帝京大可児の進路を考えるうえで注目したいのは、大学進学とプロサッカーという複数の選択肢があることだ。
クラブ公式プロフィールには、卒業生の主な進路として国公立大学、難関私立大学、スポーツ系大学などが掲載されている。
主な大学進学先公式プロフィールに掲載されている大学には、次のような学校がある。
| 分類 | 主な大学 |
|---|---|
| 国公立 | 名古屋大学、名古屋工業大学、岐阜大学、三重大学、筑波大学、神戸大学、広島大学 |
| 関東私立 | 早稲田大学、慶應義塾大学、明治大学、青山学院大学、立教大学、中央大学、法政大学 |
| 関西私立 | 同志社大学、関西大学、関西学院大学、立命館大学、近畿大学 |
| 中部私立 | 南山大学、中京大学、名城大学、愛知大学、東海学園大学 |
ここで重要なのは、掲載されている大学がすべてサッカー推薦による進学先という意味ではないことだ。
あくまでクラブが紹介する卒業生の主な進路であり、個々の卒業生の進学理由や競技継続の有無は異なる。
サッカーの競技力だけでなく、卒業後の進路を考えられる環境があることは、部活動を選ぶ際の判断材料になる。
卒業生・鈴木淳之介選手が2026年W杯日本代表に招集
FCコペンハーゲン所属
帝京大学可児高校の卒業生。2026年5月15日、北中米ワールドカップの日本代表に招集された。
学校公式発表によると、鈴木選手はデンマークのFCコペンハーゲンに所属しており、帝京大学可児サッカー部出身者として初めてワールドカップ日本代表に招集された選手となった。
また、岐阜県出身者としても初めての同大会日本代表招集と紹介されている。
この事例は、帝京大可児の卒業後の進路を考えるうえで大きな意味を持つ。
大学進学だけでなく、プロとして国内外のクラブで活躍し、日本代表を目指す道もあることを示したからだ。
ただし、すべての部員がプロを目指す必要はない。大学進学を含め、自分の能力や目標に合った進路を考えることが大切になる。
【プロの結論】帝京可児サッカー部を評価するときの判断基準

帝京大可児の2026年の状況を整理すると、評価すべき要点は大きく3つに分かれる。
第一に、岐阜県内での継続的な競争力。
選手権7連覇、インターハイ県大会5連覇という実績は、長期間にわたって強豪の地位を維持してきた証拠だ。
第二に、東海地区での実力。
プリンスリーグ東海で第15節終了時点5位という結果は、県内の大会成績だけでは分からない実力を判断する材料になる。
第三に、育成と進路の幅。
中学・高校・女子の各カテゴリーが存在し、人工芝グラウンドや学年別選手名簿、大学進学先の情報も公開されている。鈴木淳之介選手の日本代表招集も、卒業後の可能性を示す具体例だ。
一方、全国大会では初戦敗退も経験している。県内での優勝回数だけを見て、全国でも常に勝ち上がれると判断するのは早い。
入部・進学を検討する際の判断基準- 競技力向上を重視する人: 強豪校とのリーグ戦や全国大会を目指す環境を求める場合、検討する価値がある。
- 中学から継続的に競技したい人: 中学・高校の両カテゴリーがある点が魅力になる。
- 勉強とサッカーを両立したい人: 大学進学実績や学校の教育方針も含めて判断したい。
- プロを目指す人: 強豪との試合経験だけでなく、出場機会、ポジション争い、個人の成長環境を確認したい。
特に大切なのは、部員数の多さと自分が試合に出られる可能性を分けて考えることだ。
強豪校に所属すること自体が目標になってしまうと、入部後のミスマッチにつながる。練習体験会では指導方針、練習の強度、選手同士の競争環境を自分の目で確かめたい。
【帝京可児サッカーに関するよくある質問(FAQ)】
Q1:2026年の帝京大可児と中京高校の試合結果は?
10月31日の第105回全国高校サッカー選手権岐阜県大会準決勝で、帝京大可児が中京高校に3-0で勝利した。決勝の相手は美濃加茂高校で、11月7日に開催予定となっている。
Q2:帝京大学可児はプリンスリーグ東海で何位?
2026年度の第15節終了時点で5位。15試合で7勝3分5敗、勝ち点24、得失点差はプラス3となっている。
Q3:2026年度の帝京可児サッカー部の部員数は?
クラブ公式プロフィールでは、高校男子122名(マネージャー2名を含む)、高校女子31名、中学52名と紹介されている。
Q4:TECOフィールドとけやきフィールドの違いは?
TECOフィールドは学校敷地内にある人工芝グラウンド。けやきフィールドは可児市皐ケ丘にある人工芝グラウンドで、高校男子の活動場所の一つとなっている。
Q5:帝京大学可児サッカー部の卒業生の進路は?
名古屋大学、岐阜大学、筑波大学、早稲田大学、慶應義塾大学、同志社大学など、幅広い大学への進路が掲載されている。また、卒業生の鈴木淳之介選手はFCコペンハーゲン所属で、2026年の日本代表に招集された。
2026年の帝京大学可児サッカー部は、男子高校サッカー部の県大会決勝進出を筆頭に、プリンスリーグ東海、中学サッカー部、女子サッカー部それぞれが競技活動を続けている。
特に注目したいのは次の5点だ。
1. 選手権岐阜県大会準決勝で中京に3-0で勝利。
2. 11月7日の決勝で美濃加茂と対戦予定。
3. プリンスリーグ東海では第15節終了時点で5位。
4. 中学男子は東海大会3位、全国中学校大会にも出場。
5. 卒業生の鈴木淳之介選手が2026年W杯日本代表に招集。
帝京大可児の魅力は、県大会での優勝実績だけではない。中高一貫の育成体制、男女それぞれの強化活動、充実した練習環境、大学進学やプロにつながる卒業後の選択肢まで、幅広い基盤を持っている。
2026年11月7日の選手権岐阜県大会決勝は、8連覇と13回目の全国大会出場を懸けた重要な一戦となる。 岐阜県の高校サッカーを代表する存在として、帝京大可児が次の歴史を刻めるか。その結果と、次の世代を担う選手たちの成長に注目したい。