に2ゲームを先取しながら逆転を許した。

エースが勝つことだけに依存するのではなく、松島輝空や戸上隼輔が中国の主力から勝利を挙げられるようになることが、団体戦で世界一を目指すうえで重要になる。

2.松島輝空の経験を次の成長につなげる

松島はドイツ戦で邱党に勝ち、台湾との準決勝でも3−0の勝利を収めた。世界のトップ選手と対戦しながら、自分の攻撃力を発揮できる場面を増やしている。

決勝の王楚欽戦では第1ゲームを取ったものの、相手の修正に対応できず逆転された。この経験は、今後の国際大会で試合中の戦術変更に対応する力を磨くうえで大きな材料となる。

3.団体戦では5人全員の起用方法が重要

日本代表には張本、松島、戸上だけでなく、宇田幸矢と篠塚大登も登録されていた。今大会の決勝トーナメントでは主に前者3人が出場したが、長い大会を勝ち抜くには控え選手を含めたチーム全体の準備が欠かせない。

中国も向鵬、周啓豪を含む5人で大会に臨んだ。控え選手が日々の練習やチームの雰囲気づくりに関わり、出場選手を支える体制が整っていた点も見逃せない。

よくある誤解と実際の結果

- 誤解:日本は中国に一方的に負けた。
実際:団体戦では0−3だったが、張本は2ゲームを先取して第5ゲームまで競り合い、松島も王楚欽から第1ゲームを奪った。

- 誤解:中国は大会を通して無敗だった。
実際:中国はステージ1Aで韓国とスウェーデンに敗れている。決勝トーナメントで立て直したことが優勝につながった。

- 誤解:日本代表5人全員が決勝に出場した。
実際:決勝でプレーしたのは張本、松島、戸上の3人。宇田と篠塚は登録メンバーだった。

準優勝という結果には悔しさが残る。しかし、ドイツへの雪辱、台湾との準決勝での完勝、そして中国との決勝で得た課題を一つずつ検証すれば、日本男子の次の強化につながる材料は多い。

【世界卓球2026男子】に関するよくある質問(FAQ)

Q1:世界卓球2026男子団体の優勝国はどこですか?
A1:中国です。2026年5月10日の決勝で日本を3−0で破り、男子団体では大会史上最多となる24回目の世界タイトルを獲得しました。日本は銀メダル、フランスとチャイニーズタイペイが銅メダルです。

Q2:世界卓球2026の男子日本代表メンバー5人は誰ですか?
A2:張本智和、松島輝空、宇田幸矢、戸上隼輔、篠塚大登です。決勝では張本、松島、戸上の3選手が出場しました。

Q3:世界卓球2026男子の決勝はどこで視聴できましたか?
A3:大会期間中はテレビ東京系列とBSテレ東で放送され、日本代表戦はU-NEXTで独占ライブ配信されました。テレ東卓球チャンネル(YouTube)では一部の外国勢同士の試合も配信されました。現在の見逃し配信については、各サービスの配信状況を確認してください。

Q4:日本は決勝までにどの国と対戦しましたか?
A4:ステージ1Aではドイツ、チャイニーズタイペイ、フランスと対戦。その後、決勝トーナメントではベルギー、カザフスタン、ドイツ、チャイニーズタイペイを破り、決勝で中国と対戦しました。

Q5:張本智和は中国との決勝で勝ちましたか?
A5:第1試合で梁靖崑と対戦し、2ゲームを先取しましたが、最終的には2−3で敗れました。第5ゲームでは8−3とリードしていたものの、梁に逆転を許しました。

Q6:中国代表の決勝メンバーは誰でしたか?
A6:決勝で出場したのは梁靖崑、王楚欽、林詩棟の3選手です。大会登録メンバーには向鵬と周啓豪も含まれていました。

世界卓球2026ロンドン大会の男子団体は、日本が決勝で中国に0−3で敗れ、準優勝という結果に終わった。張本智和、松島輝空、戸上隼輔を中心とした日本は、ドイツへの雪辱やチャイニーズタイペイとの準決勝での完勝など、世界トップレベルの実力を示した。

一方、中国はグループ戦での敗北を乗り越え、決勝トーナメントでチームを立て直した。梁靖崑の逆転勝利、王楚欽の安定感、林詩棟の戦術的な起用が重なり、24回目の男子世界タイトルを手にした。

今回の大会で日本が持ち帰った最大の課題は、中国の選手個々の技術だけでなく、試合中の修正力、対戦順の組み立て、勝負どころでの精神的な強さにどう対抗するかという点にある。

日本の準優勝は、世界一との差を具体的に把握できた大会でもあった。張本智和の経験、松島輝空の成長、戸上隼輔の勝負強さに、宇田幸矢と篠塚大登を含む5人全体の競争力が加われば、次の世界大会で中国に再び挑むための大きな力になる。

100周年のロンドンで刻まれた銀メダル。その悔しさを次の挑戦につなげられるか、日本男子の今後に注目したい。

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倉持 玲奈

テクノロジー分野を担当。一次情報(公式発表・公式サイト)と発表日を必ず確認し、推測は推測と明記する編集方針に従っています。

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