ブルワーズとカージナルスの差は、直接対決だけに表れたものではない。162試合を戦ったレギュラーシーズン全体の成績にも、明確な違いがあった。
ナ・リーグ中地区の最終順位2026年のナ・リーグ中地区の最終順位は以下の通り。
1. ミルウォーキー・ブルワーズ:103勝59敗
2. シカゴ・カブス:89勝73敗
3. ピッツバーグ・パイレーツ:82勝80敗
4. セントルイス・カージナルス:77勝85敗
5. シンシナティ・レッズ:75勝87敗
ブルワーズは103勝を挙げて地区優勝。2位カブスに14ゲーム差をつけた。
一方、カージナルスは77勝85敗で4位。地区首位のブルワーズとは26ゲーム差だった。
ブルワーズとカージナルスのシーズン成績比較両チームの攻撃力と投手力を比較すると、順位の差につながった要素が見えてくる。
ブルワーズの2026年シーズン成績
- 162試合:103勝59敗
- 勝率:.636
- 総得点:832
- 総失点:618
- 得失点差:+214
- 打率:.258
- 出塁率:.341
- 長打率:.403
- チーム防御率:3.51
カージナルスの2026年シーズン成績
- 162試合:77勝85敗
- 勝率:.475
- 総得点:720
- 総失点:749
- 得失点差:-29
- 打率:.239
- 出塁率:.313
- 長打率:.378
- チーム防御率:4.27
この比較で特に重要なのが、得失点差だ。
ブルワーズは832得点に対して618失点。攻撃で得点を重ねる一方、失点を抑えることにも成功していた。
対するカージナルスは720得点、749失点。得点より失点が29点多く、シーズン全体でも苦しい試合が続いたことが数字に表れている。
チーム防御率にも0.76の差がある。ブルワーズが3.51だったのに対し、カージナルスは4.27だった。
つまり、ブルワーズの強さは打線だけに依存したものではない。攻撃と投手力の両面でカージナルスを上回っていた。
11勝2敗とシーズン103勝はどう結び付く?直接対決の勝率84.6%と、レギュラーシーズン全体の勝率63.6%を比較すると、カージナルスとの対戦がブルワーズにとって特に好結果を残したカードだったことが分かる。
ただし、13試合の結果だけでチームの実力を判断するのは適切ではない。
ブルワーズはカージナルス以外のチームとの試合でも安定した結果を残し、103勝という成績を記録した。実際、2026年のMLB全30球団でも最高のレギュラーシーズン成績だった。
【最終3連戦を深掘り】9月25日・26日・27日の勝敗を左右したプレー

2026年の対戦を象徴するのが、9月最後の3試合だ。
3試合ともブルワーズが勝利したが、それぞれ試合展開は異なっていた。
9月25日:8対4で先勝初戦はブルワーズが8対4で勝利した。
MLB公式の試合記録によると、ブルワーズのブレイク・ガサーは6イニングを投げて1自責点、9奪三振を記録。打線ではブライス・トゥラングが5打数3安打、二塁打2本、3打点と活躍した。
カージナルスも本塁打3本を放ったが、ブルワーズの12安打を上回ることはできなかった。
9月26日:3対2の接戦を制する第2戦は、カージナルスが2回と3回に得点し、先に2点を奪った。
しかし、ブルワーズは3回に1点を返すと、5回にトゥラングの2ラン本塁打で逆転。そのまま3対2で逃げ切った。
トゥラングはこの試合でも重要な場面で結果を残し、ブルワーズの連勝に貢献している。
投手陣も終盤のリードを守り、1点差の試合を勝利につなげた。
9月27日:6対4で最終戦を勝利最終戦はブルワーズが序盤から主導権を握った。
1回にジャクソン・チョウリオ、トゥラング、クリスチャン・イエリッチの適時打で3点。3回にはゲーリー・サンチェスの2ラン本塁打、4回にはチョウリオの適時打で追加点を挙げた。
4回終了時点で6対0。カージナルスは8回にレオ・ベルナルの3ラン本塁打などで4点を返したが、最後まで追いつけなかった。
