グループFの最終順位は、オランダが勝ち点7で1位、日本が勝ち点5で2位、スウェーデンが勝ち点4で3位、チュニジアが勝ち点0で4位となった。
注目したいのは、スウェーデンも3位ながら決勝トーナメントに進出したことだ。2026年大会では、12グループの上位2チームに加えて、3位チームのうち成績上位8チームにもラウンド32への出場権が与えられた。
グループFの4チームの対戦関係を整理すると、次のようになる。
- オランダ: 日本と引き分け、スウェーデンに5-1、チュニジアに3-1で勝利。勝ち点7で首位。
- 日本: オランダと2-2、チュニジアに4-0で勝利、スウェーデンと1-1。勝ち点5で2位。
- スウェーデン: チュニジアに5-1で勝利、オランダに1-5で敗れ、日本と1-1。勝ち点4で3位。
- チュニジア: スウェーデンに1-5、日本に0-4、オランダに1-3で敗れ、勝ち点0。
日本が無敗でグループステージを終えた一方、オランダは勝ち点7を獲得して首位通過。スウェーデンも3位通過を果たしたが、ラウンド32でフランスに0-3で敗れた。
この結果からも、2026年大会ではグループ3位の順位だけで敗退が決まるわけではないことが分かる。勝ち点だけでなく、得失点差や他グループの成績も突破の可能性を左右した。
【決勝トーナメント日程】ラウンド32からスペイン優勝までの全結果

グループステージを突破した32チームは、6月28日から始まったラウンド32に進出した。ここからは一発勝負のノックアウト方式となり、引き分けの場合は延長戦、必要に応じてPK戦で勝敗を決める。
ラウンド32:6月28日~7月3日6月28日
- 南アフリカ 0-1 カナダ(ロサンゼルス・スタジアム)
6月29日
- ドイツ 1-1 パラグアイ(PK戦3-4、ボストン・スタジアム)
- オランダ 1-1 モロッコ(PK戦2-3、モンテレイ・スタジアム)
- ブラジル 2-1 日本(ヒューストン・スタジアム)
6月30日
- フランス 3-0 スウェーデン(ニューヨーク・ニュージャージー・スタジアム)
- コートジボワール 1-2 ノルウェー(ダラス・スタジアム)
- メキシコ 2-0 エクアドル(メキシコシティ・スタジアム)
7月1日
- イングランド 2-1 コンゴ民主共和国(アトランタ・スタジアム)
- アメリカ 2-0 ボスニア・ヘルツェゴビナ(サンフランシスコ・ベイエリア・スタジアム)
- ベルギー 3-2 セネガル(延長戦、シアトル・スタジアム)
7月2日
- ポルトガル 2-1 クロアチア(トロント・スタジアム)
- スペイン 3-0 オーストリア(ロサンゼルス・スタジアム)
- スイス 2-0 アルジェリア(BCプレイス・バンクーバー)
7月3日
- アルゼンチン 3-2 カーボベルデ(延長戦、マイアミ・スタジアム)
- コロンビア 1-0 ガーナ(カンザスシティ・スタジアム)
- オーストラリア 1-1 エジプト(PK戦2-4、ダラス・スタジアム)
日本代表は6月29日のブラジル戦で敗退した。前半29分に佐野海舟が先制点を決めたものの、後半にカゼミーロ、ガブリエウ・マルティネッリの得点を許し、1-2で逆転負けを喫した。
グループステージを無敗で突破した日本にとって、ブラジル戦は大会を通じた大きな山場だった。先制に成功しながらも、強豪国の攻撃を最後まで抑えきれなかった。
ラウンド16:7月4日~7日7月4日
- パラグアイ 0-1 フランス(フィラデルフィア・スタジアム)
- カナダ 0-3 モロッコ(ヒューストン・スタジアム)
7月5日
- ブラジル 1-2 ノルウェー(ニューヨーク・ニュージャージー・スタジアム)
- メキシコ 2-3 イングランド(メキシコシティ・スタジアム)
7月6日
- ポルトガル 0-1 スペイン(ダラス・スタジアム)
- アメリカ 1-4 ベルギー(シアトル・スタジアム)
7月7日
- アルゼンチン 3-2 エジプト(アトランタ・スタジアム)
- スイス 0-0 コロンビア(PK戦4-3、BCプレイス・バンクーバー)
このラウンドでは、ブラジルがノルウェーに敗れる波乱も起きた。スペインはポルトガルとの強豪対決を1-0で制し、準々決勝へ進出。アルゼンチンもエジプトとの接戦を制した。
準々決勝:7月9日~11日- 7月9日: フランス 2-0 モロッコ(ボストン・スタジアム)
- 7月10日: スペイン 2-1 ベルギー(ロサンゼルス・スタジアム)
- 7月11日: ノルウェー 1-2 イングランド(延長戦、マイアミ・スタジアム)
- 7月11日: アルゼンチン 3-1 スイス(延長戦、カンザスシティ・スタジアム)
準々決勝では、フランスとスペインがそれぞれ無失点で勝利。イングランドとアルゼンチンも延長戦を制し、準決勝進出を決めた。
準決勝:7月14日・15日- 7月14日: フランス 0-2 スペイン(ダラス・スタジアム)
- 7月15日: イングランド 1-2 アルゼンチン(アトランタ・スタジアム)
スペインはフランスを2-0で下し、決勝進出を決定。もう一方の準決勝ではアルゼンチンがイングランドとの接戦を制し、最後のタイトル争いに名乗りを上げた。
3位決定戦・決勝:7月18日・19日7月18日の3位決定戦では、フランスとイングランドが対戦。両チームが得点を重ねる展開となり、イングランドが6-4で勝利して3位に入った。
そして7月19日、ニューヨーク・ニュージャージー・スタジアムで大会最後の試合となる決勝戦が開催された。
対戦カードはスペイン対アルゼンチン。90分を終えて0-0のまま延長戦に突入し、106分にフェラン・トーレスが決勝ゴールを記録。スペインが1-0で勝利し、2度目のFIFAワールドカップ優勝を果たした。
FIFAが7月19日に公表した大会総括によると、今大会の総観客数は6,810,966人。全104試合で308ゴールが生まれた。3か国共催、48チーム制という新しい大会の規模を数字でも示す結果となった。
【開催都市と全会場】カナダ・メキシコ・アメリカの16都市
2026年大会のもう一つの特徴は、3か国16都市に会場が分散したことだ。カナダが2都市、メキシコが3都市、アメリカが11都市を担当した。
カナダの開催都市- トロント
- バンクーバー
- メキシコシティ
- グアダラハラ
- モンテレイ
- アトランタ
- ボストン
- ダラス
- ヒューストン
- カンザスシティ
- ロサンゼルス
- マイアミ
- ニューヨーク・ニュージャージー
- フィラデルフィア
- サンフランシスコ・ベイエリア
- シアトル
日本代表がグループステージで使用したのは、ダラスとモンテレイの2会場だった。ラウンド32のブラジル戦はヒューストンで行われている。
複数の国と都市を移動する大会では、選手の移動距離や気候、時差、休養日数も試合環境を左右する。特に日本から観戦するファンにとっては、現地の開催日と日本時間のキックオフ日を区別する必要があった。
なお、FIFAの公式記録では、今大会は16会場を使用。開催地が広範囲に及ぶため、会場名だけでなく都市名と現地時間をセットで確認することが、試合日程を把握するうえで役立つ。
【プロの結論】2026年大会で押さえたい新ルールと日程の見方
2026年大会を振り返る際に重要なのは、単純に出場国が増えただけではなく、決勝までの試合数と大会の進行方式そのものが変わった点だ。
48チーム制で何が変わったのか従来の32チーム制では、グループステージを突破した16チームがラウンド16に進んでいた。2026年大会では48チームが12グループに分かれ、上位2チームと成績上位の3位8チーム、合計32チームが決勝トーナメントに進出する。
そのため、従来の大会にはなかったラウンド32が追加された。決勝まで勝ち進むチームは、従来より多くの試合を戦う構造になっている。
グループステージで3位になっても突破の可能性がある一方、決勝トーナメントでは一度の敗戦が敗退につながる。グループ戦とノックアウト戦では、勝ち点の考え方や試合の重要性が大きく異なる。