最終的に6対4でブルワーズが勝利。ミジオロウスキーが勝利投手、パランテが敗戦投手となり、シェーン・ドローランがセーブを記録した。
この3試合を通じて、ブルワーズは大量得点の試合、1点差の試合、終盤に追い上げられた試合のすべてで勝利した。
最終3連戦の3連勝は、2026年の直接対決11勝2敗を締めくくる結果となった。
【プロの結論】ブルワーズの11勝2敗は投打の総合力を示す結果
2026年のブルワーズ対カージナルスを分析すると、押さえておきたい要点は3つある。
1.直接対決の数字だけでなく、シーズン全体の成績も比較する。
11勝2敗という結果は圧倒的だが、103勝59敗と77勝85敗というシーズン全体の数字を合わせて見ることで、両チームの実力差をより正確に理解できる。
2.ホームとアウェーの両方で勝ち越したことに注目する。
ブルワーズはアメリカンファミリー・フィールドで6戦全勝。ブッシュ・スタジアムでも5勝2敗だった。ホームの利点だけでは説明できない安定感があった。
3.得点力と投手力を別々に評価する。
ブルワーズはシーズン832得点、618失点。カージナルスは720得点、749失点だった。得点力に加えて失点を抑える能力も、最終的な順位の違いに結び付いた。
なお、ブルワーズはレギュラーシーズン終了後も勝ち進み、10月15日にドジャースをナ・リーグ優勝決定シリーズでスイープしてリーグ優勝。10月28日にはタンパベイ・レイズを破り、球団史上初のワールドシリーズ制覇を達成した。
2026年はブルワーズにとって、地区優勝だけでなく球団の歴史を変えるシーズンとなった。
【ブルワーズ対カージナルス】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:2026年のブルワーズ対カージナルスの試合結果は?
A1:2026年のレギュラーシーズン全13試合で、ブルワーズが11勝2敗だった。勝率は84.6%で、得点合計も66対37とブルワーズが上回った。
Q2:2026年9月27日の試合結果は?
A2:9月27日はブルワーズがカージナルスに6対4で勝利した。ジェイコブ・ミジオロウスキーが勝利投手となり、シーズン最後の直接対決を白星で締めくくった。
Q3:9月最終3連戦の結果は?
A3:9月25日は8対4、26日は3対2、27日は6対4で、ブルワーズが3連勝した。会場はいずれもアメリカンファミリー・フィールドだった。
Q4:ブッシュ・スタジアムでの対戦成績は?
A4:2026年は7試合が行われ、ブルワーズが5勝2敗だった。5月4日と7月8日の2試合ではカージナルスが勝利している。
Q5:2026年のナ・リーグ中地区でブルワーズとカージナルスは何位だった?
A5:ブルワーズは103勝59敗で1位、カージナルスは77勝85敗で4位だった。両チームのゲーム差は26だった。
Q6:2026年の直接対決はすべて終了している?
A6:終了している。最後の対戦は2026年9月27日で、全13試合がレギュラーシーズン中に実施された。
2026年のブルワーズ対カージナルスは、全13試合でブルワーズが11勝2敗という結果に終わった。
5月と7月はそれぞれ4勝1敗、9月は3勝0敗。特にアメリカンファミリー・フィールドでは6戦全勝を記録し、ブッシュ・スタジアムでも勝ち越した。
シーズン全体ではブルワーズが103勝59敗でナ・リーグ中地区優勝、カージナルスは77勝85敗で4位。得点、失点、打率、投手成績を比較してもブルワーズが優位だった。
さらにブルワーズは2026年のワールドシリーズも制覇。11勝2敗という直接対決の数字は、球団史上初の世界一につながった充実したシーズンを象徴する記録の一つとなった。
今後の両チームの対戦を見る際も、単発の試合結果だけでなく、投打のシーズン成績、球場別の勝敗、直近の対戦内容を合わせて比較することが、試合の流れを正しく理解するポイントになる。