日本時間で日程を確認するときの注意点北米と日本には大きな時差がある。例えば、現地6月14日のオランダ対日本は、日本時間では6月15日午前5時だった。
同様に、チュニジア戦は日本時間6月21日午後1時、スウェーデン戦は6月26日午前8時。ラウンド32のブラジル戦も、日本時間では6月30日午前2時に相当する。
大会開催日を検索するときは、FIFAの現地日付と日本のテレビ・配信視聴時間を混同しないことが大切だ。過去の試合結果を調べる場合も、現地日付を基準にした公式記録と日本時間の記録で日付が1日ずれている場合がある。
どの情報を優先して確認すべきか- 公式日程・試合結果: FIFAの大会記録を優先する。
- 日本代表の試合経過: JFAのSAMURAI BLUE公式記録を確認する。
- 日本時間のキックオフ: 現地時刻と時差を照合する。
- 決勝トーナメントの進出状況: グループ順位だけでなく、3位チームの成績も確認する。
- 過去の試合日程: 予定表と実際の試合結果を区別する。
特に注意したいのは、試合前に掲載された予定表と、終了後に更新された結果一覧の違いだ。大会終了後に日程を振り返るなら、結果が確定したFIFAの公式記録を基準にするのが確実である。
【ワールドカップ2026の日程と結果】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:サッカーワールドカップ2026はいつ開幕し、いつ決勝を迎えた?
A1:2026年6月11日にメキシコ対南アフリカ戦で開幕し、7月19日に決勝戦が行われた。スペインがアルゼンチンを延長戦の末に1-0で破り、優勝した。
Q2:2026年ワールドカップは全部で何試合開催された?
A2:48チームが参加し、全104試合が行われた。グループステージ72試合、ラウンド32が16試合、ラウンド16が8試合、準々決勝4試合、準決勝2試合、3位決定戦1試合、決勝1試合という内訳だ。
Q3:日本代表のグループFの対戦相手は?
A3:オランダ、チュニジア、スウェーデンの3チーム。日本はオランダと2-2、チュニジアに4-0、スウェーデンと1-1で、1勝2分けのグループ2位だった。
Q4:日本対オランダは日本時間で何月何日の何時だった?
A4:日本時間2026年6月15日午前5時にキックオフした。現地ダラスでは6月14日午後3時の開催だった。
Q5:日本対チュニジアは何時に開催された?
A5:現地時間6月20日午後10時、日本時間では6月21日午後1時に開催された。日本は4-0で勝利し、鎌田大地、上田綺世、伊東純也が得点した。
Q6:日本代表はワールドカップ2026でどこまで進んだ?
A6:グループFを2位で通過し、ラウンド32に進出した。6月29日のブラジル戦で1-2と敗れ、ベスト16進出はならなかった。
Q7:ワールドカップ2026の優勝国と準優勝国は?
A7:優勝はスペイン、準優勝はアルゼンチン。7月19日の決勝は延長戦に入り、フェラン・トーレスの106分のゴールでスペインが1-0の勝利を収めた。
2026年のサッカーワールドカップは、6月11日から7月19日までカナダ・メキシコ・アメリカの3か国で開催され、48チームによる全104試合が終了した。
日本代表はグループFでオランダ、チュニジア、スウェーデンと対戦し、1勝2分けで2位通過。ラウンド32ではブラジルに1-2で敗れたものの、強豪オランダとの引き分けやチュニジア戦の4得点など、印象的な試合を残した。
大会の頂点に立ったのはスペイン。アルゼンチンとの決勝を1-0で制し、2度目の世界王者となった。3か国共催、48チーム制、全104試合という新しい大会方式は、ワールドカップの歴史に大きな転換点を刻んだ。
大会の全容を振り返る際は、現地日付、日本時間、試合結果、開催都市を分けて確認することが大切だ。日本代表の戦いを含め、2026年大会の記録は次回大会を楽しむための重要な比較材料にもなる。